ぐ戒

フランスの講義室みたいなところで待っていろと言われたのでひな壇の一番前の椅子を並べて横たわっていたら陽気なナレーションと共に旅番組が始まって鉄道の街を紹介し始めたんだけどパレードもあるんだぜと言われてその気になっていたら乗る電車を教えてもらえたし早く乗りなと急かされて乗ったはいいものの広い連結部分にいる日本人の鉄道職員に座ってればよかったのになんでこっちに来たの吹雪いてるのにと言われて確かにそうだ雑誌が濡れたら大変だと同行者に抗議したけどそいつは時間がもったいなかったんだよと説明ししょうがないので猛吹雪の中回転する丸い床を攻略しつつ先へ進む夢を見た。最後のやつ、アクションゲームみたいだった。あと、本のページにねばつくインクが付いていて拭けばきれいになるものの複数ページに渡ってへばりついていてねばつくので拭くだけでページがクシャクシャになるしそのまんが雑誌自体も読めてなくて良くないと感じる夢を見た。これはおれのトラウマが反映されているな。あとあと、トイレの壁が全部なくなりましたと言われたのでどうするのと詰問したら作業員はあとで持ってくるというし一日か二日でなんとかなるのかと質問したらいや二十分で何とかなるとのことだったから逆に家族を呼んでこの珍しい状態を撮影させる夢を見た。この夢、自宅っぽかったんだけど雰囲気だけが自宅で、ほか全部モデルルームみたいな場所だったので奇妙過ぎてよく覚えている。
起きてインターネットニュースを見たら、間違いではあるんだけどイスラムに君臨するネタニヤフとか書いてあってめちゃくちゃ笑ってしまった、宗教的に完全にヤバい間違いだ。というか、しっかりした外国のニュースサイトなんだが英語から翻訳してもそうはならんだろと思うし、バイトがツイッターやってんのかなって感じだった。宗教のことほとんど分からんおれでもヤバいと分かる程度のヤバさだったし、何かがごちゃごちゃになって宗教戦争でも起こればいいのになと雑な感想を抱いた。あとウィンドウズアップデートのニュースを見たけど、おれ五月のやつで止めてあるんだよね、パソコンがぶっ壊れた悲しい思い出があるので。それを乗り越えようと夏に一度、強制的にウィンドウズアップデートのすべてを止めるアプリを解除したんだけど、何の反応もなかった。結局あれが何だったのかよく分かってない、おれのパソコンは低スペックだから、まだアップデートできるレベルにないと判断されているのだろうか。そしてそのニュースというのがアップデートに不具合がありましたというやつだったし、アップデートは事故が頻発しているとも書かれていたので、そうなるといつのタイミングなら安全にアップデートできるのか、マジで分からんということになってくる。
今日は出かけたんだけど先にコーヒーを作っていたらメモるのを忘れてしまってどこへ出かけたのかも忘れてしまった。まあ収穫があったらメモってるはずなのでおそらくは何も買っていないんだろう。それで帰宅してから即刻作ったコーヒーはブラジルのもの、これはうまくいったのでパンと一緒に至福の時間を過ごす。ついでにアイスも頂いた。それからインターネットニュースの続きを見ていたら、タイのパンダが竹を食って数歩歩いて死んだという記事があった、これはさすがタイだと思った、日本だとこんな直接的な書き方はせず、もうちょっとポエジーを際立たせてくるからな。おれはそういう、かわいそうだねとか美しいねみたいな詩情をニュースに求めていないので、こういう書き方を日本のメディアにもしてほしいんだよね。今一番それができているのは神戸新聞かな。あと夫婦げんかの鬱憤を晴らすために窓ガラスを素手で割って死んだみたいなニュースも良かった。日本だとこういうところボカすでしょ。ところで我が家のトイレが象の悲痛な鳴き声みたいな音を出すようになってから睡眠不足なんですよね、早く直してほしい。
セフレこと世界ふれあい街歩きはベルギーのブリュッセル。驚きの再訪問である。ベルギーろくに行ってないのにブリュッセルがかぶるってどういうことだ、ベルギーがつまらないと言いたいのかな。とにかく街へ出ると、電動キックボードでどんどん進んでいく外人がいる。映像を見た限りチャリより早いっぽいんだけど、あれって人間をはねて問題になったこととかないのかな。日本だと規制されそうだ。そして街路のベンチには面接準備野郎がいて、EUの仕事を所望しているとのこと、なぜならベルギーにはEUの本部があるから。で、また別の道にはチャリで引くタイプのカフェ屋台がある。収納にこだわっているらしい。そこを過ぎると道幅が広い通りになる。ここは何かというと王宮で、中から兵隊が出てきて整列していたりする。なぜかというとちょうど王様が帰ってきているから。当たり前だけど馬車とかではなくて黒塗りの車でやってくるんだな、旗が掲げられているときには王様が王宮にいるとのこと。別の場所にある街の噴水の前にはイケイケの高校生がいて、課外授業のついでに別の宮殿を紹介してくれる、なにか有名な作家の展覧会をやっているらしいが、ブリューゲルってピーテルさんかな、と思ってたらまさしくそうだった。このあとは世界遺産グランプラスの紹介。そこで結婚式を挙あげてて、黒人の女がホワワワワワってアフリカでよく聞くやつやってたんだけど、普通に手を口にカポカポさせてた、ああやってやるんだな。そんな市民に親しまれる遺産を持つベルギーにはヨーロッパの十字路たる誇りがあり、アール・ヌーヴォー様式の建築がそれに華を添えているらしい。それからヨーロッパではおなじみの虹色の横断歩道。LGBTというやつだ。その虹色に小児性愛者は含まれているのかな? などと考えていたらその次のシーンで小便小僧が出て来た。小児じゃん。また別の路地にはワールドミュージック流してる選挙のひとがいるけど、じぶんが立候補してるのかそれとも応援してるだけなのかはよく分からなかった。流してる音楽がインド・モロッコ・エジプトって、かたよってる気がするんだが。ここで高級チョコレート店に入りやがってやる気をなくすが、どうもこの店はプラリネの祖らしい。百グラムほしいと言ってきた客にその三倍の量が最低量だと告げていたのを見てしょうがないのかもしれんが殿様商売ではあるなと感じた。グルメコーナーはフライドポテトってことないだろ。漠然とした広い広場には秩序のないフリーマーケットがあった、価値のないものを売ってるってはっきり言うんだ、すごいな。そしてちょっとした店が立ち並ぶ通りに出ると、シャッターを洗う家族がいる、アジア系の顔だな、中国人かと予想したらなんとラオス人。珍しい奴らがいるな。それからさっきのフリーマーケットの話の続きで、そこからただで持ってきたと自慢する若者。泥棒ですかと身も蓋もない質問がなされていたが、なんとフリーマーケットで売れなかったものは放置していき、誰もが好き勝手持っていっていいことになっているとか。それで価値がないないものを売ってるってはっきり言えるんだな。そいつらはベルギーの野生オーケストラという奴らで、そのガラクタを使って自作楽器を生み出しまくっている。なるほど確かに自作だなと思えるクオリティーだが、音は割と鳴るのでひとりぐらい専門家がいるのかもしれない。ただ、メチャメチャ電子機器が置いてあったので若干おいおいと思った、思ったが録音用かもしれない。まあ自作楽器は総じて面白かったけど、打の率が高かったですね。寄り道コーナー、旧サントル運河、セフレではお馴染みの閘門が出てくる。ゆっくり上がるヌルい展開で、街歩きでもないのであまり書くことがない。最後跳ね橋を先に通る白鳥みたいなのにズームしたけど何も言わなかったし、本当にただ映しただけっぽかった。街歩きに戻ると、ちょっと昔に度々ニュースで話題になってた斧投げ屋さんが出てきた、まだあったのか……。おっさんは勝手に説明すんな! 黙って斧投げてろ!! と思ったが、おいおい、斧投げ屋さんで終わりだってよ、マジかよ……。一応スタッフロールで夜のグランプラスが出てくるも絡みは一切なし。普通以下でしたね。自作楽器は面白かったけどベルギー感ってものがなかったし。

起き抜けには、おれの部屋の本を掴んで倒しちゃったと謝られたのでなんでだよ苦痛を分割払いしてるのかなあおれの人生はよなどと愚痴っていたらじゃあ一括と分割どちらがいいかとか神様みたいな質問されたのでこいつ意味分かってんのかそんなの用途によるだろと思う夢を見た。苦痛を分割払いのくだりはマジでおれが言いそうなので困るが、まあおれの夢だからおれが言いそうなことを言っていても何も問題がないな。あと、雨が降らない限り出かけ続けると宣言したら保母ふたりにすごいと褒められまくる夢を見た。保母さんに褒められたい欲求か? おれはああいう流れの作品はそれほど好きじゃないのだが、しかし雨が降らない限り出かけ続けるのは当たり前だし、この面においてはやはり普段のおれが出ていると言わざるを得ないな。余りにも夢が思い出せなかったのでできるだけ脱力したらうっかりウトウトしてしまって、折り紙の蛇腹の夢と、もっと叩いてと依頼する夢を見た。どっちも覚えてないし後者は内容がひどい。
朝起きてとりあえず国旗を掲揚した。毎度言っているがこれは右翼的行動ではなくて天邪鬼的行動だ。相変わらず家の周りに国旗を掲げている家などひとつもない。みんな興味がないんだろうか、ないんだろうな、右翼とか左翼とかではなくて本当に興味がなくて、そもそも家に国旗がねえ家庭も多そう。でも家の中に国旗がないといざ上皇崩御したときとかに困るんじゃない? これは府警発言ではありませんが。国旗を掲げたあとは清らかな気持ちになったので、どこかでもらったイッセーミヤケのバンダナを洗浄していた。バンダナって色が出てくるから洗わずに使うことは自殺行為なのだが、このバンダナは真っ白に黒字でイッセーミヤケと書かれているだけなのでその必要がない、その必要はないがとりあえず洗った、黒いインキがドバーと出てきたら嫌なので。しかし、やはり、このバンダナは白すぎる。頭に巻いていたら患者っぽくなりそうだ。それで部屋に戻って雨雲レーダーを確認するとなんとなくヤバそう。今はまだだが午前中はにわか雨が降ったりしていたらしいので国旗が心配になる、心配な状況で国旗を掲げ続ける理由って何? 考えてみると不思議だったので早々と国旗を引き上げて室内掲揚にした。これには出かけてる途中に雨が降ったら困るという理由もあったんだが、それ以上に、その場合、おれ以外の家族全員が国旗に興味がないという理由から放置されることは確実だという理由がある。とにかく色々理由があった。国旗掲揚にはなんだかんだでリスクが伴う。
インターネットニュースを見ていると、千葉で屋根剥がれたひとたちはいっぱい報道してもらえてるようだった。被害を受けた当初はなんか報道が少ないと怒っていたけど、これで、本人たちが満足しているかどうかは別として要求は満たされたわけだ。おれはでも、そのニュースのあとに見た、家に車が突っ込んできてめちゃくちゃになった、というニュースとどうしても比較してしまう。多分このニュースは一日か二日報道されて終わりだろう。おれがこの被害者だったらそれこそブチ切れると思うんだよね、こっちはマジで報道されてないぞ、と。結局この辺が倫理の限界だろうし、おれがでかい災害より孤立した個人の打撃の方がより強い災害であると考える根拠でもある。ここまで考えて空を見ると暗い。めちゃめちゃ暗い。通り雨というレベルではなさそうなぐらい暗い。そこでさっきは国旗の話を出かける予定と結び付けて考えていたが、これはアレだ、出かけられないのでは? とビクビクし始めた。とにかくベトナムの死んだ新生児の遺体の運び屋のニュースを見てこころを落ち着けていたが、状況は何も変わらない、むしろ悪化している気がする。こうなるとイライラしてくるのがクロカワってもんだが、とりあえず意志を貫くため出かける準備をする。準備が完了して窓の外を見るとポタポタ降ってきている。おい、おいっ! ふざけているのか? 天気さん!?!? となって、すべてが終わってしまったので出かけるのをやめてしまった。
インターネットニュースに戻る。遅刻と残業の関係とか逆にしたまんががバズっているようだ。そういうのって古くからある行動で、二年ぐらい前も外国人に言わせる態で言及していたはずだ、日本人は出社に厳しく退社に甘い、逆なら云々みたいなやつ、外人に語らせるの好きなひとって一定数いますからね。そのように前からよく言われてることなんだが、やっぱりそこはまんがにするとバズり方が違うということなんだろう。しかし、「残業」と「遅刻」の捉えられ方が逆だったら、を考えても面白いけど、「労働」と「生殖」の捉えられ方が逆だったら、を考えても面白い!!! ということは言及しておかねばならない。これは単純な話で、生殖が義務だったら最悪だけど、じゃあなんで労働なら義務にしていいの? ってやつだ。労働の倫理が最悪だということが理解できるでしょ。労働が最悪なのってそれ以外にも風土的な面ってやつがあって、例えば説教野郎がいる、これは頼まれてもないのに説教を垂れる、昔からよくいるタイプのならず者だ。今の例でいうと労働をしてない者の前にしゃしゃり出て、労働をしてないと生活できなくて死ぬとか、世の中は厳しいなどといった漠然としたことを教えてくれ、じぶんだけで散々気持ちよくなって帰っていく。おれはこういう輩がこんな泥まみれの娯楽を弄んで喜んでいる姿を見ると本当に悲しいんだが、それはともかくとしても、世の中の厳しさを教えてくれる奴ってのは、これまでもこれからも世の中を生きやすくしてくれない奴だから、厳しさに打たれて真っ先に死ねって思っちゃうんだよな。だって何とかしてるひとは厳しさを教えるんじゃなくてその厳しさを俺がなんとかするとか言うでしょ。まあベーシックインカムがもらえるようになったらそんな娯楽的説教を受けてやってもいいけど、ベーシックインカムがもらえるようになったら世の中厳しくなくなるからそんな説教は存在できなくなっちゃうんだよね。

自転車で帰り道を走っていたらなんかガタガタするしまさかと思ってタイヤを触ってみたらパンクしていたので昔のバイト先に緊急に入って空気入れだけ借りようとしたら社長がいいひとなので張り切って自転車屋に聞きに行ってくれたけどもう十九時だししかもその店というのもコンテナみたいな外観だったので夜遅いからやってないというかそもそも潰れているのではと思ったりしたけど店主の家族とは連絡が取れたと言われたしこれって本当に今日中に何とかなるのかなと不安になったが社長は小川を見つめながら諦めていない様子だという夢を見た。この昔のバイト先っていうのが橋の下にあったんだけど、明らかにそんな場所にはなかった。記憶が活かされていない夢だな。起き抜けには、ネオンサインを操る少年に勝手に夢の内容を決められる夢を見た。これは完全に記憶にないし、しかも夢の中で夢の話をしている。
今日はそうしようとこころに決めていたので、本棚から捨てるべき本をセレクトしていた。集中してしまうと考えこんでしまうし、こういうときの集中は別に悪いというわけでもないんだが、捨てる本はあんまり考えて選びたくないんだよな、考え込んじゃうと、もともとが欲しいと思って買った本だから、どれも必要だということになるし。前回もそれで二冊ぐらいは捨てられなかったんだが、今回はそのうちの一冊を、特に中を確認することもなく捨てるゾーンに移動させた、そうすることに成功した。これもまたゴミ箱じゃなくてブックオフに捨てるからややこしいんだよな。ややこしくはあるがブックオフに捨てた方がマシなんだ、もう取り戻せなくなるから。ゴミ箱に捨てたり物置に一時保管ということにすると、あとで気になったときに拾い上げることができちゃうので良くない。そういった意味合いでは焼却炉が一番手っ取り早いし、おれは一時期何の気なしに欲しい欲しいと言っていたものだが、でっかい炎を発するものが敷地内にあるというのもそれはそれで怖いものだ。そうするとやはり一番マシなのはブックオフに捨てるという選択肢だろうな。売るとなると手間がかかる上、店内で再開する可能性がごくわずかながらあるので嫌なんだ。だってそれも取り戻すことが可能だし。そういうことを考えながら捨てるべき本をチョイスしていたわけではないが、捨てる本を抜くと当然本棚に隙間が空く、その隙間を埋めるように本棚を整理していたら、結局ただ本を捨てるより時間がかかってしまったので、なんなんだこの集中力はと、やはり集中力を敵視するハメになってしまった。
とりあえず捨てるべき本を汚してからブックオフへ。結局本は七冊捨てて、一応店内へ。見て回ったけど特に買うべきものはなかった。帰り道で酒屋に立ち寄ったけど、ここでも買いたいものは特になし。帰宅してパンとコーヒーを片手にペットボトル焼酎を飲むことにした。そういうときはストリートビューもやってるけど、外国の景色を見つつ、パソコンの背後にある窓の向こうにうっすらと見える化け物みたいなでかい月をも見る、というのは、酒が入っていることもあってなかなか良かった。そのあとにパリの古書店の話を読んだけど、読書スピードは少し落ちているみたいだった。
未だに黄金の便器が盗まれた話が報道されていて、金額から言えば確かに大事件なんだけどその便器という、わざとアーティストが下らなくするように意図したものが実際コソ泥という下らない存在に盗まれたという一連の流れがどうも滑稽なのでかわいそうに思えない。感覚としては人間の尻の穴に入れてでもコカインを取り引きしたがる悪人がいるぐらいだし、実際に排泄に使われた黄金の便器盗むぐらいわけないんだろうな。お金の問題とか結局どうなるんだろうね、そもそも、いちアーティストがどういう原資を使って黄金の便器なんていうおぞましく金がかかるものを作ったのか不明だし。夕飯食ってるときには、シュシュッて振ったらルービックキューブが揃う手品を見たけど、いやプレイしろやって思ってしまった。おれは遊びに対しては正直なので。深夜にはリリース行動をとった。

能力者学校で暴力を振るうゴリラみたいな女がいたんだけどついに死人が出たので二対二の決闘を申し込むことになりおれは成績優秀女とペアになり暴力女は弟を連れてきたんだけど弟もその女に虐げられているためアパートの廃墟から出てこないし戦力的には意味ない感じだったがゴリラ女ひとりだけで相当に強いし冷蔵庫落としという能力を使ってひたすら建物や生き物を破壊している中ついに成績優秀女が潰されてしまったかと思いきや女ではなく落ちてくる冷蔵庫の方を瞬間移動させて暴力女の真上に飛ばしたため見事にそいつを圧死させることに成功したしこれで弟の方はやる気がないから実質的に勝利だなと思っていたら弟が廃墟からゆらっと出てきてなぜか道端のインディアンが敬礼し始めたのでこいつひょっとしてと目を細めてみてみると主人公の守護霊を奪い取って自らのものとしていたのでヤバいぞと仲間に知らせる夢を見た。主人公云々って書いてあるってことは最終的には傍観者になったんだろうけど、決闘してるときは明らかに主観があったのでそれがどこから客観的目線になったのかよく覚えてない。あと、バスに乗ったらなんか今日は早い感じだったのでどうしてだろうと確認したらいつものバス停で停まってないしまさかと思って運転手に確認したら祝日シフトでおれの目的の学校の方へは一切行かないと言われたのでそれならせめて下ろしてくれと依頼したがそれも無理と断られる夢を見た。バスに乗らなくなってからかなり長い時間が経過するが、未だに目的地が違うとか降りられない的な軽い悪夢みたいなものを見るんだな。
今日もテレビやインターネットニュースが災害の話だらけだ。災害の話が大切なのは分かりますが、もうちょっとほかのニュースもやっていだたけないでしょうか、特に選択権のないテレビの方はさ。でその災害に対して国の動きが遅いって怒ってるひとは多いんだけど、ボランティアを募るな労働に対価を払えと怒っているひとってのはあんまりいないんだよな、おれにしてみたら労働システム全体に対する破壊行為だから後者の方が重要なんだが。彼らがボランティアである必要性って何? それが労働じゃいけない理由って何? 結局のところ自治体の人間が来たらそのひとたちは給料が支払われるんだし、緊急に必要な人員だとしたらなおさら金を払うべきだろう。とにかくボランティアはシステム破壊行為だと思っているので一刻も早く滅んでほしい、特に組織的ボランティアは。こういうときは日本のニュースにつかれてしまうので結局海外、というか東南アジアのニュースに逃げてしまう。東南アジアではウルトラマン仏陀が売れていたり、偽札の束がビャーと飛び出してる写真が撮影されていたりとかなり楽しそうではあった。その偽札自体の存在感もすごかったし。
今日は近所のブックオフに行った。前から売れ残っていた最新宇宙の本がまだ売れ残っていたので一冊購入、これは早く読まねばならないのだがまだ一ページも手を付けてない。リサイクルショップにはいい商品がなし、最後酒屋でバレンタインの売れ残りのチョコを二枚購入した。リサイクルショップさあ、店入ったときにいらっしゃいませを短縮し過ぎた形で「ッセーイ」て言うぐらいなら黙っといてくれや。魚市場かよここは。帰宅してからはいいコーヒーでいい酒を飲んだ。いい酒っていうのはウオッカのことなんですが。それでストリートビューにも興じたってワケ。
夜ごはん食べながらテレビ見てたら、ルンバの偽物の性能を証明するためにルンバの偽物の周りに迷路上に配置したドミノを並べるという残虐行為が行われていたのでゲラゲラ笑ってしまった。壁を作るなんてアメリカかよ。このようにルンバの偽物のツイートをしていたら、即刻ルンバの偽物の広告出てきたので引いてしまった、ベーシックインカムの話しまくってもベーシックインカムの広告とか出さねえのに……。クリックしたらベーシックインカムがもらえるようになる広告早く出してくれ。一刻も早く!! あとは地元ニュースを見てたら、山中温泉でAIが俳句を詠む、というおれ向きの話題が流れてきた。確かに面白いと思うが最初にAIが詠んだってバラした上で選者に評価させちゃフェアじゃないでしょ、全員の名前を伏せろや。あといい出来の俳句を人間が選んでいたし、それも正しいのかどうか。

簡易貯水池のコンクリートの坂にカエルがいて隣の奴が欲しがっていたけど手が届かないので定規でペンペンやってたらそのうち勝手に上がってきたけど踏んじゃいそうで怖かったしそのカエルを欲しがっていて奴は最終的に桃太郎っぽくしたいと言っていたのでそれは無理でしょそもそも桃太郎にカエルなんかいなかったしそれにキジの調達が無理過ぎると喋っていたら露店を壊してしまったけどその辺のジジイにすべての罪をなすりつけて逃げる夢を見た。最後異様に悪いな。まあさすがに文句なしに悪い。この露店というのは屋台と一体になったもので、周囲はオフィス街だったのにその屋台だけが汚い木造で、それゆえに弱い力で簡単に壊れてしまった、という印象がある。起き抜けには、フロアに旅する男女がいて男は誘拐犯で女は小学生でありこれまでワープ能力でひたすら警察から逃げ回ってきたらしいのでおれも旅をしたいから連れて行ってくれと頼み込んで塔の上の自販機の前に着きそこからホテルのロビーみたいな場所にワープして玄関前の噴水がある広場に出たんだけどそこがちょうど回復ポイントなんすねと見知らぬ男が媚びるように言ってきたしそうなのかと考えていたら黒服の男たちがドカドカと押し寄せてきたので無限回復するモニュメントに触ってやり過ごすことにしてそのあとから来た悪い女子高生たちは毒イチゴの道に誘い込んでこれは食ったら十五分で死ぬイチゴさと言われたけど一応こっちは念のために一部が紫になっている葉っぱを食うことになりムシャムシャと食っていたら葉っぱの先端だけでいいんだぞと言われたし先に言えよと思ったがそもそもここは民家の敷地っぽいしどうなってるのと質問したら隠れろと言われてしかもさらに二ミリ首を下に下げろと細かい指示までされたので従うと住人とバッチリ目が合ってしまったしダッシュで逃げだしたらワープ能力の奴はどこ行ったとなったときに余裕でワープしてきたしそこで同級生とも合流していたら困りますねとスーツの男が近付いてきたし管理者っぽいし今度こそ絶体絶命かと思われたが階段の向こうの闇からマシンガンが乱射されてその管理者をハチの巣にしたし死んだかと思ったら破損データとして生きているしそのまま夜はパーティーとなりその管理者が壇上でポップなダンスを披露している夢を見た。展開は無茶苦茶なのだがよく覚えている。破損データ人間も言うほど怖くなかった。
起きたら紀州ドンファンの事件の続報をやっていた、めちゃめちゃうやむやになった事件だな、いや事件というか遺産は自治体に全額寄付するんだという内容の遺書を確定させたみたいな話題だったし事件は見た目上何も進展していない。あとは印鑑を作る仕事(仕事??)を守りたい大臣と印鑑の風習は捨てろと考えてる庶民の意見が対立していてツイッターが盛り上がっていたな。個人的に印鑑は好きだけど、社会的慣例としての印鑑はなくなってもいいと思っているので、ぜひ潰してほしいですね。つーかなんで印鑑作る労働が維持されなければいけないのか分からない、すべての労働が消えてほしいのに。だから印鑑つくる労働を潰したいひとはほかのいらない労働もどんどん潰してほしいんだよな。応援するのでどんどん潰してくれ。そしてベーシックインカムに移行しよう。むしろベーシックインカムを配って印鑑は趣味で作ればいいやろが、これが本当のベーシック印鑑ムってか。そうやってひとりで勝手に盛り上がっていたらまんが雑誌系のツイートがお気に入りされたんだけど、少年ガンガン本体のアカウントと、作家と連絡を取るための編集用非公開アカウントに同時にお気に入りされた。ということはこのふたつをスイッチさせながら使っている個人がいるという可能性が高いわけだ。それはつまり編集者がガンガンのアカウントも動かしている可能性が高いってことですよね。もしそうだとしたら大変ですね、お疲れ様です。あと、なんかATMでお金を下ろす度に健康状態をチェックすればありがたいだろうし世間もそれを求めてるだろうとかいう無茶なニュースがあったのでビックリしてしまった。なんでATMに金下ろしに行っただけなのに「今日は不健康ですね」とか機械に言われなきゃならないんだよ、ふざけるなよ。おれは無条件でお金が出てくるATMが欲しいんだよ、って書こうとしたけど暗に悪い結婚を非難してるみたいになったのでやめた。
今日は街の方へ向かった。でガレージを掘って、こないだは諦めた英語の本を一冊購入。続いて新竪に向かい、何もなさそうだなと思われたところに新しく興味もある学級制度の本があったので、これを一冊購入し、帰った。なかなか収穫がある外出だった。帰宅したら戦争に反対だという話が盛んに行われていたが、まあおれも戦争(ろうどう)に反対していますね。おれは戦争と書いて労働と呼んでいるので覚悟してください。ほんとうにね、戦争(ろうどう)したいひとたちだけが広場に集まって労働してればいいんだよね、ぼくたちは政府から生活費をもらって幸せに暮らそう! おれはマジで労働は戦争の一種だと思っているので、戦争に反対ですかと言われたら、はい労働は戦争であるという意味で戦争に反対ですと答えるようにしている。ただそれは妄想であり、現実にはこのような質問を家族以外から受けたことがない。家族にはこのように回答して、また始まったよみたいな反応を受けている。
夜には災害の様子を見ていたけど、臨時の電柱がアタッチメント型だったのでかっこよかった。あれってパンザーマストみたいな名前のやつかな、特に調べないけどそういうかっこいい名前だった気がした。で、そういう被災地にいらないものランキングとかいうのをネットかどこかで見て、その中に寄せ書きが入っていたけど、そもそもどんなタイミングであれ寄せ書きはいらないだろ、個人的にはハンコ文化より滅んでほしいんだが。遠い昔に寄せ書きに一言お願いと言われたとき、その対象の相手は比較的意思疎通ができてたと思うんだが、それでもキモ過ぎて書くことなかったしな。寄せ書きってマジで何? 寄せるものの中で最低ランクだろ。まだかき揚げの方がいいじゃん、食ったらうまいんだし。

午前十一時の起き抜けには、なんか田舎の娘がギリギリ差し入れ能力を得たらしくもうあるのに納豆を渡してきたので邪魔だしとりあえずメシを並べてある床に置いておき街を練り歩く反逆者たちの名前をずっとアナウンスしていたんだけど最後らへんのひとたちの名前がハングルだらけだったので読めず適当に勢いでパククネ~みたいなこと言ってごまかしていたんだけど反逆者の姫に至っては日本語だがヒナ建染と書かれていて可能性としてはヒナギクなのかもしれないがなんと読むのかマジで分からずちょうど本棚のライトノベルにその名前のキャラがいたから読んでみたんだけど表紙や人物紹介欄にふりがなはついておらず作品を読み込まなきゃならないのかと思っているところへおれの自己紹介をする番になってしまったので読めなかったし今からどこへ行けばいいんだろうと疑問に思っていたらその姫に手招きされてバーカウンターの背後の地下への階段を案内されたし覚悟を決めなよと忠告されたので帰りたいなと思いつつ反逆者のアジトに入ったら女のボスの高笑いは聞こえるしリバーシをしている奴らもいる中で反乱前最後の酒盛りが大いに盛り上がっている夢を見た。差し入れ能力というのは魔法みたいな能力のことです。焦った展開もあるけど総じて面白い内容だったのでよく覚えている。
なんかちょっと前に、タイで仏陀ウルトラマンを混ぜた絵を描いた女子学生がいて、それは不謹慎である、仏教界は貴様を許さんみたいな通告が出たというので、その女子学生が土下座して謝る、という事件というか出来事があったんだけど、その話には続きがあり、やれその絵を売るだとか売らないだとか、思想上の綱引きが発生していた、でそれを受けて今日の記事だ。売れていた。随分あっさりとした書きぶりだったので、なんだ、普通に売れるのかよと思っちゃったんだけど、これはおれが悪いわけじゃないよね。多分一番悪いのはそんなことぐらいで起こる仏教界だし。しかし買ったひとはあれだね、表現の不自由展で慰安婦像買ったひとみたいだね。実際そのひとなのかもしれないけど。ネットではない物理的な出来事としては、ピンポンとインターホンを押されたので出て行ってみると郵便局員で、受け取りが必要なんですと言われたのでサインをしてお疲れさまでしたっつってドアを閉めたんだけど、その後二階に戻ったら怒鳴り声が聞こえてくる。なんだ、さっきの郵便局員じゃん、なんかあったのかと窓から様子を見てみたら、その郵便局員が玄関の前で別の郵便局員とエンカウントしたようで、互いにでかい声でコンタクトを取っていただけだった。オッサンの声は常に怒ってるみたいなので心臓に悪い。
今日は街の方に出かけて、マンションからガレージを回る。これは逆順なのでおれ的には珍しいのだが多分受け手には一切ニュアンスが伝わらないだろう。結局マンションには何もなかったし、ガレージにはこないだ背中を痛めた例の英語の本がまだ残っていた。腰を据えて観察してみるとまた物欲が湧いてくる。別に欲しくないわけでもなし、保留扱いにしておいて、家に帰ってもう一度よく考えることにした。しかし家に帰ったらコーヒー作ってパンを食うもんだからそんなことなんか全部忘れちゃうんだよな。困った困った。夕飯時にはもちろんテレビを付けるんだけど、ザッピングしてNHKにチャンネルを合わせたらいきなりプリキュアが流れてきたのでおれの脳が急激にオタク化したのかと思った。タブレットにはアップルのダサい広告が出てくるし、なんか挟み撃ちにされてる気がするな。NHKNHKで、ヘリに千葉さんを乗せて千葉を空撮させていたので、そういう良からぬユーモアはもっとやれと応援しておいた。そして冷凍庫で凍った焼酎を確認したり、じぶんの音楽名義で最近作りまくっているノイズ素材を今日も作ったりしていたんだが、ふと気付くと雑誌が。そうだ、今日は雑誌を読むべき日だったんだ、と認識したのが午前三時前で、時間的になかなかヤバかった。おれの集中力はこのように完全に悪く決まってしまい、読むべき雑誌があることも忘れてしまうので、脳のみなさんはもうちょっと工夫していただき、おれの公道を良くしていただきたい。おれが死んだら脳も死ぬんだぞ、分かってるのか。
それでは少年ガンガンの感想を書きます。『英雄教室』、ドラゴンの親が迎えに来る。いつも通りめちゃくちゃ強い敵にみんなで会議して立ち向かうという感じではあるが、前回の褐色キャラの力とか、フュージョンをうまく取り入れているところは絶妙だな。あと主人公の力がバリクソ減ってる。『スライム転生(略)』、今日は研究者の娘と寝る養父ことスライム。父親なのに娘に触手攻撃とか、頭大丈夫なのかな、倫理がヤバそう。その後、未登場の娘が家を壊しに来るという物騒な手紙をよこしてくる。勘違いが原因なのだが、そういやまだまだ娘がいるとか言ってたな。『魔女の下僕と魔王のツノ』、主人公の暗い過去を聞きなんとしても守ろうという熱い流れがありつつ、魔物に服を見立ててもらうというファニーな展開もある。コスプレから本衣装を流れるように着用させていてテンポがいい。あとはなんだ、デートの話やな。『ながされて藍蘭島』、前回の続き。主人公は率先して活躍するため弟子扱いになったらしい。それよりいつもケンカしてる姉妹の変身に合成されてダサくなるのが面白かったな、隠れた力とかもないし。最後、そういう風にまとめられた動画であることが判明していて巧み。『おじさまと猫』、クラシックではないライブに出ても卒倒しないだろうかと主人公が心配している。でその普通のライブをする青年は青年で家に猫がいるという複雑な形。でなし崩し的に行くことになる、という展開だが、キモは勢いがありそうなオッサンかな? 『ミノタウロスの想い人』、読み切りからの新連載だが、見る限りどうも読み切りから大幅に変えているというか、分厚くしており、いきなりヒロインが惚れるでもなく、サポートキャラの妖精も登場している。まあでももう半分以上惚れてるんだけどな、最終的にデートの着替えとかしてたし。『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』、いい感じになったふたりがすれ違うというやつだが、まあ自業自得なんだろうか。少年誌なのにバリバリオフィスラブみたいなことしてて笑けてしまった。しかし腕に絡みついてくる女ほど怖いものはないな。『裏世界ピクニック』、敵の分析なのだが、どちらかというと内面的なというか、脳と認識の話になる。でもそんなこと言ったらそもそも裏世界という概念自体が認識でしたみたいなことになっちゃわないか。ヒロイン役は未だに出てこず、変な街を見つけて、かつ連れてきたひとがフラフラとそっちに行ってしまうという、ちょっと怖い展開。『不徳のギルド』、殿方との行動で友人よりワンランク上を演出したのにすぐさま否定するような行動を取っていたので笑った。マドハンドみたいな幽霊、セクハラのために生まれてきた存在だな……。後半はにゃんにゃん展開だが、主人公ってああいうのが好きなのか。『FINAL FANTASY LOST STRANGER』、相変わらず図書館の中というか、相変わらずカエルのまま。しかしリアルな乙女のキッスってあんなに豪華なものなのか? 謎の存在に助けられているが、どうせ死ぬなら~という観念的な話になるし、しかも主人公が現在から来たと、実は主人公パーティーが知っているという謎の展開が発生。『ロクショウ!』、ついに二人目のヒロインと合体。暴走状態の敵を七支刀みたいな刀で撃滅するが、テンションが狂っているのがかわいい。しかしそれでもまだ湧いてくる敵にへとへとになっていたところに、謎のキャラが加勢に来るという流れ。『私の神様』、小説家やっぱやんなくていいとかいう話から痴話喧嘩状態になってしまう。大学の友達、本当に彼氏との痴話喧嘩としか思ってなさそうでかわいそう。ちょっと前に出したススキをもう一回出して関連づけるのすごく巧みだな。『ヨシノズイカラ』、サイン会本番。最初の方はつつがなく進んでいったんだけどこないだ見たケンカカップルが来て主人公だけがその事実を知ってるみたいな状況が綱渡りっぽくて面白かった。後半はなんかアツい展開ですね、作家が打ち切りとか言うなとか、まあ連載中の作家が言うのはダメだよね。黙ってそのこころづもりだけしておくのが良さそう。『戦×恋』、あれっもう二話掲載終わったのか、アニメがまだ始まってないのに。国家非常事態宣言って表現便利だよねえ。ともあれ自らのまいた種で起こった騒ぎなので特に敵は関係ないのだが、使命に燃えて真面目にペッティングするシーンでちょっとウケちゃったな。『エルフと狩猟士のアイテム工房』、呪いのアイテムを作ったが本当はこんなもん作りたくない、でもあなたのためよというイチャイチャシーンだが、なぜかというとそれを観察している敵がいるから。離れ離れという不吉なワードを残すのうまいけど、それにしても一週間黙って見てるのはキモいな。『金装のヴェルメイユ』、なぜ主人公が生き返ったか、それは悪魔の心臓をリンクさせたから。これで一蓮托生となり、長寿命の悪魔が人間と共に死ぬことに悲しみを深くする主人公という悲劇的な展開ではあるのだが、魔力をもらうためにやっぱりキスというエロい展開がしれっと挟まれている上、魔力を奪わないキスで年上のヒロインをその気にさせてしまう主人公のテクよ。『旅とごはんと終末世界』、考えようによっては旅の終着点なのだが、これからどうするか。自問自答から研究所探索、主人の部屋から見つけた姉妹の生体認証で開く箱には写真が、という、悲しい中にも温かさがある展開だが、そういう展開だからか料理はなし。『無能なナナ』、様々な展開が交錯しているという感じだろうか、敵の双子だか姉妹は仲良し感の演出。主人公は押しかけキャラの祖母にあってパフェを大量に食わされるがなんか裏がありそう。そして変身野郎は「本体」っぽいものに合う。ブリッジ展開かな。『魔女らば魔女れば』、カラーページに黒猫。で本編はホウキで空を飛ぶという古来の魔女スタイルを踏襲せよというもの、電気の力で飛ぶのもなかなかすごいが、主人号タッグは潜在能力の高さからすごく高く飛ぶ、がここで主人公に乗り物酔いが発生。墜落したが噂の優等生に助けられるという形で、キモは黒猫と彼女が同一人物というところ。バレたっていう描写だな、どうなるんだろ。『弩アホリズム』、えっ次号最終回なの……。確かに死に過ぎとは思っていたが。最後の方にオリジナル版の敵が出てきたが、匂わせなのかなあ。ともかく前作も第一部完的な打ち切りエンドだし、これで本編第二部が始まるとかじゃないとさすがに萎えるんだが。『梅衣堂ひよと旦那様の野望』、味方側、実質敵のの会議が半分ぐらいを占めており、政治って本当に嫌ねという感想が姫から漏れるような展開。そこへ死んだと思ってた人間が戻ってきて主人公サイドと連絡を取るという流れの中、その戻ってきた奴が割とボロクソ言われてるのが面白かった。『隣のヤンキーの好感度が丸見えです』、読み切り、内容は題名の通り。しかし好感度が見える人生というのもツラそうだな。ヤンキーに真面目になる意思がちょっとはありそうなのが良かった。『7days game』、こっちも読み切り。妖怪退治の兄と無能力な弟という感じだが、つつがなく過ぎていく日常の中にある違和感が最終的に記憶を取り戻すことで実を結ぶところ、その後のお互いの思い出の中にいる人物が一致するところが良かった。つまり話の冒頭はゲーム開始直後だったんだな。以上です。

芸人が車を運転していて同乗者の女に優しくするためにわざわざ対向車線にUターンしてこの方が帰るのに便利でしょとか言って降ろした後にこういうのがモテるコツなんだよねと自慢してきたけど対向車線に無理矢理入ったから側方間隔ってやつが無なぐらい道にめり込んでいてここからどうやって元の道に戻るんだよとみんなで攻め立てまくる夢を見た。この道、近所の寿司屋と公園に挟まれた道だった気がするんだが、実際はそんな道幅のある道路じゃないんだよな、不思議な感覚だ。あと、このRPGはクリアしまくりなのでラスボスもすぐさま倒せるんだけど運悪く全体攻撃を食らったあとでも回復アイテムがターン消費なしに使えることに気付いたから余計に楽勝な展開になってしまい百数十回目のクリアとなるわけだがここで隠し映像としてヒロインと女体化したラスボスが海岸で戯れたりいちゃいちゃしたりする映像が流れ始めたのでついに出たかと考えていたところ引き続き予告編が流れ始めて彼らの冒険が来年正月に二枚組DVDとして映像化されますと広告が出てきたのでもう次のシリーズ出てるのに映像作品作るってすごいなと思う夢を見た。FF的なものを想像してたんだと思う。なんかあるじゃないですか、シリーズが並行していて、新シリーズが出たのに旧シリーズもなんかするみたいなやつが。あと、電話機が壁に取り付けられてて住人が薬の取引をしていたので怖くなって自室に戻ってパソコンに齧りついていたら壁の高いところを踊るように掃除するひとも現れたけど目を合わせたら手伝えと言われることは確実なので見てないフリをする夢を見た。なんかこれは昔の家と今の家が合体したみたいな奇妙な構造物の中にいたので、ひょっとしたら真ん中の展開が抜けているのかもしれない。起き抜けには、動物が全般的に怖いんですと相談していたらじゃあここで動物園に所属して二十年間ライブを続けているアイドルグループに話を聞いてみましょうと提案されたのでステージ後のそいつらに質問をぶつけてみるとクジャクとか全然怖くないですよ一度も襲われたことないしタックルする前に二メートル助走しますんですぐ気付けますという答えが来たので襲われてるじゃんと思いつつもアイドルの愛でているクジャクを見たら明らかに顔が気持ち悪い異星人みたいな形をしていたのでギョッとしたしその変なクジャクが住む村が害獣に襲われたときはブラキオサウルスが助けに来るんだけどそれに興奮した人間のオスが恐竜を性的に暴行しようとして逆に物理的に暴行されて人間の個体数が半分になるという夢を見た。このブラキオサウルスのところがめちゃくちゃ面白かった記憶あるし、出来ればもうちょっと見ていたい夢だったな。
雨の予報がほんのりあるのは知っていたので、パソコン付けてすぐぐらいのタイミングで降ってきた雨を見て、やはりな、という余裕の表情を浮かべていた、が、出かけたいことに違いはないので別に嬉しくはなかった。雨雲レーダーで確認してみると変な雨雲だ、形が無茶苦茶で流れ方も不規則だしいつ雨が降るのかまったく読めない。とりあえず今やきもきしてもしょうがない、三時ちょっと前に出かけるかどうか判断しよう、と判断を保留して、インターネットニュースを、と言いたいところだが、そもそも朝ご飯、じゃなかった昼ご飯を食いつつ見ていたテレビでやっていた、エアガンを使った煽り運転というのが強烈過ぎてのけぞってしまったしすぐさまそれについて検索したよね。なんでこんな事件が起こるんだという熱血警官のような感想が出てきそうになったが、暴力の感性に従って行動しているからなんだろう。猿に免許を与えるな。それから改めてインターネットニュースを掘っていたが、どうも今世界では四十秒にひとりの速度で自殺が発生しているらしい。男の自殺率が一番多いのは、はいはい日本だろと思っていたらロシア、ほかの発展途上国でもなくてロシアだった。なんか理由があるのかな、まさか寒くて暗いからという単純な理由ではなかろうし。それにしても「世界で四十秒にひとりが自殺」みたいな表現って適切なのかどうか分からん、ビールとか洗剤のCMで「何秒に一本売れてます!!」ってやつと同じレベルだし、ひとり当たりの速度にするとなんでもすごく見えてしまうのでズルいというか不謹慎であるように思える。あと面白関係で、エレキギターエフェクターを三百個ぐらい繋げて演奏してギネス記録を達成した、というニュースが出てきて、当然これはヤバい音ですなどと書かれていた。聞いたけど確かにすごい音だった。ただ動画の残り時間から言ってもっと聞かせるのかと思っていたら、すぐ切られてしまい、後半はインタビューだった。でもこういう音をヤバいとかすごいと認識できる皆さんには朗報があるんですよ、このような音楽はアーカイブオルグで無料かつ無数に配られています! 今すぐ聞け!!
さて空には嫌がらせのような雨雲が広がっている。午後三時になっても出かけられない。三時半ぐらいには雨が止むというレーダーの予報になっており、本当だろうな気象庁、と呪いをかけていたら、まさしく雨の音が消えかけてきた、しかし止んではいない。雨具の準備をしているとようやく止んだので、ここで急いで出かけることにした。しかし結果はずぶ濡れ。おれが出かける時間になったら降り始めて、おれが帰宅するときは豪雨になった、そんなことあるのか? 家の前に来たらピタッと止む雨とかマジで許せないんだけど。世界中から雨雲が滅ぶまでおれは暴れ続けるぞ!! ゴミのような人生でも明るく楽しく生きてやろうと思っているのに悪天候も労働もおれを苦しめてくるので本当に憎い、悪天候と労働は必ずこの拳で破壊する。ちなみにブックオフではイタリア語の本を買いました。
夕方にはリリース行動をとる。リリースしたら当然ネットレーベルも掘るよね。それは義務としてね。そんなことばっかりやってるからタブレットの充電も遅れてしまうんだ。そして夕飯には事故でスポンジみたいになったカニクリームコロッケを食う。ありがとうございます、とても嬉しいです。夜中には数学の本を読んだんだけど、今日は悪天候に付き合ったせいで脳が疲れているのか、すぐに眠くなってしまった。数学者がいじめられているところで中断です。今日の良かったことって、ゴムの耳栓でも問題なく寝られることに気付いたことぐらいしかないんじゃないのか。