ぐ戒

自転車でめちゃ遠くの神社に来てしまったのでとりあえず敷地に入って頭を下げておいたんだけど境内に箱に入ったアイテムがあることに気付いたのでラッキーと入手しつつ一度はここに来たことがあるはずなのにまったく記憶がなくて少し前の大通りからなら覚えているのでいつかこの周辺には来たことがあるが神社には来たことがなかったということだろうかと考えつつその大通りに出て時計を見たら結構な時間になっていたし今日は走らなくても良さそうだなと考えつつ自転車を漕ぎまくりひたすら帰ってきたんだけど乗用車に乗ったオッサンが質問攻めで絡んできたしキモかったので逆上されないよう適当に返事してかわしつつ歩道に逃げたら歩道は歩道でガキが自転車禁止とか言いながらわざと千鳥足で歩いているから僅かな隙間を縫って直進し無視する夢を見た。この夢よく覚えてて道もよく覚えているんだけど、微妙にありそうでなさそうな道なんだよな、記憶に一切ない。あと、古書店に来たけど休みっぽいし倉庫だけ開いててそこでジジイが物色していたので負けじと掘り返していたんだけど急に補充のトラックが入ってきたのであれ休みのはずじゃと思っていたら出てきたのは酒でしょうがなく搬入を手伝うと中は実は営業していてしかも酒屋だし社長の娘にどうして店を開けてなかったのかと詰められたし休みにしか見えなかったからですと返事をしたが気まずさがマックスだったしさらに客のビールは台車じゃなくて手で運べ泡が立つからと怒られる夢を見た。また酒屋のバイトの夢見てる!! 一生背負っていく呪いだ。起き抜けには、名前の長い変な生き物の図鑑を見る夢を見た。
今日は昨晩寝る直前まで作っていたシャツやパーカーを宣伝したらそれなりに売れて良かったなあと思ったんだけど、大雨だったので引き続き出かけなかったし、さすがに書くべきことが枯渇しているので一回休み。

午前十時の起き抜けには、曲が作れてないのでみんなに合わせる顔がないなあと尻込みしながら木造の寺子屋に入ると空ゼミタイムとかいう自習時間だったのでそんなに急いでくる必要もなかったしみんながダラダラしてるのでおれも勉強せずにテストに臨んだらまったく手のつけようがなく唯一分かる英単語のノベルという文字が出てきたのでそれは書いたところ正解だとか担任がテスト中にもかかわらずでかい声で指摘してきてさらには黒板にその答えを書き始めたのでどいういうことだよテストじゃないのかと訝りつつ次の問題も黒板に書かれるのをそのまま見ていたがそれが対角線上の黒板で光の反射も強いため見えないため見せてももらえないしそのテストに合格した場合にのみ進める未来を先に見せられてしまい航空会社の新人がみんな一斉に家族旅行に出かけたため全員地上にいないんだなと渋めの上司がひとりごちる夢を見た。未来を先に見せられるところ、はっきり覚えてるけどいくらなんでも唐突だな。あと、懐かしいゲームの裏技が発表されていてそれは海の上で連続してメニュー画面を開いたり閉じたりすると画面上の小さな船にズームしてそこに過去作の侍が立っているのが見えるという微笑ましいものだったんだけど過去作の原作って確か長期連載後に作画を別の作家にしたら三巻で終わってしまったやつだよな今回は長続きしてるしやっぱり原作と作画の間にも相性ってやつがあるのかなと興味深く考えながら妖精と海の上を飛びじぶんの船に飛び込んでデッキのコの字型に開放している部屋で海に背を向けて椅子に座り机で何かをメモし始める夢を見た。その手のゲームはあんまりやったことないんだがすごくリアルに立体したRPGだった。あとあと、モンゴルの農民は貧しいが手狭でもマンションに住むようにするし洗濯はクリーニング店に出すらしいので様子を見ていたらそのクリーニング店がちょうど預かっていた衣類を配達に来て五百なんたらですと聞いたことない通貨を要求し農民もそれを払っていたんだけど何故か振り向いたらクリーニング店の人間がおらず玄関のドアを少し出たところで待っていたのでそこで手渡すとその金ごと握手してきて手を胸に引き寄せるということをしてきたのでこれがモンゴルのしきたりなんだなと納得しおれもモンゴルの言葉は分からんがこれぐらいならできるなと安心する夢を見た。安心したのはここに行くかもしれないと感じていたからだった、はず。起き抜けには、政府のアンケート結果は精度にこだわったので八十三パーセントは室内で行ったしバーチャル空間は信用してないと大臣が言い放ったのでどうしてネットは信用出来ないんですかと質問される夢を見た。
昨日も出かけてないし今日も出かけられないからか夢が豪勢だな。先に書いてしまったが今日も出かけてない。だから起きてしばらくの間はずっと家でインターネットニュースを読んでいたわけだが、なんか福井で僧衣着たまま運転してたら逮捕されたみたいな事件あって、それで僧侶がインターネットで大抗議みたいなニュースが以前からあったわけ。そのときそのニュースをいっぱい見たせいか、ローカルニュースに完全に福井県民と認識されたらしく、、おすすめニュースに福井ばっかり出るようになって困ったことになった。もうしばらく福井と僧侶から興味をなくすことにする。おれは本気だぞ。それで一通りニュースを確認し終えたので、今度は昨日から読んでいた数学の本の続きを読んだ。これはもう黙々とと読んだ。その結果残り三十五ページぐらいになったので随分と自信がついた、おれはただでさえ本を読むのが遅いんだが、それに加えて苦手科目の数学でもこんなに勢い出して読むことができるんだなと感動した。ちなみに因数分解より上の難しい式とかは念力で読んだ。そのあとニュースが騒がしくなって、なんだなんだと思ったら嵐が解散するとかなんとか。おれはジャニーズに別段の興味があるわけでもないのでフーン程度ではあったが、嵐みたいな人気グループでも「中が悪くなって解散したのではない」とかいう、解散時のV系みたいなこと言うんだな、そこに一番ビックリしたわ。
その後はずっとネットレーベルを掘っていた。ネットレーベルというのは不安定なものでリリースがすぐに止まったりする、と書きたいところだが現物のレーベルも中堅以上出ない限りは一個のリリースで終了してしまったりもするしおれがフィジカルな作品を出したレーベルも短命だったものがある。ネットレーベルではそれが最後のリリースと現在との空白で一発で分かるようになるから特にそういう実感が出てくる。で、今回回っていたレーベルも去年のニューイヤーリリースから止まっていて、大変だなーとドライに見ていたが、よく確認してみるとリリースは年末、即ち「2018 NEW YEAR」というリリースをその年号の年末に出している。これはややこしいことをするなあと思ったものだよ。
消えると言えば、夜は夜で頼まれてたシャツのデザインをずっと考えていたんだが、そのときに使おうと持ったパブリックドメインの画像が、そのサイトの閉鎖により完全に使用不可能になっていた、こっちは本当に悲しかった。今までも緩やかなスパンではありつつ使っていたところなんだよな、こういうことは当然ネットレーベルのリリースなどでもあるんだが。だから基本的にはflickrしか掘らないことにしている、あとでこの画像良かったなってときに使えないと大変だし。結局、その後釜探しに奔走してしまい、それが完了してデザインも完成したときには四時間ぐらい消費してしまっていた。没頭というのは恐ろしいね、それ以外のことが何もできなかったんだから。

午前七時ぐらいに一階目覚めたんだけど、耳栓してたのにギョーンて音がしてたのでなんだろうと思ったらもう聞こえなくなってて、そっちに意識を向けたために夢を忘れてしまった。それから一度もそのような音は流れていないのでマジで意味が分からない。あと古書店のだるい女店主に何か言われた夢を見たはずなんだが思い出せない。この女店主は若かったのでおそらくマンションの方だ、あそこずっと閉まってたりしたから無意識下では心配してるのかな。起き抜けには、もし毎日の画像に変化がないとしたら道路の画像も時間そのもののように引き伸ばせるよとアドバイスを受ける夢を見た。意味分かんないけど、起きた直後は、これ積雪監視カメラの影響もろに受けてるじゃん、と思っていた。
朝というか昼ごはんはカップそばを食べたんだけど、なんか家族がうどんとかそばを三回ぐらい噛んだらもう喉に入っていっちゃうとか言ってるのが信じられないんだよな、おれはよく噛まないとすぐ腹減るからよく噛むけど、三回とかってなくない? ところで外は解け気味の雪が降っていて、天気はそこまで悪くないが出かけられもしないだろう、という雰囲気。せっかく積雪監視カメラの痕跡が夢の中に残っていたので現状を調べてみると、七尾とかいう田舎の地域では太陽が出ていて路面にも雪が残っていない、まったく無茶苦茶な天気だな。それからインターネットニュースを読む。昨今のロマンス詐欺関連、おれは東南アジアのニュースで前から軽く変な名称だなと思っていたが最近日本で大きく報じられた結果めちゃくちゃ変な名前だねみたいな盛り上がり方をしている、そのニュースがまたタイで報じられていたため見に行ったんだ、そしたら相変わらず雑な写真が掲載されていてほっこりしてしまった。雑というか、アンニュイな午後みたいな、景観と思しき男がスマホをいじってるという。そのついでに見たニュースにはインフルエンザが流行っていると書かれていた、タイでもインフルエンザってあるんだな、なんとなく時期的に寒いってイメージだけど。
なんかフジテレビの定例会見みたいなやつで芸能人の男から女に対するセクハラが蒸し返されていた。当人たちは気にしていない言葉でのやりとりみたいなものだがポリコレのひとたちが忖度してめちゃめちゃ燃やしていた。でもこの芸能人の女もウィッシュリストを共有する男はサイテーという、ポリコレ的に見れば差別発言であろうことをやっているんだよね。だってこれ女も普通にやってるし、なんなら被災地とかもやってるわけでしょう。しかしこの発言はとくに問題になってないし、芸能界はこれぐらいの軽口を許していく地域なんだろう、おれもそうだ。だからおれは「エッチだってしたのにふざけんなよ」と言い続ける。こういうポリコレ忖度するひとって、政治の忖度は嫌っていそうだよね。ところでおれは底辺ではあるんだけどウィッシュリストを公開していないんだよね、なぜならAmazonをそこまで信用していないから。つーか、Amazonウィッシュリストの本名バレってもう一切なくなったんだっけ。あれがトップクラスで怖い出来事だった気がする。
今日はどこにも出かけなかったので昨日買ってきた算数だか数学の本を雑に読んでいた、数学は肌感覚で覚えろみたいなところまでは読むつもりだったけど、気がつくとそれ以上に読み進めててやるじゃんとなった。漢文とか数学とかの本、確かに読んでるけど、勉強が好きとかではなくて多分最新ゲーム機とRPGがあれば死ぬほどやってしまうんだよね、大昔は通販で買った実験音楽イヤホンでエンドレスで聞きながらRPGの三周目を夜が明けるまでプレイしてたので。そういう意味合いで言えば、多分新しいRPGとかやりたくない。今日は久しぶりにトラックボールを分解清掃したけど反応が改善したようには思えなかった。そして気付けば、pasco春のプレゼントがもう始まってる……

朗らかな女の店員がいる店を出たんだけど同行者が海外旅行って楽しいねさっきのがオランダの雰囲気なら今度プライベートで行くわとか言い出したのでマジかよ騙されて連れてこられたのによくそんなテンションになれるなおれは真っ暗闇の飛行機みたいな乗り物で何時間も暗闇の中を移動させられたからマジ無理と返事する夢を見た。真っ暗闇ってアイマスクしながら寝てるからそんな風に思ってるのかな。そうだとしたら外的要因がストレートに夢に表現されてるってことなのでめちゃくちゃ面白いな。起き抜けには、玄関前の窓際で芸人と飯を食ってたらその場のノリでおれの水筒で毛虫を潰されてしまってせっかく楽しい話してるので場の空気を大事にするという意味で我慢してたけどいよいよ無理になってきたので呼び捨てで質問してしまう夢を見た。現実世界なら泣きじゃくりそうなぐらい嫌な出来事じゃん。
とりあえず起きてからすぐ掃除した、しばらくの間完全に忘れていたので。掃除を忘れるというのかなり良くないことだと思ってるんだけど、なんでだろう、それ自体は面白いと感じているし実際やり始めたら熱中するのに、第一歩を踏み出すのがすっごくめんどくさい。こういうじぶんの怠惰さ加減が実感されてきたのは、倉庫番みたいなニュースを見てからなんだけど、これはできるだけ多くの車を駐車するために車を押してたみたいなタイのニュースなので、方向性としてはかなりワイルドといえる。でもそういうワイルドさが必要なのかもしれないな。とりあえずやってしまうみたいな勢いが。その後もインターネットニュースを掘っていたけど、なんか静止画像の著作権法上の取り扱いについて異議を唱えるため日本マンガ学会がコメントを出したらしい。つーか、検索しても出てこないけど日本マンガ学会って著作権保護期間延長のときになんか言ってくれてたっけ? この声明文はいいこと言ってると思うんだけど、そういう意見なら死後著作権保護期間延長が決まる前になんか主張することあったんじゃないのと思っちゃうんだよね。つまりじぶんたちの不利益になりそうなことには反対するが、著作権の保護期間延長は利益になるから何も言わないというのはフェアじゃないと思う。死んだ作家の著作物は短い期間でどんどん出すべきだ。
あとはなんだろう、センター試験の倫理の科目の出題ミスで答えがふたつになっちゃったから両方正解にしたというニュースがあったんだけど、「倫理」の答えがひとつじゃないの、現代社会っぽいな~などと考えていた。これすごく面白いじゃん! と感じて勢いでツイートしたらダダスベりしましたね。でも面白さの正解ってひとつじゃないよね……。ところで石川県は「横断歩道で車止まる率の高さ」が全国第三位らしいんだが、それでもおよそ二十五パーだった、この世に希望はないのか、いやそれこそドライバーに倫理はないのか?? とにかくこれだけ煽り運転がどうだこうだと騒がれているのに、それでも煽ってきたり横断歩道で止まらなかったりする車が多いというのは、強い力を手に入れたら狂ってしまう人間がそれほど多いんだってことを示していると思うよ。
今日は町の方へお出かけした。新竪でちょっと汚れた算数の本を一冊購入して、それからガレージへ。こっちは特に変化がなかったので何も買わなかった。算数、いや数学か、どっちか分かんないけど、この本には、数学は肌感覚で覚えろという力強いメッセージが書いてあったため、嬉しくなって購入した。勢いがあれば何でもできる!!! ところで新竪の店の前にあるマンション、その前をホースから出る水で入念に洗う消防団員だかなんだか制服を着たひとがいて、ちょっとした不吉さを感じてしまった。飛び降りかな。あとガレージの前にもパトカーが止まっていたし、さっきのことを受けてこっちも事件かなとビクついてしまった。これは古書店の商品を見ることイコール事情聴取を聞くことになってしまったので分かったんだけど、単純な車の追突であるらしかった。そのことが印象に残って、というわけでもないが、帰宅後に飛び込んだストリートビューの世界でそのガレージの場所を見に行った。最古の画像は七年前のもので、そこにはめちゃくちゃすっきりしているガレージが写っていたし、ここを起点にして考えると現在のガレージは完全にメキシコ化していると言っても過言ではないな。

完全に酒屋のバイトに入っており夏休みなのか低年齢の客が多くそんな中パートのおばちゃんたちはぺちゃくちゃ喋っているししょうがなくおれが倉庫から第三のビールを運ぶことになったんだけどとりあえず運ぶべき第三のビールの位置をおっさんたちに確認してから台があるという場所に戻ってみると台などはなくさっきのおばちゃんたちは何もしておらずとりあえず頼みましたよと言い残しておれはソフトドリンクの補充に向かったんだけどそこに缶詰めみたいな平たい缶に入ってて容量も少なくて相対的に値段の高い中国のジュースがあってこれは確かネットですごく人気あるやつだと気付いたので試し飲みしたいしあとで買おうと考えてたら客の女がこれ全部くださいと言ってきたので店員であるおれに拒否権などなく全部持ってレジに戻るとおばちゃんたちは何もやらずに帰ってしまったのでしょうがなく社長夫人に依頼しておれはおばちゃんたちが広げていった謎の巨大なレジャーシートを片付けてそれから倉庫のおっさんどものところに戻って台がないのでまだ運べてないんですすぐ運びますと謝罪しに行くとじゃあおれたちが運ぶよそういうの好きだしと言われたからおれはここでようやく安心してレジに向かったんだけどビールの到着を待っているつもりが夏休みであるためガキがじゃんじゃん来やがっていっぱい細かいもの買うしバラバラに買うししかも途中から追加したり減らしたりするしその中に岩波文庫もあったので同じレジ袋に入れながらこれが夏休みの宿題だったとしたら間に合わないかもしれないが死ぬ気でやれよとせせら笑いつつお金を精算しようとしたら金額を入力する度にフタがデロリアンみたいにパカパカ開く最悪のレジだったのでこれ慣れたらもっと早く動かせるようになるのかと良くない期待をしていたところ真横からなぞなぞを出しながらジュースを買うガキが現れたので鬱陶しがりながら計算したらレジのお釣りの百円玉入れるところだけ真っ青なプラのフタで三重にガードされてたのでちょっと焦ってお釣りを返したら一円多く渡してしまったことに気付きしかも今売ったのがジントニックだったかもしれないということで国会が大騒ぎになり大臣が究極的に年齢を確認する方法はないと弁明する夢を見た。すっごく良く覚えている。岩波文庫のくだりはめちゃめちゃ面白かった。
このあともうちょっとだけ寝て、さっきのわたしはイヤだな~おれだってイヤだよ~みたいな流れを見たんだが、さすがにこれを夢と言っていいかどうかは不明、半分起きてて内容を操作しているかもしれない。昨日も一昨日も出かけたし今日はがっつり読書することになったので書くべきことが特にないな。読書をしているときは、眠くて寝てしまうときもあるが完全に集中してしまうので寝ているにしろ書くべきことがないんだよな、寝なかったけど。その後ふと思い立ち、多過ぎるもので簡単にダウンロードできるPDFをドカドカ捨てた。これはちょっと青空文庫の用例辞典をぶっこもうかなという気持ちになったからで、空きを作らないとまずかったんだよね、その辞典の容量が一ギガとか書いてあったし。HDDの残量は常に十五ギガバイトぐらいにぐらいにしている、これは何故かというと、単に空いたらどんどん無料の音楽や本をダウンロードするからで、深い理由はまったくありません。しかし大胆に捨てたのでかなり空いたな。
なんかニュース見てたら金沢の素敵な男子を選びましたという記事があって読んでみると五十四歳のオッサンが選ばれとる。いや、遠慮しろよ。四十代女子とかも結構つれーのに五十四歳てこたねえだろ。大体、男子や女子でない人間がいるからこそその言葉が引き立つんであって、中高年がその言葉を使って若返りを図ったら結局全員男子女子になってしまって意味が消滅してしまうだろうが。あと夕飯にカレーを食ってたらテレビから○○本来の味がするみたいなコメントが聞こえてきたけど、そういうコメントを聞くと、そもそもどれが本来の味なんだよという気持ちと、調理されたものに対して調理以前の味がするって表現はなんなんだよという気持ちがぶつかり合って複雑になってしまう。

ロックマンでコントローラーをやや強引に取ってここが近道なんだと言いながらゲームを進めたらボス手前のシャッターが偽物で開かずステージの穴の関係で引き返すこともできなかったのでめちゃくちゃ気まずい空気になる夢を見た。おれはこういうコントローラー強奪行為をしないんだけど、まあこうなっちゃうと気まずいよね。なんでやったこともないしやりたくもないことを夢に見たのかは不明だが。そもそも、他人とゲームをする機会すらほぼないのに。起き抜けには、K-POPアイドルオーディションに行って不合格だった女が目をキラキラさせながら群がってきた女子供の質問全部無視したんですかぁと憧れたように言ってくる夢を見た。構造が複雑だな、覚えてないこともない。
起きてから外を見ると雨が降っていたので不愉快な気持ちになった、なぜなら天気予報は雨を予報していなかったからだ。おれはいつまで天気予報の当たらなさに憤慨しなければならないのだろう、東京の天気はイージーモードだからかどうかは知らないが当たりまくっているのに。ひょっとして北陸の天気予報だけ野生動物がやってたりすんのかな? だとしても許さないレベルではムカついているが。とにかく昨晩は、いや昨晩も忘れてしまっていたので、急いでまんが雑誌を注文した。まあ昨日は別のまんが雑誌を読むので脳が忙しかったからしょうがないという感じもする。ところでインターネットを見ていたら、日本の儀礼的な残業文化に対して中国人がいろいろな反応を示しているという記事が目についた。そんなに中国って残業に厳しいのか、と思って軽く検索したら、別にひどい事例がないというわけでもなさそうだった。まあでも逆に、中国みたいな半共産主義みたいなところで残業を見逃している様子を見るにああいう権力者を生んで共産主義を維持することに意味はなさそうだな。一方日本はと言うと、ゲームに夢中で言うことを聞かない子供にフライパンを投げた母親が逮捕されていたりしたので、昔のまんがっぽいことを実際にやっちゃう奴がいるんだなとびっくりしてしまった。
とりあえず出かける段階までインターネットニュースの確認などをして待っていたら雨は降っていない状況になった。しかしレーダー上の雨雲の動きは不安定で、実際の空模様も読めない。でも、だとしたら、すでに出かける気分になっているんだし、出かけないと。そう考えて荷物をまとめて家を飛び出した。そして結論から言うと雨に降られた。雨雲の野郎、ふざけているのか。しかも悪天候を押してまで向かったガレージでは、目をつけていた商品が箱ごと売り切れているという事態が発生していて、かなり元気を失ってしまった。こうなってくると正常な判断ができなくなるので、残っている商品もどうせつまらないものだろうと考えてしまう。でマンションの方はこれまでずっと閉まっていたわけだが、年明けからようやくオープンしたようだ、しかし商品の入れ替わりはないようで、めぼしい本はなかった。だから、おわかりだと思うけど、帰宅後は古書店で何も見つからなかった腹いせにウィッシュリストを掘りましたよね。みんながインターネットでキャッキャしてる中、おれはAmazonで一円の商品を探していたんだぞ。恐れ入るだろう。Amazonで一円の本を探していると、おれが過去にこれ以上は値段が下がるまいと判断して百円もの大金を払って買った商品が一円になっているのを目撃することもあって、つらい。そんなつらさを我慢して検索したが、結局何も見つからなかった。
夜はシンプルなアプリをダウンロードしたらいきなり巨大なファイルが落ちてきたので中止したりしていました。あと、久しぶりにルービックキューブを回して記憶を呼び戻してもいた。一か月ぐらいブランクが発生してしまったので半分ぐらい忘れてしまってたな。さすがに手癖で覚えてるところがあって、それは人間スゲーってなったけど。夜ご飯のとき見ていたニュース番組では、大学の研究室に放火して自殺したひとの特集が、インターネットから半月ぐらい遅れて放送していた、おそらく人気があったから放送ということになったのだろう。その中でおれが非常に重要と考えていた能力があっても経済的に豊かじゃないと活かしきれない云々、みたいな言葉がちゃんと放送されていたので、それは良かった。人生はすべて運だもんね。深夜にはオンラインのまんがをせっせと読んでいた、おっさん主人公の無双系ライトノベル原作がどんどん来るのってどういうモチベーションなんだ、つーか作者は書いてて楽しいのかな? ライトノベルというステージに限定して主人公をおっさんにしてわくわくした執筆活動ができるひとってそうそういない気がするんだけど。まあ読者としてのおっさんに対する共感性みたいなのは分かるんだよね、おれは分からないけど存在は分かる、おっさんイコールおっさんみたいな単純な構図がね。しかし、何より、おっさん無双系ライトノベルのコミカライズにあたっては、若い女を中心に書いてきた作家ではおっさんの描写力がかなり低く、結果主人公の魅力が低いという厳しい現実もある。まあただ若い女の作品が好きで若い女の作品ばっかり書いてきた作家が、原作付きの連載決まったよって言われて、主人公はおっさんねと言われたら相当キツいだろうし、それは理解できる。そんなことのためにまんが書いてきたわけじゃないもんな。ただオッサンとかジジババをちゃんと書けるようになってると、主人公の親とかの描写でそういう年齢層の人物を出さなきゃいけないときに浮かないようにできるから、書けるに越したことはないという感じでもあるんだよな。

午前十一時の起き抜けには、金沢制作のダサい番組を見ていたら地元アイドルがCDRを販売し始めたけどやはりバカみたいに安いし大変だなと思っていると次には差別問題を語るひとが出てきてその背後にあるコンテナには使用中のものにだけ低いビルの写真が貼ってあるという夢を見た。このコンテナは近所の貸しコンテナみたいなやつたったけど、もちろんビルの写真などは貼り付けられていない。正午過ぎの起き抜けには、ヒラヒラの服を着た男が紙幅には限りがあるもんねぼくは気にしないよと言いながら自己紹介だけをしたので謙虚だなあと感心する夢を見た。なんだろう、特に記憶にないが、女装か?
また叫び声を上げる鳥が近所に来ている。オナガほどにはうるさくないのだがその代わりにオナガより断然地味なのでどういう鳥なのかさっぱり分からない。今二十分ほど無駄にして調べたところカケスという可能性も出てきたがなんとも言えない。知ったところで憎悪がしっかりするだけなんだよな、オナガに悩まされていたときはずっとオナガの野郎がよ~とか言ってたし。ここらでインターネットニュースを見ることになった。なんか北海道のスキー部でいじめがあったため主将が無期限停学になったんだけど、それから復学した期間までの日数を計算すると一か月もなかったので、まあ間違いではないが、という気持ちになった、詭弁でないが複雑なロジックだな、我々は無期限と聞くと果てしなく先にも期限が見えないという風に捉えがちなんだが、実際にはこのように任意で運用されてしまう。まあおれは当事者じゃないのでムカついてない、どちらかと言うとサラリーマン川柳の方が当事者っぽいが、こちらもまったくムカついてない、川柳は間口が広いと常々思っているし、それだからおれもむちゃくちゃやれてるんだと信じてもいるので。ただ、川柳をやってると現実世界で公言すると絶対サラリーマン川柳みたいなものだと認識されるし、しかもどういう考えなのか気軽に一句詠めと言われがちなので黙っている。
今日は珍しく曇り予報をブチ抜いてまあまあ晴れていたので出かけることにした。といっても近所のブックオフへ向かったのであるかr用心深さが炸裂していると言っても過言ではない。でそのブックオフでは科学史ものがあって、ちょっと欲しいなと一度は考えたんだが、待てよ待てよ多分今も読めてないものが多数あるんだ、きっと読まないだろう、と思い直して購入を控えた。その次に向かったリサイクルショップには何もなし。帰宅するときに川柳を考えていて、まあそれはできかけたんだけど、ちょっとアメーバ状だったのでしばらくひねって、できてみると冬至を過ぎたとは言えもう暗くなっており、仕方なくというわけでもないが流れ作業のようにコーヒーを作るように。俺の活動を支援してくださる皆さんのおかげで購入できたおいしいコーヒーがちょっとだけになったので安いモカブレンドと混ぜて飲んだんだけど、流石に不思議な味になりましたね。
セフレこと世界ふれあい街歩きはドイツのシュツットガルト。聞いたことないけど一発で変換できるんで有名な都市なのかな。駅を降りると地味な街並みである、地味というかビルというわけでもないが、四角くて堅牢な飾りの少ない建物がしっかりと並んでいて、華美なところがまったくない。なんだっけ? フォルクスワーゲン?? の名前(これはあとで間違いだと分かる)を一切出さないであのマークあのマークって言いまくっていて不自然、そんなに隠すならそのエンブレムについて触れなくてもいいだろ、どうせ恣意的に回ってるんだし。とにかく、駅についているエンブレムは腹時計の役割もあるんだそう。広場から宮殿に向かうと、中央に柱がある開けた場所にでる。そこから少しだけ外れたベンチに座っている中年の男が、ヴィーベレという甘い菓子を食っていた。ふるさとの味っぽいことを言っている。ここからも重厚というかこってりした建物が連なってる、色がクリーム色だから余計そう感じるのかな。大通りから一本路地に入ると、そこにはプラスチックの卵を拾い集めるジジイ。本物のハトの卵と入れ替えて数を調整するらしい、去勢によらない調整か、自然に介入していることに変わりはないと思うが。ここで、この町並みが戦争で破壊されて再建されたということが明らかになる、だからこってりしてんのかな、つまり歴史を再現したけど建築物自体は新しいから作り物感がどうしても出てしまうといったような雰囲気。でそのジジイにハトのいる教会を紹介され、その後地味な団地の階段を上る。車道と直交してひたすら伸びてる階段は街の成り立ちと関係がある。階段の途中には、柱や手すりを編むひとたち、ヨーロッパでは珍しくないいたずらを仕掛けるおばさんたちがいた。わたしたちと同じように階段にセーターを着せるのよ! と言ってるひとがセーターを着てないので信用しないぞ。階段だらけなのは街が発展して斜面にも家を建てるようになったかららしい。それは理解できるけど、番組として土地を実際回るときに階段ばかり攻める意味はどこにあるんだよ。ここで歴史コーナー、ブドウ農家を増やした王様とベンツ野郎の紹介、ここでさっきの車のマークがベンツだったと知る、車に対する興味がゼロだからまったく分からねえよ~。次は軽くトラムの描写があり、それからまた階段へと向かう。子供が横にいるのに死刑伝説を物語る男がいて、まあ情操教育の一環かなと興味深く観察させてもらった。おれはそういうので死を極端に恐れる人間に成長してしまったが。そして次は墓場へ。世界ふれあい墓歩きだ……。花を分配したり墓場を掃除したりするジジイが映されていたが、正直な感想いいですか、街歩きをしろ!! あまりにも階段の描写が多いし、階段ばっかりでクラクラするというシーンでカメラのピントをずらす小技まで披露しているが、もっと別のところを撮影してほしいんだよねこっちは。階段と階段の間にジジババの寄り合い場所があるんだけど、これは踊り場的存在というより、車道との接合部の有効利用っぽい。で、ここからはグルメコーナーに突入する。ドイツ人は甘いものが大好きということでマジパンの話に突入するが、これはさっきのヴィーベレ? という菓子の話の延長線上にある話なんだろう。グルメコーナーから戻ると、自転車で階段を駆け下りて町の風紀を乱す奴らがいる。ちゃんと通行人がいない間を選んで遊んでるんだろうか? そのあとはサイアノタイプという古い技術で写真を撮影するひとたちがいて、その作品というのは自画像。結構難しいんだこれがというような話をしていた。それでそれでまた階段、家に立派な階段がある……のはさすがに普通の家じゃないだろ。そこの住人は、階段が大変だから電動リフトをつけたんだ、などと言っているし、それは庶民の考え方ではない、本物の金持ちのようだった。その住人つまりジジイはそのままリフトでどこかへ運ばれていってしまった。寄り道コーナーはフルトヴァンゲン、黒い森のドナウ川水源を見に行く。電車の中で女の乗客に「面白いわよ」と説明されていたので、何かおどけた物体なんかがあるんだろうかと若干期待していたんだが、結局本物の水源があるだけで何が「面白いわよ」なのか分からなかった。街歩きに戻ると、「ずっと階段登ってる気がする」っていうナレーションが入る。視聴者もずっと階段を見せられていますがね。選択できるだろ、それは。もう終わりなのだが、最後に紅葉と夕日の街並みを頂上から見るというひとくだりがある。最後の最後、階段に相席カフェみたいな仕組みがあって、二列に並んだ人々が階段に座り、その内の一列だけが数分ごとに一段ずつずれることによって、たくさんのひとと話すという仕組みになっていて、階段の有効活用なのか疑問だったが、それなりに盛況しているようでもあった。以上です。あのー、階段だらけでしたね。
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。表紙の賭ケグルイの豆、重力に逆らってることもあるけど、あまりにリアル過ぎるので画像加工しただけなんじゃないかな。まんがにおける写真背景とか小物とか、最初はちょっと嫌だったけど今は別に嫌いじゃない、ただまんが的なデフォルメがないとキャラと分割して見えちゃうので違和感が拭えないんだよね。『履いてください、鷹峰さん』、新連載、ネット限定の賭ケグルイ番外編が好評だからオリジナル作品も任されたのかな。下着を脱ぐと時間を戻せる理由も胸を見られると能力が一部無効になる理屈は分からないけど、とにかく状況がいちいちエロくて良い、のっけから胸揉ませてもらってるし。しかし冤罪で従わせるとかやべーな。『ハッピーシュガーライフ』、これまでのらりくらりと罰から逃れては罪を重ねてきた主人公がついに痛い目にあう話なのでこれまでで一番面白いな。これは多分、主人公の相手役の幼女がどっちにつくんだって話だけど、トラウマと重ねてるから多分主人公になびきそう。しかしバットを腕でガードした割にはダメージが小さい気もする。『好きな子がめがねを忘れた』、新キャラが登場、いわゆるイケメンのモテメンだが、性格が最後まで読めない良い展開。主人公の方がむしろ鬱陶しいぐらいにキョドっててウケる。ヒロインが言う「なつく」の意味は確かに意味深だな。それにしても「ツイッターでおなじみのあのキャラが登場」ってのはやめてほしい。ツイッター見てる前提はやめろ。ネット環境がなかったら死ぬじゃん。『恨み来、恋、恨み恋。』、内的世界による対話と外的世界の戦闘シーンが噛み合うような展開。神様からなんか試練とか出されるのかなと思ったら案外すんなり通ってて、むしろ表の世界の方が負け戦で大変そう。長く閉じ込められるのかと思ってたヒロインも二ヶ月で出てきたし早いな~と思った。『怪人麗嬢』、前回の敵の続きだが、カラーはパンツを脱ぐ回想シーン。いわゆる性的虐待というやつで、それが優しい締め方に繋がるんだが、野原でパンツ脱いでたのかな。敵は相変わらず張り付いた笑顔で怖いが、ちゃんと武装する知恵はあるのでそこがちょっと面白かった。『聖女の揺籃、毒女の柩』、うーんズブズブのホラーだなー。完全に怖がらせることに集中しているような展開なので盛り上げ方はうまいと思うが、この状況でよく箱に入る気になるな。外から刺されたら終わりじゃん。そういう意味では割と繋がりのある終わり方だった。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、新学期スタート。これまでは主人公がクラス中から嫌われていたので主に相手との漫才形式だったけど、新学期からはクラスのキャラも噛んでくる。今回は高飛車な女子が登場して、わたしの方が相手役の男子にふさわしいと主張してくる。理屈っぽく返すうまさもありながら、最後の独り占め発言はズルいな。『賭ケグルイ』、戦争ゲームの続き。これはどちらかというと個人の尊厳の話っぽいので、適役の詐欺師の過去がうまいこと絡めて語られる、つまり一度の強烈な敗北により植え付けられたトラウマを根絶やしにするための行動だと。最後の見下すことで己を保つ云々という流れもいいね。賭け事はそのためのおまけみたいになってる。『RE ~終わりと始まりのハナシ~』、これ、読み切りなのか? と思って最後まで読んだらどうもかなり昔にジョーカーで連載されてた『死神様に最期のお願いを』のリメイクなんだな。流石に覚えてないので画像検索して少しは記憶が戻ってきた、最後に登場したのが前作の主人公か。でも十年ぶりに明かされる衝撃のシナリオってジョーカー側が煽るぐらいなんだし、今度は早めに終わらないってことなんだろうか? いちばん重要なのは前作の結末を覚えてないってことだな。『遺書、公開。』、前回の伏せ方、今回の結末の伏せ方もうまい、引きがある。それでいて予想とは違う方向にズラすというか、メガネの目的と小太りの目的がずれてる中で犯人の意図が分からず推測し合うのも面白いし、その中で各キャラの性格も小出しにしているのが巧みだった。『蝶撫の忍』、各回ごとにひとり死んでいくようなスピード感だが、今回も前回の武力一本勝負という見立てが崩れて髪の毛で殺されるところとかひどく見応えがあった。ただ前回も今回も胴体真っ二つなんだな、これは意味があるのかな。あと結局主人公の童貞は奪われたんだろうか? 『よなかのれいじにハーレムを!!』、折り返し地点っぽく褐色肌の新キャラが出てくるし、モノローグもそれっぽい。つまりこのキャラとのふれあいで物語が閉じそうな匂いがする。ともあれ言葉が通じないのでヒロイン役が通訳をして人助け、からの世話役認知、からのジェスチャーのすれ違いによるプロポーズと慌ただしい。最後にもまたひとり新キャラが出てきた。『夢喰いバクと悪夢の子』、前回家を焼かれているので当然だが壮絶なバトルシーン。敵は余裕なのか三人いるのにひとりだけが前に出てくる、主人公はガキのおもりをしながらなので戦いにくい、決着がつきづらく森は壊れてモンスターが集まるという有様でようやく魔術師みたいなのが何かを仕掛けるという、ガキほとんど関係ないが燃える展開。『お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない』、占いで悪い結果が出たから弟を巻き込んでリカバーを図る主人公。定番おまじないの消しゴムの下の名前、お経って呼ばれるほど書いてあって笑った。下着の色、ボンデージなどノリノリでエロいことをしまくるが、正気の目線で女王様の格好見たのによく冷静でいられるな、お従兄さん。『ジャヒー様はくじけない!』、トマトを育てる。確かに食費は浮くがそれにしては小さすぎる鉢だし水をなみなみと注いでいる。鉢植えの散歩はさすがに爆笑した、異端児だ。情をかける流れなのでかわいそうで食えなくなっちゃうかなと思いきや、食ってしかもマズいという不憫さ。『齢5000年の(略)』、こっちも不憫だがどうも主人公のドラゴンが攻撃を無効化するようでどんどん投げつけられる、マジでトカゲじゃんウケる。持ちこたえるための戦いも全然キマってなくて良い。最後能力が発現したようだが、あれは巨大化したからでは? 『僕が僕であるために。』、いよいよだ……! という展開だが、今回の作中ではそのいよいよは来ない。むしろ切れ長の目をしたふたりの恋物語になっていて、演劇を通して友情は復活したのかなという感じ。しかしお化け屋敷で頑張ろうとするんじゃねーよ、笑った。『渋谷金魚』、今回は番外編なのでジジイが金魚のデカい水槽の中で自害する。これがどこかに繋がるってことかな。『ラグナクリムゾン』、相手との話し合いが長引いているが、姫が主人公にメロメロなのでテンポよく腑抜けてしまい全体としてギャグになる面白展開。シリアスなシーンもむしろ犬猿の仲という感じだな。一応最強軍団っぽいひとたちが蚊帳の外。敵の紹介も入るけど、説明の限りではめちゃ強そう。『ラブコメ(物理)』、最終回なのでネタバレは禁物だが、付き合うの意味を真正直に捉えて攻撃し合うの面白いし、手加減しないとか言ってるのもいいけど、女から「もっと突いてください!」って言うの、メチャクチャエロくないですか? 『ソード・オラトリア』、まだまだ戦っているが、援軍も来たので主人公たちがすべてを圧倒する、仕返しのターン。というか主人公に至っては別にそこまで押されてない気がする。メインは褐色肌なんだが、こっちはむしろ後半に寄せられていて、思惑通りみたいな流れに巻き込まれている。『メイのメイデン』、最後のアオリに最終決戦って書いてあったから、これが終わったら最終回なんだろうなあ。AtoZでJまでしか行かなかったってことか。最後はマジモンのアイアンメイデンを使うので死のリスクを賭けている。全部脱ぐとか、ジョーカーの説明を忘れるあたりシリアス一辺倒でもないところが良い。『ヴァニタスの手記』、この作品だけあらすじが毎回数ページ分ついてるけど何故だろう。叙述トリックで実は昔にタイムスリップしたのではなく誰かの見せてる仮想空間だと知る。その幻を破ったひとの背中に乗ってる描写、かわいいな。一方、館の中ではわざと血を飲ませて過去を見せつつ、獣の正体を明かすという興奮する展開。築いた友情が崩壊する興奮というか。『賭ケグルイ双』、なんちゃら会の幹部ふたりとの戦い。読みやすい方はあっさりと破ることでまず対等であることを示し、それから表情の読み合いに入っているのがスムーズで良かった。相手の飄々とした態度も最後のトリックで見せつけてる、問題は負けたキャラが堂々とし過ぎってところだな。『美少女菩薩ミロクちゃん』、最終回、うーん駆け足だ……。最初の異空間のキャラとか全然使い切ってないし途中から不自然にラスボス出てきたのでさすがにこれは打ち切りでしょう。ただ終わりの方は問答があったり本当の敵が出てきたりと見応えがあり凝った展開だった。最初のオムニバス型のまましばらくやることってできなかったのかな。以上です。