ぐ戒

小さなことにも幸せを感じていますとか不貞腐れたりしませんとか言ってて最近の若者はすごいみたいな話の流れでその若者の女のアイドルグループがBL風ファッションお披露目とかやってたので正義の団体から文句を言われそうだなと思いながら最後列で眺めていたら次は背中からコードが出ていてビニールテープでそれを固定しているコンビが出てきたので背中下の筋肉が動く度にチクチクしていたそうだしもし抜けて血が止まらなかったらどうしようと怖がっていたらそのときはわたしが買い取りますよと血液コレクターのマダムが言ってくれる夢を見た。こわい! あとは田舎の自転車道で軽く争う夢と、誰かのリミックスを引き受ける夢を見たが、詳しく思い出せなかった。
前回古書店に行ってから一週間、商品が売り切れていないわけがない。そんな中、晴れではないが予報通り雨がやんだと思って出かけたら大雨! 雨雲は死ね!! ガレージに向けて出発したらもう小雨が降ってきて、ガレージに入ったら土砂降りになった、西遊記の上下巻と漢文の哲学の本と漢文のエッセイを購入、全部中国。帰りはもっと強い雨になったので、ずっとブツブツ「嫌な天気!」と言いながら帰ってきた。大雨、大雪、大雨の波を乗り越えて、一週間ぶりに晴れではないが雨は降らないという予報を信じて出かけたらアホみたいな大雨、狂ってんのか。夜はその買ってきた太い西遊記や児女英雄伝を入れるためのスペースを作った、数学辞典みたいなのは今は使わないので奥へ。中断してる海上花列伝もさっさと読みたい、これはかなり好きなのに確かミャンマーの小説読むために中断してそれきりになってしまった。

家族が近所にめちゃくちゃボロボロの家を買って今度からここに全員で住むと言ってきたので見てみると平屋で紫の毛布を敷いて雑魚寝することになっていてじぶんの部屋がないという条件だったので嫌すぎるしこの家に元々住んでいたガキどもは植物を吊るす壁があることや裏手の土地は昔弁当屋を営んでいたが建物を撤去したのでああいう汚れたコンクリなんだということを説明してもらったのだが肝心のこの家を購入した事情について家族は口をつぐんだままだし前の家もどうするか言ってくれないのでおれは前の家の方に住むことにしたら結局家族はそのボロボロの家から前の家であるこっちに毎朝歩いて通ってきている状態だったので道路が廊下みたいな気分でやってるんだろうけど雨の日とか大変だろと思う夢を見た。さすがに日記の遅れを取り戻しているから鮮明に覚えているな。
なんかタイのオランウータンニュースを見ていたら、シズカ、ノビタとあと一頭みたいな書き方だったので、絶対ドラエモンだろうと思ったらブライアンだった、なぜ……。ジャイアンの方がまだ似てる気がするけどジャイアンがブライアンでも嫌だな。出かけるつもりなのに、天気による虐待を受けており、なお雨が酷くなってきました!! それでも出かける準備はしたのだが、なんかダメっぽい。大雪のピークは過ぎましたって言われたら普通晴れとか曇りになるのかなって思うじゃん、大雪のピークが過ぎて大雨になるなよ、なぞなぞの答えじゃないんだからさ。結局ギリギリまで待っていたけどついにバケツひっくり返したみたいな雨になってきたので、お出かけを諦めました。ここ数年ずっと最悪のクリスマスを経験してる気がする。どうせおれのほしい本は全部売れてしまっているんだろうな~。

なんだかんだで運いいもんなコーヒー飲みたくなったら偶然コーヒー屋潰れて権利が手に入ったりハム食べたくなったらちょうど目の前で豚が死んだりするしと言われてそれっていい話かなと思う夢を見た。あと、お笑いを見る列がこんなところまで伸びているので決して見ることはできないだろうと思う夢を見た。
M-1のことを考えていたからこんな夢を見たんだね。今日はM-1を七時間見たので、そのほかに書くべきことが何もない。

ふるさとに帰ったら薄紫の花が咲いていたのでもう春かと感動して花畑を様々な方向から見ていたら釣り鉢なんかも風情があり地面の花は巨大なプラ鉢で立体感を出してあったのでこんな本格的なところでもやっぱりホームセンターのプラ鉢でいいんだなと納得しつつ写真を撮影しまくっているとそこの花畑のひとがやってきたのでちょうどよかったと話しかけ花の名前などを聞いていたら相手も土の配合を教えたいと応じてくれて近くに村民カフェがあるらしいのでそこへ集合することになったのだが道が分からないので家族が聞いている間におれは今撮影した写真のフォルダーをチェックしていたのだがなんかドイツ語のウイルスに引っかかっていてドイツ語の電話がひっきりなしにかかってくる状態だったので切り続けながらシステムの画面を出しせっかく撮った花の写真が消えたら嫌だなと思いつつ携帯を修復させてそれから巨大な車に乗ってカフェに向かおうとすると何故かペーパードライバーの家族が運転席に座っていて全員に止められたのに百メートルぐらい進んでヒヤヒヤしたしその後は慣れた家族が運転することになったんだけど外車で感覚が狂うなあとか言ってると思ったらでかいトラックと横で接触しそうになってて危ないと思う夢を見た。この危ない! ってのでマジで目が覚めた。
あといつだったか現実世界で大雪警報解除の村民放送がバカでかいボリュームで流れてきたのでそれでも目を覚ましてしまった、耳栓をして寝直したんだけど、その時の夢は忘れてしまったな。それで家族の都合でいつもより早く叩き起こされたし大変だった、起きてすぐ眠い感じだった。今日は、明日M-1ってことを忘れそうなので何度も呪文のように呟いたりしていた。しかし今週は悪天候の最後に大雪でまったく出かけられてないので月曜日は絶対に出かけたいと考えている、のに大雨の予報になっていて大変に不快で、雨雲殺すぞと思っていた。

なんか絶対に夢を覚えていたんだけど雪が積もってテンションが上がったので全部忘れた。雪が降るとテンションが上がるんだけど、この雪が解けて再び自転車で移動できるようになる頃には古書店の今年の営業が終わってそうなので、そういう意味ではテンションが下がる。雪終わったら一日だけ曇りでまたそのあと大雨になるのムカつくな、せめて雪のあと雨降ってから曇りになれよ~。夜、カレーを食べながらテレビを見ていたら、「お正月はおみくじを引きたいです」と言う小学生にNHKの記者が「何吉を狙っていますか?」と質問していたので、大吉しか言うことないだろと思ってしまった。あとめちゃくちゃ積もったので、夜中に雪かきした。
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。『履いてください、鷹峰さん』、ラウンドワンに言って女同士で悩み打ち明け。エロい行為の告白なのでエロい描写だらけでウケる。一応攻めから守りに転じたということは分かるな。『ラグナクリムゾン』、お供の女は足切断。主人公は重力食らいながら電話、魂の電話だ。めちゃくちゃ強い敵倒したと思ったらもっと強い天皇の部下が来た、連戦だな。『好きな子がめがねを忘れた』、番外編。合格したのでご褒美、バックハグさせてもらった上に頭の匂いを嗅げて主人公の中の地球が爆発した。『ごっどくん』、子役と来たらロリコン親父だよね~。そのいざこざで転落事故、神様が来て復讐のために生きることを選択。子供のまま不老不死に→大人になれないサイコーという点が良かった。ただ神様は生殺与奪の権握ってる割にたじろぎ過ぎでは? 『賭ケグルイ』、病院、姉のこころが死んだので喪服だったらしい。それから現代、一万円札で折り鶴 わたしのために戦ってくれてありがとう。ここで一旦終わって、数ヶ月再開らしい。考えてたこと全部使ったって書いてあったけど、最終回まで考えてなかったのか? 『高森くんを黙らせたいっ!!』、好かれてヘトヘトになってて、相手の真摯な態度も相まってテンパり、わたしのこと好きなの!? と聞いてて笑った。『龍とカメレオン』、二話掲載。前半はテニスで打ち合わせ、巨大な壁を超えるためのアシスタントが必要だが知り合いには断られまくり一方別の現場のアシスタント、細かくて時間かかるためクビになったが、この子と主人公が後半の飲み会でからむ。酔い潰れた主人公のラフを勝手に見ちゃって感動、協力というアツい流れ。『魔王様はあいまで知りたい。』、二話掲載。新キャラ男は熱血将軍、訓練テキパキできて魔王と秘書イチャイチャを邪魔しに来る感じ。そんな熱血野郎が二話目で秘書に告白する、訓練失敗の際の毅然とした対応が気になったとかで。歪な三角関係だ! 『最近雇ったメイドが怪しい』、メイドを取り戻しに行く準備。居場所は他家の御付きが知ってるって話だけどなんでだろ。残るメイドに耳打ちがあったり。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、ホテル到着。鹿の剥製に興奮、温泉でも興奮するバカを叱ったらひとりは女子なので女湯にいるという巧みな場面転換。部屋に女子が来て、相手役が主人公にシャンプー変えた? って聞いてて笑った、ホテルだから変わるのは当たり前とツッコミが入ってた。『勇者パーティーの荷物持ち』、魔人たち紹介パートと、主人公たちの作戦会議。暗殺者がひとまず潜入した結果、姫ひとりで乗り込むという展開。謎は謎のまま。『怪人麗嬢』、吸血鬼騒ぎは前回も似たようなことがあってそのときは第二の黒死病ってことにしたらしい。これが本当に最後の戦いみたいなノリだが、各地のボスを撃破するためロックマン方式だなと思った。『ヴァニタスの手記』、この世界の差別では被差別者も差別している、お互い様という流れだが、それゆえ混血のひとりが謝りに来るシーンは光る。『ソード・オラトリア』、変身魔法をコピーしようとしてる? 人間側会議、六か所全員を倒さなければ大魔法が防げない。異形でも信じるシーンは感動的だが、神様サイドに謎だらけの言動がある。『嘘の子供』、探し物をしていると、死んだはずの娘に話しかけられる。今までの行動振り返りがあったり、ポテチの味がしなかったり、夢だなという印象を先に与えてくる。目が覚めて涙。『恋愛自壊人形 恋するサーティン』、先生は主人公の能力が高いから好きだけど、好きだから完璧になってほしくて振る、自壊を乗り越えろと言う。人間の方にこころがないみたいな話だ。『ぼくとミモザの75日』、北へ、楽しい旅行描写がある。正気に戻った主人公が、奪ったりしなくても良かったと気付くが遅過ぎる。一応相手の感情を揺さぶっているみたいだが、もう終わりが近いな。『サキュバスとはじめる真剣交際』、最終回。戻ってきたあとが全部ネタバレだな。最終回のキーワードは「尊重」だった。『ミツドモエ生徒会長ズ』、最終回。主人公がまた引っ越し? ネタバレを除くと結局引っ越しはしなかった。あとヘリすごい。『虎とお団子』、久しぶりの作家、コックリさんのひと。日常パートが独特のノリのままでむしろ安心するな、めちゃくちゃというか。少女の腕がない理由は不明で、虎と一緒に死刑宣告を受けるが、死刑執行が無理難題ミッション。別の死刑囚が政府要人を人質に取っているなか、バトルパートではほぼ少女が殺しまくりだった。少女が猫っぽいのが良かった。『勇気出して!澤村くん』、太眉大柄なヒロインに告白したい主人公だが、かなり情けないしクヨクヨする性格。でも相手のスカートを気遣うところは良かったな。互いにごめんと言って思いを伝え合うという流れで、青春。『アメちゃんは今日も敗走ちゅう!!』、女吸血鬼とゲーム。かなり強めの尻フェチみたいな構図があるぞ! 尻尾で叩いて尻見せるやつ、サキュバスみたいだな。負けまくりでかわいそうなのでわざと負けたら、今度は吸血鬼としても弱くて牙が皮膚を通らない。ここ笑ったな。以上です。

番組の企画の作業を中堅お笑い芸人の家でやることになったので間取りが分かるからお笑い好きにテレビを見ろと呼びかけてそのあと作業に向かったら雑居ビルをまるごと買い上げただけあって部屋数がたくさんあり図には二階と四階しか描かれてなかったので一階はエントランスだから分かるとして三階はなんだろうと思って外に出てみたら既に潰れた店のネオン看板が明かりも付けずに寂しくかかっているだけという夢を見た。あと、大御所俳優が打ち上げに着てブランデーを飲みながらおれみたいな雑魚にも話しかけてくれたんだけど誰よりも遅く来て誰よりも早く帰ったのでブランデー飲むスピードヤバすぎだろと話し合いつつ俺たちも急ぐ図と山の麓の川まで来てみたら人間大砲みたいに飛んできた黄色い服の男がいて川に軟着陸したので最近の芸人もこんなことやるんだなと見に行ったら実は芸人ではなく俳優でプロフィール紹介みたいなのを今は関係ないと阻止しながら番宣のためにここまで覚悟を見せたってことかとその勇気に痺れるという夢を見た。
謎に晴れの時間が二十分ぐらい続いているが、今日も天気は悪い。毎度思うけど鰯雲のような雨雲の密度で晴れの時間がしばらく続くことあるのってシューティングゲームみたいだ。しかし、なんとか晴れ間を見つけて酒屋には行った。悩みに悩んで箱ワインを買ったよ。お菓子は売り切れることがないだろうけど、クリスマス需要で安売りの箱ワインはなくなるだろうと予測したのでね。

マダムに依頼を受けて巻物に歌詞を書くことになったんだけどおれが落書きなどをしてインスピレーションを得ようとしているときに同じ依頼を受けて横にいた男女コンビは下書きもなしに筆でサラサラと書いて終わらせて次の依頼に向かっていたのでおれだけ置き去りにされた形になり焦ってしまったしこじつけのような歌詞をやっとの思いで書きつけて次に進むと今度は英語の対話を完成させろという指示が出ておりこれは男女コンビも苦手らしく足踏み状態だったので形勢逆転できると英語の教本を開いてみたら五色の正誤表がハラリと落ちてきてこれを参照しながら解くのは面倒だなと思いつつも男女コンビより早めに終わらせてよし次の依頼だとなった辺りでイヤイヤなんでこんなにマダムの無意味な依頼を受け続けなきゃいけないのと正気に戻ったあたりでマダムがでかい体を揺らしながら戻ってきてひとまず歌詞を確認し始めたので緊張しつつ様子を窺っているとやや満足して帰っていったのだが実は魔力によりおれたちはすでに軟禁状態にあるらしく男女コンビの女が男にあなたが精霊王の息子だと言えばあのマダムも慌てて魔法を解除するはずよと提案する様子を見る夢を見た。あと、こんな住宅街に眼科があるのかと思って出向いてみたら自称視力35.0のババアが視力検査をやっている声が二階の個室から聞こえてきたけどまずボケてて正しくない発言をするものだから視力が正しいかどうかも分からない状態であるらしいという夢を見た。視力はアラビア数字で書くしかないから混ぜて使うしかないやつだな。あと、家族の部屋にビー玉を置くと転がっていったので家が傾いているんだよと説明したら家族は別に気にしてないしと言っていたししょうがなく部屋に付いてる自動ドアを開けて出ていきじぶんの部屋に向かったんだけどそこは和室でしかも入り口から床に下方向のかなり深い段差があり薄暗い上に古臭くて何も快適ではないのでどうしてこんな落差があるんだとガックリくる夢を見た。
昨日からこの日の天気予報は悪かったわけだが、やっぱずっと能登半島に雨雲が張り付いてる状態だった、雨雲は死ね。世間はまだマフィンで腹壊したニュースやってんだな。作ったマフィンの管理が悪かったぐらいの話でマフィンのリコール自体もそれなりにやってて行政処分も見送りになって保健所のひとから見ても作ったひとは反省しているようだったと言われているのにそれでもまだマフィンのひとを人殺しみたいに叩いてるやつ、絶対コオロギ食のときに騒いでたでしょ。ああいうひとたち、多分「振り上げた正義の拳が下ろせない」のと「それなりの悪さが理解できない」のがあるんだと思ってる。話を戻して、天気は今後も悪いらしい。寒波に入る前も結局大雨で出かけられず、そのまま雪が積もるレベルの寒波に突入っていうのはちょっとねえ。あと、森銑三の本を読んでいたら、これ勝海舟の親父の自伝の翻案だなと気付いた。その割には股間の話はきれいに取り去られていたので幻滅した、きれいな部分だけ集めるなよ。昔の人物の道徳的に素晴らしい部分だけ切り抜かれて素晴らしい人物みたいにされるとつまらないからおれには森銑三は合わないかもしれないな、捨てるか。悪くはないけど逸話をクリーニングされてる気がする。人間はいいところも悪いところもあるのにいいところだけ寄せ集めて見せられると不快に感じてしまう、そしてその抑圧がおれをゴシップ閲覧に向かわせる。それにしてもおれは相当に物覚えの悪い人間なんだけど、森銑三の文章の中の「戸棚から銭三百文を盗んだ」という描写から、これって前読んだ勝海舟の親父の話じゃんと気付けるのは何なんだろう、言語化できてない部分での記憶力があるってことかな、ストリートビューも変なところ覚えてたりするし。