ぐ戒

久しぶりに夢を完全に忘れちゃった。今日は雨が夜更け過ぎに雪へと変わるの割と難易度高いよな~とか思ったりしていた。近所の方面に出かけて、棒茶や円錐型のペーパーフィルターなどを購入。慎ましいクリスマスイブだったので一回休み。

ゲームで村の中にいるんだけど歩き回ったら崖とかがあってちゃんと行動が制限されてるし崖の下は魔物がウジャウジャいるので動やったら出られるのかと悩んで一回周辺地図を出してみたらズームアウトし過ぎて魔王のお膝元まで見えちゃって細かい部分がまったく見えなかったので地図を閉じ現実問題としてどうするかと村を歩いて回ってたら井戸の上にひとが寝ているというわかりやすい形で示されていたのでこいつにダンスを見せてどいてもらえば先に進めるはずと記憶を呼び戻していたけどそしたらこいつが仲間になるわけだしもうちょっとソロで活動したいなと思う夢を見た。仲間が増えたら経験値が減っちゃうからね。ゲームにもよるが。あと、街へ向かうことにして駅までは自転車で行ったんだけど駅構内から伸びるはずの道が行き止まりの広場になっていて存在せず古書店にいけなくなっていたのでどうすべきか分からずひとに聞いて回っていたらそこの韓国人が知っていると言われたし質問してみたところ確かに彼の背後のトンネルから向こう側に抜けられるらしいが雨具を持っていますかと逆に質問されたしノーと返事するとでは危険ですので通せません明日また来てくださいと追い返されたしめんどくさくなって引き返したけど行きたいのは今日だからわざわざ明日雨具なんか持ってくるわけねーし引き返しつつ今後二度とあの古書店に行けないのかと悲しくなってきたがひょっとして東口から直接行けばいいのかもしれないと希望を持ち始める夢を見た。これは本当に悲しかったのでよく覚えている。古書店はおれの生命線。起き抜けには、どっちが前かわからないと不機嫌になっている奴がいたのでなんでそれだけで不機嫌になるのと質問したら例えばペンキを大量にこぼされてどっちが前か分からない車は前に進めないだろうとナレーションが入ったのだがあまり納得できない夢を見た。記憶にない夢だ……。
今日は西から来た雨雲を石川県が一回全部受け止める感じにイライラしたり、タイのニュースを見たりしていた。タイで日本人が背中を刺されて、財布を差し出して命乞いしたら頭も刺されたみたいな野蛮なニュースをテレビで見たんだけど、ネット上では扱いが小さく、どのような事件だったのかまるで分からない。雨雲の第二波が来てるな~と思いつつ出かけたら結局大粒の雨が降ってきたので最悪、雨雲はこの世界のゴミ、必ず滅ぼす。街の方面に向かい、新竪に行ったが何もなし、ガレージで沖縄のコスモロジーの本一冊買った、で帰宅途中に大雨ってワケ。

午前九時の起き抜けには、芸人が財布を探していたのでさっき見つけたからベッドの脚に括り付けておいたよと教える夢を見た。なぜベッドの脚に括り付けるのか。正午過ぎの起き抜けには、変換ソフトが自らも変換対象にするばかりか触ってないファイルまで変換し始めたのでこれはゲームの攻略に必要なファイルだったのにと困っていたがそうかドラッグアンドドロップしたファイルがあるフォルダーにあるすべてのファイルを対象にしているんだと気付き原因は分かったにせよいちいち個別にファイルを指定するのはダルいからこのソフトは使わないようにするかと思う夢を見た。そういう仕組みのバッチファイルが確かに存在している。
今日は Yukiga Futte Uresii として通算300作品目となるリリースを達成した。特にちやほやされることはなかった。それからはエムワンだな、毎年敗者復活なんか見ていなかったんだけど、今年は家にいる日でもあったことから多分初めて見ることにした。そしてそれだけでお腹いっぱいになってしまったが、本戦も結局見た、ので書くべきことがあまりない。おれがエムワンで一番嫌いなところ、それはお笑い芸人の熱い姿で感動させようとするところ……。夜中はなんか有名なバンド? がすべてのリリースをユーチューブで無料配信し始めたというニュースが流れていたので感動していた。じぶんが著作権を持つ音楽をタダでばら撒く奴はいい奴だよ。興味がない作品でもな。

雨がひどくて流量が増えたドブに毛だらけの犬が絡まっていて家族は助けたいと主張していたがこんな危険なドブに入れるわけがないので無理でしょ猫がたまにあそこにいてあいつらはうまく逃げるんだけどなと言い合っているうちに犬は流されていったのでしょうがないと諦めつつリビングでくつろいでいたらさっきとは逆の方向からさっきの犬の鳴き声が聞こえてきたのでなんでだろと思って外を見てみたら家の外のグラウンドにいたので今度こそ助けると家族は飛び出していったしおれはやれやれという感じでその後に付いていくとその犬が病気みたいにひとりで暴れていたのでこれはヤバいということになり最大限に距離をとって逃げ出したのだが同じグラウンドの隅の方で色々な球技が行われておりこっちにサッカーボールが転がってきたのでこういうのって蹴り返した方がクールなのかなと考えていたところムキムキの男が来てほぼ真上にラグビーボールを蹴り飛ばしたので地面に落ちてくるまでみんなが固唾を呑んで見上げているという夢を見た。グラウンドでガキ共が遊んでいるみたいな夢、何度も見るけどどういうきっかけで見ているんだろう。
インターネットの性欲界隈はマジで毎日燃えてるしちょうどいい答えなんか世界が終わるまで出なそうだな、人間に対する性欲をゼロにするか百にした方がマシっぽい。つーか人間の性欲界隈でよく燃える対象になる「みんなが性交しなくなると世界が滅ぶ」的な主張はめちゃめちゃ非倫理的だと言われるのに、ベーシックインカム界隈でよく言われる「みんなが労働しなくなると世界が滅ぶ」的な主張はスンナリ受け入れられてるの、マジで狂ってる、両方非倫理的だろうが。おれは生殖と労働が国を経営するための両輪だと考えているので、倫理が高まって生殖の縛りをなくすのはいいが、労働とバランスを取れとずっと思っている。なんで労働だけが義務なんだよ。今日は書店でまんが雑誌受け取って予約もしたし、その間中ずっと捨てるべき本を抱えることになると考えていたが、よく考えたら捨てる予定の本は別に盗まれてもいいので、自転車のカゴに放置して書店内作業を行った。その結果盗まれはしなかった。そしてブックオフで本を十五冊ほど捨てる。クーポン還元型のセールやってたけどあんまり欲しいものがなかった、そしてまた雨。なんでまた雨が降るんだよ。天気予報はどうなってるんだ。そしてスーパーでクリスマス用に三十五度のペットボトル焼酎を買った。夜には、タブレットからアプリを通じてツイッターできなくなってることに気付いた、アンドロイドのバージョンが低いからか? アンドロイドのセキュリティがどうのという話があったからそれかもしれんが、切り捨てられるのは話が違う。

居丈高に自らのすごさを説教してくる男がいたんだがそのうちに雨が強くなってきてそいつが屋根の上に干してた布団が水びだしになってしまったしお前は雨の中布団を干しているのかと指摘したらキレられる夢を見た。でもその屋根って明らかにおれの家の屋根なんだよな。住民じゃん。あと、和の雰囲気が強い古書店に入ったら土足はダメだったみたいで足にシーツ巻いとけやと店主に言われてしまったし歩きにくいなと思っていたところ連れは腰に青いぼろ布を巻くだけで許してもらえててズルかったし店の隅に同じ格好のガキがいたけどそれは家庭問題っぽいので解決してやりもう二度とこんなところに来るんじゃないぞとたしなめる夢を見た。これはなんとなく覚えているんだけど、飛躍が激しいな。あとあと、まんが雑誌読んでたらオチのページが落丁していたので一番大事なところじゃんと思いながらもとりあえず読み切ってしまい対応方法を調べていたら郵送のみと書いてあったので面倒臭がっていると家族が勝手に変なクーポン付き応募封筒を用意していたが雑誌だから入るわけがないしクーポンで得したかったらじぶんで使えと反論してから岩波の本を見てみたらこっちも不備があったんだけどボロボロで水濡れすらある状態だったので古書で買ったものだから交換は無理かと諦める夢を見た。岩波の本、ゾッとするぐらい汚かった。さらに、急いで橋の真下の本部に戻ったらちょうど同僚の派手なノートパソコンが閉じられたところだったしその振り込みがおれであるとバレないようにわざと気付かないフリをする夢を見た。これも結構覚えているし、派手なやつは確か赤と黒のカラーリングだった。つーかここまでが午前十時までの夢で、警察のサイレンとその警察が何か叫んでいる声がうるさくて目が覚めてしまったんだった。それで耳栓をして寝直した。正午過ぎの起き抜けには、外人が英語で我々はBBで云々と自己紹介していてその画面の下の方にBBはバカのことであるとテロップが出たので外人も謙遜するんだなあと感心する夢を見た。
なんかラップバトルをして川に飛び込んだ結果死んじゃったみたいなニュースがあったんだけど、若者じゃない人間でも分かるようにラップバトルの解説がなされていた。しかし『音楽に合わせて即興で同じ母音を重ねる「韻(いん)を踏む」という技術などを競い合うもので』などと書かれていたが、韻を踏むぐらいは老人でも分かるだろうよ、俳句ですらしょっちゅう韻を踏むのだから。それから不安定な天気の中出かけた。雑誌を受け取って、早速昨日買った巾着袋を便利に使いつつ、ガレージに向かっていたらポタポタと降ってくる。やばいやばいとガレージに入ったら大雨になり、その後の予定が全部ダメになったのでイライラしてしまった。結局雨が止むまで粘って、東洋文庫の日記物を一冊百円で購入してから帰路についたが、帰り道の途中でやはり雨になってしまい、びしょ濡れになった。雨合羽を着たし荷物は守れたけど、降ること自体が良くないので何も良くない。東洋文庫は正確に言えば文庫本のサイズではないが、微妙なサイズではありはっきりと「文庫」と書かれているため、店員により値段の判定が異なるんだよね、今日は百円だった。

百均の紙製手帳型スマホカバーがなぜか家の和室に山のように積み上げられていたがちょうどいい黄緑色がわけ分からん犬かコロ助のものだけで選択の余地がそんなにない夢を見た。これは正午過ぎの起き抜けだと思う。覚えているがゴミのように積まれていたのでゴミのように掘り起こしていた。午前十一時半の起き抜けにも夢を見ていたんだけど、十一時半ってなんだよもうすぐ起きなきゃならないじゃんと思っていたら、人生はシーソーゲームだなという内容以外すべてを忘れてしまった。その内容というものもボーッとした頭でメモしたものだったので、今となってはまったく意味が分からないものになっている。
おれは普通、昼には音楽を作らない、なぜかといえば窓を開けているからだ、おれにもそれぐらいの意識はある、ただ東南アジアのラジオが猛烈にでかくなる瞬間というものがあり、それは防ぐことができない。ともかく昼には作らないのだが、今日は例外的に音楽作成マシーンを触っていた、これはなぜかと言うと昨日寝る前に思いついてしかも今日起きてからも奇跡的に覚えていたことを試すためだ。まあ、さっき近所に気を遣って昼は音楽を云々と書いたわけだが、ヒヨドリが地獄のようにうるさいのであんまり意味ない気もする。オナガよりもマシだが数が多いから総音量で考えるとどっこいどっこいであるような気がしてるんだよな。今日は近所のブックオフに出かけて、鎌倉仏教の本を買おうかどうかちょっと迷った。けど、内容がしょぼいというか、僧侶の基本的な解説が主だったので結局買わなかった。リサイクルショップには再びミニ円錐型ドリッパーが出ていた。前回は確かに消えてたはずなんだよな、そのとき持ち歩いてた客がやっぱいらないから返したとかだろうか。これも迷った、迷ったが、ミニ円錐型用のペーパーフィルター自体がレアなので買わず、まったく別の場所にあったペラペラのショルダー型の頭陀袋を五十円で買った。そして帰宅したら明日急に雨の予報になっていましたね。えーっ。ふざけるなよ、という感情の乱れはあったものの、リリースはした。夜中には早速昼間作ったセットで録音をしたのだが、なんと、でっかい無音ファイルを作ってしまった……。録音失敗ってやつだ、悲しい、四十八分の無音を作ってしまうなんて……。ここでムキになってもう一度録音した。しかもムキになるということはさっきの分数を超えるということだ。しかしこのミスやるの三回目ぐらいなんだけど、一体どうやったら防げるんだろう。あんまりいい方法がなさそうだったので、仕方なく録音システム自体を変えた。そして怒りの音源なのでファイル名にikariとつけたよ。

バイト先の買い出しをしにスーパーに来たけどおれが店のエプロンをつけているからかほかの客がこっちの買い物かごに食材やワインなどをどんどん入れていくしあとで払うということかと思いはしたものの会計がどう考えても五万円以上になっているので店から預かった金におれの手持ちを加えても余裕で足りないし店のクレカ使えばいいかと思ったがそれすらもない状態だったしよく考えたら店の倉庫の箱の中にしまってあると気付いたのでひとまず床に重くなった買い物かごを放置してスーパーを出て念のため作業中のガレージに戻ってみたら案の定カードは鍵のかかった箱の中だったしとりあえず古書売り場に金文字背表紙の本を戻してから家まで全力疾走をキメたんだが近所にはアンパンマンの壁画ができてたし建物にもアニメの壁画があったのでそういや安易な町おこしに転じたんだなと考えながら息を切らしつつ帰宅してじぶんの部屋に駆け込むと蛍光灯のフードの中で結晶した謎の薄緑の鉱物がパラパラとカーペットの上に落ちていてこれの掃除も残っていたんだったとうんざりしながらもネット上に宝石の写真欲しがってる奴がいたことを思い出しこんなゴミみたいな結晶でもいいのかなと考えつつ引き出しに入っていた鍵を取り出して財布にしまおうとしたらその周りの布がペロンと剥がれてしまったので何もかも壊れていくなとひとしきり悲しがったあと鍵をしまって店に戻ろうとしたが風だけが強かったので茶色のビニール傘が何度も裏返しになってしまったし近所の様子もいつの間にか少し変わっていて新しくできた和風の店はストリートビューで見た通りだが準備中だったし複数の隣り合う住宅も更地にされていたのでこの辺商業地になるのかと考えてたらグニャグニャの道のボロ家屋の軒下にひとに馴れた子猫がいたし近くに親猫がいたら怒られるのでほどほどに触れ合っていたらその辺にあって完全にただの物体だと思っていた寝袋から急に女が出てきて泊りがけで猫を愛でていると自己紹介を始める夢を見た。楽しい夢だったので完全に覚えている。近所、特に店のあたりは実在する家だったんだが店ではない。
起きてからしばらくは雨雲レーダーとにらめっこをしていた。こういううすくて到達してるかどうかも分からん雨雲で強い雨が降るのマジで意味分からん、石川県は狂っている。そしてアメダスにまったく降水が観測されていない。これだと今日の午後は雨が降らなかったことにされてしまう、降ってるぞ!! 降っているのだからおれが日記に書いて記録に残しておかねばならない。気象庁なんかに負けないぞ!! 覚悟があったので出かけられなくてもいいんだが、雨が降ってないことにされるのは許されないからね。一日中家にいるので荘園の本をひたすら読んでいた。支配者の話だからしょうがないのだが、荘園の話を読んでいるはずが僧侶の人生みたいなのを読むことになってしまい、知識がゼロなので非常に眠くなってしまった。名前も似たようなのばっかりだし。夜はゴーヤチャンプルーからゴーヤを抜いたもの? を頂きましたが、それは野菜炒めでは……??