ぐ戒

買い物してたらやけに話しかけてくる古書店のおっさんがいたのでここでは買わないことにして同じモール内の別のリサイクルショップに行き百円で売られていた縦に長いグラスセットがありほかのシリーズのグラスはどうかなと思ったら普通に五百円とかだったので百円のやつを店に並んでるすべてである二セット買うことにしてレジに行ったら結構待たされる感じになったのだがそこで横のアパレルショップの女店員がこちらにどうぞと言ってきたのでここでも会計できるんだなと感心してお金を支払ったものの商品が受け取れなかったのでどういうことか質問すると受け取り場所は店を出て西に進むとあると言われてその店の外観などは教えてくれたのだがそこへ行くための目印についてはまったく教えてくれずそれは商売的にってことですかと聞いてみたらですですと軽い肯定が帰ってきたのでまず外に出ることにしたのだがそのときにカバンがないことに気付いてよく確認したらアパレルショップの外壁になっている木の棚におれの荷物とシャツが畳んであったのでそれらを身に着けて改めて外に出たところさっきの案内にあった店がそこからじゃまるで見えないし当然目印もないし店のふたつの出入り口のどちらから見ても状況は同じだったので元は壁だった崩落レンガの上に座って仏像を彫っている浮浪者の横を通って先に進むしかないという夢を見た。これはかなり覚えているな。しかしおれはレジで待たされる夢を本当によく見る。起き抜けには、ストップウォッチを斜め読みすると便利だと教えてくれた神様が議論の場所でケンカするなと別の奴を叱りに行く様子を見る夢を見た。
祝日なので国旗掲揚した。何の祝日かは諸般の事情により知りませんが……。なんか最近、テレビでオーバードーズする若者の様子をバンバン流してるけどあそこだけ昭和感がすごいな、とても令和の若者が生み出す風景とは思えない。ラリってるとみんな古臭くなるんだね。そのニュースの流れで、オーバードーズで見守りがどうこうでボランティアを活用して~とか言ってたので、またボランティアかよ金を払えよと思ったんだけど、そのあとに「でも専門家ではないボランティアでは見守りに限界がある」「ないよりあった方がいい」とかいう話の流れだったので、ボランティアの扱いが酷いと思った。ないよりあった方がいいみたいな見方でボランティアが見られるならマジでボランティアする意味なさそう。不労所得であるベーシックインカムについてはみんな渋い顔をするけど、無賃労働であるボランティアについてはみんなニコニコするので、調子のいいときだけ資本主義の概念捨ててんじゃねーぞと常に思っている。今日は遠くのホームセンター、お花屋さん、酒屋を回って何も買わなかった。