ぐ戒

古いゲーム機と新しいゲーム機交換してって言われたので嫌に決まってるだろと返事したらこれは修行だよと言い返してきたのでそんなふざけたことを要求する神や仏ならおれがブチのめしてやると威圧する夢を見た。あと、家族が手に入れたばかりの知識をひけらかしてくる夢を見たはずだが、その家族が起きた直後からうるさかったので夢の内容を忘れてしまった。夢はこれだけ。
そんな予定はなかったのだが、ふと思い付いたのでフェスツカ・グラウカをひと回りでかい鉢に植え替えた。さすが道路脇で土を固めるために使われるフェスツカ・グラウカだけあって(いやそれはカレックスだったかもしれない)、一年ぐらいしか育ててないのに鉢の中に根が回りすぎて根っこで革袋編んだみたいになってた。カッチカチで手でほぐすとか絶対に無理だったのでハサミで切ったけどそれでもなかなか切れなかった。ヤバ過ぎ。あれで枯れたらしょうがないなと思う反面、強すぎるので枯れることはないだろうとも思っている。本当は分厚い皮膚みたいになってたと言った方がいいんだけど、それだと皮膚をハサミで切ってるみたいで嫌だったので、革袋だ革袋だと思いながら切っていた。フェスツカ・グラウカは本当にきれいなんだけど根っこが化け物なので地植えしたら一生抜けないんだろうな。今日は近所のブックオフへ向かい、翻案の漢詩の本を購入した。リサイクルショップとホームセンターに安売りの欲しいものはなく、お花屋さんを冷やかして帰ってきた。帰宅後はリリース作業などを行った。その流れでネットレーベルを掘っていたら、見たことないのにリリース数多いレーベルがあった、と思ったら三年ぐらい休止期間あるレーベルだった。いい作品あるし七作品ぐらいしかないから全部ダウンロードしておくか~と思いつつタブを氷漬けしてもう二度と思い出さないパターンのやつや。
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。『龍とカメレオン』、主人公、地下の部屋でカンヅメ、監視カメラまで付いていて、しかも左手で描けと言われる。これは普通の人間は目が肥えてから手が追い付くが、目が肥えまくってる主人公には苦行だからということで、なるほどと思ったんだけど、それをも短期間で乗り越えた主人公はすごい、そのすごさの見せ方がすごい! 風俗エピソードもすごい。『好きな子がめがねを忘れた』、三週間前の話の使い方がうまいな。しかも後半で展開を被せている。話は主人公の受験で、出かけるときにコップが割れて靴紐もちぎれて不安が高まるが、ヒロインが来て前回の祝福返しをやってくれる。ええ話やんけ。『賭ケグルイ』、短め。幼少期の主人公が負けたっぽくて、、本人不在で口喧嘩。会わせてという願いは叶えられない。『勇者パーティーの荷物持ち』、魔人は負けてなお襲ってくるのだが、主人公が超防御で吹き飛ばす。実は暗殺者も味方で、さらに王女の妹の走り書きから妹も味方と分かる。戻るべき城は魔族に支配されたので王女だけでも逃げてと言われて、そのために暗殺者も派遣されたが、これを聞いて逃げるわけにいかない王女、という正統派ながら軽くヒネリもある良い展開。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、中二病キャラがが家の鍵をなくして、内申焦ってるけど中二病のキャラ継続して探す。ヒロインが心配になって近付くのもいい話だが、中二病がじぶんのドジで楽しい空気潰したくないと言っているのもいい話。スカートをめくったらチェーンにからんでたってオチなんだけど、それを目撃した生徒がモヤってて笑った。『履いてください、鷹峰さん』、他人が下着脱がせても時間戻ったんだけど、これ不便じゃない? 水をかぶって冷静になったヒロインの服が水で透けてるって設定で乳輪と乳首書いててエロいというより笑った。そして恋は足踏み。『恋愛自壊人形 恋するサーティン』、人間の感情はすべてあるドール、なんか哲学的ゾンビみたいな話だな、そこから発想を得たのかもしれないけど。で主人公は怖いけど今までの問題の解決のために先生に会うわけで、副会長も気持ちを殺してついていくという、ブリッジのような展開。『魔王様はあいまで知りたい。』、新連載、多分読み切りだったやつだね。内容は変わらず、一話目は読み切りと同じ導入。魔王なのにお花育ててるんだ、意外性の演出だ。魔王は頭から気持ちの文字列を煙にして出すけど、相手に見えたらヤバくない? 二話目はコーヒー、雰囲気が付き合う直前のカップルみたいで愛らしい。見栄っ張りでブラックコーヒー、定番だね。『怪人麗嬢』、ラスボス本体出てきたけどでかすぎ、怪獣との戦いが続くな。殺されそうになった主人公をかばってメインのひとりが死んだっぽい? それがちょっと前に告白したひとで、主人公は独白で約束を守れないと呟く。なんとも暗い流れだ。『そして悪魔は正義を騙る』、ふとももで顔あたりを挟む、少年フェチはそこに重点が置かれているな。少年の相手役に、弟を重ねてるだろって聞かれて爆笑する主人公、お前が心配なんだと言い返すのはキラーワードだ。改めて何か作戦を考えるが、実は気にしていたトランクの中身は台本だった、どうする、という展開。『嘘の子供』、短め。服を買いに行こうとすると役所の化け猫が制服で来る、私服が制服だというのでそこから一緒に買い物に行ってコスプレ展開。制服もただのコスプレだという、化け猫だから許されるようなセリフ。『ぼくとミモザの75日』、組に殴り込みをかけて、部屋で殺し合い。よきところで主人公がヒロインに声をかけるとヒロインが撃った拳銃の弾が仲間に当たり、しかもその後お互いに身内を殺させる。この辺主人公の狂気全開だけどこれからどうするのかな。『ミツドモエ生徒会長ズ』、数学の生徒会長は焦っているが主人公に依頼されて立ち直る、が、閉じ込められている。そこを脱出ゲームに見立てて解決っていうのは現代人っぽいし、踏み台になったときに組み立てグッズ発見ってのは運が悪くて良いみたいな話。天才って文字組み立てていて笑った。脱出成功しかけたら怪力生徒会長がドア破壊してて怖い。『サキュバスとはじめる真剣交際』、ロリサキュバスは主人公にガチ恋してたんだな。ヒロインに変身してでも付き合えと迫るが、主人公はそれに対して虚しくないかと正論。選ばれたのはお前じゃないってことになるだろというのもすごい、これ以上ないセリフで痺れるね。『ブラトデア』、こんな偶然が……の連発。スローな動きなので展開自体は短いが、とにかく監獄のボスに事情を話したら、グニャーからのパンチで倒れる主人公、といった流れ。まだ何が起きたのか定かではない。『ヴァニタスの手記』、置き去りの回想? から始まって、異空間でジュドポームに興じる観察者みたいなふたり。望みは世界平和らしい。そのシーンを挟んで、回想に出てきた情報屋が主人公のもとに来るという、全体的に謎めいた展開。『星はすばる』、読み切り。湖のある地方で腐っていた主人公が、古いテレビからする女の声に気づく。それが古い人工衛星みたいな通信用メカで、相手役の女は宇宙空間にいる。主人公が大事にしているガラケーが冒頭から、イジメのシーンや、メカによる取り込みでチラチラ映り、これがラストで活躍するのがすごい。主人公の熱量としてはメカからガラケーを取り戻すために直すわけで、その合間に過去をぽつぽつ話す感じ。しかし直していたのは録画機能で、理由はもう宇宙空間のポッドが墜落するから最後に記録を残したいらしい。ここも良かった。そこから一転、湖に落ちろと指示を出し、ここでガラケーGPSを使うという、最初の設定まできちんと取り込んだ展開が巧みで素晴らしかった。『たぶん彼女は脱税してる』、読み切り。幼馴染みの部屋に行くと千円の束があって、エロ同人作家してて~と言い訳するものの、主人公は脱税してないかと疑う。話そらしまくりの幼馴染みが非常に怪しいんだけど、これがわざと勘違いさせてるというわけで、ちゃんと納税はしているらしい。それを知った上での後編がまた面白くて、買い物へ行って何かを買い与えようとしている。コンプライアンスが昭和レトロはまずいっていうツッコミでゲラゲラ笑った。資産に変えようとしてる? 賄賂? とか言いつつ、キャラ変のことは覚えてるというちょっとイイ話。『いつか世界を救うまで。』、妖精と人間、妖精を研究してた姉は人間に殺された、妹の主人公も妖精に会いに行ったが追い返され、姉を殺した犯人に会って殺されかけるものの、そのさっき追い返してきた妖精に救われる流れ。怪我も治せるのすごいな。というか、最後まで姉との関係を言わなかったし、題名と本編がかなり遠い感じはした。『ソード・オラトリア』、恋バナ、探索、検索。怪物の恋の相手は本編主人公なんだ、あいつやっぱりハーレムだな。探索班は肉の養分の使い道が変であることに気付き、検索班には主人公がいて、その本編主人公との出会うという複数の流れを持つきれいな展開。以上です。