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欲しい雑貨が買えたので店の外に出てみたら自転車がなかったし嘘でしょと言いながらよくよく確認してみたら駐輪場の地面に鍵やワイヤーが落ちていたので一瞬これかと思ったがおれのものとは違うしでもポケットに鍵がふたつ入っているので説得力はあるはずなので店のひとに警察を呼んでもらうことにしてその間にその店のひとに裏の駐輪場に止めたんですと説明したらアーそれはダメだねと言われたので店の正式な駐輪場なのにダメなのかと驚きつつ店の表に止めるかと言われれば狭いので気が乗らないしとりあえず帰ることにしたがいつもと違うルートなのではんぺんマルバツという木製の看板があったりして余裕があったらこんな変なものを写真に収めるんだけどなと思いつつ店の自転車を借りていたので路面の悪さにハラハラしつつも近所に戻ってきたら街全体が突然くるぶし程度まで水に浸かっていて自転車が錆びるとも思ったし水門の上にはババアがしゃがみこんでいるしここはどこなのかも分からなかった上に引き返す道すら見えなかったのでどうすればいいのか分からなくなる夢を見た。これは最後の方はよく覚えているな、怖くはないがちょっと悪夢っぽかったので。
起きて確認してみても、やっぱり日曜日まで風が強い予報だった、早くサボテンを出したい。この日は二十五度で涼しいと思っていたけど普通に夏日なので感覚が狂っている。ネットの話題を見てたら街路樹の根元の土で勝手に園芸してるひとの話が見えた、と思ったら違ってて、ダイレクトに植木鉢が放置されてる話だった。ああいうのだと愛を感じないし、どっかの会社が潰れて放置みたいなこともあり得るのかな。とにかく出かけて、超遠くのブックオフに行った。そこでボロボロのきのこの本を購入し、ハードオフを確認したけど何もなし、誕生日に買わなかった赤いグラスがまだ残っていた。遠くのブックオフも覗いたけどめぼしいものはなく、百均で六号の四角いプラ鉢を買った。で、帰宅してすぐ、百均の六号プラ鉢に割れた植木鉢のコロキアとベビーサンローズを突っ込んで割れた植木鉢は捨てた、ベビーサンローズは力ずくで株分けして両側に配置した。植え替えた時点でかなり暗かったから出来上がりの様子があまり分からなかったし、土が足りなかったら翌日足すことにした。しかし、やったこともない株分けを力ずくでやったのは素晴らしい働きだったな。いつかは株分けするんだろうなと思いながら今までやらなかったけど、思い切ってみたらすぐできた。しかもこのあと異常なほど生長したので、株分けのパワーはすごいのかもしれない。