ぐ戒

ブックオフに行ったら相変わらず本棚の前がパンパンだったけどもうセール終わっちゃったしどうやって各商品に付いた半額シールを剥がしているんだろうと考えつつそのシールの剥がし忘れで半額のままの商品がないかなと思っていたらメガネをかけた小柄な店員が来て本棚の本に数冊ずつの感覚で隙間を空けてスッスッと平手を差し込んでいたのでああやって半額シールを確認しているんだな手にセンサーでも付いているのかと思う夢を見た。なんとなく覚えているけど、これは多分おれがビームせどりを恨んでいるせい。これとは別に、木組みでガラスが嵌め込まれたドアの古書店に行く夢を見たはずだが、類似していたので忘れてしまった。起き抜けには、知識豊富な魔法使いの女の子をなんとか能力を活かして仲間にしたいと画策していたら女の子の友達にあの子を連れ回したいって思ってるんでしょと言われて言い方が悪いなと返事したら毒のある植物を煎じて飲ませる方法だけは使わないでねと注意される夢を見た。魔法世界、そして植物の夢。
朝、というか昼、ラーメンを食べたあとにちょうどいいテレビ番組がなかったので、火曜サスペンス劇場の再放送を見てたんだけど、犯人が自白するときに崖に移動することや自白が終わったあとその崖から飛び降りようとすること以上に、回想シーンで被害者が殺害されるシーンがスピーディーすぎてめちゃくちゃ笑ってしまった。「こっちに来て……」「どうしたんだい?ふぐぅぅ?!」みたいなスピーディーな殺され方。そのあとパソコンの電源を入れて、インターネットで東南アジアニュースを読んでいたら、ベトナムで今、塩コーヒーが流行しているとのことだった。記事には「準備するのはコーヒー、塩、コンデンスミルクなどだけで、だいたいコーヒー1杯あたり2~5gの塩を入れる。」と書かれていて、塩分量がエグいなと思った、ベトナムが暑い地域であることを考えても一日一杯以上は無理でしょ。今日は近所に出かけて、まず酒屋で炭酸水を買ってからお花屋さんに行って、バーベナ・リギダを買ってきた。で、プランターからロベリアを抜いて、土を粗くふるいにかけて根っこをやや取り、化成肥料を混ぜて土を戻してバーベナ・リギダを植え付け、少し新しい土をかぶせた。それにしても初夏の蝶だったはずのロベリア、しかも夏子みたいに強くなった個体じゃなくてごく普通のロベリアがこの酷暑の中で二割残ってたのがすごい、枯れた個体が天然の日除けになってたのかもしれない。ひょっとしたら秋に復活するかもと思ってロベリアを残していたんだけど、まだ暑さは続くようだし、秋まで家の前に枯れた花を置いておくのも嫌なので、抜いた。
それでは少年ガンガンの感想を書きます。少年ガンガンまた薄くなった、すぐ薄くなるすぐ値上げする!! ドラマ化のために短期間ばらかもんの連載を戻してきてこの薄さとはなんだよお前は。『ばらかもん』、小学二年生になったので改めて将来の夢を聞かれる授業。おいっ、ババアの将来聞くな! それにしてもババアの佇まいが完全に良いし、ババアの恋バナも骨太だ。そんな将来のこと考えんでもええって言ってくれるのも優しいな。最後、やっぱエエ話シメだ。『黄泉のツガイ』、誘拐された主人公、こっちの家につけと言われる。何が欲しいと聞かれて、主人公は普通に暮らしたいだけと答える、俗人との価値観の違いっぽい。一方ツガイと人殺しの戦いは人殺しの方が強すぎるが、なんかやばいのが来たと察知する。それはあっちのボスのジジイで、ゲテモノ技っぽい。次から次に強いのが出てくるな。『無能なナナ』、相手が驚いて能力を止めたので逃げる余地ができた主人公、皿を割って相手の位置を把握して逃亡。悪だった主人公が善人になって、善だった敵が悪人になった、というのが相手の怒りらしく、それは一理あるが、悪に染まった時点で同類という気もする。主人公は殺すための方略を練っていたが、殺すことに対して自問自答。仲間に救われるも、このままだと死ぬと言われる、なかなかハードな流れ。『千万社異世界通商部』、貧富の激しい世界に来た。なんか金ピカパレスが見えたので川を渡ろうとしたら化け物に食われそうになり、キックが得意な巨乳娘に救われる。で境遇と熱い想いを聞いているうちに契約したのだが、このシステムは今のところ謎。村人は諦めてる感じ、新月の夜に川を渡れるので渡っちゃう。『不徳のギルド』、醜い人間たちに紛れ込むエース集団。敵に執拗に攻撃されるが、何度かは多芸のエースがいなす。またエッチ係が吸われてるが、ともかくエースは負けて、自己犠牲で仲間を逃がす。こういう人間の情を見せられて戦いづらいらしい、確かにそもそもが人間の情のなさに対する復讐だからね。『とある魔術の禁書目録』、地下の線路で仲間と合流、なんか変な紙があると思ったら敵。心臓のマークがあったのは紙のゴーレムがいるからで、そのまま戦いになる、なんかロックマンのイエローデビルみたいだな。仲間の王女が魔法を使った? ことを起点にして、主人公がゴーレムを破壊。『僕の呪いの吸血姫』、主人公がヒロインの名前を思い出せないのは神を相手にして手詰まりだから。その主人公の体の本来の持ち主が精神世界で身体返せと迫ってくるが、ヒロインを助けられるならと迷わず素直に応じるどころか、ありがとうとまで言う、この未練のなさが潔くもあるし怖くもある。本当に返したあと、神の封印へ。名前思い出せないってのカブせててうまい。最後封印される神が好きと伝えた相手はどっちだろう。『ワンルーム、日当たり普通、天使付き。』、帰った悪魔が裸でバスルームにいてキャー。どうも二重人格の悪魔は別人格同士の記憶を共有せず、プランもハチャメチャ。付き合わせてから別れさせるとか無茶言ってて笑った。なんでこんなに主人公に突っかかるのかと思えば、住んでるところはおとなしい人格が好んでいるお化けアパート。派手人格はこれが嫌らしい、難儀な性格だな~。『英雄教室』、アンドロイドの誕生日、主人公は何をするのと言われて、前回も別キャラが出したいうこときく券をあげる。願いは「優しくして」。アンドロイドなりにという意味なので、素直に命令すれば犬みたいに喜び、それが優しくするということなのでこじれててウケる。ちゃんとこころあるっていう優しいシーンからキスされるとはずいのか。『金装のヴェルメイユ』、空中都市軟着陸。今回は敵が死にゆく描写。利用された悪魔も許してて、がんばりましたね返しをやっているのがニクい。最後は花いっぱいで、幻覚でウサギが見えるなど、美しいがナイーブな締め方。『ながされて藍蘭島』、勉強嫌いなヒロインに算数を覚えさせる手段は何? という話。運動を絡めて、数字を書いた玉を投げて足し算をさせるというのはヒロイン特化型過ぎるのでは。将棋とかが好きなのでこれも好きでしょ理論はすごいな。実際上達して、なんと九九も覚えた。『戦隊レッド 異世界冒険者になる』、とにかく相手が強すぎる、闇落ちしても勝てない。ここで奇策、薬でサキュバス化したヒロインが精神世界へ。主人公が囚われている自責の念をどう打ち破るかというところで、ヒロインが主人公を幸せにすると宣言。恋心か? どう見ても新フォームはそれだが、とにかくパワーアップしててよかった。主人公が単純で良かったと言うか。『鬼ヶ島ロワイヤル ~桃太郎の弟子とゴブリンの姫君~』、最弱のゴブリンの姫が桃太郎の弟子に助力を乞う話。エロ多めで、襲われるとき必ず尻を読者側に向けているので、尻が好きなんだなと思わせる。弟子がなぜヘルプを断っていたかと言えば、鬼を淫らにする変な呪いをかけられたからで、実際それで村人は殺されたし、今回もヒロインが襲ってきた。このへんの位置取りはうまい。でサイクロプスが襲ってきて、圧倒的強さで倒す弟子。なんか敵の一覧が出てきたな。『なぜこの魔王は世界征服できないのか?』、世界征服したい魔王と恋愛感情のためさせたくない参謀という構図。相手魔王なのに毒を仕込むの安すぎだろ、魔王だぞ。女子力高い魔王の立ち居振る舞い笑った。こういう作品の勇者って絶対悪いツラしてるよね~。おいっ魔剣を折るな!! 以上です。