ぐ戒

夢は忘れた、理由は次の段落。
晴れてるうちにおつかいに行く必要があったんだよね、それで夢を忘れてしまった。まあただ、出かけて帰ってきてパソコンを付けて五分ぐらいで本当に雨が降ってきたので、この行動は成功だったと言える。みるみるうちに土砂降りになっていき、雨雲レーダーを確認すると雨雲のスピードがすごい。この壊滅的な状況の中、パソコンが壊れたらどうしよう病がまたやってきて、安いパソコンとかLinuxのインストール方法などを確認してしまった。で地元の様子を確認している間に地元ニュースを見ていたら、地元新聞が「スーパーが少なくなってドラッグストアが多くなった」ことを「ドラッグ化」って書いていた。なんだその略し方は、薬物中毒か。「石川・ドラッグ化が進む」って書かないだろ普通。それからどうしても外の植物の様子を見に行く必要があったので、しょうがなく行ってみたら案の定雨に打たれてしまい、急に全身の湿度がマックスになった。石川県全体が線状降水帯に覆われてる状態で、金沢ですら雨降りすぎで怖い、というか眠い状態だったが、津幡あたりの線状降水帯はやばそうで、災害が起こるかもしれないと思った。
それでは少年ガンガンの感想を書きます。値段の話なのでアラビア数字を使うが、しれっと値上げしたスクエニのガンガン系列の雑誌、半年に1回ずつ値上げしてるから1年の幅で3回値上げしてることになっており、爆発的値上げと言えるんだよな。少年ガンガンに限っていえば、去年の今頃より130円ぐらい値上げしてるからねえ、おそらくスクエニの雑誌が一律に1年で24%ぐらい値上がりしている。値上げし過ぎだからビッグガンガンの購読をやめたんだけど、値上げし過ぎなのでその1冊を切っても1年前と比べて払ってる金額はあまり変わらないというのは怖い話だ。『英雄教室』、ヒロインがいじめたため魔剣の本体が家出。以前出た狼のキャラ出すのうまいなーと思ったけど、最後狼どこに行ったんだ? ヒロインが「愛してる」で氷を釣るの卑怯過ぎてウケるな。『異世界チートブレイカーズ』、全裸のヒロインに憑依した女神が現状を語る。地球人は女神の力を引き出して別の地球人を呼んでるらしい。一方その地球人側、能力紹介みたいな焼き肉パーティー。焼き肉が消えた!? はウケるな。『ワンルーム、日当たり普通、天使付き。』、天使分裂? かと思ったらそれは天使に化けた悪魔だった。なんか主人公を誘惑したいみたいで、エッチなものかと思いきや小学生レベルのダラけ的誘惑で笑った。一方、後半は急にエッチな悪魔になって、これは腹が減ったらスイッチ入る模様。『千万社異世界通商部』、新連載、長くて良いな。昔の連載の第一話ってこんな風に大ボリュームってことが多かったはずだが最近はご無沙汰だったね。東洋風の異世界で、権力者による無茶な輿入れが行われようとしている中、飛び降りを救う主人公たち。女の方がボスで、男はサポート役みたい。で権力者に抗うことにしたのだが、そいつの使う力の本体はどこ? って話で、血だということになり、ノーパソで分析する、ノーパソ! 主人公たちは現代風の世界から来たという象徴かな。最後も銃で倒していたし、この作家にしては珍しく貧乳キャラが主人公だ。適度に笑いを挟みながら熱血展開を進行していて、非常に良かった。『黄泉のツガイ』、気配がなかったの、蛾の塊だったから? 追撃にもかかわらずその蛾にさらわれた主人公、敵陣で比較的のんびりしている。一方刀を持った人殺しは主人公のツガイと戦うが、今まで散々殺してきたというその匂いの中に、あの親の血の匂いという怖い展開。『不徳のギルド』、主人公側では警察が調教されててウケたし、小声さえ聞き取る主人公も良かった。敵側は侵攻開始ということで、気配がないというのはそういう技を使っているらしい。全裸で養分吸われる女! エッチな戦いだ!! で人間側を地下からズドンとやる。『オウルナイト』、嫌がらせ男が好きになった天然キャラの女、その気持ちは特別かどうか。各人物の恋愛模様、恋愛が分からないことが身にしみて分かっているとか、振られた経験とか、逐一面白い。嫌がらせ男の返信のすごい間もリアルで良かった。『ばらかもん』、無駄な買い物ばかりしてしまう主人公、前回の話のプリンをダメにするという重ね合わせも挟みながら、本気モードで片付けをする。そして無駄ではなかった買い物として、名前の札を挙げて、これをいずれ思い出にとか、いずれ家も買い取るなどといういい話の流れ。いや、主人公こんなエエひとやったかな。ドラマの引力か? 『僕の呪いの吸血姫』、敵が全員の名前を読みあげて全員に殺し合いさせようとするシーンは圧巻。阻止できるとヒロインが主人公に持ちかけるも、仲間の男の目玉を見せられるなど危機がボンボン来る。そこで敵が神であると指摘して、名前を封じようとするヒロインだが、力が足りない様子。一方主人公は謎のもうひとりの己と対峙するという分断が発生していた、見応えある。『戦隊レッド 異世界冒険者になる』、バッドエンドの世界から来たダークな主人公、絆を攻撃しては敵と同じだという基本軸がありつつ、それでもエゴを通すダーク主人公と主人公のやりとりの中で、博士を信じると言わせるのはすごいな。あとメカデザインもめちゃくちゃにすごい。『とある魔術の禁書目録』、剣の「調整」を宮殿でやる敵の王女、それに干渉したい主人公側、その手引きをするために魔力がないひとが必要ということで主人公が選ばれる。味方の王女を引き連れて行くんだけど、ここで日本の女キャラに電話で聞いて、気を持たせてすぐに切るというムーブを取っていて笑った。『裏世界ピクニック』、ヤクザのひとが洗脳されたらヤバいからふたりで洗脳する敵のところに行く流れ。あのババア母親なのかよ。挑発の応酬でもみくちゃになり、味方が洗脳にかかって、手遅れかといったところで、変な鏡に探してたひとが映る、怖さはかなりあるな。『ながされて藍蘭島』、ヒロインが小学生の授業を受ける話。先生、国語でエッチな本音読したのか……? 楽しい授業の中で先生役が遭難してたトラウマを話して生徒引かせるの笑った。次は算数だゴゴゴみたいなアオリもいい。『金装のヴェルメイユ』、沈みつつある都市を魔法で浮かせたい。一旦は全身から血を噴き出し無理かも、となったが、ここで仲間が魔力をあげて協力。ボスの発言、死ぬなではなく死んでもやり遂げなさいというのがキラーワードだな、かっこいい。ここでまた回想が挟まる。『無能なナナ』、前回の、死ねってこと? からの続き。敵の関係性にヒビが入って、怪物になろうかなあみたいなことを言っている。主人公側は熱血な友達たちのワイワイがありつつ、ひとりになった主人公がその冒頭のキャラに死んでくれと襲われる。第一話の因縁を引きずる対決。熱い展開ではあるな、両方悪なんだけど。『FINAL FANTASY LOST STRANGER』、敵の下に行くと、子供返してもらえるばかりか金までくれる。悪党だが権力に反逆したいから協力してくれるらしい。市長派にも動きがあって、それで部下がこの悪党の下に来たんだけど、それはぐちゃぐちゃになって、要人の集まりもキナ臭いという流れに。話がでかいが主人公の動きが地味かも。『傭兵と小説家』、最終回、そうか世界が違うから突然乗用車が……。まあ並行世界の設定は、おれの考えから言うとギャップがある解釈だな。主人公を中心に日常が回るような美しい最終回だった。『サークルクラッシャークラッシャー』、文芸サークルを壊されるたびにタイムリープする主人公。一旦はうまくいきそうだったが、やっぱり失敗してしまう。壊すことが目的というサークルクラッシャーに対して、そいつの過去を調べて小説を好きになってもらうことで対抗するという正統派な戦いかと思いきや、ホラーみたいな終わり方をした。よくできた話ではあった反面、救いがない気もしたな。以上です。