ぐ戒

バザーに来たらアンティークの缶があったしそういえばツイッターに缶をアイコンにしてる奴がいたからできるなら買ってやりたいと思ったものだが以前持っていた缶はカジュアルに色を塗って捨ててしまったけれどもいざ買うとなると高いって感じだったし中にフタがある横長の缶だと安いんだけど雰囲気がななどと考えつつ開けてみたら中にペット素材のフタが落ちてたしそこはケーキ屋さんだったので中にゴミは言ってたけどそちらの店のものではと質問してみたら本当ですねアハハッ見てくださいよこのフタについてる汚れ抹茶クリームにサクサク生地とブルーベリーを合わせてますよと言ってきたので何が面白いのかよく分からなかったしとりあえずコーヒー豆を買うためにまず何粒かミルで削らせてもらうことになったんだけど結構な順番待ちでしかもおれよりあとに来店した奴が先に名前を呼ばれていたのでイライラしたがそのとき何々様は出禁でございますというアナウンスが流れたと思ったら横にいた女がなんでですかぁ~と甲高い声を上げ始めたのでこいつかと気付きつつ絶対にヤバい奴なので目を合わせないようにするという夢を見た。結構覚えがある夢だな、最後らへん待合室っぽかったが。起き抜けには、海の近くの田舎に来たらその地元のフリーペーパーに今年の事件一覧というコーナーがあり六月の枠にネットで即レスするために常にパソコンをつけっぱなしにしていた男の家で電気系統がショートしてボヤ騒ぎという記述があったのでバカにしてるじゃんパソコンつけっぱなしのひとなんかたくさんいるだろと思いつつさらに海の方に歩みを進めたら軽トラに作りすぎた泡を積んで売っているひとがいて近所の住民におひとついかがと声をかけていたのだが一箱二千五百円という高額だったので敬遠されてたしなんでただの泡をあの値段で売ってるんだと疑問に思う夢を見た。これはよく覚えていて、雰囲気のいい田舎だった。
起きてすぐの時間帯までは雪がちらついていたけど、パソコンをつけたらちょっと太陽が出てきた。それぐらいの天気だったので、さすがに今日は出かけられるかなと思った。しかしまあインターネットの揉め事を月並みな感想だけど、バ美肉は本当に肉だけなんだなと思った。いくらバ美肉とか美少女を自称したところで、本人に治す気がなければ性根とか性格とか心が汚いやつは汚いままなのが悲しい。バーチャルな美少女を自称する人間には「美しくなりたい」と「チヤホヤされたい」の二極があって、チヤホヤに重きを置いている人間がもともと心や性根の腐った人間である場合、そっちの方は特に改善されないという傾向があるように思えた。バーチャルで美少女になって性格も美しくなったらもっとみんなから好かれるのにね。いいことばっかりじゃん。
この日は街の方面に出て、新竪とガレージを回ったけど、特に何もなかった。いや、ガレージではちょっと買うべきかもしれないという本を見つけたけど、書き込みが多かったからパスしたのだった。それでやまやへ向かい、安売りのクッキーを購入した。帰宅してから思ったけど、どうにかしてツイッターが音声アップロード機能をつけてくれれば一番いいのだが。音源を上げるのに動画にしろってのマジでダルいんだよね。夕方には志賀直哉がゆっくりヤモリを殺す文章を読んだり、作った音楽を聞き直したりしていた。じぶんで作った音楽はやっぱりいいな、もう二三発いきたいところだ。そういやエッチなまんがに、「性行為をする」という意味での「シたい」という表現があるけど、あれがしっくりきたことがない。「スる」という形にすると財布をこっそり抜き取ることになるからかな。
続いて、ガンガンジョーカーの感想を書きます。ガンガンジョーカーは本当にきらら並みにアニメ化連発するようになったな。とはいえ、「好きな子がめがねを忘れた」はそりゃあアニメ化するでしょうというか、なんでこんなに遅かったんだっていう感じだが。その『好きな子がめがねを忘れた』、告白後の日常。誕生日のおめでとうでフェイント二発とか、この作品は本当にこういうトリックがうまい。それから「彼女」と誕生日のケーキを買いに行く流れでも双方のおめでとうが混在した状態。自転車の二人乗りをせがんだのはただ抱き付きたかったから!! 『賭ケグルイ』、まだ過去編だ。叔母が消えて、最近友達になった子からは札束を渡される。まあ主題から言って賭け事用なんだが、叔母を追い掛けてみると突然、当主交代という話になっており、賭け事を強要される。しかし主人公側の罰だけ重くない? 『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、名前をどうしようと悩む友達にゲーム的な名前を提供し続ける主人公。横文字の名前だらけで相手がギョッとしているすれ違いネタだけど、さすがにちょっと前の話に産婦人科の話があったので子供の名前だよな。主人公たちは見ているはずなのに全部忘れててウケる。『ラグナクリムゾン』、RTAとはっきり題名に書いてある。内容も巨大な地割れに突撃して敵の居城を破壊するものだし、主人公の強さがバグっていることの証明みたいなものだろう。四体は通過したけど、なんかボスみたいなのに吹き飛ばされて本部には連絡が入るという、スピード感満載の展開。『ミツドモエ生徒会長ズ』、なげえそろばん!その桁数がいる計算を学校でやるのかという疑問はともかく、それを持ったまま迫ってくるのは面白い。レアな楽器をたくさん並べる展開で音楽は国境を越えるとか、ヘリコプターが邪魔とか、流れるようにボケを連発してたのでゲラゲラ笑った。最終的にそろばんを楽器にしていたが、断ち割ったままだと楽器としても使い勝手悪そう。『ぼくとミモザの75日』、新連載で初回が長い。冒頭で主人公が捕まっていて、題名が75日で、それから回想という名の本編なので、最後を固定した語りなんだと思う。親がヤクザで、そこに見知らぬお姉さんが来て、家族っぽく過ごすうちに絆されて、親を殺して逃亡という、冒頭のシーン含め希望はあまりなさそうだ。でもラーメン食うシーンはかわいかったね。『嘘の子供』、二話掲載。ドライブで山へ行く流れだけど、動物と会話できるのか、そうかそりゃ動物だもんなと思ったけど、タヌキとはいえ愛娘の姿している生き物にドッグフード食べさせてるのか……。後半は役所のひとが出てきて、このひとも動物と会話できてる。どうも化け猫っぽいのだが、なんか「嘘の子供」っていうパンフレットを持って来た? 前例があるということなのかな。全体的にしっかりしており、割と悲しい方向にブレず現実的な展開になっていた。『勇者パーティーの荷物持ち』、魔法が使えないという姫様にエルフの血が混ざっているという展開、前回判明した事実とはこれのことだった。解決策として魔法陣を特大にするということで主人公の出番、背負って運ぶ。この流れのおかげで敵の攻撃を避けまくる動きのあるシーンがあって良かった。しかし跳躍もしてたし、魔法陣なのに平面じゃなくていいんだな。『最近雇ったメイドが怪しい』、大人になりたいメイドの話だが、結果として変態メイドのコスプレ展開になってしまう。形から入るメイドかわいいね。絵がド下手なのもそうかも。初期の悪魔設定よく覚えてたな~。『ジャヒー様はくじけない!』、魔王姉妹のお出かけを尾行する悪い主人公たち。アンパンを買ってくるなどお決まりの展開がありつつ、入ったカフェでもう変装やめてて笑った。しかもでかい声で喋ってて普通にモロバレだし。結果として一緒に食うことになったのだが、尾行の目的果たせてない気がする。『龍とカメレオン』、二話掲載だけど区切りのある一話分っぽい。パーティーでそれぞれ元のじぶんと邂逅する流れ。主人公のライバルは入れ替わり後なのでそもそも立場が上だが、主人公が元から抱えていた欠点を把握されていて、その恐怖がよく描かれている。主人公の絵柄変更がバレているのも痛そうだな。一方ライバルもライバルでいつまでも主人公気取りが気に食わないらしく、この対立のバランスがいい。『履いてください、鷹峰さん』、ヒロインを含む女同士のやりとり。恋愛の説教だけど引き止めるときにきれいにパンツだけ脱げとる、またエロくしやがって! 脱げたまま投げるシーンもアクロバットだけど裸ですごい。最後主人公が別のシーンで蹴られてるだけで、全体的にはエッチ。『恋愛自壊人形 恋するサーティン』、様々な恋模様がある中、みんなを集めて現状を説明。どうして好きなのに何もしないのっていう正論が痛そうだな。宝石のようではないという見方も人形らしからぬ感情なんだろうか。基本的には各々の展開が少しずつ隠されているといった印象で、それ故最後はどこまで知ってるかという疑問に落ち着く。『怪人麗嬢』、ラスボスっぽいやつが襲撃してきたが、遊園地のひとを素材に使ったことで主人公たちの怒りが爆発。ただラスボスなので強過ぎで、心臓何個もあるのはかなり卑怯ですらあるな。子宮を抉るとかかなりグロいし、こういう状況を主人公が率直に表現してるのが良かった。お前らはズルいみたいな。『ソード・オラトリア』、でっかいボスの描写がひたすらにグロいが、これは黒い雨で呪いをかけてくるという展開に必要な描写なのだろう。呪いを吹き飛ばすのは決意であるとのことで、こころの持ちようでどうにかなるっぽい。一方その頃ほかの階層ではなんかが目覚めつつあり、終わらない戦いといった印象。『賭ケグルイ双』、主人公置き去りでギャンブル宣言を行う相棒。徳が高いってのはバカにされてるんだよな。我も我もと参戦表明がなされ、なんか今まで戦ってきた敵まで味方になる。その様子を主人公は冷たく見ている感じで、根本的に生き方が違う感じ。『ブラトデア』、スローな戦いの描写、一コマ一コマ書くような。蝶々は避けるのが得意というのは元となった作品と同じだな。すべての作品のキャラが集結するのか、蠍も出てきて、しかも敵か味方か分からない。スローな描写だったので展開はほとんどなく、アクションに徹していた。『サキュバスとはじめる真剣交際』、主人公の家に行きたいと行っていたのに、相手役サキュバスの実家にほかのサキュバスが行くことになってて笑った。人間界関係ないな。帰り道で空手に詳しくなってるヒロインの健気さを見て、キスしたくなる主人公、そこまでは不純じゃないのか!? あと誘われた方のサキュバスがすごい嫌悪感を示していた。『ポラリスは消えない』、前回の回想の続きで、結局憧れのアイドルを連れ回したから寿命が短くなったし、祖母にもお前のせいで死んだんだろと言われていた。そんな事を考えて湖に来たヒロインを、主人公が止めに来る流れだが、いや星を見てるだけといなされてしまう。じぶんを見つめ直すような展開かな。ここでそのさらに前に出てきてた手紙がやっとヒロインの元に届く。『スキを見せて師匠』、女師匠が女子高生で弟子が男子小学生、剣道の話であり、聞き間違いでのすれ違いといった雰囲気。素手で竹刀を止めるの痛そうだけど小学生相手だからそうでもないのか。ひたすら女子高生が惚れまくる、圧の強い話だが、枕元に着替えを置くタイプでかわいいと思った。以上です。