■

近道しようと建物に入ったら観光会館だと思っていた場所が病院で必要以上にビビってしまい看護師に出口を聞いても容易に辿り着けなかったがとりあえず手近な出口から出たところ知ってる病院のはずなのにまったく知らない場所だったし自転車でぐるりと回ってみても知ってる施設がなく動物病院の前では少年が犬を抱えて走っていたししょうがなくまっすぐ進んでみたらどんどん知らない道に来てアレッちゃんとまっすぐ走ってるはずだけどなあと腕時計を確認してもちゃんと東に向かって走ってるししょうがないから前を行くひとたちについていけばにぎやかな場所に出るだろうと安易に考えてたら最後に残った女のガキが真っ暗な森の中に行こうとしてたし危ないと感じて引き返したはいいもののまったく知らない道でなるべく南に向かう曲がり角を探してさっきの病院まで戻りたいと思いギリギリ畑と人家がある角を曲がったら農作業をしているおばさんがいたのでこういう病院を探しているんですと質問したら丁寧に教えてくれたけどここは若いものが不足していてわたしも当時は夫と結婚してここに来たんだけど大変でねえと話し始めたのでなるほど親切にありがとうと切り上げて進もうとしたらそのおばさんが実は石造りの神社の着ぐるみをかぶっていることに気付きどうしてそんな格好をしているのかとか許可を取って撮影とかしたかったんだけど既に別の近所のひとと話し始めたので諦めてとりあえずでかい道に出ようとしてY字路と進んだら標識にぶらりぶらりと進行中とかこの先石鹸ありますという昭和前期に立てられたような看板があったので写真に撮ろうと思ったらちょっとでかめの標識にこの先は吉祥寺訪れる奴はブッ殺すと殴り書きしてあったので怖くなって引き返そうとしたら暗くなりかけた住宅街に迷い込んでしまいイガグリ頭の若い男たちがスイカ盗んだだろとか言って口喧嘩していたのでここが吉祥寺なんだと気付き逃げるように自転車を飛ばしたらなんとかさっきのY字路まで戻れるという夢を見た。なんでこんな吉祥寺に対するイメージが悪いんだろう。初夢だからというわけでもないけど、長さがあるのでよく覚えている。起き抜けには、クイズ番組に赤西くんが来ないという夢を見た。こっちはまったく覚えてない。
今日は正月なので午前十時頃にもちを食べるイベントがあった。つまりいつもは起きないその時間に起きることとなったのだが、その時点で頭痛があったのでヤバいと思って風邪薬を飲んで寝て、本来朝ごはんを食ってる時間を睡眠時間に使った。ので、起きたのが十四時ちょっと前だった。初夢はいるけど初頭痛はいらないですよね～。別に午後に起きても頭痛が全回復していたわけではないが、ひとまず国旗掲揚はした。正月の重要イベントだからな。早く右翼がおれに丈夫で立派な国旗を送ってくれますように。三脚があってもいいよ。しかし結局十二月は雨雲だらけだったんだな、そして一月になっても雨予報だらけときたもんだ。冬はずっと家から出るなってことですか？
そして十六時頃、突然走ろうと思ったので、走った。これも年末から一切走れてないし、雨雲レーダーを見る限り今日もいつものランニングタイムまで待っていたら雨が降ることは確実だろうと思われたので、なんとも中途半端な時間に晴れ間を見つけて走りに行くことにした。結局三キロほど走ったのかな。そして走ってる間にダンベル合計十キロ分が届いた。本当に正月に届いた。冗談みたいな正月だ。ダンベルはとりあえず片方三キロにして組み立てた、貧弱なのでね、この重量でも相当キツいんだ。そうしているうちに外が豪雨になったし、雷もバンバン落ちてきた。なんという正月だよ。先月もほとんど出かけられてないんだぞ。夕飯時にはスマフォを触っていたんだけど、Amazonの広告に興味がないと言ってるのに発信元を別の著名人にすげ替えて何度でもAmazonの広告を見せてきやがるシステム、マジでどうにかならないの？　Amazonの広告は一切合切嫌だっつってんだろうが。しかしランニングしたのが良かったのか、頭痛は引いた。深夜も正月だからダラダラしたんだけど、せっかくダンベルが届いたんだからとトレーニング動画を検索していた。その結果、ダンベルで検索してるのに瓦礫で筋トレしてるベンガル語の動画が出てきてしまった　しかもアップロード日が本日。正月から何してるんだよ。