ぐ戒

久しぶりに新聞ってものを読んでみたら合併などの影響で飛び地の村に住民ひとりとなってしまったケースが全国に三つほどあるみたいでその様子が地形図とともに描かれており見出しが雑だったのでインターネットみたいだなあとで写真撮影してネットに流すかと思いつつ内容を確認していたらそのうちの一軒は日本一来客がある農園らしく映像もあるのだが店なので複数の従業員もおり割と賑やかで面白かったしさらにもう一軒の家は皇居を突き抜けて歩きに歩いたところにあるという特殊さでそこを歩いているのが大物芸能人だったのでテレビ覧を見た他の芸人に馬鹿にされまくりでニコニコしていたものの髪型いじりがあってからはほどほどになと若干キレたような声を出すという夢を見た。なんか謎の農園についてはかなり記憶にあるな。起き抜けには、誰かの投げたゴムボールが障子を突き破っていったのであなたに直す権利がありますと突然責任を押し付けられたんだけどあの障子って格子入ってなくないかと思う夢を見た。この家は近所の川沿いから見える家だったが、そのような家はない。
起きてからしばらくは脳が夢思い出しモードだったので、パソコンの電源を入れてからもしばらくはハチャメチャに眠くて困った。しばらくダラダラして、インターネットのニュースを読んだあと、半分ほど植物に水やりをし、再びインターネットに戻り、また外の様子を見て肥料もあげる、という生活を送った。平和じゃん。なんかアメリカでは新型コロナウイルスの後遺症で最大四百万人が働けないとかいうニュースがあってマジでかわいそうだと思ったね、おれが働きたいのに働けないというひとに同情している場合、働きたくないひとが働かなくてもいい社会になることを条件にしていることをお忘れなく。あとは台風の進路予想図がかめはめ波みたいだったのでひとしきり笑ったあと、漆塗りの検索をした。昔、漆塗りとウレタン塗装を見分けるのは難しいみたいな話を目にしたので、今どうなってるんかなと思って検索したものだったが、やっぱり今でも難しいって書いてあったし、むしろ漆とウレタン混合塗りみたいなのもあると書いてあったので、もう諦めました。でも、こないだ買うのを見送ったコップは、なんか繋ぎ目みたいなのがあったので漆塗りじゃない気がするんだよな~。
夜中には、AIの学習機能でイラストレーターが著作権周りの発言をしている様子を目にした。これさあ、おれは昔から考えているんだよね。なぜなら俳句はひらがなであれば既に全可能性をジェネレーターで出力できるから。さらに俳句は短過ぎるという理由で全文引用すら問題なしとされているわけで、こういった観点からすればある程度は諦めるしかないはず。ただ、それでも人間が作ることに意味はある。俳句・川柳、それに短歌も、もう簡単なプログラムで全可能性を出力できると思うので、どんな作品でも先回りされる可能性はある、ということ、これはなんか簡単な俳句作成ジェネレーターみたいなのが出てきた頃からずっと考えている。人間が書いたり閃いたりすることには意味があるという信念を持っているのはこういう経緯があるから。あとAIのイラストジェネレーターで作家の創作意欲がなくなる・減る・削がれるみたいな意見がボチボチあるけど、これも、それが本当なら俳人とか歌人は絶滅かそれに近い状態になってるはずだなあ。まあイラストなんかより断然未来がないですけどね。ちなみにぼくはAIが出力した著作権のないイラストでガンガン創作意欲を高めています! ジャケを見ろ!!