ぐ戒

無敵の主人公が廃墟の奥でパワードスーツを着用する夢を見た。完全に記憶にないな。なんだこの夢。あと、最後に残された使い魔が逃げてくださいと叫びながら煙突の中を這い上がるも敵にやられてしまってこれで全滅かと思いきや部屋の中がすべて凍って敵も死ぬという夢を見た。煙突の内部の夢って前も見たことなかったっけ? 狭いからちょっと怖い夢なのかもしれない。あとなんかめちゃくちゃ粗い絵コンテを連続で見せられる夢を見た。これはアニメにほとんど縁がないのでかなり雑な夢だった。
なんかうまい棒を作っている会社のリスカが社員に時間外労働をさせていたというニュースが上がっていた。最大百二十時間とか、複数月の平均で八十時間、すなわち過労死ラインを超えていたという、普通に酷い話が並んでいた。これでうまい棒値上げ時の感動が一気にマイナスになったな、労働力を搾取してうまいうまい棒じゃん。むしろそんなに労働力を搾取しといてなんで値上げしたんだ? 企業努力っていうのは、過労死ラインを超えて労働者を働かせることか?? 起きてすぐだったのにみるみる感情が濁ってきたので、川情報のサイトでブックオフの近くの川を確認したら、めちゃくちゃキレイな流れになってて感動した。大雨の影響から脱したのかもしれないが、そもそも支流なので一回切ってなんちゃらをしたのかもしれない。今日も歯医者の恐怖から、また遺伝子的に痛みを感じないズルいひとの話を見ているけど、じぶんの肉が焼ける匂いがしたので火傷していることに気付いたって書いてあってウケた。しかもベジタリアンだから肉の焼ける匂いに敏感なのだという。肉体的・精神的痛みを感じないのにベジタリアンになることってあるんだ。しかも物忘れこそ激しいが、怪我をしてもすぐ治り、性格は前向き、不安もなく、交通事故のような生命の危機が迫ってもパニックにならないという。ズルい! おれだって物忘れが激しいのに……。昔から物忘れが激しくて、ギャグみたいにランドセル忘れて小学校に行ったこともあるのに、痛みは普通のひとより感じてしまうのでひどい、痛みを感じる遺伝子を破壊してくれよ。
今日は街の方に向かった。久しぶりにスマホを持ち出したので、再び公共の無線に登録しといた。これは一年で切れるという話だったのでまあしょうがない、前回登録時から一年は余裕で過ぎてるからな。ただ一年間有効というより、年明けか年度末でリセットしてる気がしてる。で新竪には何もなく、ガレージで小野十三郎のエッセイを購入した。それからやまやに行ったら色んな酒が安くなっていたので、誕生日用にモヒートなどを購入した。で、帰宅後よ。パン食っててもやっぱりちょっと歯が痛い気がして変な汗が出てきた。逆に、最悪は歯医者に行くということでなんとか精神を保つことにした、どうせ行くんだったら今は楽しませてくれやというか。この辺は意味分からないが、五年前の歯医者のときに神経を抜きますと言われて卒倒したのでもう何も恥ずかしくない、今度歯医者に行ったらまた卒倒してやろうか!! と言いまくっていたら意外と元気が出てきたので良かった。
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。『ラグナクリムゾン』、主人公がいない視点、極初期で別れた女の子キャラ。今までがめちゃくちゃギスギスしてたからかなり平和な描写だな。とは言え難民キャンプである民族を粛清みたいなシーン、竜の関わり、そこに駆けつける女の子と今まで主人公側にいたキャラという流れは熱い。『最近雇ったメイドが怪しい』、おじさまに呼び出しを食らう主人公。怒られるわけではなく、ただ大人を頼らないのはメイドと同じという点を指摘される。そういう意味ではシリアスだけど、幸せにしますとか言ってて、それはもうプロポーズだろ的な面白さもあった。『賭ケグルイ双』、中等部が負けた理由をじっくり炙るみたいに指摘していく流れ、その後半戦という感じで、しかも視線を読まれるという初心者みたいなミスだということで激詰め。ただ、問題点は分かったから未来を向けとアドバイスするのは爽快感があった。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、好きなひとができたとお墓に報告しに行く行為、令和の小学生とは思えないな、昭和~!! 帰宅したら題名通りにまさしくグイグイ来られて赤面みたいなのはかわいいですね。『怪人麗嬢』、一進一退のバトルの中、霊界みたいなところに飛ばされる主人公。実は主人公に芽生えた残忍さは習ったもので、それが似合わないから愛のエロスを貫けと言われて能力開花。怪人化解除ってしかしすごい力なんじゃないの、勢力図塗り替えそう。『履いてください、鷹峰さん』、初めから終わりまでエロい! 逆に言えばそれだけなのだが、しかしふたりきりでチョコ選びという環境でも何も察せない主人公はどうなってるんだよ。チョコ水着、雑誌では絶対に分からないトリックだ! 『サキュバスとはじめる真剣交際』、サキュバス三人が信号機カラーなのでこれで打ち止めなんだろうか? ロリサキュバスが主人公に本気で心配されてちょっと照れてるのかわいいし、それを踏襲して主人公が照れるシーンを作ってるのはうまい。『好きな子がめがねを忘れた』、好きな子の部屋、のベッドで寝てみてという主人公の精神を揺さぶる展開。そのあと入れ替わりでヒロインが寝るけどその寝姿に悶絶みたいな展開もいい、どっちもダメじゃんみたいな。メガネを預ける流れはさすがだな、すごい。『はじめての諏訪さん』、ホワイトデーのお返しをちゃんとやる主人公。ただそのやりとりのさなかで、じぶんからの告白をしたいという気持ちが芽生えてくる。これはかなり前にヒロインが考えてたことだし、帳尻があってて巧みだ。ただこれで一周するので、連載が終わりそうな気配もある。『ジャヒー様はくじけない!』、とにかく関係者が全員集まった中に魔王様もやってきた。不仲感を引きずりながらなのがウケるが、とりあえず金持ちが集めまくった魔石を魔王に吸収させる、と、無口だった魔王が喋り始めるという奇跡が。主人公とかビビり過ぎやろ。『ブラトデア』、前回の敵襲から、退けはしたもののついてきた人間にも危害を加えそうだったので注意しに行ったらそのキャラが女ではなく男だと分かる流れ。外伝読んでたら男だってことは分かるので、むしろ前作主人公ってまだ知らなかったんだっけという意外性があった。『ポラリスは消えない』、モニターをブチ壊して出ていったあとの話。殺して埋める話は冗談だとしたら目が怖いのでウケるな。ただ全体的にはヒロインがどうしても個を捨てたいと願っているので暗い。それにしても主人公は挫折してばっかりだな。『百姫夜会 -傷痕契ル乙女達-』、各々の陣営が集まってる感じ? いきなり別の勢力が出てきたのでいまいち飲み込めてないが、主人公が属する教会側と神道? がタッグを組む感じらしい。ただその楽しい集まりの帰り道で再び、しかも今度はかなりの人間に迷惑をかける化け物が登場。矢継ぎ早の展開は熱くていいね。『賭ケグルイ(仮)』、揺れながら針をさす怖いひと! ついに次号最終回らしいが、ここ数年はずっと4pまんがと化していたので大した量を読んでいる気がしない。これでトリプル連載とか言ってたのがひとつになるわけか。『恋愛自壊人形 恋するサーティン』、主人公が自ら破壊すると人形が助かるというの、火葬じゃなくてナイフで刺しても大丈夫なのか。主人公目線では友情強めだが、人間側目線では恋愛強め。けしかけてきた男子生徒が次のターゲットというのはうまいな。『キブデス・トゥーデッド』、ここから読み切りだらけ。これは魔女の世界で最強なのは物理ですが何か?の作者の新作、また読み切りからスタートなんだ。じぶんのことが何も分からない主人公が、状況に振り回されているうちに能力に目覚める話。舞台は地下、ゾンビ、博士、と設定はベタだが、コマの流れと敵の悪い顔、そしてゾンビ状態を唯一倒せるという能力による蹂躙が爽快感あって良かった。『裁きのクロエ』、なかなか長編の読み切り。ファンタジーで、神様を信じてないスラムの少年が主人公。悪いアイテムも信じていないが、それを運ぶと大金がもらえるというので仕事を引き受ける最中に聖人なる存在に出会うみたいな。このキャラが恩はあとで返せってセリフを後半かぶせてくるのがうまい。主人公の知り合いのおばさんが敵なんだけど、主人公の能力が、神様は信じてないが聖人は信じる、という理屈で発揮されるのも良かた。『厨二くんと葛藤ごはん』、これは題名の通り、いわゆる中二病の子に大学生の女が料理を作る、それを食うか食わないかで葛藤する話。ファンタジー的世界観から言えば手料理ダサいって話なんだろうけど、あーんを受け入れる姿勢になってたらもう終わりだろ、ウケる。大学生のモチベは褒められなのでかなり単純。『天目石ちゃんのお説教』、これは年の差で小学生男で年上の女がからかってくるパターンのやつ!! しかしスカートめくりに対抗するためにエッチな下着をはいてくるってどうなんだ、学園生活がないのかお前には。独占欲の芽生えが早いが、お花育ててるのは好感が持てるな。『ソード・オラトリア』、次の作戦の準備、なんか神様の頭数が必要という話から庶民に好かれている神様がメインに。でも過去が結構暴れん坊で怖いらしい。何気ないシーンで本編サイドの神様が褒められてるのちょっと面白い。危ういって言ったら全員危うそうだけど。以上です。