ぐ戒

地図上の遠くの町を指差していたらここの建物に見えるガレージで事件が発生したんだよねと言われたので確かにガレージから火だるまのひとが出てきたという事件があったはずだし怖いけど行ってみたくもあるし実際自転車で何分ぐらいかかるんだろうと思う夢を見た。これ確かに記憶にあるけど、ガレージの写真的映像と、地図の記憶しかない。午前七時の起き抜けには、瞬時に砂に模様を描くアリを砂と共に薄いケースに入れておいたら面白いけどずっとおもちゃにアリが住んでいることになるなと思った矢先アリのキバみたいな部分がケースから出てくるという夢を見た。こわい! 正午過ぎの起き抜けには、緑で横に長い本棚が狭いなと感じていたんだけど本棚に飾るようにしておいてある大型本が邪魔をしていると分かったしよく見たら床の近くの棚も使われていなかったので整理したらもっと置けるなと思ったんだけどそもそも大型本はあんまり置いてないし文庫本を二段にして詰めるかと考えていたところ床が抜けてしまって焦ったしとりあえず手で戻したけど明らかにペコペコ凹んでいるしダメだったら工事のひとを呼ぶんだなあとつらい気持ちになってしまったので憂さ晴らしに本屋に行ったら売れ残りみたいに一冊だけ雑誌が置かれていてそれはアニメ化されたライトノベルを連載している雑誌だったので興味があって見てみたらライトノベルと言えばちょっと挿絵が入っている程度なのにその作品はというかその雑誌の作品は挿絵ではなく六割ほどがまんがになっていてむしろまんがの間に小説が挟まっているようなスタイルでしかもページの間からキャンディーの包み紙が出てきたので面白いスタイルだけどおれには必要ないなと思って売り場に戻したしその雑誌をコンビニ払いする予定でお金も下ろしてきたけど必要なくなったしそのために早退してきたのにそれも無駄になったから帰宅して学校に電話しようとしたら家に来ていたポジティブなおばちゃんに変なポーズで走っているよと指摘されたのでウキウキしてもっと変なポーズで走る夢を見た。後半の方あんまり覚えてないな。床が抜けるって相当な恐怖体験だと思うんだけど、夢の中のおれはとりあえず出かけちゃうので強い。現実世界のおれもこうありたい。
とはいえ、最後の夢が楽しかったのでできるだけ思い出そうと眠い状態のままでいたらまともに歩けなくなるほど眠くなって大変だった。悪い意味じゃなくて本当に楽しい夢の中に住みたい、夢の中の方が色んなことしてるし。というかお世辞にも現実世界の出来事が豊かとは言えないのに、よくあんな多彩な夢を見るよな。おれは本当にすごい。ちなみに悪い意味じゃないというのはアレだ、「ずっと夢の中にいたい」は「死にたい」という意味に取られがちだからね。それを否定しとかないと。そんなことを考えながらニュースを見ていたら、中三の女が死刑になりたいっていう理由で暴れていた。男女も年齢も関係なさそうだな。いつもそうだけど、死刑になりたいっつって暴れる人間がいるとひとりで死ねという意見が出る、そして死にたいという人間が出ると生きてるだけでいいんだよという意見が出る、そこで本当にただ生きているとお金がなくなって、社会が労働しないと死ぬよという圧力をかけてくる、こういう構図には本当に救いがない。
今日は超遠くと遠くのブックオフに行って、何も買わなかった。なんか帰ってきたら植木鉢一個倒れてたので、中程度の風なのに倒れるのか~と思った。いや、でもこの日は、というか、そうだな、前日あたりからまた歯が痛い気がして狂いそうになっていたのだった。だから日記がまたまた遅れてしまった。この日の精神状態というものは大変だったので書いておくべきことは何もない、とにかく運命を呪ったり、それを克服するために精神を良くする動画などをひたすら見ていた。あと、悪いことばっかり考えてちゃダメだ! と思ったので、一番難しい数独を解いたりしていた。