ぐ戒

結婚しないと田舎から出られないという仕組みだったのでなんだそれ呪いかよと思っていたら突如地面がゆらゆらし出したし一瞬地震だと思って焦ったけど揺れの幅は大きいものの非常にゆっくり動いているしネットでも誰も騒いでないから工事かなとか考えていたらUFOが来たみたいなトゥルトゥル音がずっと響いているという夢を見た。夢はこれだけだし、展開が無茶苦茶過ぎる。UFOの街じゃないんだぞ、ここは。
今日は行き先を決めるためにずっとストリートビューをやっていた。新しいホームセンターを開拓したかったからだが、どうも近所にあると踏んでいたホームセンターは川の向こうにあり、回り道をせねば辿り着けないようで、さらにその周りには興味のある施設が何もなかったので、諦めてほかの場所を探すことにした。するといつも言ってるホームセンターの近く、いや近くというわけでもないが、同じ方向にもうひとつホームセンターがあることに気付いた。おれが昔、海に行くときに使っていた道じゃん。ここらは五年前まで水田だらけだったところにホームセンターとかショッピングセンターできてて賑やかになったので、そうかずいぶんと変わったんだな、すごいなと思って、ストリートビューの矢印をクリックし、そこから百メートルぐらい進んだら結局水田だらけだったので、なんだかんだで異世界っぽいなと思った。とにかく今日の行き先はここだと決めたらもうほとんど出かける時間だった。ほんの少しだけ残った時間でインターネットニュースを見たら、ガラケーを持っていたら刃物と勘違いされて警察に囲まれたみたいな記事があった。おれももう電話としては使えないガラケーを使っているためひとごとではない。無知な若い女のせいで警察に囲まれて持ち物検査されてるのかわいそう過ぎるだろ、ガラケーですが? で終わらなかったのかよ、一応荷物見せてくださいとか言うんだよな、せめて若い女が謝罪するべきでは。
予告通り遠くの変なホームセンターに行った。店舗の広さはどうだろう、いつも言ってるホームセンターより広いようにも見えるが、ちょっとだけ広いという感じなので、商品の数はまあどっこいどっこいという感じにも見えた。ただ向こうのホームセンターでは見ないセラミスが売ってたのが良かったな。園芸コーナーもちょっとだけ広かった。ホームセンターで苔売ってるの初めて見たし、パックに入った苔が冬の雑草みたいにカラカラに枯れていたので、これが噂のやつかと思った。もちろんそこそこ元気なのもあったが、どうだろうね。時期が来たら店頭から消えるのかもしれない。ヤマゴケ売ってたら買おうかなと思ったけどあんなにメジャーなものが売ってなかったので残念でしたね。枯れて死んでたのはシノブゴケとかホウオウゴケだった、まあコケは死んだように見えても水を上げたら息を吹き返すことあるし、死んでるように見える個体から復活することもあるが、あんな枯れ草みたいな状態のものを、苔に初めて接するひとがわざわざ買わないだろう。でも苔専用の土が売ってたのは良かったね。結局サボテンの骨(見切り品)を購入して、あとそこの近くの百均でエアプランツ(ハリシー)を購入した。帰宅後はリリース作業をして、そのエアプランツを処理した。水に沈めるやつね。
それではまんがタイムきららMAXの感想を書きます。『ご注文はうさぎですか?』、ブロカント。周りから浮くほどかわいいのに誰も買わないという謎時空が発生しているため、友達こと主人公グループが次々と買い物に来る。匂いで商品買うの変態の所業じゃない? あと最後に商品をまとめて買っていって結果的に不穏になってるの笑った。『ぼっち・ざ・ろっく!』、人面犬だ! レコーディングに熱中し過ぎたら終電を逃したので友達の家に泊まるイベント発生。ぬいぐるみはあざといぞ! 当然だが自宅にいると普段キツい店長も人間っぽくなるわけで、そんな店長に容赦なくゲームで圧勝してる主人公ウケる。『こみっくがーるず』、何もかもうまくいき過ぎて逆に不安になる主人公、逃げ道のない精神状態! 同じくアワアワしている寮生と一緒にカレーを作る、これで結果が出るまで気を紛らわせられるから。なのにカレー襲撃犯が続出してて面白い。主人公、一生たまねぎ切れなそう。『私、異世界で奴隷にされちゃいました(以下略)』、でかい街に行く、厳しいひとが相変わらず可愛いグッズをもらおうとしている。オークまで前回の美少女化続行、主人公には何も取り柄がないとわめいてて爆笑した。しかし主人公の衣装で地面でバタバタしたら傷だらけになりそうだ。『お姉様のVな事情』、とにかく賭け事に勝てないお姉さま、何も苦労したことない人生を主人公に語る。そこだけでも面白いいけど、変なジンクスを信じてひたすら善行して回るのも笑った。ゲートボールは断れよ! 感動的なラストなのに、ちゃんと負けてるのも偉い。『メイドさんハジメテの友達』、メイドさん、だんだん私利私欲のためにしか動かなくなってるような気がするが、これがアピールポイントだと思う。前回に引き続き密着度合いの高いレクチャー、今回はビリヤード。ホントは嬉しいくせに~感がよく出ていた。『マグロちゃんは食べられたい❤️』、学校に勝手に冷蔵庫設置したら誰だって怒るだろ、ウケる。そのせいで風紀委員に目をつけられるがこれ学生の権限で何とかなるか? 物理的に食べる方がヤバい、確かに。後半の同情も若干常識がズレてて良い。『SAN値直葬!闇バイト』、今回は通常業務。いきなり広くなっている店、それに対する主人公の「広さいじれる?」というツッコミが的確過ぎて爆笑した。魚人みたいな化け物を店長抜きで案内という難易度マックスの業務を友達に押し付ける主人公、鬼畜で面白い。その友達が最終的に放心状態になったとき、前半で出てきた「ここで命果てた者」が再び使われていたのも巧みだった。レベルが高い。『お狐さまは小生意気!』、いわゆるメスガキ口調のお狐さまの封印が解かれるが、大暴れしようと思ったらそこの巫女に捕まる。どう見ても懐柔されているのに気付かずに威張り散らしているのがかわいい。というか巫女、持ってた同人誌的には完全に人生の勝者だろ。『白魔導士はゾンビの夢を見るか?』、ついにホームセンターに到着。センサー代わりの猫が異常行動を取っているほどヤバいという状況ではあるが、主人公がピエロ的に自転車で囮になりつつ、目的だったサブキャラの父親を発見。回復から自転車プレゼントまでは完全に仕上がった展開だな。最後まで主人公がおどけていたのも良かった。『ななどなどなど』、サンタを信じているかどうか、ヒューマノイドは信じている。主人公とお互いにサンタになってやろうとしているのは微笑ましいが、主人公の動機は真っ黒で笑った。ヒューマノイドは純過ぎて河童や麒麟まで信じているのもすごい。最後のファンタジックな展開何!? 『瑠東さんには敵いません!』、とにかく学校で百連ガチャをするな!! 使い回しの絵など、不人気のソシャゲの現実をまざまざと見せつけながら、友達を巻き込んでガチャ回しまくり。最近乱数調整ネタもいっぱい見るな。今回相手役は完全に蚊帳の外ながら流れに噛んでいるのが面白いな。『コンビニ夜勤のあくまちゃん』、研修に行き、特徴的な語尾を直して敬語を使えと指示される主人公、調子がズタズタ。もうひとり研修を受けてるひとがいてその様子を見て侮っているけど、語尾を戻したら本調子、むしろテキパキという、ある種のスカッと感がある。保留にしてよけるのうまいな。最後これでワンオペできるとか言われて絶望してて笑った。『ラスボスは逃げ出した▽』、掲載位置二か所の二本立て。要は貧弱な魔王とそれをたしなめる部下という構図。ワープで逃げて宝箱に逃げ込んだらミミックだったというのは情けなさがすごいな。あと人間も像を壊されたぐらいで攻め込んできてて大人げない気がする。四天王もバカっぽく、後半で勇者が攻め込んできたときもおどけや自爆をして何も戦わず退場していくのが面白かった。勇者も勝手に深刻になっとる。『ギャルとネクラの吸血関係』、こっちは前回が二本立てだったので今回がゲスト三話目。ネクラだから近所への挨拶回避しててウケる。吸血鬼の島から喜んで逃げて来たらしい、オタクグッズの中に前作のハルメタルドールズ!のキャラがいる。 眷属になれという話がいつのまにか何でもするから奴隷になってという無茶苦茶なお願いになってて笑った。最後の流れだとこれ眷属になったってことなのかな。『リリカお嬢様に振り回される!』、お手伝いさんはクモが苦手。自転車に卵があってそれが運転中に孵化して大量にクモが、という悪夢エピソードを公開したらお嬢様がクソほど笑っててウケた、残酷かよ。その後はお嬢様が殺さずに手に乗せて逃がすというミラクルな行動を取っていた。『ぬるめた』、完全なるコスプレ展開、むしろ自覚的にやってるからメタコスプレ展開と呼ぶべきか。バニーガールの姿で堂々と媚びたポーズ取れるひとに敵わない、確かに。最後のギャグ漫画みたいっていうセリフもまさにメタ展開。『桔香ちゃんは悪役令嬢になりたい!』、いつも犬に扮して遊んでいた子が、成績が悪くなったから犬禁止という流れ。というか犬、やめられるんだ。主人公が頭いいの意外だが、教え方が全員独特でウケる。ボールの例えが浅いのも面白かった。結局普通の教え方が一番なんだ。『社畜さんと家出少女』、死んだ目の子が主人公のバイト先のバーに行ったが主人公不在という状況、サブキャラだらけ。ちょっと真面目な話してるのにモンブランの食べ方キモくて入ってこないの面白い。お母さんかな? ちがうかな? のテンポの良さも見事だった。最後はこわいひと登場。『今日の授業は恋愛です!』、恋人たちが主人公の家にお見舞いに行こうとしたところ、謎の女が登場。主人公にタメ口なばかりか、恋人と言い放ってすらいたが実は妹で、勝手に主人公の子供の頃の写真バラしててかわいい。妹は実はガチ恋愛してるのではと悟るところも良かった。『妖こそ怪異戸籍課へ』、虎の妖怪の正体がバレそうという話。よりにもよって口が軽い博士がペラペラ喋ってきてヒヤッとするのだが、なぜかここで不穏な動きあり、後半は襲撃者から友達を守るために招待をバラしてしまうというシリアス展開。『六条さんのアトリビュート』、こっちはちょっと前からシリアスモードだが、玄関にごみ袋置いてあるタイプの汚い家が出てきてウケる。神棚みたいな棚も落ちてきて主人公が踏んだり蹴ったり。こっちも後半は父親の暗い思い出で、その中にあの幽霊の姿もあるという流れ。以上です。