ぐ戒

アラブの世界の小型飛行メカから世界を救ってくれと依頼されたけどずっと前ならともかく今さらそんなことを言われても困るなどと返答していたら世界を救う名目で作られた軽音楽部の面々が抗議し始めて我々の活動が記録に残ると嬉しいですとか一年で抜けたわたしがいたことが役立つと嬉しいですとか言ってきていや後者の奴は図々し過ぎるだろと考えつつもそもそもサポートユニットの電池が切れているんだよねと返答したらそれはカバーを外せば交換できますよと指摘される夢を見た。なんでおれが最後に負けるんだ。これはなんか多少は覚えているが、軽音楽部がどうたらという割にその綿々の顔を一切覚えていない。そして夢はこれだけ。
今日はまんが雑誌が届く日だったので、まず玄関で本を受け取った。それから外に出てみたらすぐ前のあたりにややでかめの蜘蛛が巣を作っていたので、ビクビクしながらホウキで巣を破壊したのだった。まだ気温が高いから蜘蛛もバリバリ動いているのかなと思ったけど、別に冬でも動いてる気はする。いやでも少ないか、どうかな。一時期家の横にある木にめちゃくちゃ蜘蛛がいて怖かったんだけど冬になったらほとんど消えてたし。とりあえず部屋に戻ってパソコンを付けて、東南アジアニュースを読んでいたら、タイで携帯電話のネット販売? に絡む詐欺事件が発生したという記事が出ていた。別にそれ自体は何の変哲もないので興味がなかったんだけど、十四才の子供が騙された直後に脳の病気で死んだみたいなことが書いてあってめちゃくちゃ怖いじゃんと思ってしまった、恥が強いのか何なのか、そんなことでも急死してしまうのかという驚きがあったね。それで若干不安になったので、またもや脳を動画を見てしまった。いやこれは見てしまったというか、見てもいいものだから。じぶんが制御できるようになれればそれが一番いいんだしな、勝手に不安になってしまう脳を撃破したいんだから、いや撃破はまずいな、沈静化したいんだ。しかし家にいるのに本を読まないのはもったいない、ということで本も読み始めた。ただなんとなく不吉だったので窓を閉めてから本を読んだ、とすぐに雨が降ってきた、これはすごい。すごいがこんな突然の雨、出かけてたら精神状態悪化してただろうなとも思った。集中して読書をして、小説の第一部を読み終えることができた。
夜には古書を検索しまくっていいものを発見したのでピン留めするなどしていたが、昼にまんが雑誌を受け取っていたことをすっかり忘れてインターネットに没頭してしまった。そこでほろよいレベルの酒とチーかまを貪りながらヤングガンガンを読んだ。いつも通り感想は書かないんだけど、ある作品ででかいコマなのに「授業を中段するな」という誤植があったので悲しい気持ちになった。もうちょっと丁寧な編集をしてやれや。で雑誌を読み終えてから、アマゾンで一円の本発注した。そこで勢い付いたので、ブックオフオンラインでも百十円の本を買っておくことにした。