ぐ戒

ベテランについていく感じで酒だらけの倉庫に酒を押していく夢と、お化けツアーを企画すると相手の顔がどんどん曇っていく夢を見たが、詳しく覚えてない。酒屋の夢いつまで見るんだよと思ったけど、酒と配達のひとには何も悪い感情を抱いていないから見るんだろうな、社長夫人とかの印象が最悪だっただけで。起き抜けには、分厚い台本で芸人のふりをするのは無理があると抵抗する夢を見た。これも今は全然覚えてない。
夢はこれだけだったんだよな。本当はもっと覚えていたんだけど、午前十時ぐらいに起きたときに明らかに家族同士が喧嘩してるでかい声が聞こえたので、地獄かよ~と思っていたら夢を忘れたし、うるさくて眠れなかったので耳栓を装着して寝ていた。そして今日は晴れ一色の天気予報だったのに起きてみるとしっかり曇っている。まあ日曜日だから天気とかは関係がないはずだが、なんかタブーを犯して出かけるかもしれんという気持ちになってしまった。でインターネットニュースを見たら早速労働最悪系のニュースが出てるな、と思ったらオリンピックボランティアの話だった、これはヤバいやつだろうと読みにいくと外人が飯をガンガン捨てていたという話。まあ労働は邪悪だけどそれは外人のマナーが悪いだけではという感じだったね。記事に書いてあったんだから外人がズコバコと飯を捨ててた様子を記者が見たんだろうけど、罪悪感みたいなものがまるっきり違うんだよな、いや日本でもほとんど飲んでないペットボトルが放置されている様子をよく見るか。あと出かける前に環境の本の序章だけを読んだ。環境には興味がないけど、地形と地形図の話がたくさんあるので読んでいる。聞いてるかグレタさん、おれは環境に興味がない!! 正確に言うと労働力と切り離された環境保護に興味がない、環境保護を訴える多くの企業は限りある自然を守ろうとするくせに人間の労働力は搾り取っても構わないと思っており、環境を保護した分だけ人間の労働が苛烈になっているのでね。環境への負担を減らすなら地球環境だけじゃなく労働環境への負担も減らしてほしいってわけ、人間は意志を持っており労働を拒否できると言うのなら、労働しないと生きていけないこの半強制労働システムを変革してくれや。
今日は僻地のブックオフで変なフランス語の本と建築家の日記を買った。そのまま向かった遠くのブックオフには何もなかった。今はフランス語をやるつもりがないので一冊手に入れたら別の一冊捨てようと思っている。あと夕方には謎の焦燥感に駆られてコーヒープレスを検索しまくっていた。その結果、中国製の謎のコーヒープレスが無限に出てきて面白かったけど、謎の焦燥感には駆られない方がいいね。おれは現実に生きたいのだから。夜には人生で初めてブルーチーズを食わせてもらったけど、チーズっぽくはなかった、おいしかった。どんな味かと言われてもまったく表現できない味だったが、それはおれの食生活の貧しさが関わっている。