ぐ戒

拷問して情報を引き出して殺す残忍な集団が雑居ビルに住んでいて今日も会社員から情報を引き出したあと溺死させていたんだけどそのあとのくつろぎタイムに突然そのメンバーのひとりがよし分かったと言って窓から飛び降りたので悪党どもがギョッとしていたらその騒ぎの中で落ちたメンバーから情報の矢を受け取った兄弟もすごいスピードで姿を消してしまったし情報戦に負けた悪党はしばらく布団にうずくまって悔しがっていたが敗者は敗者らしくしろってことかと諦める夢を見た。部分部分は覚えているな、怖い夢だったから。あと、双子の少女と付き合う他人同士の少年たちがいたんだけど少女の片割れが体調を崩したので急いで日陰に連れていてこういうときはお互い様だよと声をかける夢を見た。これはすごくまんがみたいな描写の夢だったし、日陰が街にある植え込みだったことも覚えている。あとあと、めちゃめちゃ豪華なクラブみたいなカツラ屋さんがあったのであれってついに金沢にも進出したんだ街に車で迎えに来てもらったときその目の前にあったやつだよねとか言っていたらそこでの労働が思い出されてきてそのときは客の名前を覚えさせられていたんだけどそれからしばらく雑務を挟んでから名前を思い出すよう指示されたので名字が思い出せず何やってんだお前と注意されたところで犯人の新しい情報ですと部下が飛び込んできたんだけどそのあと昔同じ店を建築予定だったという店の裏の大穴から最強の研究員が出てきて助言してサッと帰ってしまうという夢を見た。大穴というのは地面の穴だった。午前十時半の起き抜けには、家族で街を色々回って最後にもうそろそろ完全閉店する洋品店に入ったら店構えが古いのに中は新しいしコートが九割引とかになってるので客も多くこのコートいいかもなあとかやってるうちに向こうの棚の商品を根こそぎ買う客が現れたので今日の営業はおしまいとなり出ざるを得なくなったんだけどそういえばさっきコートの前で迷っていたときから家族の気配がなかったし外に出てみたらもう車もないという夢を見た。この洋品店というのはすごく昔に近所にあったものでしかも潰れたこともはっきり覚えている、定期的に夢に出てくるけど多分おれあの店に入ったこと一度もないんだよな。正午過ぎの起き抜けには、レストランで歌を口ずさんでいたら向かいに座っていた知り合いがその歌嫌いと歌詞カードをヒラヒラ見せて抗議してきたしカセットケースの中にシート入ってるよねと言ってみたらそうそうともうひとりの知り合いが乗って来たので興が削がれたのかそのケースあげるよと言われてしまいその後勉強会の続きをすることになったんだけど本棚の本が倒れたと思ったらずっと本棚が揺れ続けていて地震かとビビったけど一個の本棚とその後ろの壁だけがユラユラ動いてる状態なのでこれ壁の後ろに何かいないかとパニックになる夢を見た。起き抜けの夢なのにこれすらもよく覚えている。今日は夢を良く覚えている日だった。
昨日まではそんなことなかったし予報もそうではなかったはずだが、急に一日を通じて気温が二十二度みたいなことになった、大雨とはいえ極端だな。八月のド真ん中の気温ではなさそうだ。ここでインターネットに接続! さっそく揉め事を拝見。見ているとどうも、なんとなくだが、数年前までバリバリの若者だったひとたちが、最近の本物の若者を分析して説教する老人に一足飛びに変化してきてる気がした。ここ最近のご時世のせいかなあ。なんかもう既に若者中の若者が年下を分析してケチつけてるようにしか見えないんだよな。国内情勢はこんな感じでネチネチしていて嫌だったので、東南アジアニュースを読んでいたら、違法に飼育されていたトラを保護したら半数が謎の死を遂げたという記事が流れてきた。それはもう保護じゃないじゃん。相変わらず雑でいい感じはするが、トラが危険だからわざとそうしたかどうかは分からない、日本とベトナムではトラの扱いに違いがあるだろうから。
今日は出かけてない。そこで再び国内ニュースに戻ると、最近話題になっている、あれなんて言うんだっけな、忘れたけど心理なんたらの芸能人の揉め事が進展していた。ホームレスなんかどうでもええやろ金を使うな猫の方がいいじゃん、という主張をしていたもので、批判殺到というやつではあったが、こういうひとたちって局所的には感情を爆発させるけど似たようなケースだと何も言わなくなるんだよな。要するに、ホームレス擁護を見ていると、オッこのひとたちは全員ベーシックインカムに賛成しそうだなと思うってやつなんだが、実際ベーシックインカムはどうかと問うと渋い顔をするひとが多い、多いよね? 多くなければ嬉しいんだけど。渋い顔をするひとが多いのは困ったもんだな、捨てられていい人間の命などないんじゃないのか、人間は生きているだけでいいんじゃないのか? というか、あの発言を批判しつつベーシックインカムに反対することは倫理的には不可能じゃない? LGBTに対する「生産性」否定の流れ、ひきこもりドラマに対する「生きているだけでいいんだよ」、そしてDaiGoの発言への批判、こういうものを総合すれば明らかにベーシックインカムの理念は正しい、しかも倫理的に正しいからね。今日は夕方から頭痛の気配が始まったので焦ってしまった。頭痛初期の明らかに頭の神経が少しずつ締まっていく感覚があり、金曜日だぞおいおいと考えていると余計に悪化してきたので、何も考えずに室内運動をして夕飯を食ったらなんとか治ってくれた、ので良かった。しかし深夜には本日二度目のフリーズ、そして謎のウインドウズアップデート!! 悪いことばっかり起こる。フリーズしたので強制的に再起動したらシステム構成中になったし、激しいストレスを感じたね。強制終了からのウインドウズアップデートにはいい思い出がひとつもないからね。