ぐ戒

従兄弟と一緒に建物を出る時間になったけどその従兄弟がめちゃくちゃ急いで部屋を出ようとしていたから何をそんなに急いでいるのと言いつつおれはゆっくりと荷物をまとめて部屋を出てワー踊り場の窓開けっ放しだななどとゆっくり感想を述べつつ建物を出たらすぐ学校に出てしかも中庭でありすべての扉の鍵が閉められてしまったので行き止まりなのか外なのに閉じ込められてしまったのかと思っていたら神様の声がしてそこのマンホールが出口ですよと言われたもののその上では大量の空手部員がファイティングボーズを決めていたしこいつらを倒さないと先に進めそうになかったので剣で薙ぎ払ったらひとりだけマンホールの真上に立って動かないムキムキのジジイがいてそれが師範代であると判明し実質的なボスなので剣も魔法も一切通じないという鋼の肉体を持っていたためどうすればいいのかなとあれこれ動いてみてたらどうも投げ技は効くようだったけど師範代みたいな全ステータスを技術に振ってるみたいな化け物にどうやったら投げ技をきめるんだって話だったし補助魔法で最高レベルまで力と素早さを高めて技とか関係なしに両手で強引に投げ飛ばして即マンホールの中に入ったんだけどそこは明るいが深い穴でどこまでも落ちていくようだったし死ぬかもと思ったがドサッと落ちたところがクッションだったため助かりどうもこの辺は地下世界を形成しているためここにクッション性があったらしいが残りの仲間が降りてこないので師範代と今でも戦っているかそれともやられたかしたのだろうと切ない気持ちになりつつ敵を倒していたがどう考えてもひとりで倒せる量や強さではなかったため手こずっていたら向こうから悪魔やエルフまでやってきたのだが悪魔はおれを敵視しているとはいえエルフはなんとなく同情的に見てくれているためこの地下世界を抜けたいんですと説明したら悪魔の方が抜け道はお前ら人間が塞いだんだろうがと怒ってきたしどういう意味かも分からなかったのでちょっと見せてもらうことにしたが今はそれがどこにあるのかも分からないと言われたのでとりあえず地下世界を探索してみたらしばらくして高い場所にある換気扇から垂れている長いコードを発見したしいかにも怪しかったのでコードをしっかり握って壁を登ってみたら換気扇の向こうに地上の光が見えたしここから近所の祈祷師の家に行けばいいんだなと思いつつこれはふさがっているというより汚れが詰まっているだけだと悪魔やエルフに説明しておれは壁にとどまったままこの世界にホウキや新聞紙のようなものがあるかどうかは分からなかったのでジェスチャーを交えながらそれっぽいものを持ってきてもらいコードに捕まったまま力を込めるのは難しそうだなと考えつつ溜まったホコリを取り除きファンをゴボッと外したらそのまま地上の方に吸い込まれて雪原に投げ出されたけどそこで待ち伏せしていた巨大な肉塊が突如太いビームを発射してきたのでそいつと戦うべき仲間が全滅してしまいおれも瀕死になったのでいよいよやられるなと観念していたところ視界がその巨大肉塊の顔にズームしていったしワシがこいつを殺したらこの先どうやって知識を得たらいいのだという呟きを残してその肉塊がゆっくりと消えていったので攻略となり今の敵はラスボスではなかったはずだがそこら中に春が訪れたため実質エンディングみたいな空気になり村人が野原で踊りまくるようになったという夢を見た。長過ぎる夢だがそのためかなり明確に覚えている。学校の中庭みたいな場所っておれが通っていた中学か高校の頃のやつだな。何故そっちの記憶はないかというと、子供の頃の記憶がないからです。起き抜けには、文字を清書していたのに何個か汚い文字が入ってしまってこれだと発動できなくなるんじゃないかと心配になる夢を見た。これは全然覚えてない。
夢が長いと現実の時間が短くなるので夢を記録し終えてパソコン活動を開始したらもう出かけるちょっと前の時間という状態だった。そして雨が降っていた。それは夢を記録しているうちに止んだのでストレスも高くはなかったのだが、そもそも天気予報が発表した時間帯は大幅に外れているし、別に晴れるというわけでもなかった。バンコクのお持ち帰り鍋セットにあの猛毒で有名なヒョウモンダコが入っていたというほのぼのニュースを筆頭に東南アジアニュースを読んでいたら、二歳児が深夜に家を飛び出したという記事に使われている写真がめちゃくちゃいいものだったので興奮してしまった。荒削りなものには美がある。しかしせっかくの感動が全裸逆立ち授乳とかいうワケの分からないもので台無しになってしまった。なんか、オリンピックのアスリートの女が、じぶんの子供に授乳をする、まあそこまでは普通だけど、ヨガにハマっているらしく全裸で授乳するという、まあそれも勝手にしたらええわと思っていたら、さらに逆立ちまでして、写真に撮って、それをインターネットにアップロードするという世界の危機みたいな記事が出ていた。怖いもの見たさで英語圏のニュースサイトに行ってみたら本当に全裸で逆立ちしながら授乳してたのでヤバかった、「これを見て一体何と言えと?」とコメントした外人は最高に正しい。万が一倒れて乳児が潰れたら、というまっとうな反対意見もあるけど、それ以前にそんな奇妙なものをインターネットに上げるなという純粋な気持ちがあるよね。というかあれはポルノ扱いされないのかよ。
今日は新竪に行ったのだが、安売りの本はごっそり消えてしまっていた。商品入れ替えかそれともどこかの古本市に持っていくかだな、東急スクエアで来週から古本市があるって聞いてたけどそれは音源メインっぽかったし、そちらに行くことはあるまい。それでガレージで一時間ほど粘って、その大きさから今まで買うのをなんとなく渋っていた東南アジアの歴史の本を、ついに購入した。ついつい~。夜、ポケットに何か入ってるなと何気なく取り出してみたらでかい虫だったので、ギエーッとパニクって床に落としたんだけど、改めて見てみたら食った覚えのない煮干しの頭だった。怖くないけど怖い! 誰?!
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。『ジャヒー様はくじけない!』、なんかナンバー3も祭りに参加することになってる! 全員情に絆される優しい世界だな。アルフォートもらってて笑った。『賭ケグルイ』、主人公もまだメインの位置におらず、ギャンブルはまだ始まってなくて盤外戦術みたいな流れ。ビットコイン的なことをまだやるらしい。『最近雇ったメイドが怪しい』、メイド同士の会話。昔はあらくれ設定!! 不良カッケーっす。しかし一番ヤバいのは喫茶店で隠れて聞いてる坊ちゃんだな。『履いてください、鷹峰さん』、主人公のスタイルもかなりいいので衣装が似合ってる。しかしヒロインの胸が透けるの、文化祭の劇でそんな服使うか? エロまんがだ! 最後のダンスを願うシーンの構図も良かった。『好きな子がめがねを忘れた』、おどかそうとしたのなら許すというヒロインとコンビニでアイスを選ぶ。話題にがっつり食いつかない距離感がいいが、最後のスイカで勇気を出す主人公の気持ちも素敵だね。『百姫夜会 -傷痕契ル乙女達-』、新連載。スクールカーストの底辺ふたりの生々しい関係性とは裏腹に、ムカつく上位群はあっさり死んでてちょっと笑った。主人公はカーストの下から二番目、最底辺を利用してたつもりが裏切られるという切なさもさることながら、その後の相棒とも呼べる幽霊との出会い、そしてバトルに別れに再会とテンポも良く、主人公にはどういうことができるかということも第一話でちゃんと示していたので構成が分厚かった。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、年下の女の子からの告白を断る話。かなり倫理的な断り方をしていたが、小学生の無邪気さが一切ないのでちょっとびびってしまったかもしれんな。『ラグナクリムゾン』、いよいよ敵地へ。主人公が物陰からかっこつけてるのかと思ったら普通に注目が嫌とか言ってて笑った。転送時に術者がババアになるの迫力あるな、美を捨てている。『その後の一週間フレンズ』、相変わらず短いな、サブキャラたちがバイトするかどうかという話。『六畳一間の魔女ライフ』、燃えてる魔女姉がやってきた。アパート燃やしたら捕まるんじゃないのか!? とにかく帰郷を勧める姉に一旦は折れた主人公格の魔女が一転、相棒がバトルするという熱い流れ。しかし精霊を殴れるバットは確かに謎だな。『遺書、公開。』、回想の終わり。主人公が、いきなり遺書配って信用するか? って言ってたのなるほど感あったし、「しゅうちゃん」のトリックもすげー巧みでヤバかった。攻勢を強めていってる感じだな。『はじめての諏訪さん』、金持ちが気を利かせて全員分の車を一台ずつ準備してるのウケる。あと主人公の男友達以外とバランサーっぽくていいね。ヒロインの水着は~? から、ナチュラルに海ではぐれる主人公。いやヒロインがはぐれたのか? 『怪人麗嬢』、誰を愛するか、いや平等に愛するべきかという話。それを戦いで体現していく形で、それ自体はシリアスだが、耳元で男の甘い言葉を食らった主人公が普通にダメージ受けてて笑った。『ブラトデア』、ゴキブリがイッてた。恋するあまり、同種のゴキブリを排除しようとしてんのかな。とにかく大ゴマでイッてた。『賭ケグルイ双』、部室取られてズーンとしてるかと思いきや、意外とあっけらかんとしてたし、すぐリベンジ宣言してた。攻撃的で心強い。『お近づきになりたい宮膳さん』、デートなのだが途中から不良のいた学校の生徒にバレそうで逃亡劇に。それすら楽しむというかわいい流れだが、なんかロッカーみたいな狭い場所に入っちゃう。『魔女の世界で最強なのは物理ですが何か?』、最後のひとりの大反撃だが、一番不細工な敵だったので明らかに負け顔~! と思ってしまった。このキャラは乱打技か。『ヴァニタスの手記』、番外編。堂々とアニメ化の利点を言って誕生日を設定する強い展開!! 『勇者名探偵』、冤罪を晴らそうとする主人公たち、部屋の足跡から犯人を見つけ出す。しかし目撃者がいたのは致命的だな、あと円満解決で深まった友情を上の階のひとが小馬鹿にしていた。『留年!とどめ先輩』、エロい先輩のシーンが鬼エロいので、とても小学生のピュアラブを書いている作者と思えない。しかしここでも年齢小学生がツッコミ役になっててかわいそう、ウケる。『少女漫画主人公×ライバルさん』、ラブレターを渡させてそれを写真に収めるという回りくどいことをやっていたら見つかってドタバタ、同性愛!? みたいな展開、流れるようになってて、いやそうはならんやろと思って笑った。でも主人公的にはこれが告白のきっかけに。『賭ケグルイ(仮)』、普通のケーキでも作ってくるなんてえらい! 『ソード・オラトリア』、この回はどうも番外の話とか、本編が遅刻しているせいで分からない話などが多い。まあでもこちら側のキャラ達にとっては、迷宮に隠れている敵を釣り出すチャンスなのだということらしい。決起集会だった。以上です。