ぐ戒

雑誌を買いに来たら発売日なのに売り切れでなかったしムシャクシャして和菓子屋さんに向かったら以前八百屋で話したことのある女の店だったし販売は男かいやただの男というより職人かななどと考えつつ種類はある商品の中から定番商品を買い占めようとしたら十個しかないという話だったしまあしょうがないので他の商品を選んでからこの定番商品もあるだけ全部くださいと申し出たら妙に喜ばれたし別に売れてないわけでもなさそうなのになんでこんなに喜ぶのか理解できなかったがここでようやく八百屋で見たことある女が出てきてたくさん買ってくれてありがとうとネギをサービスしてきたしとりあえず買い物は終わったのでジジイに会計を頼んで金を払ったらお釣りは図書券でいいですかと言われたので一瞬戸惑ったけどまあ雑誌とか買うしいいですよと返事して本当に全部図書券にされてしまったお釣りを適当に財布に突っ込んで急いで店を出ていつの間にか歩けないぐらい乱れていた服を店の裏で直してから帰路についたんだけど居酒屋の前を通ったあたりで雑誌って最近全部通販で買ってるんじゃん意味ないな五千円分の図書券はキツいぜせめて小銭がほしいななどと反省しつつ帰宅したらテレビでかなり古いクイズ番組を再放送していてそこに出ている芸能人がさっきの和菓子屋の男だと気付いたし芸能人だったんだななんとまあ迷彩のジャケットまで着てと若干小馬鹿にしていたらおれは白組に配属されてしまってそのまま四対四のクイズ対決になったんだけど赤組には天才がいる代わりにとびっきりのバカもいて赤組に対して誰が勝つかというサービス問題が出たときは絶対にじぶんのチームの誰かを書けばいいところで実際ほかのメンバーはそうしていたのにバカは動物の名前を書いてひとり不正解になっていたしそれでも天才がひとりで最速の答えを出したということで三ポイントももらっていたけどよく考えたら六ポイント以上もらっても失格というルールだったし天才があっさりと退場させられてしまう夢を見た。これ長い夢だったけどよく覚えてるな。なんか和菓子屋、ビルの一階を借りているという風情だったが、妙な懐かしさがあった。
今日はもうとにかく自動生成アニメの画像ばっかりいじくり回していたな。ツイッターで誰かが紹介していて、なんかこれどっかで見たやつだなと思ったけど瞬時に分かった、おれがいつもジャケに使ってるやつと同じシステムなんだと。あれ長時間見てると絵を見る力が変になっちゃうんだよね、とは言いながら使っているのだが。おれは明確な意思をもって自動生成で壊れた顔を集めているけど気持ち悪いと言うひとの気持ちも、まあ理屈では分かる、感覚では分からない、いやちょっとは分かるけど、世に言うグロ画像とは明らかに趣が違うと思っている。ところでそのサイトから著作権のないそれらの絵を全部ダウンロードしたら、容量の話なのでアラビア数字で書きますが345GBとか書いてあった、これは絶対に無理だ。こういう絵にしろ音楽にしろ、おれが偶発的というか偶然性を好むのは「これをするひと」みたいになりたくないから、期待をされたくないからなのかな。じぶんの中でも考えがうまくまとまっていないが、ノイズは作りたいけど次もその次もノイズを作るんだと思われたくないというか、まあ天の邪鬼だからです。ひねくれ者をナメんなよ! ひねくれ者だけど鬼滅の刃を見てよかっただとかひねくれ卒業自慢をする奴はひねくれ界のカスや!!!
ニュースを見ていたらまた陰謀論がどうたらという話をしていた。常々思うんだけど、陰謀論を否定しているが神は信じているひとってどういう論理を使っているんだろ? おれは両方共否定しているので分からないな、片方否定したら自動的にもう片方否定されないか?夕飯食って部屋に戻ってから、本の買い取りサービスに本を送って本人確認も済んだことを思い出した。捨てるつもりの本だし査定後の交渉抜きで振り込みっていうやつにチェック入れたんだけど、いくら振り込んだとかいう連絡もないみたいだな。値段つかなくても捨ててくれるらしいし、こっそり売られる可能性はあるが別におれの目の前に現れなければどうでもいいので、金額の通知とかもなければないでいいんだが、ちゃんと教えてほしかった、無駄に待ってしまった。