ぐ戒

包帯の海に溺れる夢を見たんだけど、夢はこれだけだったし、特に記憶にも残っていない。
今日は張り切って雑誌を捨てることにした。とにかくこれはつらい、重いから。雑誌は重い! さらにおれは在庫の雑誌というものを抱えているので、その在庫の方を捨てて、部屋にあるものを在庫に回すという、他人から見たらあまり意味のないことをしている。これはおれから見ても意味のないもののように思えるし、いずれやめそうな気もするが、五年前の雑誌を参照すると面白いということも事実だ。ちなみに五年前のものとかがあるのはさすがにきらら系だけです、あれは薄いのでそういう芸当ができる。まあ捨てられているだけマシなんじゃないかなと思う、捨てられないひとってのは確実にいるので。ところで雑誌片付けてて思ったけど、少年ガンガンも連続してクリアファイルを付録につけているな。どう考えてもそんなに使わないのだが。まあ最近はクリアファイルとカバンに入れて痛カバンにするみたいなグッズもあるみたいだしそういうものが前提になっているのかもしれない。何ていうんですか、ノートパソコンを入れるようなややダサめのカバンの広い面にビニールでできたでかいポケットがあって、そこにクリアファイルを入れると、まるでCDケースにジャケットを入れたみたいにそのクリアファイルがカバンの柄になるというもの。まあそういうものはいいと思うが、そもそもクリアファイルを入れる前提なので形がある程度決まってくるし、そうなると絶対おれが使わないタイプのダサいカバンにしかならないという欠点がある。とにかく雑誌を捨てたので、心置きなくまんが雑誌を予約した。ポイントが溜まったので次のきららは金を払わなくて良いみたいだ。
そういう重労働を終えて、さて出かけるかとなったら黒い雲が流れ込んできた、許さん、許さんからな。強引に出かけた。ブックオフマルクスの薄い本(えっちな本ではない)を購入、リサイクルショップへ向かうとセール最終盤で商品がほぼなくなっていた。それでやまやでコロンビアコーヒーを一キロと缶チューハイ一本購入した。帰宅後夕飯を食っているとまたしじみ習慣のCMが流れてきて脱力した。誰がおっさんの胸ポケットから出てきたしじみのカプセル噛みてえんだよ。
夜中、パソコンを操作していたらいきなりインターネットが切れてめちゃくちゃ焦ったけど、ルーターのせいだったので電源を入れ直したら直った。こういう断線みたいなことがあると困るなあ。血の気が引いちゃうから。そういや、こもりびとっていうNHKのドラマが放送されたらしく、その中で引きこもりに対して「生きてるだけでいい」的なセリフがあり、感動したみたいな感想がたくさんあった。そういうひとたちがたくさんいるならベーシックインカムも通ってくれそうなものだ。『子供が不登校とか夏休み明けとかでつらい思いをしていたら「学校に行かなくてもいい」「生きてるだけでもいい」って言うのに、大人には言わないんだな』などと常々言ってきたが、時代が変わって今は大人にもそれを言ってくれるなら、本当にベーシックインカムで労働しなくても生きられるようにしてほしいよ。