ぐ戒

夜の金沢の空撮があったけど換算としていて非常事態宣言が出ているから澄んだ空気の中で暗いビル街に点々と明かりがついている状態でそのビルの隙間に自転車の男がひとり会社の帰りなのか一時停止してスマホをいじっており当局に注意されないのかなと思っていたら視点が変わり車の後部座席に女がふたり座っていてその間にカメラがあるような状態だったのでアンタあのカメラになりたいでしょと言われたがなんでだよふたりとも目の前で飛び降りでも見たのかってぐらい暗い顔してるぞと言い返す夢を見た。なんかこの金沢、サイバーシティみたいですごく面白かったのでよく覚えている。あと、パチンコの金沢店が取り壊しをされていたので海か山の方に行けば同系列店があるっぽいけどそんなの大仕事だし単に換金したいだけだからどこかにATMみたいなものがないのかなと思う夢を見た。これもなぜだか風景をよく覚えているが、このような風景は知らない。あとあと、服を四着買ってしかもそのうちの一着はかなりでかいのでカバンに入り切らないという夢と、店内でずっとデスメタルが流れている夢を見たが、この辺は詳しく思い出せない。だいたい服を四着ってそれこないだの話じゃん。起き抜けには、古書店が引っ越しして変な白い倉庫みたいな場所に行ったんだけど在庫はむしろ増えてて見応えがあったし店員にもごゆっくりと言われたので本当にごゆっくりしちゃってたら一時間を超えた辺りで店員がチラチラ見てきたんだけど店長があのひとは害ないよと教えてるのが聞こえる夢を見た。これもよく覚えている、この日の夢は印象が強かったんだな。
深夜に比べて十一度も気温が上昇しているので体調がおかしくなってしまいそうだった。昼間で寝ているおれにとってはこういうときが一番つらい。今は毛布の上に半纏を乗せることにして、暑くなったらすぐ蹴飛ばせるようにしている。本格的に布団を出すのはもう少し先の話だな。ところでその昼、昼ごはんを食っているときはいつも海外のニュースを見ているんだけど、今日はタイでデモがあったらしく、警察が青い水を放出してデモ参加者を撃退している様子が映っていた。でその後タイのインターネットニュースを見たんだけど、なぜか「着色された水」とボカしてあったんだよな。意味が分からなかったが、まあこの程度だと意識的にぼかしたというか単純に着色と書いておけばエエやろという気持ちなのかもしれない。あとなんだろ、ツイッター社が検閲したバイデンの息子の報道を、再び許可したという変なニュースが流れていた。おれはアメリカの政治には興味がないのでどっちが勝ってもいいんだけど、ツイッター社の反応は気になる。大体、ツイッター社の意思決定とCEOの意思決定が違うっていうの、理屈は分かるけどズルい気がしない? それに、ハッキングによる情報が含まれてたらツイートを消すっていう態度に一貫性を持たせられるんだろうか。例えばそれがトランプに不利な情報でも「やる」のかな。
今日はブックオフで新書三冊を捨てたあと江戸の数学の本を一冊購入した、これは以前買うかどうか迷っていたものだ。それからセカストのセールが最終日だったのでいかにもセーターという柄のくすんだ赤いセーターを安値で購入した。セーターには毛100%って書いてあったけど、服のことなんも分からんから理解ができない。ただ毛100%と書いてあると「強い!」と思ってしまう。帰宅後は試聴しつつ粛々とダウンロードしたりしていた。最近はずっとこれをしていて音楽を作ることができない。困ったなーと思っているとメールが届く、ヤフーからの広告だ。こんなものはあっても邪魔だからと配信停止のボタンを押したら、ヤフーカードの広告出てきたのでキレそうになってしまった。頭おかしいんか。あとはそうだな、今日捨てた本の分だけちょっと本棚整理していた。本棚整理してると、なんて面白い本だらけなんだ、なぜおれはこれらの本を読んでないんだ……という罪悪感に苛まれるよね。
それではまんがタイムきららMAXの感想を書きます。今月号はごちうさクリアファイルで+百円。『ご注文はうさぎですか?』、新キャラの接待みたいな展開。人間腹話術のときの死んだ目ウケる、この辺の残酷さはさすがだな。スマイルの違いを列挙する感じとか、つくづく展開が巧みだと思わせられる。最後は新キャラのスマイルで締めるのもいい。『きんいろモザイク Best wishes.』、とにかく、笑ってる疑問に対して最後にほほえみ返しがあるのが良い。内容は姉が帰ってくるというような話だが、どさくさで主人公がヤバいとか言われてて笑った。でも一番笑ったのは金髪サークルの怖いひとだな。身内が震えてるぞ!! 『こみっくがーるず』、アニメ化の裏で原作者は、という話。これは実体験に基いているんだろうか? とにかくビビっているのでみんなでアフレコみたいな流れ、いやらしくしてないのに勘違いされるの面白い。やっぱ母親ってトラウマなんだな。『エンとゆかり』、主人公たちの背後のストーリーかな。かくかくしかじかのぺろぺろうまうまってゴロがいいな。想像で死んでいるのは笑った。貴族頭の男の美形過去!!! 回復魔法の話をちゃんと回収しているのも良かった。『しょうこセンセイ!』、飲み会の苦手な流れから回想シーンに、当時は暗かった主人公、目が死んでる。まあそれで底抜けに明るい友人が必要だったんだな、クソとか言われててウケる。回想と現在で同じキャラが同じ手のぶつけ方してるの、うまかったな~。『ぬるめた』、体育が自習になった。言われたら準備運動はするクラス、善人の集まりでは? 手が増えるシステム、普通に邪魔なところから出てるのが面白いが、最初から危うかった腹回りの危機感で最後に気付くとはね。手の数で殴り合い決まるみたいな暴力性も良い。今回ワイド四コマ展開なかったな、吹き出しで左右のコマをつなぐ同時期展開はあったけど。『ななどなどなど』、見張り怖い! つって着信三十件も怖いけどな、行動力がすごい。とにかくサブキャラたちの邂逅なのだが、イカレキャラなのに割とバイト真面目にやっててかわいい。しかし声録音してるのに穢れもクソもあるのか、爆笑した。『私を球場に連れてって!』、どんどんマジックが減っていく話。最弱だけど足を引っ張る球団ってどこ? ヤクルト? とにかく極端にひねた正確になった大人が見せる最高の笑顔かわいくて笑った。まあ確かに自然と共生してるのに地球に嫌がらせされるのは理不尽だな。『いのち短し善せよ乙女』、なんか人間界のものじゃないマジックアイテムみたいなの出た。相手の名前からして本人に履かせるのかと思ったら主人公が履いて奔走するとは、いい裏切りだ。満面の笑みでバカの紙持ってくる悪魔でゲラゲラ笑ってしまった。『六条さんのアトリビュート』、勝手に絵のモデルにしたことを打ち明けられずに悶える主人公、料理も失敗する。勝手にモデルにされて破いたひとって実在するんだよね。本人いないところで好き勝手ひどい性格を妄想してたら背後に立ってるの、まさしく幽霊っぽくて面白い。そういや常に主人公の顔が無断で描かれてたじゃん! 『150の恋事情』、だんだんノリが良くなってきた、キャラが揃ったからかな。現実の恋に対する消極性は以外だったが、すぐ暴力で解決しようとする主人公が悪い! その後の恋愛実践でもちょっとぶつかるつもりで当たり屋みたいなモーションしてて笑った。つうか、メタ的ページめくり展開あったけど、後ろのコマを映してあってすっごく巧みだった。『ホレンテ島の魔法使い』、主人公の考えたストーリーが核心を突き過ぎているのでかなりシリアスな展開。というか主人公以外が全員訳有り状態なので主人公以外が全員怖くなっとる。そういう空気だからこそ経験がないことも含めて処刑という叫びがめちゃくちゃ面白いんだが。『社畜さんと家出少女』、夢でRPG展開なので自由にやってる、カラーなのに布面積が少ない描写が小さい!! 普段と変わりないだろというのが主なツッコミどころなのでファンタジー世界が「激務」なんだけど、ドブ水のネーミングセンスはすごく良かった。噴水に嘔吐するな!! 『のむラリアット!』、試合開始したのでアツい展開、スピードで撹乱とか浅黒いひとの流れるような技の描写がかっこいいが、一方で不死身役のゾンビ的な復活に笑った。連携が弱いというのが今後の課題なのかな。しかし不死身役最後も出てきたし完全に英雄ポジだな。『ハルメタルドールズ!』、ライブ開始で基本的にはシリアス展開だが、ジャージのひとがめっちゃかわいくなってる。でもスースーするは女装した男のセリフでは?? 本編は演奏を最初にやめて、主人公と姉が仲直りする流れなのだが、演奏は? と思ったら観客がちゃんと突っ込んでて笑った。『おしかけリブート』、天井を破って酒樽の中に落ちる過激派が新キャラ。服を着てる最中だから手が出せないとか、ガチ恋派とか、言い回しがいちいち面白くて良い。それにしてもワインに始まって未来から来たくせに現代でもあるような食品ばっかり出てきててウケる。キスがスイッチになってるのか、既成事実じゃん。『今日の授業は恋愛です!』、ゲスト。恋愛科がある学校の普通科に入学したらなぜか恋愛科に押し込まれてたという話。なんで親はオッケーしてるんだよ、笑った。しかも普通科に戻る条件が恋愛をすることって、それ成功しても絆されて戻れないのでは……? あと恋人いないの残り五人って、それ奇数だから余るな。『ステラのまほう』、申し込みが云々の話。豪鬼がいて笑ったので、多分ほかにもおれが分かってないだけで色んなネタがブッ込まれているんだろう。攻め~で盛り上がってたけど、確かにお嬢様だったらもう少し出せや感はあるよね。大人がみっともないマネを!! 『みわくの魔かぞく』、二年生になったのでクラス替えでどうなるか、人見知りは仲良しになってもリセットされるの、分かる~。冒頭に淋しいって言ってそれが最後の同衾に繋がるんだけど、その間の待ちぼうけの描かれ方、余裕のある感じが良かった。『メイドはお嬢様がお好き』、巨乳眼鏡の主人公メイドが怪我したので代役が来る、性格は正反対っぽいが壁を素で登ってるのはすごいな、描写にも味がある。主人公がみっともないぐらい嫉妬してるのがメチャクチャ面白いけど、特に嫉妬が極まってハチを手掴みしてるところが良かった。『ぼっち・ざ・ろっく!』、ライブで主人公たちの番。カラーで見所を作っていく感じ、ボーカルの子は白黒!! 全体に演奏の楽しさが張り詰めていていい印象だけどその分ギャクは少なめ。しかし出会い頭の暴言は爆笑したし、なんで切断マジックやって盛り上がると思ってるのかも疑問で笑った。あと主人公はきららジャンプできなそう。『ゆうちゃんねる』、ゲスト、ユーチューバーの話。突然ユーチューバーになろうとする心意気がすごいな。しかしインスタ組はともかく、貢ぎの仕組みを知っているのはエグくて笑った。主人公がすぐやめたくなる性格だから借金させたっていうの、すごいけど大人になったら大変だな。『旅する海とアトリエ』、最終回。といっても主人公の旅は終わっているので、ネタバレに注意して書くとなんかこう緩やかでいい感じですね。最初ヒロイン役が電話してきたとき、あれほど付き合い長かったのに壺売り付けを心配してたのは笑った。なんだろう、キャラを全員出しつつ、最後はテンションが上がっていくようないい最終回でしたね。以上です。