ぐ戒

やや汚い溜め池で泳いでいたらクロールができていたので同行した先生に教えてもらえず先生は別の年下の奴とよろしくやってるみたいだし周囲にはほかにもたくさん泳いでいる奴等がいたので個性を出すために背泳ぎなんかをしてみたら先生の方でも背泳ぎをしていたしなんか周りの奴等にクスクス笑われていたのでだんだんダルくなってきたが動きを緩慢にすると沈んでしまうしとりあえず対岸まで泳ぎ切ってからタオル巻いて池から上がったんだけどみんなも上がってきたし水着のままウロウロしてるのでみんなどこで着替えているんだろうと考えつつおれは控えの小屋に入っていったんだけど陽気なおっさんが鍵を隠しやがったので別のおっさんふたりと鍵を探すハメになったんだけどおれが露出した配管の口から即見つけたのでそのままの勢いで即小屋の扉を開けたらおれの部屋というか区画だけズタズタにされていたしこれ何と怖がっていたらおっさんが管理人を呼んできてくれたのだが管理人も分からないねなどと言っておりちょっとあっちで調べてくると付け加えてきたのでこの部屋は何なの調べなくていいのと質問したら大体分かるでしょと返されたのでああエッチな部屋かと考えつつ管理人とおっさんのひとりを見送ったんだけどその直後にそいつらのギャーという悲鳴が聞こえたし様子を見てくると言って飛び出していったもうひとりのおっさんも帰ってこなかったのでこれはヤバいと逃げ出したのだが姿は見えずともすごいスピードで追ってくる気配はしっかり感じ取れたのでとりあえずボロアパートの四階に逃げ込んで中国人の女に匿ってもらったんだけどこいつの眼鏡見たことあるしひょっとしてお前が殺したのかと聞いたら何も言わずにうなずいたしこのまま逃げられると思っているのかと問い詰めたら年末に中国に帰ると答えたのでタイムリミットはあと三か月ぐらいだなと思いつつ賭けとして不意におれがその部屋を飛び出し四階のバルコニーからそのまま飛び降りたら中国人の女は慌て出して待って待ってと叫んできたけどこっちは羽根があるのでフワッと着地できたし急いで降りてきた中国人の女にこれで分かっただろうと説教したのでこれで人殺しはやめるだろうと安心する夢を見た。おれに羽根がある設定、何? あと三か月のくだりを考えてみると夢の中でも九月らしい。これは合わないことの方が多いのでびっくりした。起き抜けには、もう一段レイヤーの深いところにいて基地には女の同僚がふたりいたんだけど未来人みたいなツルツルの服を着て警戒に当たっているという夢を見た。完全に記憶にない。
パソコンの電源を入れるのが遅れて、かつ夢が長い場合、瞬時に時間が経過してしまうためなんだかもったいない気もするが、だからといって夢を諦めるのはもっともったいない。夢を諦めると書くとなんか違う意味に見えるな。夢の記録を諦めると書けばよかったか。ともかくもったいないことに囲まれて生きている。そして今日は涼しい。涼しいけど二十五六度ってことはこれが本来の夏なんだな。昔の夏は過ごしやすかったという意見も分かる気はするが、ただ昔は昔でこのような気温と比べて生きていたわけじゃないのだから、やはり暑かったんだろう、とも思う。今日も元気に東南アジアニュースを読んでいたら、国会のさなかに携帯でヌード写真を見ていた議員がテンパって「政敵にハメられた」とか言っていたので笑ってしまった。政敵にハメられて思わずヌード写真を見るシチュエーションはかわいいし、政敵と性的をかけているのかもしれないね。タイだからそんなことはないか。
今日は新竪とガレージに行ったが、開いてこそいたものの欲しいものはなかった、ガレージの方に月報の本ならあったけど、外国作家のものだし別にいいか~という感じになった、日本の作家のものなら以前買い逃した経緯があるので間違いなく買っていたと思うが。で帰宅してからはリリース作業を行った。そういや帰ってきてから実感したけど、金沢の観光客増えてたな。一瞬、東京除外解除されたからか!? と思ったんだけど、全然まだだったのでそれ以外の地域の観光客なのだろう。なんかニュースでは、さも東京だけが悪くて、東京の旅行が解禁されたら感染者数が激増するとか煽ってるけど、それ以外の地域の観光客は既に動きまくっているわけで、その理論が正しいならとっくに増加してないとおかしい。夜には家族が、読みたい本があるんだけどな~とか言いながらフェリシモのカタログを読んでいる様子を見たりした。いくらなんでもそれはないだろ。
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。連休なので発売日が早い。本当は昨日来ていたんだけど、さすがに一日に三冊読むことは不可能だった。魔女の話はまだ単行本出てないのに表紙なんだな。あと今月号は二話掲載あるのになんで若干薄いんだろうと思っていたんだけど、普通に連載が三つも休載していたからだった。『六畳一間の魔女ライフ』、灯台の話の続き。刺激のない労働に刺激のあるイベントをという話なのだが、ホウキがないからこその面白さを伝えていて良い。タメのない食べ物を使った掛け声でバット打ち込みも面白かったし、灯台の光の横方向への描写も良かった。最後にあのアイドル魔女が登場。『賭ケグルイ』、前回仕掛けた戦いは引き分けに終わって、次。でもその間に蛇喰は殺されたみたいな不穏な一文が踊っていた。前回のブサイクな男がすぐ退場しててウケた。なんか主人公たち以外全員敵についたらしい。『最近雇ったメイドが怪しい』、運動会だ。主人公が珍しく敵意を顕にしているんだけど、それはメイドのため。サブキャラの女の子もそれには気付くんだが、身体目当てと勘違いしてて笑った。メイドはメチャクチャ露出が少ないジャージ。『はじめての諏訪さん』、部活を決めないといけない。バスケは男女があるので主人公たちのカップルが同時に体験入部することに。緊張感の描写がうまいけど、それより張り付き笑顔で主人公を見つめるヒロインのオーラが良かった。なんで急に剣道? 経験あるから? 『魔女の世界で最強なのは物理ですが何か?』、構造は前回と同じで味方の魔法が効果ない中主人公がパワーで突破する感じなのだが、結局強敵を主人公が倒しているので経験値が味方に入っていないのでは? という反省がなされていて笑った。普通パーティーメンバーには割り振られるはずだが……。敵はスライムだったので当然お洋服溶かしがあった。『好きな子がめがねを忘れた』、夏休み、約束したのに連絡がないので悶々。主人公の性格上の話であるとはいえ母親に病気と疑われるぐらい衰弱してるのウケるな、自虐的に恋の病だ的なことを言っているし。しかし母親、褒め過ぎでは? ビデオ通話したヒロインの肩紐に目が行く主人公は変態だと思う。『怪人麗嬢』、ピエロ戦佳境。チェーンソー持ちがパワーアップしたので本格的な戦闘になるが、敵が膣からヘドが出るとか言ってるので笑った、笑ったけど汚過ぎるだろ。この作品、人間がハムみたいに輪切りにされることが多い気がする。脇役が前回に引き続きエロの動力源になっててウケる。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、クラス替えなのでワチャワチャしとる。一見、主人公だけが同じクラスじゃないような描写がありつつ、実際は遅れてくるという展開が巧みだった。クラス全員の顔と名前作ってあってすごい。黒川もいるぞ! 『ラグナクリムゾン』、これが一挙二話掲載。大詰めと次回の展開があったからかな。ボス破壊と味方の首切断が同時に来たのでさすがにビビった、そういやこんな奴が来てるみたいな情報あったな、展開的に一年ぐらい前の話だったからすっかり忘れてたわ。一応味方の悪者も遠くに飛ばされっ放しだしここで何かあるかな。『お近づきになりたい宮膳さん』、主人公とヒロインで外の掃除。棚みたいなやつを片付ける感じだが、モノローグ的には完全に相思相愛なんだよな。頭の中がいっぱいだっていうのはもう告白以外残ってないのでは? 夏休みの約束をようやく取り付けるもどかしさを描写。『遺書、公開。』、一位の子が一位でいてくれないとじぶんの立場が揺らぐから本人の意志にかかわらず降ろさない、というのは人間の醜さがバンバン出ててゾクゾクした。まあ当たり前だけど、先生が噛んでるなっていう話にはなるよな、冒頭から怪しい雰囲気だったし。『履いてください、鷹峰さん』、前回のギャルのレズとの思い出を上書きするために再び水風船遊びを提案するヒロインだが、わざとらしいところも含めて全部がエロ本だった、褒め言葉です。ところで最後の時間巻き戻しをしても主人公には耐性があるから意味ないのでは? 『ジャヒー様はくじけない!』、嫌われたかもしれなかったが実は虫歯だったというかわいいお話だが、大家の女の笑い方がマジっぽくてこっちまで笑ってしまった。魔界にも虫歯ってあるのかな。『勇者名探偵』、列車事故のとき姿を消した謎の魔法使いがどこかでまた人助けをしているが、主人公サイドは飛び降り自殺ならぬ飛び上がり自殺の解明。最初から怪しいやつがまっすぐ怪しいんだなと思ったら実は死んでなくてウケる。最後の「せーの」みたいに映画の感想を言うやつっぽいセリフがあったのも良かった。『渋谷金魚』、着物の奴がいきなり全員に追い詰められている。怪しい感じだったのに全員その疑問を隠してたのすごいな。女のガキだからか、殺されるという描写がなくて建物の崩落から金魚に『賭ケグルイ(仮)』、今回も4ページ。金持ちの意地の張り合い。『天音のみくじ』、読み切り。よくある、頭の上にステータスが見える系の話だが、それがおみくじで舞台は高校。そういう能力で嫌われるっていうのはよく聞くけど、おみくじレベルでも嫌われるんだな。最初わかんなかったけど、触れたら詳しいおみくじが出てくる展開は良かった。最後、友で止めてるのが青春って感じだな。『留年!とどめ先輩』、すれ違いの話なので、先生は高校生の女の話をしているつもりだが主人公は小学生の女の話として聞いている。それ故エッチなことをするというところで過剰反応しててめちゃくちゃ笑った。母校否定に敏感な教師ウケる。『少女漫画主人公×ライバルさん』、お見舞いに来たがまたも友達が勘違いしててライバルを主人公から引き離そうとしてる。まあしかし病人の横でわちゃわちゃすんなよって感じがあって笑えるな。お母様呼びも良かったけど、主人公の浮かれ具合が暴露されてるのも良かった。しかし、もうデキてるのでは? 『死神様に最期のお願いを RE』、別の死神グループの妨害を振り切って現場に来たらもう警察が突入、なんでだと思ったら中継されていたから。それで中で何が行われていたかと言うと自殺志願者の懺悔で、なんかガキが説明くさい演技をしているのでここが怪しいのかもしれない。最後主人公がドーンと出てくるので鳥肌立った。『賭ケグルイ双』、前回からの続きで決着をつけろと言われたのに結局敵はカードをめくれない、つまり負けを認められずに試合終了。まあ十億賭けたら確かに相手を追い詰める権利ぐらいあるよな、めっちゃいい顔してて良かった。カタルシス爆発だ。『よなかのれいじにハーレムを!!』、書いてある通りのクライマックスなので、全員が一気に告白してくる。これは破壊力がある。今まで溜めて来たものが一気に放出されてる感じだし、各々のキャラが出てて良い。幽霊のひとは後ろから見てるけどどういう立ち位置なんだろう? 『弱キャラ友崎くん』、付き合ってると思ってた女にキープされてた、というプライドをいかに折らずに伝えてやるかという難問に主人公がゲーム的な解決を出す。ここがひとつの流れだが、その陰で男性器連呼してるのは珍しいなと思った。直球で来るんだな。『ご主人様のしかばね』、終わりそうだな~と思ってたんだけどもうひとくだりありそう。とにかく暗いしとにかく主人公は死んだっぽいし、残ったメイドが突然反撃したし、最後の誰だ? も非常に良かった。キスだけが唐突だったな、それ系の盛り上がりってあったっけ。『AVIL SCANDAL』、読み切り。天使と悪魔に仕方なく二股かけてる主人公の大変な日常、バトル寄りという感じ。その中で人間の女が悪魔に襲われるけど、そこで人間の女も主人公のことが好き過ぎてめちゃめちゃ調べていた奴だった、ので、彼女を助けるために三股をかけるという、豪快で流れも良い作品。ヤンデレではないが人生綱渡りっぽくていいね。悪魔の女は全部知ってる立ち位置なのも良い。『ソード・オラトリア』、狼のひとの話そろそろ終わりか? ついに長い間粘着してたズルい悪者が倒されるが、ダメージドレインという裏技魔法で突撃しちゃうのでこっちもズルい、でもまあ大事な人間が死んでるからな。盛り上げ方は見事で敵の死に方はこれ以上ないぐらい小物、そこが真面目なシーンなんだけどちょっと笑っちゃうところだった。以上です。