ぐ戒

午前九時の起き抜けには、若者の死体だらけの道かなりエグくてクラクラしていたけど宮殿の行き止まりに行くほど清潔になり行き止まりの大食卓に悪魔たちが集っていて死体を積み上げた子供の悪魔がビュンビュン飛んでいたんだけど大人の悪魔がそれをたしなめたのでこいつが観察役かなと思ったら罪人の悪魔が連れてこられてこいつにお前を監視させるという流れのゲームだったので早速その二体の育成を始める夢を見た。これ最初の死体の山の描写がやたらとリアルで怖かった記憶があるんだけど、その後ファンタジーだと気付いたので突然何も怖くなくなったという経緯がある。でも本当にそうか? 夢の中のノリというものはよく分からん。あと、読んでいたまんがが単行本一巻分で急に終わったので前作の原作付きはかなり長い間雑誌に協力していたのになと思っていたら最後のページで別人の連載の告知が入ったので露骨なつなぎじゃんと憤る夢を見た。長い間雑誌に協力したというのはつまりなんらかのライトノベル原作の作画を長年務めたという意味です。そういう作家がオリジナル連載を持たせてもらうという展開も、それなのにすぐさま連載が終わってしまうという展開も見たことがあるので、その辺の流れがこういう夢の内容に繋がっているんだと思う。正午過ぎの起き抜けには、寂れた場所なのに無茶な要望をしてもなんとか出してくれる精霊がいてそれを売りにすれば寂れた状態も回復できるじゃんとアドバイスする夢を見た。全然記憶にない。
午前九時に起きたのは、突然近所で謎の工事が始まり、騒音はともかくとしても微妙に家が揺れるぐらいの振動までもがやってきたからだった。音には気付かない限り強いおれだが、さすがに物理的揺れはいかんともし難かった。それでしばらく眠れなかったんだけど、諦めて耳栓を付けたらその後は記憶にないので寝てしまったということなんだと思う。揺れが気にならなくなったのか、それとも工事自体が終わって揺れなくなったのかは分からない。起きてからは、昨日インターネットの知り合いに作ってもらったおれの音楽のジャケのポストカードの宣伝をした。これは昨晩、発売直後にも宣伝したのだが容赦なく宣伝した。こういうことはお目汚しかもしれないが、おれは販売に関しては何もしていないのだから、こういうところぐらいきっちりやっておかないといけないという人情っぽいものも存在するってわけよ。それに単純に嬉しいしね。あと、昨日はオークションも落札したんだった。代金はすぐさま振り込んだのだが、ほとんど活動していなそうなひとから買ったので反応があるか心配だった。ちなみに中国のお茶の塊を、数値なのでアラビア数字で書くが1.7kg落札したので、連絡大丈夫かな以上にこんなもの買って大丈夫かなという気持ちもあり、いろんな大丈夫かなが混在していたのだが、起きてみたら反応があったので安心した。
天気予報を見るとなんか大雨警報が出たとか出ないとか書いてあってよく分からない。天気予報が狂ってるのは台風のせいだろうけど、そうじゃなくてもいつでも狂っているので、じゃあ今だからしょうがないねという気持ちにはならない。そして水曜日の雨の予報は変わっていない。台風があったとしてもそれとは別だから、ずっと前から決まっていた予報は不変なのか? この辺はよく分からない。でも気にしてもしょうがない。なぜならこいつらの天気予報は、外れる!! 相変わらず天気にイライラしてから街の方に出かけたが、新竪にもガレージにも欲しいものはなかった。まあないならないでいいのだ、しかしその分読書欲が高まってくれないと意味がない。おれは読書欲の横で太鼓を叩いて鼓舞しているのだがまったく反応がない、購入の欲求の方が明らかに強い。帰宅後はおとなしくリリース活動をしてからコーヒーを作った。空はすごい色だった。都会の方では台風の影響で停電が発生したらしい。こういうとき、ニュースでマンコ連呼する感じになるやつに反応するの、いつになってもやめられなくて困っちゃうな。いわゆる戸数というやつだが。