ぐ戒

早く着替えてきてと言われてなんでと聞くと虫が出たと言われたのでいや虫が怖いって知ってるだろと言いつつ降りていくと夕方になって急に出てきたと言うので死にかけの虫は赤く染まった雲が好きだからなと答えながらリビングに行くとテレビでバラエティー番組をやっていて芸人が風呂に入っていると突然裸の人妻が入ってくるという内容だったのでよくこんなもん放送できるなと思ったし芸人に対する罠だろこれとも思う夢を見た。結局虫が出てこなかったので悪夢ではなかった。しかし夢はこれだけだった。なんか午前十一時頃に一回目が覚めたけどそのときの夢をすっかり忘れちゃったんだよな。もったいないと思う反面、クソ暑いのでメモをする気力がないという事実もまた厳然としてある。
今日はニュースの記録がない、よほどインターネットがつまらなかったのだろう。あと、じぶんでジャケットを上げているサイトで、おれの設定が間違えていたせいで、サムネのグラデだけが白黒逆になっているという間違いを発見していたかな。これは元データが壊れているわけでもなく、特に重大な間違いでもないのでパパッと直しておいた。こういうときに現れる手際の良さというものをすべての行動で発揮したいのだが。あとメルカリみたいなところで買った商品が届いていたね。これはチェックをして、いいものだと理解できたのでニコニコしてしまった。しかしオークションサイトを使うことが、初めてではないが十年ぐらいぶりだったので、届いたあとに評価ってものをしなきゃならないことをウッカリ忘れそうになっていた。そうか、評価か。評価されない人生だが……。
今日は街の方面へと向かった。雨が降りそうだったというか実際雨粒がポタポタ来たので、ヤバいと思って先にガレージに入ったんだけど、特に何もなかった。目ぼしい商品もなかった。なので、そのあと新竪に向かったのだが、そこでも何も欲しいものがなかったため、結局今日は何も買わない日ということになった。そして帰り道でバンダナがどっかに飛んで行っちゃったのだった。悲しい。おれの持っているバンダナはほとんどが百均で買ったものだし、また買えばいいのだが悲しい。一番地味なバンダナが飛んでいったのは派手なもの以外身に付けるなという意味なのだろうか。まあ一度失敗したので今度からは間違えないでしょう、固く結ばなかったのが悪いんだ。そして帰宅したらアップロードした音源にネットワークプロブレムが発生していて、アップロードすら完了していない。いいことなんにもねえじゃん、マジかよ。ネットで買った商品が届くのは良いことではなくただの等価交換だし、本当にいいことがない。
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。『履いてください、鷹峰さん』、ヒロインが何の躊躇もなく予備校に来る押し掛け展開。幼馴染みの女に今までの出来事を暴露していくけどあっさり嫉妬と見抜かれていて笑った。というかがっつりレズ展開でもあったな。『賭ケグルイ』、館の中でゲーム開始。ひとまず潜在的な主人公である男の独白メインで、ルール再確認と並行してこれからの作戦を立てる感じ。これ最強の数持ってる奴の神経が一番おかしくなるのかな。ラストでいきなりメインキャラふたりの勝負発生。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、六年生を送る回。主人公たちは五年生なのでかなりセンチメンタルな展開になる。久しぶりにジャスラック表記見たけど、あれ知らない曲だな。知ってたらまた感動の度合いが上がるんだろうか。『最近雇ったメイドが怪しい』、メイドが風邪を引いた流れだけど、鼻血は相当マズい感じがするな。ベッドに運び込まれても女の子の部屋がどうたらと言えるの余裕バリバリで笑った。ご主人様から「捨てられる」ことを恐れているような展開。『好きな子がめがねを忘れた』、ヒロインと夏休み前の帰り道。ヒロインの鉄棒拒否で困惑したはずの主人公がブランコもダメなんじゃというくだり、分かっとるやんけという笑いがあってよかった。メインは夏休みも遊びませんかという話で、そこまでのもどかしさというか。『ブラトデア』、敗北を認める話。でも毒をもって毒を制すみたいなことを、結局前作の主人公も望んでいるだろうという流れに結び付くとは思わなかった。ゴキブリジジイかっこよかったのに正体分かってすぐにリタイアしちゃう。『ジャヒー様はくじけない!』、前回から煽りに煽っていた戦いが始まるが、なぜか肩こりが治る程度の刺激しか与えられてなくて笑った、電気刺激なのか? 結局力の源泉については謎で、何か変なオーラが逃げていく。『はじめての諏訪さん』、新連載で二本立て。モノローグ多め学生男女交際で名前題名というのはガンガン系列だけで見ても相当だが、これもその系列。だがそのモノローグがでかい、パンチが利いてる。巨大な彼女が微妙な表情の変化という甘酸っぱさを演出してくる展開で、一挙二話掲載だからこそできることだが、二話目で一話目の冒頭を回収している。あああああ~みたいなデカ文字モノローグを見ていると力業感はあるが、それが相手の無愛想さとうまく噛み合ってる感じ。しかし趣が読めるなら諏訪も読めそうな気はした。『勇者名探偵』、ブリッジ展開で、今までのキャラ総出演のミニコーナーといった展開。ギャグ満載なのだが、特に窒息状態なのにその怖さで何らの謎解きもなく謎が解決してしまう展開は笑った。『ラグナクリムゾン』、こちら側的には大詰めだが敵は気付いてないという感じ。でっかい槍を発射して、最後に主人公が受け取るという展開なんだけど、これは見合う武器がないとか言ってた伏線を回収しているんだろうか。怪獣大決戦みたいになっとる。『少女漫画主人公×ライバルさん』、実はラブラブのライバルではなく、マジでいじめてくるキャラが参入してきたので、再び主人公がキョドる。最終的にまたライバルがひっくり返すんだけど、だとしたらアイス付いたときの感情表現乏し過ぎるだろ、ウケる。変なポーズも良かった。『魔法の世界で最強なのは物理ですが何か?』、魔法使いに憧れていて最強魔法使いチームに入っているが、主人公が得意なのは物理攻撃であるという、題名のままの話。モノローグで既に世界を救うことが予告されているため無双系に数えてもいいのかな。第一話なので主人公の強さが派手に紹介されているし、名前を一番最後に紹介するのも味があっていい。ところでこの作家の名前、明らかに他人とかぶってるんだけど大丈夫なのか?『遺書、公開。』、前回の終わり、かなり緊迫した感じで、秘密を抱えたまま死ぬ感じだったけど、普通にちょっと血が出ただけだった。ただ教師が珍しく血相変えてやってきてたのが印象的だったな。どうなんだろ? 今回は告白がなくて、最後の方に次の告白開始という段取りであった。『賭ケグルイ双』、敵が勝ちを確信していて、実際勝つんだけどその勝ち方に問題があって狼狽という、そう見せかけるような展開が非常に巧みだ。それに乗って主人公が全力で煽っていてウケる。敵が惨めになっていくのは何回かあったパターンだけどこの話の最強ボスみたいなのがそれをやっているので、もう終わりが近いのかもしれない。『渋谷金魚』、アイドルの目線。常にアイドルの服を着ているのはかっこよくない、と前置きした上で、仲間の前で脱ぐのが怖いんだと告白。一方金魚の病気を先に使われたというのは前置きの通りなんだけど、実は対策積みということで敵が慌てふためくという、個々で見るとまるで少年まんがのような展開。『留年!とどめ先輩』、先輩が人気厚めのためにただただエロい格好をする。性の政治利用だ!! 実際性の壁とかいう言葉も出てきててウケる。しかしこのまんがの世界なら、女が好きな女という存在も多数いるはずなのだが……? 『聖女の揺籃、毒女の柩』、刺されてからが長いな。ともあれ聖女様は足を刺されて言葉責めを受ける一方、主人公は少年漫画的バトルゾーンに突入していた。この期に及んで優しいというのは美徳ではないとでも言いたげな主人公の敗北だけど、先が見えない分緊迫感があって良かった。『死神様に最期のお願いを RE』、意図的に主人公のモノローグは外している感じ。外側で話が動いていくけど、自殺志願者がどうたらというのは何か見覚えがある気がする、これ前回もやってたっけ? ともあれ外側では死神同士のバトルが続く中、主人公は狂気的行動を取っているので、ついに仏頂面だった敵も表情を変えた、というところに見るべきものがある。『よなかのれいじにハーレムを!!』、主人公を和やかな裁判にかける。裁判長のハンマーが肉を柔らかくするやつで実際肉が敷いてあるのめちゃくちゃいい。そういやホテルでの一件ってみんなにバレていなかったのか、そのときの各位の狼狽っぷりが笑えるな。しかしまだ問題は解決してないぞというところで次号。『ご主人様のしかばね』、シリアス度マックスという感じだな、もともと明るい作品ではないが、メイド側の身を挺した敵の確保なんかがありつつも、主人公の親が物理的にえぐられていくという心理戦。もちろんポーションみたいなものを飲めば治るんだけど主人公が言うことを聞けば飲むということで実質上の拷問であり、主人公の精神もどんどんえぐられていくという絶望的な流れ。『弱キャラ友崎くん』、リア充的モーションに飲み込まれていく主人公だけど、あっち側の女でも男への告白をビビっているんだし、まあまあ同じというところを見せようとしているのかも。バーベキューを理解するな!! 一番のお調子者はカニだな。『賭ケグルイ(仮)』、今回も4p。ツリ目が幼児化しちゃった。『僕が僕であるために。』、最終回。前回で最終回では? と思わなくもないが、やはり主人公とヒロインの見せ場というものは必要だな。ただ各々の経歴は前回のなぞりみたいな感じではあった。ネタバレを防止するけど、立場の違いを利用したいい最終回だった。『私立異世界幼稚園』、引越の手伝いの作者の読み切り。前回のワンクッション置いた変態性ではなく、直球。ロリには手を触れずに罵倒されるのみという紳士的態度が本当にダメとみなされているところが非常に良かった。後半、先生を慰めたのにそれ以上に良くない罵倒手段として言葉責めを教え込もうとしていたから反撃にあうが、そのとき大人の女に虐げられてもOKと言っているので守備範囲は広そう。『君の傷みを知りたい』、イタミってこれでいいのか? 噛み癖のある主人公と友達の話、双方女。感情がないもどかしさでじぶんの身体を噛むという行動が、友達の事故によりマイルドな方に純化されるような流れ、じぶんの痛みはじぶんのものだというのはおれの考えと一緒なので非常に共感できた。『ソード・オラトリア』、復讐劇はまだまだ続く。一応今回で、殺された仲間に手をかけた暗殺者を殺したので、一応の報復は完成したはずだが、大元のボスを叩く方向に当然のように向かっていくため、ミエミエの挑発にしっかり乗っていく。暴言は全部発破をかけているんだというのは非常に分かりやすい解説だった。しかし「絶狩(ぜっか)」と書かれるとさすがにアレを思い出して笑っちゃうな。以上です。