ぐ戒

午前八時半の起き抜けには、氷河の上で超強力回転斬りを放ちルビーの魔物すら破壊した上でそのルビーの魔物に向かってほらこんなに力をつけたしもうあなただって守れるよと伝えたら息も絶え絶えにお前はもう立派な魔物だよと言い返される夢を見た。視点がかなり遠かったのを覚えている。あとハンガーに服をかけてわざとヒラッとさせる夢を見たんだがこれは詳しく覚えてない。あとあと、持っていた小物引換券で陶器のマスコットや単行本に収録されていないまんがが掲載されている薄い雑誌を受け取ったらそれらのなにかの組み合わせにより魔法少女に変身してしまったんだけど一発で視点が航空写真レベルになるまで飛び上がるすごいジャンプ力を獲得していたしすげえじゃんでも魔力足りるかなと思っていたら魔力が減ったら代わりに体力が減って魔力を回復させていたのでジャンプの持続力は随分長いみたいだったし試しに男子高校生を捕まえて飛ぼうとしたら人間レベルの重みがあるとなかなかジャンプがうまくいかずただ男子高校生を小脇に抱えてその場でジャンプを繰り返しているだけみたいになったので近くにいた女子高生にクスクス笑われたんだけどそのうち爪先から力を抜くようにして飛び上がればいいと分かったので一気にジャンプしてウニだらけの海岸に降り立ったら信じられないほどのウニの量に男子高校生が興奮していたのでそのまま近くの漁師の小屋で死ぬほど食わせておいておれはその小屋で寝て体力を回復させてたんだけどそしたら小物を返しなさいというお告げがあったので気に入ってたけどしょうがないなと再びジャンプしてマスコットがあった棚に戻しに行ったらその店のお姉さんに別にいらなかったのにとはにかまれたしそこでなぜかレベルアップしたのでそのまま古い雑誌も返しに行ったついでにさっきゴミ捨て場で見たさっきのまんがの続編を見に行ってみたら既になかったしガサゴソゴミ捨て場を漁るのも憚られたので帰路に就いたが近所のお社についたときには塗り潰したような真っ黒な雷雲も来ていたし早く戻らないとジャンプ中に雷に打たれそうな気がしたしそうするには電線が多すぎてジャンプするときも降りるときも引っかかりそうな気もしたので道路を真横に飛んで見ることにしたら高速で信号無視することが出来たんでそのまま帰宅し魔法少女六人が集結ということになったがひとりだけ飛行能力がなくて引っ張り上げられている奴がいたのでこいつ誰だっけと思いながら空中の光るゲートをくぐる夢を見た。これはすごく良く覚えている、なぜならめちゃくちゃ楽しかったから。最近見た夢でナンバーワンの楽しさだったな。今でも鮮明に思い出せるぐらいだ。
今日はきょう届くはずの荷物を待っているのに届かない。いつもは午前中に届くのにこういうときに限ってこうだ、高いもの頼んだらいつもトラブルあるっていうか、トラックボールのときもそうだったが。まあ午前中じゃなくてもいいんだけど夕方とかだと家に誰もいないんだよな。とにかくボーッとしてたら不在通知を突っ込まれたり最悪隣の家に届けようとしやがるので荷物が届くまでは気を張っておく必要があり面倒だ。そういう精神状態のままニュースを見ていたらチーズの話じゃないのにチーズの話だって思ったり(三種の何々って書いてあった)散々だったけど、結局十五時前あたりに届いたので安心した。つまり、今日は政府からもらった金で、ミドルクラスのコーヒープレス・エスプロと、おれが図書館に通ってまで読んでいた一冊六千円の本とその関連書を購入したのだった。六千円の本は年単位で通ってほぼすべて読んだんだけどそれでも欲しいので買った、故に後悔はゼロだ。エスプロを買ったことそれ自体に文句はまったくないんだけど、今はほとんどそうなってるとはいえやっぱりプレスの周囲が金属じゃなくてゴムなんだよな。でもプレスしたあと過抽出しないというのは強い魅力だ、移し替えなくて済むので。ボダムのコーヒープレスもいいんだけどフィルター周囲が金属じゃなくてゴムなのがねえ、と思っていたので、まあいろいろあってゴムへの信用度が高まったらいずれ買おうと思う。話をエスプロに戻すが、外国のエスプロ本社で filter replacement 調べてもフィルターのそれがないのはどういうことなんだろう、過去にはアマゾンにあった形跡もあるんだが。ロッド? ていう鉄の棒だけあってもしょうがないんだよな、あれって一番壊れないパーツだろ。外国はよくエコだなんだと言うけれど、結局別売の部品売ってくれないことが多い、全部買い直したらエコじゃないだろう。結局そのあとにエスプロを試して、本日は満足しました。確かにフィルターがダブルなだけあるただ分離がきいてるとはいえ底部に溜まっているコーヒーはいずれ出てくるわけで、そこは地獄みたいな味になっていました。