ぐ戒

おれが昔バイトしていた酒屋にいたら出かけるとき配達トラックに乗せていってもらえることになったのでしばらく待機してたんだけどその酒屋ではついにコーヒーポットやフィルターも扱うことになったらしく各種製品が取り揃えられていたがペーパー専用ケースは薄いものしか収納できないとか書いてあり意地でも自社製品しか買わせないという気迫を感じているところへ出発準備完了のお知らせが来たのだが逆におれが忘れ物をしたのでちょっと待ってとお願いしつつダッシュで教室に戻ったがハイチュウを噛み始めたら急ぐ気持ちが完全になくなってしまったのでゆったり歩いてピンクの汚れた部屋に入ったら明らかにエロい奴らが地面を這いつくばっていたし奥の座布団の下から急いでイヤホンを抜き取ってトラックに戻り音楽を聴きながら助手席でだらけつつあの本棚には何が差してあったかなあなどとまとまらない考えを練っていたら目的地に到着したんだけど昔ここで撮影されたお宝映像はヤラセであり昭和のエロスなので特攻服を着た女がポーズを取っていたわけでプロデューサーはその女を連れて町へ消えていったという映像に使われていたその町の様子がまるっきりうちの近所でまるっきり昭和のストリートビューみたいで興奮したし今もある寿司屋の店主が水を撒いていたりもするしその向かいにある今はもうない花屋の横のさらに知らない小さい喫茶店に入ると先に大物芸能人がいたがそいつが一番エロい目をしており女共を搔き集めてハーレム状態を作っていたがその割に早くお開きになり大物は店の横の花屋ではない方の店に消えたので俺たちも名物の巨大焼きそばピザを食べるかと知り合いの親が経営する店に電話をしていたら大物芸能人が戻ってきておごりにするからおれも混ぜてくれと言ってくる夢を見た。これはかなり強く覚えているが、そのわけは昭和のストリートビューを含んでいたからだろう。その様子は今でもありありと思い出せる。起き抜けには、難しい漢字から取り出したおれとベストセラー作家の本があり相手の本は初日に完売したのだがいくらなんでも相手が悪すぎるとはいえおれの本もすごいから見とけよと虚勢を張る夢を見た。こっちは完全に記憶にない。
教派晴れていたので家中の窓を開けてからインターネットを開始した。所持金三十円のニュースに関するツイートを見たら「毎日仕事が出来る事がありがたいと思う」という悪魔みたいなリプライがぶら下がっていたので戦慄した、話の内容分からないのに突然割り込んでくる輩みたいだな。こういうのホントに怖いな~と思っていたらピンポーンとドアホンが。何だろうと思って出てみると英語だらけの荷物、そして中国なんたらという字面。そう、なんと中国のドミノが二か月半かかって到着した。すごい! もう完全に諦めていたのにこのタイミングで届くとは。ちなみに期待していたバグドミノは入っておらず、代わりに一枚だけ若干色が薄いドミノが入っていた、これだとひとり遊び以外には使えない感じではある。タダでもらったことになるので全然文句はないが。
今日は久しぶりに出かけた、ブックオフに行った。しばらく来ない間に立ち読み禁止っていう張り紙がしてあったけど、せどり禁止とは書いてなかったので、せどり天国みたいになってて最悪だった。そういう最悪な状態では詳しく見る気にもなれず、ちょっとだけ欲しいものはあったんだけど購買意欲も削がれていたので何も買わなかった。それで近所の酒屋でタイのクラッカーを購入し、最後は高いコーヒー屋に寄った。こういう時期であるにもかかわらずセール中であったのだが、近寄ってみたけど割引率が低そうで、しかもペーパーが欲しかったんだけどコーヒー用品の方は値引きされているかどうかも不明だったので、結局何も買わなかった。
で、夜。耳に異常をきたしたため、すべての体調が終了。強烈な不安に襲われたため早めに寝ることになった。