ぐ戒

第十五階層のカラフルインドを攻略したので去ろうとしたけどおれの控室が分からずしょうがないので町はずれの倉庫を力ずくで開けてみたら機材などが置いてあり狭くて青い空間だったのだがまあ誰もいないしいいかとなって着替えを済ませてカラフルな襖を開けたところ町長以下住民が待ち構えていて祝福されてしまったのでチッ謀られたと悔しがりつつハイハイどうもどうもと適当に流していたんだが別の階層には装備コレクターの女がいて鬼のように痛いのでそれよりマシかなどと気を鎮めていたらここにもいることに気付いてゲッとなったし目の前でおれの装備自慢とかキツいのでこのまま第三階層まで逃げてもいいけどそれはそれで敵がザコ過ぎるしそこには単行本コレクターがいるのでおれの活躍をまとめたまんがを紹介しているバカがいるのでそういうのはいいんだよなあと思いつつもアッこの上下巻はそこにいるあなたの作品ですよねと指摘してしまったためにまたファンを増やしてしまったしそいつがベタベタしてきたので巨大な乗り物に乗って地元の町の電柱の上を見下ろしつつ闊歩する夢を見た。これ、こんなに長いのに、最後の乗り物のくだりしか覚えてない。あと、ワゴン車の中にふかふかのクッションがあって早くお乗りなさいいつまでもこんな風に送迎できるとは限らないのだからと言われたので乗り込んでまどろみながら背後を見たら敵の赤いモンスターが車道を猛追してきているという夢を見た。こっちの方がよく覚えてるな、短いのに。
今日は出かけないから雨が降っても構わないのだが、おれの部屋から見える近所の家は新築なのに障子がズタボロで怖い、多分ガキがビリビリにしたんだろうけど、新築なのにそれを直さない理由ってあるのかよ。そういうことを考えていたら気持ちがめちゃくちゃになってきたので考えるのをやめた。それよりインターネットニュースだ! タイのニュースサイトを見たら「This account has been suspended.」って出ててゲラゲラ笑ってしまった、ツイッターじゃないんだぞ。一応個人サイトとかではなく明らかに新聞を出しているような新聞社がこんなことになってるの初めて見たわ、さすが東南アジアだぜ。そんな面白い海外メディアがある一方、相変わらず日本のメディアは、「ツイッターなどのSNS」とかいうボカシをかけて、出典も示さずに見出しレベルのツイートを改変までして勝手に使っている、倫理ゼロじゃん。日本のメディアで「ツイッターなどのSNS」とか「ネットの声」って書いてある場合、十中八九ツイッターなのだがなぜそこまでボカすのか意味が分からない、ボカした上、出典も示さず、改変までしているので、正当な引用の要件を何も満たしていない。ちなみに日本のメディアというのは日本がクソと言いたいわけではなく、外国だとフェースブックから取ってきてる場合も多々あるから限定している。
今日は出かけてないから特にそう思うんだけど、ブックオフにもうちょっと本を捨てに行きたい、だけどそれも難しい、というか家に居続けると普通に在宅に慣れて出るのが億劫になるので、政府のひととかが捨てたい本を取りに来てほしい。そんなことを考えていたら本置き場の汚れっぷりが気になってきた。おれはクローゼットの中に本を積んであるんだけど(なぜならクローゼットを使うほどの服の量ではないため)、そこは掃除しづらいためまるで掃除してない。大掃除のときも真面目に掃除しなかった気がする。それでどうだったかなと確認してみるともれなくホコリだらけだったため、本への愛情を示すべくそこら一帯を掃除した。その代わり部屋はあんまり掃除できなかった。ただ、その本置き場を掃除していたら、捨てたと思っていたロシアの農民の本が出てきたので興奮しましたね。これは諦めていたので本当に良かった。これでロシアの経済の本が読みやすくなるぜ。その本も買ってから全然手をつけていないのだが。