ぐ戒

自宅の増築部分にじぶんや知り合いの名前がガキの筆跡で残っていたので何でこんなに古いものがとビビったがその後ろにスーパーの袋に入った小銭がたくさんあったので記憶にないがおそらく昔貯めたやつだろうこりゃあいいぞと回収してそのままポケットに入れたら不自然に膨らんでしかも歩くたびにジャラジャラ鳴る状態だったがとりあえずその足でゲーセンへと向かい一通り楽しんだあと帰ろうと思ったらゲーセンで一緒になった複数のひとたちがみんなで集めた小銭がついさっき消えたんだよねと言い合っていてひょっとしてあれかなと思った瞬間意識したからなのかポケットのジャラジャラ音が気になってしょうがないようになりいっそのこと白状しようかなと考えていたら見つかったぞと言われたので違っていたと分かり安堵したしそうこうする間にデパートは閉店状態になっていたがなぜかおれたちでガキが手作りしたグッズ売り場をチェックすることになりデザインとかは割と気にしていない安い品物ばかりだな当たり前かなどと思っているとアッという声がしたしどうしたどうしたと駆け寄ってみたら小袋に詰めたクリーニングクロスだけが全部抜き取られていたのでひどいことをするなあなんで全部持って行かないんだろと言いつつ出口に向かうと完全に閉じ込められていてブックオフから出られないことになっておりその背後ではロボットがずっと労働をしているので賑やかなのではあるが外が静かな夜であることも余計にその不気味さを引き立てていたのでこれは死ぬまで閉じ込められるかもしれんと思っていたところ自動ドアのガラスに亀裂が入っていたのでそこから無理矢理こじ開けて脱出しひどい目にあったから携帯で証拠写真を撮ろうよという話になったのだが同行者たちの携帯の充電は全部切れておりおれの携帯もギリギリだったのでどうしようかと悩んでいると仲間が労働への展望を熱く語り始めたので完全に聞き流す夢を見た。これはかなり強烈に覚えているし、自動ドアを割って抜け出したところなどかなり鮮明に記憶に残っているのだが、現実世界にそれと一致する施設がない。まあでもデパート閉店後前後とブックオフ前後のつながりが怪しくもある。じぶんでしか分からない感覚だが。あとこの間のどこかで携帯で何か別の小さいものを撮影していたはずだがそれも記憶から抜けている。どこが強烈に覚えとんねん。
今日は出かけない日なので天気が変でもいいのだが、窓を開けていると危機感を覚えるほどにはコロコロ天気が変化して、それが弱った。インターネットを楽しんでいるときも妙に冷たい風が吹いてきたりしてて、天気予報のサイトを調べたらヤバい雨雲が来てることになってるとかだったので、その時点で固く窓を閉ざして外気とは決別することにした。予報によると今日と明日は天気が悪くて気温も低く、明後日はいきなり晴れて気温も二十度まで上がるとある。すごいな、身体がブッ壊れてしまうんだが。いつもこの時期は体調を崩しているし、どうすれば体調が崩れないんだろうか。暑さを我慢して布団かぶって寝たとしてもそれはそれで体調が崩れるので。ところで気になるのは石川県の古書店営業停止命令のことだが、他県ではどうなっとるんだと思ってしばらく調べていた。大阪が石川県と同じでクソだということは分かっていたが、調べてみると結構な地域で「書店OK・古書店NG」という態度を取っていることが分かった。なんでだよ。まともな理由が一個もないじゃん。香川は古書店を対象内に入れてないことで石川県よりマシな川といえるが、なんかうどん店だけ特別な指示が入っていたのがお国柄という感じだった。つーか香川県は古物商アウトで古書店がセーフの地域だとこのリストに書いてあったのでそれが奇妙だと言えば奇妙だった。線引きが不明瞭という点では変わらないのかも。
今日は本当に在宅していたし、チャンスだと感じたのでキーボードを掃除した。昔はキートップを一個一個すべて引き抜いて掃除してたし、今も必要ならそうするが、基本的にはそのまま掃除した方がマシだということに気付いた、時間にキレイさが比例しない。それなら雑にやって頻度を高めればいいと気付いたのだが、問題があって、頻度を高めることができない。ものぐさなのでしょうがないがこれだと意味がない。夜になって思ったけど、なんか今さらネット上のバトンが、新型コロナウイルスにおける在宅を勇気づけるという目的で広まっているらしい。理由は分かるが意味は分からない。本当にいろんな種類のバトンが回っていて意味が一切分かっていないが、ちょっと古いインターネットの流行をバカにされたときはお前らもこないだまで喜んでバトン回してただろとかは言えるようになったよね。