ぐ戒

お金がないから同級生と買い食いもできないし懐かしの酒屋へバイトしに行きとりあえずレジに立っていたのだがそれ以外のことは何も分からずついこないだ入ったばかりの新人に教育を受けるという屈辱を味わっていたし注文票を机の引き出しに入れていたらそこに入れといてくださいと雑な注意を受けどこだよと思いつつイライラしていたがさっきそいつが冷蔵庫の辺りをうろちょろしているのを見たのでこれだろと思って適当に引き抜いたらそれはヒーターの水受けトレイだったしガガガとめちゃくちゃでかい音が出たので急いで閉めて何事もなかったかのように接客を開始する夢を見た。これ明らかに昔のバイト先だったな。毎度考えていることだがどうしてこんなに昔のバイト先の夢を見るんだろうか。やっぱり労働に関しての強い記憶が昔の酒屋にしかないからだろうか。あとインターネットの夢と、角を曲がったら派手な鳥がいる夢を見たが、酒屋の夢を先に記録していたら忘れた。
出かけないとはいえ今日の天気は大雨、晴れ、突風と完全に冬の天気である。まあ出かけないと決めているのでいくらでも荒れていただいて結構なのだが寒い。この時期にホットマット出すの割と屈辱なんだけど出さざるをえなかったので出した。もう暦の上では完全に春なのにな。今日はそういうわけでゆっくりインターネットをしていたのだが、またもやみんなが市区町村パズルで盛り上がっていた。おれもそこそこ盛り上がらせていただいているひとりではあるが、全国レベルでやったことは一度もないんだよな。それはなんか地域への愛を薄めてしまうような気がしているので。あとはニュースというかインターネットのネタを読んでいたら、またも気に食わないことがあったのでなんちゃらを解約しますというツイートが並んでいた。この不買運動系の宣言ってマジでダサいんだよな、庶民の力を見せてやるぜみたいな空気を感じるので。「ファンやめます!」「作品捨てます!」「カード解約します!」じゃあないんだよ。
なんか芸能人がガンガンアビガン飲んで治ってる、みたいな話を聞いて景気がいいなと思った。治るかどうかは別にしても、今テスト中のはずだから飲ませてくれやと言えば飲めるような代物でもないだろうし、やはり優遇されているよな。医療についての知識はあんまりないけれど、芸能人も一般人と同じ確率でアビガンを食わせてもらってるかどうかだけは知りたい。で夕方からはオンラインのまんがを読んだ。なぜなら、夜は夜で読むべきまんが雑誌があるからね。そこで読んでいた作品に観賞用の苔の話題が出てくると苔について十分ぐらい調べるぐらいには好奇心に溢れているので人生はまだまだ楽しいと感じた。ただ、苔を買って育てるかというとなんか違う気もしている。そもそも家の前のブロック塀に勝手に生えているので。あとグーグルのサブアカ作ろうとしたんだけど、今はほとんど必須で電話番号求めてくるんだな、巨悪グーグルに個人とつながった電話番号の情報が強制的に集まっていくのは楽しかろうな……。まあ、言い分としては二段階認証しないと危ないという話なんだろうが、鍵を厳重にかけるかどうかの選択肢がユーザーにないのは苦痛じゃん。しかもセキュリティーを高めるのはいいが、電話みたいな物理デバイスを求めてくるとは。それってせっかく先進的な鍵をつけたのに、それだけだと不安だから結局旧時代の鍵もつけますと言っているようなものだろ。とにかく、二段階認証には抜け道もあるみたいな話だったけど、正面突破出来ないならいいやって感じだった。
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。しかしなんでカレンダー付けただけで三十円追加なんだよ、芳文社システムやめろや。昔はそんなことなかったはずだがどうしてこんなにケチくさくなってしまったんだ?『賭ケグルイ』、表紙で巻頭カラーなのに短い。こないだの種明かしだが、友情確認みたいなところで終わっている。『六畳一間の魔女ライフ』、地味と雑で対立、とはいってもファニーな感じではある。漁師の家に網を直しに行って、そこにいるオッサンと雑さで意気投合する話。奥さんに逃げられたという情報がまた庶民感を高めていて良い。主人公の地味な方も職人っぽくなってるし。一話完結ではなく、でけえ魚がやってきたというところで次号。『ブラトデア』、まだ話はゼロというか原作の枠を出ていない、というか原作の最後の最後を再び描いてまでいる。サソリおばさんが生きていた描写ってあったっけ? ともかくそれで褐色の敵が錯乱して本編主人公のところに戻ってきたという感じ。男性器黒塗りは笑った。『履いてください、鷹峰さん』、大学説明会に行く話だがのっけから風俗嬢描写がある。しかしトップになったら特典あるのかって聞き方がすごいな、余裕も余裕だ。しかもその席でパンツ履かせムーブメントが発生したが、最近別のイチャイチャがあったからこれ自体は久しぶりだな。なんか関係には終わりがあるという悲しさを秘めた幕引きだった。『少女漫画主人公×ライバルさん』、新連載、関係性は題名の通り。恋をした男のライバル女であるかのように誘導に誘導を重ねた上で、最後で裏切るという展開がかなり巧みで面白かったんだけど、これ、扉絵でしっかりネタバレしていたので、どんでん返し的な面白さが完全に削がれていたのが残念だった。いやーコミックスの表紙もそうだけど、これは絶対伏せるべき情報でしょ。『勇者名探偵』、乗った列車で偶然殺人事件、探偵あるあるだね。不自然なハンマーを持ってはいるが、ちゃんと暴力じゃなくて知性で解決するところが良い。しかし機械人形ってあんなラジコンみたいな操作方法なんだな。すべてが解決してから安心して暴力を振るうのも良かった。『好きな子がめがねを忘れた』、調理実習で楽しそうにしてるヒロインを遠目に軽く嫉妬する主人公、かなりキモくて受ける。クッキーの溝を丁寧に彫っていくことを話のつなぎにしているのが良かった。しかし大学生の女に惚れた男子高校生も大概だな。『お近づきになりたい宮膳さん』、新キャラが男女各ひとりずつ増えた、どちらも分かりやすい性格。女の方が拳合わせて友達とかやるのか、かわいいな。ヒロインのごきげんよう発言でちょっとテンション上がる主人公の様子も面白かった。題名的に言うと女が主人公か? 『ラグナクリムゾン』、予告通りクソ回なのだが、終わってみれば味方側の主要人物は誰も死んでないのでそこまででもない印象もある。結局手の変な魔術師は何だったのか不明だし、転移の能力を使った女の真意も不明、ただ主人公の相棒の悪役が飛ばされて複雑骨折という感じ。先はまったく読めなくて面白い。『最近雇ったメイドが怪しい』、今回は始めてのメイド目線。なんか誘ってるみたいな態度、なんであんなことするんだろうと思ったけど、メイド的には大人の対応のつもりだったのか。あええーとか言っててかわいい。ツッコミを入れたご主人様がその言葉で混乱するのも良かった。『渋谷金魚』、なんか自衛隊の仲間とかアイドル仲間が集合している安全地帯みたいな場所がある、RPGみたいだ! シーンは細かく別れていて、主人公たちは安全、刑事たちは開発者のジジイを屋上に追い詰める、別働隊はこちらの奥の手を奪われる、といった感じで、どれも決着となっている場面はない。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、授業参観終わりで主人公が相手役の男の子の親とテレビ電話をする。付き合う前から親に挨拶か? しかもその親がアルゼンチンにいるというシーンで見開きだったのですごいシーンだけどちょっと笑ってしまった、そんなに偉大なのか。星座知らないから今度ふたりで見に来てよって誘い方は百点だったな。『遺書、公開。』、主人公格たちの不穏な動きがあったあと、文化祭最後の遺書を男が読み上げるが、これはなんかドライにじぶんの罪を認めている。ここで主人公格たちが動いて心情を吐露、死んだ女に全てを押し付けてたんじゃないかと告白するが若干誘導っぽくもあってハラハラするな。しかし愛を叫んだひねくれ野郎がもうストーリーテラーに戻っててウケる。『留年!とどめ先輩』、腰を持ってマッサージしてエッチな声を出している。セックスっぽい描写なのだがほぼセックスじゃん。偶然百点が取れたのでそれをエサに主人公を弄ぶ先輩という図なのだが、完全にペッティングをしていて指がどうとか言ってるのでゲラゲラ笑った。『怪人麗嬢』、冒頭の、男同士は不純じゃないのか? という冷静なツッコミに爆笑した。とりあえず男同士で親交を深めるため遊びに出る、ほかのやつは一夫多妻パターンとムッツリパターンだと把握。後半は主人公が女キャラのひとりとデートっぽいことをして、エッチなことしてとお願いされるシーンだが展開的にエッチではなくシリアスになる。『ジャヒー様はくじけない!』、貧乏暮らしの主人公だが眠りの質を上げるために高級布団を見に行く。それで本当に買っているのがすごい、そこそこ金持ってるやんけ。突然一緒に寝るのすごいな、ええ話なんだが新鮮な驚きがある。『聖女の揺籃、毒女の柩』、主人公サイドが内紛を分析した結果、潰し合いではなくトップのすげかえであると理解して、その上で動くという形。結局一番の輩が実はシスターの弟だと判明するが、主人公の説得を無視するどころか勝手に逃げろとまで言ってくれる、チャンスなのでは? 『死神様に最期のお願いを RE』、完全犯罪人間がやってきてこっちの方が頭いいんでと挑発しまくり、主人公は気付くが妹は若干乗ってしまうという感じ。そのことを考えつつ願いを使ってじぶんの家族の本当の願いを知るという、ある意味では穏やかな展開。最後の写真のくだりを見るに、完全犯罪人間は主人公たちの関係性を知っているのでは? 『お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない』、最終回。ネタバレを防止するべきなんだろうが実は前回で既にハッピーエンドになっているので今回は余談みたいな話。最後は言わない方がいいだろうけど最後までアリクイとか乳見とか言ってるのは安心感あった。『賭ケグルイ双』、前半は今まで出た各敵キャラの動向、意外と勝利しているひとたちもいた。後半は主人公たちの戦いだが、相手はかなり余裕といった口ぶりで、あっさり裏の裏を書かれているような展開でもある。しかしこのゲーム、ひとりの方がうまくいくのでは? 『賭ケグルイ(仮)』、今回も短い。阿修羅いちゃいちゃをしていた。『弱キャラ友崎くん』、主人公の持ってる手段は少ないので、前回の失敗は女友達をぶつけるという直接的な方法でカバーする。まあ確かに友達に負の感情を抱きたくないというのは分かる、それを受けて一番がいいなら世界一のバカと返すところが清々しくてよかった。『僕が僕であるために。』、いよいよタイムカプセルを開けるくだり、前半はくだらないものを入れているといった展開だが、女側の入れてるものは割とマジだな。で連載当初からの仕込みの主人公のメッセージをようやく見たヒロインだが、あまり説明的描写はない。すぐさま主人公の転校が伝えられてテンポが速くなる。『ご主人様のしかばね』、暗い男が黒いメイドに会いに行くけど、指示を間違えて一般人を殺しちゃう。しかもメイドはほかにも勝手に大量に殺していてその死体を溜めていた感じなので暗い男が完全に狂ってしまう。その上で主人公にて期待するので、諦念みたいな救いのない敵という感じだった、主人公がどう動くのか気になるな。『クレーンゲームはやめられない!』、相手役から遊びのお誘いでテンションマックスになる主人公。おしゃれをしてきたら路上でたらしこむ相手役、という同性のイチャイチャが始まる。でクレーンゲームだけど、星座占い二位だから大丈夫という発言に一位のときに言えとツッコミが入っていて笑った。最後、男にも恥ずかしいことを言われてマジで逃げる主人公がかわいかった。『よなかのれいじにハーレムを!!』、女同士で、主人公のことは好きか、と確かめ合う場面。じゃあわたしがお嫁さんになってもいい? という流れから別のキャラの恋愛感情が炸裂、それから友情を取る流れが見事だった。一方主人公のところには褐色が親を連れてくる、言葉が一切通じてないので何が起こったのかマジで不明だな。『夢喰いバクと悪夢の子』、ちょっと前のエビがこんなところで活きてくるのか、という感じだが、まんまと乗せられてナイトメアが大事なツボを割ってしまう。まあ明らかに仕込みだが、それで主人公が館を追い出されて、館の主人がナイトメアを売り飛ばそうとしているの、完全に敵対行為だな。館の主人は好きになってほしかったんじゃなかったのか? 『ソード・オラトリア』、ずっと惚れられたままだが、惚れられる辛さというのを身にしみて感じているシーンで笑ってしまった、意地でも子作りしそうな雰囲気ある。実はザコって呼ぶのは激励なんだよねという流れでこのセクション冒頭の真意がようやく分かるが、明らかに行動がツンデレのそれだな、ムキムキの男のツンデレか……。以上です。