ぐ戒

仲間がさらわれたあと凶悪な敵にその仲間の監禁場所を教えられるが味方の吸血鬼にはそれは罠だと止められるしおれもそれは分かっているが仲間だぞと言いくるめておれひとりだけでも監禁場所へと向かったら肝心の監禁場所には魔法陣が描かれた分厚くて硬い壁があって手が出せずこの向こうに仲間がいるのに何もできないのかと自らの無力さを恥じていたら結局ついてきてくれた吸血鬼が力を貸してくれたんだけど破壊するとやはり罠で仲間に偽装した黒い化け物が襲いかかってきてこちらにいた別のペアの吸血鬼もろとも食いちぎってしまい吸血鬼はだから言っただろうと死の間際につぶやいているし別のペアの吸血鬼はそのパートナーの人間に金の髪飾りを渡すことで能力を継承していたがおれは危なっかしいから能力が継承されずそれは意地悪ではなく吸血鬼の思いやりだと分かってはいたが実際問題として無能力だとかなり厳しいしとりあえずその場からダッシュで逃げて身に戦車に乗り込んだがその戦車にも機関銃ぐらいしか能力がなくそれなのに荒野の小さな雑居ビルを破壊できたので今の攻撃能力は何だろうか確認してほしいと本部から連絡があったが現地のおれは多数の戦闘員に囲まれていたためそんな暇はなく戦車を捨てるというフェイントをかけて逃亡し遺跡に隠れていたんだけどその隙間から露出の多いアラブの踊り子が見えたし同行の男がガン見しているけどまあ別に見るだけなら構わないしそのうち平穏になったので旅を続けてアラブを抜けたがなんとおれの好きなインドを素通りしようとしていたのでそんなことが許されていいのかと咎めてそのクルガハト・ナハトという都市に入ったんだけどその町の門に刻まれた都市名の下にギザ・ギザと文字が刻まれていたので前はこんなのなかったはずだがと訝りもしたがとりあえずその門を完全にくぐり抜ける前に門の中にある壁に口づけして祈らなきゃならないらしく何の宗教だろうと考えながら町に入ってみるとガラスのシンギングボウルを販売している店があり覗いてみるとすべての商品が安くもないのに明らかにガラスの急須でしかないものが売られていて同行の男が買おうとしているのを同行の女が止めていたからおれもやめた方がいいと思うよと忠告したものだがこのふたりは実は結婚しておりおれもそういえば昔ノリで結婚したことがある気がするが相手に会ったことは一度もないしもしこのまま離婚したらやはりバツイチになるのだろうかとボンヤリ考えていたところ旅も終わりに近付き最後は神奈川へ向かうとか言われたのでエッそこから金沢に徒歩で帰るのかと質問したら同行のふたりは神奈川出身らしいので嫌だったら降りてもいいんだよと言われたしいや嫌とかではなく帰る手段がないだけだよと説明して金沢で降ろしてもらいそこから古書店巡りを開始させたが移転した古書店ばかりで片方は店の真ん中で男が踊り狂っているが営業中でありもう片方はまだ移転作業中で部屋を暗くして薄い膜のようなもので店中をくるみ床には派手な色のペンキを塗りたくっている様子だったのでここは占いの館っぽくなるのかなと思う夢を見た。長い夢であり完全に覚えていて非常に面白かった、場面が移り変わりまくっているが整合性があってそれも楽しい。
本当は昨日やっておくべきだったんだが、忘れてたものはしょうがないので起きてすぐまんが雑誌を予約した。つーかまたガンガンが値上がりしとるんだがなんだ、付録か? 付録で値段を上げたりするんじゃねえ、これは芳文社が生んだ悪しき慣習だ、まあ芳文社のように百円も上げるわけではないが。でも付録で値段が上がったらそれはもう付録じゃなくて購入なんだよね、それをするなら付録別売りにしろよ、そしたら買わないから。今日はこないだまでに買い溜めた古文書資料を本棚やその他どこかに入れるスペースを作るために捨てるべき本を選んだ、そして出かける前にその捨てる本を汚していたらインターネットニュースを読むべき時間を失ってしまった。
で意気揚々と外出。本当は真っ先に本を捨てに行きたかったのだが方向的には難しい。即ち銀行のATMがブックオフの近くに存在しないので難しい。それでまず近所のATMへ、重い重い本を引きずりながら向かう。大荷物をATMの前に持ち込んだのでまるで何かの犯人のようではあったが、別にやましいことは一切ないので、真顔で支援金を引き出す。それからコンビニに行ってAmazonギフトカードをじぶん用に購入した、これはネットで買い物するためだが、こないだSSDを買ったばっかりなのにまたでかい買い物をしたら家族に怪しまれるので、それを避けるためにコンビニで先払いみたいな感じにしてるってわけ。二重課税になるからコンビニでギフトカードを買おうが消費税はかからないので何の迷いものあい。それでようやくブックオフへ向かい、重い重い本を何冊か捨てた。なんか相変わらず本捨てポストがギチギチだったけど、強引に押し込んだらなんとかなったのでそのまま店内へ入り物色、しかし買うべきものはなかった。最後にやまやに行ってコロンビアコーヒーを一キログラム購入した。安い豆の中ではコロンビアが最高だ。そのやまやの酒売り場に国旗つけてあってえらい! と思ったので本当は酒も買ってやろうと思ったんだが、手軽な本がなかったので諦めた。しょうがないので帰宅後にペットボトル焼酎を摂取、天皇陛下万歳!!
帰宅してからはまたじぶんの音楽活動名こと Yukiga Futte Uresii のロゴに悩んでいた。pngでアップロードする限りサイズによってにじみにほんのわずかな差が出てイライラするし、本当はベクターデータを上げたいのだがそれが許されていない。しょうがないので本丸をベクターデータにすることで折り合いをつける。印刷でどうなるかわからんしそこまでというか本当にほんのわずかの差しかないはずだけどもし変だったら……と思っちゃうんだよな、ロゴみたいなの作るといつも細かいところが気になってイーッてなる。多分おれが神経質なのが原因なので、表示上は本当に気にならないはずなんだ、神経質で得することない、神経質過ぎるのが嫌なので図々しく生きたいんだよ、おれは。それでようやくステッカーを完成させて売りに出したらすぐに売れてくれたのでありがたかったですね。結局ロゴのグッズの方は補間を切ってsuzuriに補間をまかせることにして、ステッカーはこっちで補間をかけてアップロードすることになった、これでパソコンの画面上のプレビューは個人的には満点に近い。これわざわざ書いておくのは言い訳というわけではなくてあとでじぶんがやったことを全部忘れるので検索できるようにメモっておかないといけないんだな。長い戦いが終わった、たまっていたポッドキャスト全部聞いてしまって、それでも終わらなくて無音の中作業をしていた。陛下、おれやったよ……。そして皆さんのご支援で五年保証のトラックボールを買わせていただきました。これはさっきのギフトカードのやつです。ケンジントンの安いやつを買ったんだが、おれはトラックボールをめちゃくちゃ使うので、ボタンの数が少なくても五年ぐらい保証がないと無理だと悟った。そりゃ、本当は、大玉でボタンの数が多いエレコムとかのやつも魅力的だよ。でも保証が半年しかねえんだよ。そしてそういうメーカーのものはだいたい一年半でおかしくなるんだよ。ケンジントンのものは一年半でおかしくなっても交換してもらえるという安心感があるし、それだけ長い保証を付けるってことは頑丈さにもそれなりに自信があるってことだろうからね。