ぐ戒

いつも使っている道を試しに行き止まりを始点として進んでみたら最初はほとんど何もないが近所に近付くにつれすぐさま街っぽくなったのですごいすごいと思っていたところ以前から聞いていた通り雑居ビルの一階がドラッグストア二階がメガネショップになっていたし今まで通っていた眼鏡屋より近いので今度からメガネのクリーニングはここに頼もうかなでもこの店安いかわりにセールスがキツそうなんだよなと考えていたら別の映像で眼鏡を外すときはブリッジを持てとレクチャーするものがあったのでいやツルだろと思いつつ仰向けでくつろいでいたら重力で眼鏡が落ちて瞼にガンガン当たり始めたのでこれは鼻当てが広がっているってことだから直しに出かけるかと思う夢を見た。まあ眼鏡に不安な点があるのは確かなんだよな、おれは毎日洗っているのにそれ以上に多汗なので若干ツルが錆びてきている。いくらなんでもひどいと思っている、本当に関わず毎日一回以上は洗っているし、眼鏡を売って呉れたおっさんにわざわざ質問して、一日一回洗えば充分ですよという回答も得ているんだぞ。あと、東南アジアっぽい木の橋に設置された屋台でパズルも売っていたので見てみたけど木製パズルがメインだが内容が単純なのに二千円とかでやや高かったしただのサイコロセットにしか見えないものまであるので帰宅時間を考えつつスルーして当初の目的だった家からかなり遠くて今まで一度も行ったことがなかった巨大なブックオフに足を踏み入れたのだが予想以上に広かったためこれは少し時間がかかるかもしれないと同行者に断りを入れた上で店内を散策したら店の構造は奥に長いし手前の古本ゾーン以外にも奥のゲーセンゾーンを取り囲むように古本の棚が並べられていたのでこれはとてもじゃないが時間が足りないだろうと考え諦めて店を出たら既に夜になりかけていたんだけど六車線道路の真ん中に車が変な停まり方をしていたので何をしているんだろうと先読み監視カメラで見てみたらバックで暴走しまくっててヤバいし巻き込まれて家族連れも死んでいる夢を見た。最後らへん、もっと覚えていたはずなんだけど、悪夢なので頭が覚えておくのを拒否したんだと思う。
今日は予定があるので完全に晴れてほしいし、天気予報は晴れだったはずだ、はずだと書いていることから既に想像がつくだろうが天気は雨だ。なんで? とりあえずパソコンを付けてからすぐ天気予報サイトへ飛ぶ。レーダーを確認してみるとめちゃくちゃ怖い雨雲が映り込んでいた、いやあ、でも天気予報が嘘つくはずないから、午後は晴れるんだろうな~!! このへんでもうイラついているクロカワであった。いやでも昨日も一昨日も天気予報に騙されているのでいい加減に当てるという行動を取ってほしいワケ、こっちとしては。北陸は天気が悪い国ですよねみたいな諦めで片付くような問題じゃないんだよ。そんなことを考えている間にも雨雲がどんどん近付いてきていたが、それでもきっと気象庁や天気予報サイトがなんとか雨雲を爆破してくれるはずだ、きっとそうだ……。気象庁は天気当てるとかじゃなくて雨雲を爆破して帳尻を合わせてほしい 場合によっては太陽を爆破してくれても構わないので。とにかくこういうとき、ムカつくものを見続けていちゃダメだし脳に悪いんだとじぶんに言い聞かせて、昨日作ったノイズのことを考えていた。あのセットは面白いからもう一発作った方がいいのかもしれない。こうやって高まってきた気分を、結局降ってきやがった雨が無茶苦茶にしてしまった。そして遠くから雷鳴まで聞こえてくる!! 天気予報は無能!!!
それでもなんとか気分を逸らし続けて、ようやく出かける時間が近付いてきたが、まだ晴れていない。おかしい。そろそろ最初に見た予報の図では晴れ上がっていないとダメなはずだ。午後三時には雨雲は金沢上空にないことになっていたはずだ、そう思って天気予報サイトに再び戻ると、予報が変わっていて三時でもまだまだ降るぞということになっていた。一時間後の天気も当てられない天気予報サイトとは一体。雨雲って海の上はすごいスピードで動くのに、地面あるところに到達した瞬間のろのろ運転になってしかも爆発的に広がるしテロだと思うんだよね。だから気象庁が爆破してほしい。既に出かける時間は過ぎており、なおかつもうとっくに止んでるはずの時間であるはずなのに、また雨が強くなってきたのでギーギーと暴れたりしていた。天気と天気予報、どっちがより狂っているのか?? とにかく責任を取ってほしい。
だが出かけないわけにもいかない、受け取るべき雑誌があるから。なのでせめて雨が少し弱まってきたタイミングを狙って出かけた、が、結局雨には降られてしまった。まず雑誌を受け取ってからガレージへ。ここではこないだ買わなかった言論統制の本を結局購入した、まあ国立国会図書館デジタルコレクション散策で役に立つこともあろう。そういやこういうときは渉猟と書くとかっこいいって書いてあったんだった。デジタルコレクションを、渉猟してな……。あとマンションでも何か買いたかったけど、めぼしいものがなかったので諦めた。おれはまだ誕生日の幻影に引きずられている。帰宅後はついに誕生日にもらったブラジル豆を開けるときがきた。ただコーヒー豆の一発目には常に戸惑ってしまう、何が正解なんだと。もともと苦めのコーヒーなのでどこまで苦いのがいいんだろう、酸味メインだと苦味がうっすらある程度で調整するんだけど、苦いコーヒーに酸味がうっすらというのも変な話だし。あと例外的にウオッカも飲んでたけど、これは大雨のせいですさんだこころに翼を生やすために行ったことだ。夜中にはムキムキの黒人が白いタンクトップ着てSupremeのウェストポーチを前がけにしてる様子がテレビに映っていたのでさすがに笑ってしまった、フル装備過ぎるだろ。
それではまんがタイムきららキャラットの感想を書きます。まちカドまぞくの小物入れが付録だ……『まちカドまぞく』、捕まった金魚の防音描写が本当にすごい。今回のメインは主人公の妹で、サブキャラの正体を見透かしつつ主人公を誘導する有能ぶり。これと最後のおつかいもできない無能ぶりが対比されてて爆笑した。そもそも知識があるがゆえの対立構図好きとか、草原で肉を食うとか、趣味が渋いのも逐一面白いんだよな。『恋する小惑星』、呼び込みの結果というより初めから地学部に入ろうと思ってたような一年が加入。ひとりは先輩の妹で血を受け継ぐものっぽい。もうひとりは新たな地学分野の気象担当、ただし災害を受けての加入なので問題意識が強い。シリアスになるかと思いきやマシュマロ焼きたいとか言っててかわいかった。『NEW GAME!』、正社員登用に試練がないのかとこぼしたらサバゲーで試練を与えられてしまう話で、前後編。前編はボロカスに負けるんだけど、先輩側についた子のブルブル系興奮描写が良かったし、サメのメットは正直めちゃくちゃ手が込んでいるなと感心した。『ブレンド・S』、そういや男の調理バイトはしばらく離脱してたんだったな、その復帰。めちゃめちゃ有能なキャラに感謝しつつ、ペンキ塗りでハブられたことでダメージを受けて、それをツンデレと評されるという、パンチが強い展開。本人もノリノリだが、豆苗を乗せたケーキはまずそうだ。あとひとのもの勝手に捨てるひと嫌い!! 『あやしびと』、ふたりきりになりたいという女たちの行動を勘違いするゾンビ、図書室でやると思っててゲラゲラ笑った。校長がフォローに来たけどギャグ先に言うの結構辛辣だな。でも結局図書室で人型じゃない妖怪と性交した人間すげーなみたいな感想を抱いちゃう、ダメだろウケる。『おちこぼれフルーツタルト』、テレビ局に到着、耳だけだと問題ではないような……。ライバルに見つかったらママにされるって言葉の重みすごくてめちゃくちゃ笑った。とにかく今はじぶんたちの楽屋へ行く、他人の衣装にいやらしい目を向けつつ、ここからはコスプレ展開。ブラはしてなかった。衣装もノリだしリーダーもノリで決まる感じ、いい。『紡ぐ乙女と大正の月』、突然大正時代に来たため着付けの方法も分からないが、そのせいで珍しい現代の下着を触られるという辱めを受ける。脱いだ下着まで触るなよ、ウケる。学校ではエスやすこシャンなど当時の流行語をちりばめつつ、ライバルキャラが登場。冊子の字がちゃんと右から左になっていて良い。『精霊さまの難儀な日常』、肝試しをしたい面々。炎を持って練り歩くイベント、提灯の楽しさとかあるから結構楽しさありそう。それにしても精霊なのに非現実的な幽霊は信じないとか言ってて笑った。しかし様々なおどかしがあった中で、一番怖かったのは食べ物を預けたキャラだったな。腐ったらどうするんだ。『Aチャンネル』、進路が決まってない主人公、家を出られたらさみしいと家族に言われているらしい。しかしケーキ屋さんになりてえのか、ある意味すごいな。想像でアイドルごっこかと思ったらマジにやってたの意表を突かれたし巧みだった。魔法少女が願う現実的な夢のってのも良かった。『メイドさんの下着は特別です。』、モデルみたいな女がやってくる、なんで最初英語で喋ったんだ……。モデルなので容赦ないコマぶち抜きがある。そしてその美女はご主人様の妹と判明、ご主人様はガキの頃から下着を被っている。そしてコスプレ展開だが、簡易着替え室テレビでよく見る! って、最近は見ないでしょ、ウケる。『キルミーベイベー』、突如飛行機が墜落しそうになってる。サルがパイロットなのヤバ過ぎなのにパラシュートで逃げる知恵だけはあるのゲラゲラ笑った。しかしほかはシビアなのに飛行機墜落だけギャグ的に生きているの無敵感あるな。人間に復讐するサルには忍者も勝てない……。『RPG不動産』、カラーなので突然露天風呂という気前のいい展開。毎日「一緒に」風呂というところに反応するのかわいい。前半は注文の多い料理店方式で話が進むが、尻の筋肉が気になる。あとラバーだったら全裸みたいな格好でも良い理論、分からな過ぎてゲラゲラ笑った。店が繁盛するいい話だけど主人公が手柄を横取りしたのも良かった。『mono』、心霊スポットに到着。霊なんかいないはずだが靄が立ち籠めて幻影が見えたりする。この理不尽な展開やあたりの棒のくだり、昔のシュールさを感じて良くてニヤニヤした、特に最後の答え合わせのくだり。スケボー落ちたけど、途中までの動画で再生数稼げそうじゃん。『アニマエール!』、新入部員……ゼロ! ポジティブに捉え直しているところで昔ポンポンを作ったときの無茶振りが思い出されてきてうろたえていたので笑った。ここからなぜ主人公が無理して笑うようになったかの回想。エエ話なのに「堕ちてこい」みたいなこと言うキャラがいて面白かった。『魔王の娘からは逃れられない』、`お茶会を開きたいとの申し出だがいつ呼ばれて(そして幻滅されて殺されるか)分からないので荷物を常に持ち歩く不審者になっていて笑った。コーラ噴出の洗礼っていう切り抜け方もうまいな。しかし以前は殺人鬼のようだったが今はにこやかに殺すようになったというエエ話で爆笑しちゃったな。『異なる次元の管理人さん』、主人公が現代に戻って会社にいる、ところに異次元で一緒だった未来人が来たけど思い出せないという展開。名刺で違和感を引き出しているってところが良い。確かに現代社会だと中学生女子に抱きつかれているのはマズいな、ウケる。救出編スタートとのことでまだまだ続きそう。『かぐらまいまい!』、『おか研』、ファミレスに行く流れ。ペンネーム書かれるの確かに嫌だけど多分店員が見てもワケが分からんと思う。まいたけのくだりをあとでもう一回使ったのは良い感じだったな。海坊主という言葉のチョイス、昭和過ぎないか?? 笑った。『正義ノ花道』、ハーレム展開とかあるけど基本対決だしシリアス。でも素体としての女の裸なのにそれでも目潰し食らっちゃう主人公かわいそうで面白かった。『先パイがお呼びです!』、失恋ソングをノリで聞く友達かわいい。とにかく作ったかぼちゃパンを猫に取られるのだが、逃げてるときの擬音で状況説明とかかっこいい。猫は結局先輩の元へ。そのときのサザエさん的な感想も良かったし、視線がパンを追っているところ、パンを割る前に手を拭いているのも芸が細かくて良い。でもやっぱ最後の心臓はひとつってセリフが超いいな、めっちゃ良かった。『ねこみみクローバー』、なんでシッポで叩いてほしいのか分からないが主人公が猫耳キャラにひたすらそうお願いしてて狂気を感じた。猫耳は忌まわしいものとされているって話だけど、どう見ても主人公の方がやばい。ハーレムとか言ったあとにかわいさ伝道師とか言って信用してもらえるだけありがたいだろと思ってたら笑えてきた。『NEW GAME!』、二話目。さっきのサバゲーの続き、相手側の同僚がめちゃくちゃ小悪党みたいな性格になっててウケる、挑発に弱いところとか。相手の焦りの描写がうまくて、それが主人公たちの朗らかさと対比されている感じ。最後も展開的には最高だったけど、同士討ちだったということが一瞬分からなかった。以上です。