- Sambho Mahadeva "Vina / South India" (2CD)
- "World Library Of Folk & Primitive Music: France"
本当の表記はŚambhō MahādēvaのVīņā / South India。HMVの表記が正しくなく、主に試聴ファイルが全然違うためまったく内容が違っていたが、信用の置けるWergoの録音であり国内どころか海外と比べても最安値だったため受け取る旨をHMVに通達した作品。ヴィーナあるいはヴィーナーというのは弦楽器で、同じ国内のシタールとは盛り上がってる場所が違うらしい。シタールは北インドで、ヴィーナは南インドで盛り上がってる。で南インド風味の音楽をカルナティック音楽と呼ぶのであり、マハリンガムに代表されるような少し血の気の引いた、端正な演奏をもって知られる一連の作風の中にこの作品も含まれている。静かな、どちらかというとNHKでインドを紹介するときに鳴ってるような音といえば一番分かりやすいような、ヴィーナの音が重なる時の鉄の残響のような儚さが全体を流れるように右往左往し、そこにジャケットにも写っているタイコでリズムを加えつつ、ほんのわずか歌が、しかもほとんどヴィーナに負けるような細く小さい声で加わる。ヴィーナの演奏は歌ありきという記事もどこかで見かけたけど、この作品に関してはほとんど歌は入っていない。だからといって別に悪い気もしないけど。
以前手に入れたAlan Lomaxの録音の、これはFrance編。英語で書くとださい、フランス編。この作品群のイギリス三部作がさっきも書いた多少信用の置けないHMVの試聴を活用する限り声楽ばかりでさすがに買う気がしない中でその他の商品をすべて予約注文に入れたところ全然届かないというのが実情でようやく届いたのがこのフランス編だが、1/3ぐらいをやはり声楽が占める中バランスの取れている内容になっている。ユーゴスラビアのCDはリマスタリングしてあるといってもどっちでもええようなすばらしく悪い音質だったが、フランスはたまに良い音質になっていることもあり、それがまたちょうどいい作品だったりする。具体的に言うとフランス的なと言ってしまえばそれまでのアコーディオンの軽快な音色が多少億に引っ込んで音質が悪くなったぐらいの立ち位置でそれよりはバグパイプのような、多分バグパイプだと思うけど、管楽器の持続音が鳴り響いたり、ガチャガチャという音しか録音されてない実験音楽のような音源もある。昔のひとがどういう意図でこんなわけのわかんない音をわざわざ録音して記録に残したかったのか考えると楽しい。
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朝、というものは存在しないので昼、また遅く起きた。また正午に起きた。また早起きしようと、絶対に昼の9時には起きるんだという決意を旨に正午に起きた。どうなってるんだと思って起きてからしばらくイライラして部屋の中を行ったり来たり、できるスペースがあったらいいけどないのでベッドの上と床を行ったり来たりする。でその結果、結論として、起きられないのは快適すぎるからじゃないのかという話になり、話ってなんだよおれひとりだろ怖いよ、ママーッ 結論としてはその快適さの一助というか中心的役割を果たしているホットマット、半畳ぐらいのホットカーペットのことだが、これが快適さの台風の目だと考えるにいたり、奥に片付けた。これで明日からはどんなに寒くても床寝はじぶんの体温だけが頼り。ちなみに床で寝る場合は起きてるときに部屋で羽織っているフリースを二枚ぐらい並べて掛け布団にしているという大層あたまの悪いことをやっているが、これはベトナム人に教わったんだ。と書くといかにもマジっぽい。床で寝るのってタイ人だっけ。おれもベッド壊れたら床寝用途の枕と床寝シートみたいなの買って本格的にどこでも寝れるブッチャーになりたい。
バイト先でアップルパイもらったのであんまり好きじゃないけど食ったら異様にうまい、なんで今までこんなうまいもの嫌いだったんだろうと思って幼少時代にレストランへ行った時のことを思い出してみればそのアップルパイは温かかったんだった。今日食ったアップルパイは冷蔵庫で完全に冷やしてありうまかった。今まで嫌いだったのでまったく知識も何もないがアップルパイってもともと温かいのが普通なの冷たいのが普通なの。まあ知ったところで、ステーキの焼き具合を注文するみたいに「アップルパイ、冷やで」とか言える訳ないんだけども。
バイト先の主婦の商品の扱いが乱暴すぎるのをあきれた目で見つめていたらビール瓶の王冠で指を負傷した。もう生きていけない、大事な顔に傷が！ 指だっつってんだろ。
ニュースでアナウンサーが噛んで拉致ミサイルと言ってたので飲んでたコーラを咳き込んだ。そんなもんで拉致したらうるさすぎて絶対にばれる。
そういえば昨日の夜に12枚ほどCDを買った話、全然書いてない。どうなっているのか。でその反動でCD買う欲が失われたなんてことはまったくないんだけど、とここまで書いて気付いたけど12枚のCD買ったのこの日じゃん。なにかもう情報が錯綜していてどんな小さな情報でもいいからお待ちしておりますって感じ。語尾は上げといてください。というわけで悩みに悩んだ上悩んだもの全部を買った結果12枚という、買い物のプロからしたらどうでもいいようなおれに取ってみればかなり挑戦的な枚数を購入したんだけど、試聴ファイルがないので勘とわずかな評判だけが頼りというのも怖いがそれでも買っちゃうセールの魔力の方がもっと怖い。
