ぐ戒

寝すぎたというかいつも寝すぎている気がするけれども今日はとびっきり寝すぎた。床の寝心地が快適過ぎる。適と過って似てるな。快適すぎてホームレス時代を思い出す。そんな時代はない。とりあえず床で寝ているといつもそうなんだけどすごい夢を見るので楽しみにしていた部分もあるんだけど、本日の夢は単純に領収書みたいな書類を受け取ってくれるひとを探しているのにずっとたらい回しにされるようなただそれだけの、単純で不愉快な夢だった。あれ夢か。なんか「ハマダさんに渡してきて」って言われたそのハマダさんの字面が浜田じゃなくて濱田であることが、ネームプレートがかかってるわけでもないのに顔を見て判別出来たのですごい。すごいけど夢の中なのでどうでもいい。
とりあえず起床して下の方に荷物を取りに行ったらなくて、そういえば午前9時頃に一回起きて、CDの束だけに買いに運び込んだんだと思い出した。ちなみにCDの束は9枚ぐらい届いてて本気で全部聞き切れてないので明日レビューする。早く日記を書いていることの弊害がここにも! ない! そういうわけで玄関にCDがなくて一瞬冷や汗のようなものを出したが、よく見ると年賀状が届いている。見たことない文字でかろうじて日本語である年賀状が、とどいてて、差出人の名前が無く、裏返してもなく、スキー場のバイトを頑張っているということが書かれていた。誰だよ。誰かよくわからないが正直後ろに絵も入ってない白紙の上に文字を書き連ねただけの単純な年賀状なのでそういった知り合いはおれの知ってる人の中には昔のバイト先の怖い中年の女のひと、なぜかおれの住所を知っていた不審な怖い中年の女のひとしか記憶にないので多分放置すべきであり放置した。というかそのひとは昔のバイト先に社員扱いで残ったようだったけど、不要? なんていうかものすごく不要な印象を受ける。
結局年賀状は親に聞いても誰に聞いても知らないということだったので本当に放置して風化を待つことにした。で二階に戻ってCDを開封、念入りに布テープが巻かれていて、爪で剥がそうかと思ったら爪の方が剥がれそうだったので、なんだこいつと思いながらも剥がれやすそうなところから少しずつ指を入れて拡げるといった具合の卑猥さで開けることに成功した、結局梱包の布テープが厳重すぎて中のビニールにベッタリくっついており、死ねとか生きてたっぷり償えとかいう風な呪いを発した。開封したCDのタグはほぼ正常についていたので読み込み自体に時間はかからなかったけど起きるのが遅かったためにCDが時間がおれのバイトが先がないことが判明した。CDの外装はほとんど紙ケースで、プラケースだったのはたったの一枚だったんだけど、その一枚に限ってちょっと動かしただけでゲロリともげてただただ不愉快になる、そんな午後のひととき。
その前に昼ご飯食べた。
CDを聞きながら腹筋をしているとまるで春のような陽気であったので、窓を開けた。寒かった。おまけに喉が痛くなってきて非常に不愉快な、何回不愉快になってるんだ一日に。とにかくその為に厚着をしたら窓を開けている意味が無くなるので窓を閉めて、グーグルアースとかネットワーキングで遊んだりした。でも時間が足りないなーという思いから全然音楽とか耳に入ってこなかった気がする。というか他のことをやってるとすぐ音楽が聞こえなくなるのでなんとかしたい。デコに耳穴あけたい。デコは困る。口を大きく開けると口から音楽が聞こえるとかにして欲しい。
バイトはいきなり勤務の時間が少なくなったので少数精鋭じゃなくてたった一人でたった数時間をほぼひとりぼっちの客と二人で朝まで飲み明かした。うそ。でもそういうなんていうんですか、あのー店員として店主から置き去りなのはどうなのかなっていう話なんですね。束の間の幸せがどうとかいうレベルじゃないんですよ。おおよそ倉庫の方に逃げて携帯をいじるしか能のないぼくです、と逐一表明しているのに、集計という素晴らしい仕事ができるのはお前しかいないというノリで、堪え難い汚さの女子高生が書いたリストを編集するハメハメになった。堪え難い汚さがリストにかかるんじゃなくて女子高生にかかってるような気がしますが、気のせいです。というか仕事が速いというのがウリの女子高生の仕事をおれが手直しするんだったら最初からおれにすべてまかせて女子高生は向かいの寿司屋で裸踊りでもしてればいいのにと、赤ペンでマルを付けたりバツをつけたりしながら強烈に罵っていた。
あと今日は酒を飲まない日だ! 正月から数えて初めての! とか思っていたのに、飲み会の誘いとか来たので断る。もちろん酒を飲む日であったとしても断っていたと思うけど、飲み比べの会だから大丈夫だよという誘い文句になんの裏付けもなくてビックリした。だいたいじじいばっかりが来るので生きたくないのにも程がある。生きたいんや。しかもいいちこの飲み比べだし。泡盛出せ。
そんなこんなで懐かしくなったついでにきどりっこを買って帰宅、きどりっこを見て懐かしくなったのになんなのこの書き方。家に帰って食ったけど、猛烈に甘い。どうしようもなく甘い。箱は組み立て式だったので組み立てた。使い道もないのに。
家に帰ってから沢山CD聞いたけど聞ききれなかった。これは大変だなあと思って水を飲みに下の階に降りたら、なんかすいませんね文章の前後の関係がおかしいんですけど、多分酔ってるんです。それで水を取りに行ったら戸にタックルしてしまい戸を破壊してしまった。びびったけど直ったけど、多少壊れている気がする。こんな時期にやめてよパパ。