ぐ戒

kkshow2008-01-04

  • Pentangle "Basket of Light"
  • "An Anthology Of Noise And Electronic Music / Third A-Chronology 1952-2004" (2CD)
  • Ilhan Mimaroglu "Agitation"
  • Alastair Galbraith "Morse / Gaudylight"
  • Alastair Galbraith "Talisman"

Pentangleは以前買ったFolk三枚組にも入ってたバンド。女性ボーカルを中心として、フォーク路線をジャズ的な軽やかさとタッチで跳ね回る。1曲目は何かドラマのテーマソングになったようでかなり軽やかで聞きやすいが、その他の曲もジャズとフォークのいいところを取って、民族性を掛け合わせているような聞きやすく楽しい一枚。
An Anthology Of Noise And Electronic MusicはSub Rosaレーベルが続けているコンピレーションで、今Vol.5ぐらいまで出てるのかな? 本作はもっともノイジーだったらしい3作目。多分メルツバウが入ってるからそういう近似性をもってくるんだと思うけど、最もうるさいのがメルツバウだとしてもかなり古い年代のエレクトロニクスから現代のノイズ・エレクトロニクスまで、かなり違和感を感じない選曲と並べ方をしてて普通に一枚の(2枚組だけど)作品として聞ける優れた作品集。
でそのコンピにも名を連ねるIlhan Mimarogluの作品、Locustからのリリースにしては内容が極北。一聴しようが何聴しようがはじめから終わりまで貫徹したコラージュ精神で、そこに、年代のせいもあるだろうけど耐えることのない、濁った電子音をかぶせている。入れ替わりつつ電子音がメインになることもある。コラージュのセンスもさることながら電子音のかぶせ方も実にうまくて、音楽としての完成度が異常に高い。最後の曲はコラージュなのか本物の演奏をいじってるのかちょっと分からない感じだけど、Locustというレーベルカラーにとらわれることなく、古くさい電子音楽が好きなひとは皆聞くべき。
Alastair GalbraithはDead Cともかかわり合いがあるとされるひとで、過去の作品をTOEのサブレーベルXericがリイシューした形。Dead Cに通じるところを充分に残しつつ、全体的にはフォークである作品を、時にサイケデリックに、時にノイジーな部分にまで昇華させながら、もやがかかったような独特の危険性を作り出している。Morse / Gaudylightがサイケデリックなフォークであるのに対し、Talismanはノイジーなフォークという感じで、昨今のネオフォークに通じる部分もある。とはいえ基本はフォークなのでノイズを期待しすぎてもアレだがその力強さにはかまけてもいい感じがする。

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たった3日でここまで遅れるものかと驚愕しながら日記を書いている。とりあえず忙しいなどということは何もなくて単純に怠惰が招いた、なんで反省文を書いているのかよくわからないので先に進めたいが、とりあえず本日は長い正月休みも終わって新年一発目のお仕事の日、いきなり朝からでもうしんどすぎて死にそうな感じで曇っている空にかかっている虹の色のうち黄色がものすごく不吉な色をしているなーと寝起きの頭で考えていたらイエローイエローハッピーのことを思い出した。秋じゃなくてもう冬。千秋じゃなくて千冬。せんとう。銭湯の番台になんかなりたいか? 風呂入る前の女の裸ってあんまり綺麗じゃない気がするんだけど。
というわけで朝からバイト先に行くも客が来ない。別に忙しくないのはおれの問題じゃなくて、三が日があり5日が土曜日であることから有給が効果的に使用されていて日曜日まで正月気分の幸せ家族が多いから客が来ないんであって、客が来ないことで意見を求められたのでそういう風に返答したんだけど売り上げが少ないという話をとうとうと聞かされる。おれに話したのに他に来た客にも話し、セールスにも話し、その上昼食時に再度おれに話してきた。バイト先の経営者家族はこころに余裕がなさ過ぎるのではやく犬を飼ってこころにゆとりを持って欲しい。こころにゆとりが出来れば時給が上がるはず。端的に言うと一万円札を数枚何も言わずに胸ポケットにねじこまれたい。そのためならネルシャツを着ることもやぶさかではない。
ジャンプ盗み読みする。もうサムライうさぎしか見なくていいので気が楽だが、もう内容忘れた。えーっとなんだっけ、銀座のスズメっていう焼酎はあるよ。であれだけ注意していたにもかかわらずグリグリ腹が痛くなってきたので、おおこれはどうしたことだと思いつつ耐えるも、しんどくなって一時帰宅し薬を飲む。家から近いバイト先じゃなかったらどうするのって感じ。でその家にちょっと帰ったときにAmazonからの荷物が視界に入ってきたので物欲が発作を起こして足の裏がしびれるというような病気にかかりそのまま仮病を併発してバイトを早退しようかと思ったがなんとか踏ん張った。でも本当におれのいないときに限ってとても素早く荷物が届くよね。玄関の近くで寝ている休みの日に限って夕方じゃないと持ってこないとかすごい神の意志だね。すごいだね。
CDのレビューがあることを思い出した。うっかりし過ぎ。
ヤングガンガンとメガロマニアも買ったんだった。近所の寂れた本屋には普通に置いてあった。さびれっぷりに感謝。まあメガロマニアは読んでいる作品だから飛ばすとして、というか、3話しか入ってないのに単行本にしてるから以前の読み切り入ってるのかと思ったら入ってなかった。オマケは沢山あったけど、別にクオカードは欲しくないな。
ヤングガンガンは前号で沢山休みます宣言が出てるので装丁の範囲内部で連載が少ない。というか2月にならないと再開しないやつとかどれだけ休むねんという感じ、咲とか。新連載はちょっと流れがよくわかんない感じ、ギャグなのかシリアスなのかその両方を破天荒にやってる感じでそのまま混乱しつつ連載すると面白そうだなーとか、辻斬りのやつは面白かったので期待している。というかなんかページの下に変な情報が出るようになっててかなりウザい。すももは最近同じことやってるような気がする、黒神は読み切り読んでないとまるきり分からない話。ワーキンもはなまるもロリコンの話でまんがだから許せるんであって、現実世界のぼくらとしては、強力に、プッシュ、したい、ですね! 私屋カヲルの読み切りはそんなにエロくなかったけど言葉攻め。最近あちこちでヌーブラヌーブラという単語を目にする。エロいといえば前号で始まったホラーが予想以上にエロい展開だけども何の為に乳首が立ってるのかよくわからない。ビターバージンとライオン丸はそろそろ終わりそう、ウルトラバロックプログラマーは単行本買うの忘れた。