実家にあった古書に色々書き込みがあったので古書店から買ったやつなら消すけどこれはおれの先祖の書き込みだからむしろ取っておくべきだなと思って色々見てたら昔の歌謡曲に文句みたいな注釈入れててかなり面白かったけどその時代に生きていたはずはないおれの名前とともに敵軍撃破という走り書きがあったので当時おれと同じ名前の先祖あるいは知り合いがいたのかとか思うとかなり面白かったのでみんなに見せに行ったんだけど昔の本だからページ数とか書いてないしどこにその記述があったのか分からずに焦ってペラペラめくるだけになってしまってみんなが呆れてまた今度でいいわと次々旅立っていくのを申し訳なく見送りながらおれも出かけるかと極端に太った老人ふたりに留守番を頼んだらギリギリ首を縦に振るぐらいの応答しか見せなかったし大丈夫かなと心配しつつも引き戸を開けたらその引き戸でガードされているのに扇風機が室内に向けて運転中だったのでこれ意味ないから切るよと声をかけたらさっきまで反応が鈍かった老人たちがすごい勢いで怒り出したのでじゃあつけっぱなしでいいかとそのままにしておいて古書もテーブルの上に置こうとしたら偶然さっきのページを開くことができたのでオーイ戻ってきてくれと呼びかけると女魔法使いだけ戻ってきたので見せてここすごいでしょとか言って盛り上がってると思ったのだが途中で愛想笑いされてることに気付いたしネタを聞いたから歌舞伎のグッズを買ってきてくれと頼まれたので交換条件にするためにわざわざ戻ってきたんだなとガッカリしつつも一応歌舞伎役者の名前をメモして会館だかなんだかよく分からない場所に出かけて目的のブツだけ買って即帰ってきたらその途中で職務質問されたし無抵抗で全部見せてせっかく紙箱や紙袋に入っていた歌舞伎グッズも全部改められんだよと帰宅後に女魔法使いにボヤいていたらまた警官が来たのでしつこい奴らだなーと思っていたら飯塚じゃんこいつは安心していいよと言いながら女魔法使いが生活ゴミをその警官に渡している夢を見た。長い夢なのでよく覚えているけど、最後だけ人名が出てきたのはビックリだな、普段は人名とか出ないので。
なんかレーダーを見た感じ海上に雨雲があるけど今日は降らないということになっており、それを信じて遠くの方面に出かけた。ブックオフはまだギリギリセール中で、ちょっと太い万物の本と、あと詩集を買った。リルケだったっけ? あとハードオフではちょっと高かったけどデカくて太いお盆を買った。遠くのブックオフにも行ったけどそこには欲しいものがなかった。帰宅後に買ってきたお盆についていた「相模」というシールから相模塗とかいう名前で出回ってないかなと思ったらビンゴで、ウレタン塗装の相模塗であるっぽかった。取り回しが楽なのでウレタンでも全然いい。とりあえずポットを乗せるために太いお盆が必要だったので。それと、帰宅後に気付いたけど、昨日ダメージを受けたガラケーの液晶の傷みたいなやつ、明らかに形を変えていってるのでこのまま徐々に壊れていく可能性が大だな。ただ見えなかった部分が見えるようになっているのでそれは謎だ。傷じゃなくてひしゃげているとかなのかもしれない。
で、今日この日にガンガンジョーカーを読み終えた。年末からひどいことが色々あってまんがを読むこともままならずこんなにも遅れてしまった、ので今年、正確には去年の終わりぐらいから感想をツイッターに書いて、それをあとでまとめるという形式を取ることにした。ので、まとめます。『京兼家の花嫁』、裁判みたいなのが終わって日常パートみたいな雰囲気、嫁に取り憑いているものが強大だからうまく道具が反応してくれないらしい、鳥居の描写かっこよかった。『賭ケグルイ』、なんかハードな敵が現れた、バンダナの巻き方おれと一緒だ!、ギャンブル断るシーンはギャグっぽかったけど相手がマジで脅迫しててこわい! 『腐れ縁ほど切り難い』、不倫めんどくせーと思っていたら格安で切ってもらえた男が今回のメイン、チョーシこいてまた不倫したらダメになっちゃうパターンだったけど、ちゃんと主人公側で相手の女のアプローチを諦めて男に仕掛けていたってのは面白かった。『履いてください、鷹峰さん』、アニメで全裸どうするんだろうと思ったらいわゆる「見せられないよ!」で隠すんだな、今回はたかが自撮りでヒロインが素っ裸になっていました、全裸のまま沖に流されていくスタイルのいい女の存在ちょっと面白い。『ラグナクリムゾン』、主人公髪型とか身体変わったと思ったけど一応成長の描写だったんだ、ちゃんと数値言ってるところは面白かった、隕石落とせるのもそれ壊せるのもズルいがとにかくスケールでかすぎるのがこの作品の魅力だからな。『アゲレコ!』、読み切り版から完全に書き直してる、出会いをはしょって声優のオッサンは売れてなかったことになってるけど、むしろそれが劇の声あてでいい方に働いて、主人公のギャルの「なんでもやりたい」という意志に火をつけていたのが良かった。『獣の王真の世界再征服』、ひとつのセクションの終わりなので割と平和な世界、分断の解消などが描かれ、一方で次なる敵の登場という展開、ラスボスは人間ってことかな、生殖器を見たがる変なひとがいた。『高森くんを黙らせたいっ!!』、海回、ナンパされて男が助ける定番の流れだが落とした缶ジュースちゃんと描写してあって良かった、でも主人公たち海で遊んでなくない? 『幼馴染をえらべない!』、四人目の彼女候補は陽キャ、というか七つの大罪になぞらえてるなら七人出てくるのかな、圧倒的自信家なので三人目までのヒロインたちと対立するのは分かるけどなんか主人公のことを若干見下してるようにも見える、陽キャと楽天家って相性悪いんだ、ウケる。『エンドロールの後には最高の旅を』、追っ手は実は主人公ペアの魔法使いの兄弟、呼び戻される理由が分からないから戦って抵抗する流れ、この世界って漢字の文字数で魔法の威力決まるんだな、そして目的は勇者ではなく魔法使いの方、かわいい方につくのは完全に正義! 『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、ジジイが猫役だ!、うるさい子供に文句言おうと思ったらなかなかうるさくならない、タンクトッパーは肩が大事って何だよウケる、結局ジジイは子供を許すのだが、それにしてもあんな大声で知らないひと扱いされるのはかわいそうだったな。『黒黒黒黒』、読み切り対決、熱血展開なので理論で殴ってきた天才まんが家を主人公が拳で殴っていた、付け加えたみたいに初めてひとを殴ったとか言ってたのはちょっと面白かった、なんか未来を知ってるひとが中心にいて動いてる謎ムーブあるな。『犬窪ノアとなかよしするまで』、風呂のために全裸になったら女の身体に生えた男性器がバレるとい話、男性器隠す過程でそこまでドキドキできるのすごいな、あと結局バレたけど、男性器は勃起した状態で見えてそう(直前まで興奮していたので)。『憧れのメイドさんはタバコが似合う』、同性同士のデート&コスプレ回。なんだ仕事の話か~と思わせつつ昔の勤務先に連れていくあたりクールだな~、それはそうとスカートを豪快にめくってくる年上女は怖い。『オバイケ未来案内所』、高飛車な女がブタと呼ばれる彼氏を振りたい話、尊大な態度を取りまくった前半と彼氏の目が怖くなる後半、何をしたか分からない結末がよかった、むしろ一話で収めるのはもったいない感じだった。『勇者パーティーの荷物持ち』、主人公が因縁の相手の異変と対峙するなか、今度は勇者パーティーの魔法使いの戦いぶり、雷と鎖だと接続してない分鎖が有利という理屈を暴力が圧倒してて爽快感あった。『スミごもりの炭女魔王は最強従者に恋焦がれます』、魔王就任ハーフアニバーサリーなんてやるんだ、ソシャゲみたいだな、主人公見た目中学生みたいだったけど酒飲めるんだ、普通に酒で勢いついててかわいかった、相思相愛だな、あとアルビノのキャラが出てきた。『ジャヒー様はくじけない!』、魔王という本物に遊ばれるとそのパワーに犬は本能的にビビってしまうみたいな展開で笑った、最後感動っぽかったけど、どう考えても「こいつの方がマシや」と思われてるだけでは? 『おむかえ月見ドール』、今回は日常番外編?シートベルトのくだりとか、先輩のかわいさもありつつ、なんか主人公のかわいさの方が際立ってて面白かった、しかしフォーマットがすげーツイッター向けだな。『魔王様はあいまで知りたい。』、いよいよ勇者パーティーが魔王城に到着、戦う前の緊張感のなさ良かった、あと今までの失敗作などが戦いに生かされているのも熱い、しかしどう考えても最終決戦だな~。『ごっどくん』、主人公不在のストーリー、正義感の強い人間が主人公のマネージャーに聞き込みをするところから捜査を始めるけど瞬時に惚れてて私情持ち込み過ぎでウケた、最後普通に手をかけるとは思わなかったな、主人公は人殺ししてないので、だからこそ面白かった。『前世からの恋事情』、冒頭から勝手に部屋に入られててウケる今回はサブヒロインがメインの話、昔の回想を織り交ぜながら話が進んでいく感じ、完璧かありのままか、ありのままでいたらじぶんのことを嫌うだろうという主人公の目論見が外れる様子と、その様子を見るヒロインの構図が良かった。『小野田さんは頑張りたい』、文化祭の準備で、何にでもモタつく主人公の女キャラを実行委員の男キャラが手伝つ話、主人公が遠慮ばかりするときに相手役が素直にムッとするところが正直で良かった、完成後や文化祭の様子を省くことでふたりの関係にフォーカスしてるのも良かった。『彼女を美味しく頂くには』、吸血鬼だけどひとりだけの友達が美味しそうでヤバいという話、途中から相手が実はサキュバスだったので形勢逆転、「彼女」の意味がボカしてあるのすごく良かった、しかしサキュバスなのにかなり地道に努力して相手育ててるな。『スパダリ砂糖菓子少女』、題名の通りの人物をヒロインにして途中まで主人公がその様子を実況中継するポジション、そこからグッと距離を近付ける勢いの良さがいいな、そこからありのままのじぶんというメッセージ性に繋げてるのが面白かった。『ソード・オラトリア』、巨大なボス戦、逃げ回りつつ死にゆくひとたちの運命の描写が肝だけど、将来を約束したひとが死んだかどうかはボカされているな、なんか別働隊が魔力の出力装置を切っていた。