ぐ戒

新学年の新学期で先生に初めての挨拶をする会みたいなのがあったんだけどおしくらまんじゅうみたいな密度の中その先生が目ざとくおれのシャツを見て去年もいた子じゃないのと言ってきたので留年したのがバレるヤバいとギュウギュウの状態を利用して逃げ出しなんとかテスト開始まで時間稼ぎができればいいと窓から出て別の廊下の窓から再び校舎に入って図書館前を通り別の学年の階までやって来たらテストはどうも三連続らしくてふたつ目を受けた時点でヘトヘトだったからこれは次のテスト捨てるしかないんじゃないかと思っていたら三つ目のテストは縄跳びしながらイタリアのクイズに答えるというものでしかも採点が極めて雑でありナレーションを褒めると点数がもらえるためめちゃくちゃ褒めていたらここでCMとなりヘアバンドを巻いた芸人が巨大なクリスタルの上を歩いていてヴィジュアル系の引っ掛け問題を出されてあえなく脱落するという様子をそのクリスタルの下から見る夢を見た。最後のクリスタルのところは曖昧だけど、それ以外の部分はよく覚えている夢だ。起き抜けの夢だったからかな、午前八時半のやつね。正午過ぎの起き抜けには、育て始めた小麦がおれの背丈を超えたので本当にこれは小麦なのか誰かが中にいても気付かないぞと不安になる夢を見た。なんか神社の印象があったので、本当は米だったのかもしれない。
今日はせっせと草むしりをしていたので、パソコンの電源を入れた時点ですごい時間になっていた。コンクリに張り付いた雑草にムカついてしまったのでそいつらには今度熱湯をかけるとこころに決めた。それはそうとして東南アジアニュースから見ていくことにする、新型コロナウイルスを拡散したとして禁固五年の刑を言い渡されていた男の記事を読んだ、かなり長いな。東南アジアの方は恩赦とかがあるから長めでもいいんだろうか。いやそれにしても本当にそいつから感染したかについて絶対の証拠がないものに対する年数じゃない気がするが。あとなんかババアがババアを騙すという事件が、これは日本であったけど、なんか服が汚れていますよとかいって誘い出すやり口って前も見たような。同じ人間なのかもしれないけど、名前が出てないから分からんな。
今日は街の方面に行った。新竪はさらに商品が減っていたけど古本市に備えているのかもしれない、何も買わなかった。ガレージでふるさとの本とバイロンの薄い本を購入。つーかまたアルファードみたいなでかい車に「もっと端っこ走れや!!」とか往年の美川憲一みたいな煽り運転を受けたんだよな、治安が悪いぜ。帰宅後、手洗いしてるときにリビングのテレビから校則のニュースが流れてきてて、そこで紹介されてた不安の声で「校則を変えたら将来就職するときに起立を守れなくて云々」みたいな話が流れてたけど、学校は労働者を作る場所じゃねーから。なんか前も学校教育における漢文不要論のときに同じ話をしたけど、英語は「必要」漢文は「不要」とかやってるのって完全に雇用主・労働者目線なんだよね、そんなこと言ったら音楽の授業も不要になってしまう。学校を労働者生産工場にするんじゃないよ。まあそういう意味では生徒の代表者が残した「校則」がどんなものか見てみたい気もする、結局将来の労働者を作るための規律を残してるんじゃないかという予感がするんだよな。そして多分大多数の生徒は生徒の代表が作った校則にも興味ないと思う。髪染められるとか「なくなった」校則には興味ありそうだけど「残った」校則とか全然興味なさそうだし。労働が嫌いでこの話をしています! よろしくお願いします!! つまり校則を変えたら学校が荒れるのでは?→変えてみたら荒れなかった→他の学校でも変えよう! が正しいなら、ベーシックインカムを配ったら働くひとが減るのでは?→配ってみたら減らなかった→他の地域でも配ろう! も正しいんだよな。