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古書店をウロウロしていたら倉庫みたいに殺風景だったし何も欲しい物がないという夢を見た。そんな夢はいっぱい見ているのでどれのことかすら分からんな。あと起きる直前には早口でみんな泣きたいという歌が流れてくる夢を見た。夢はこれだけ。最後の夢ひょっとして悪夢なのでは？　と思ったけど、本当に思い出せないので良かった。
まあ夢を覚えてない理由になるのか分からんが、まず昨日寝る直前に家族が「何もしてないのに鍵が壊れた」って主張してたんだよね。そんなことあるか？　と思いつつ、もう寝そうになってる目をバキバキに開いて鍵を調べたけど何も分からない。なんか鍵が入らなくなっている。鍵を閉めたらもう鍵穴が塞がってしまったらしい。本当に入らなかったのでそのときはそのままにしたのだが、そもそもこのままだったら、家を留守にできないってことだから、最悪おれが出かけられないんじゃないか？　と思いつつ、寝た、というか、この事実が気になってしばらく眠れなかった。それで起きてみたら結局、玄関の鍵穴に車の鍵を突っ込んで鍵を折っていたということが判明したし、昼までに何の解決策も取っていなかったのでさすがにブチギレてしまった。本当に出かけられなくなる可能性があったので。ブチ切れるというのは怒鳴るとかではなく、ただただ無口になって、今日のおれのお出かけはどうなるの？　とイライライライラしまくるというやつです。この自問自答のせいで夢を忘れてしまった。そんな中、東南アジアニュースが救いだったね、大学生がオンライン授業の最中にセックスを公開したらしいので。『ショックを受けた講師は、「一体彼は何をしているのか？教室では奥の席で女性と抱き合って接吻し、オンライン授業ではあろうことか公開セックスをしてしまう。もうお手上げだ！」と怒りをあらわにした。』と書いてあって、日本の報道のやり方じゃない！　と思ってめちゃくちゃ笑ってしまった。
ところで出かける準備してから天気予報を見ると、妙な雨雲がある。今日は晴れと聞いていますが？？　それでタイムスケールを動かしてみると、太平洋側から雨雲が出張してきていた。なんで？　逆パターンはないのに。ムカついたのでそのまま出かけた。すると自転車のギアがまたおかしくなった。おい～と思いつつ、一瞬は無視しようとしたが、軽くなったままハマってたしこのままだと非常に不便な状態のままってことだから仕方なく自転車屋に行った。二週間ぐらい前に来たばっかりなのでそのことを伝えると、なんかグルグル回したり、ワイヤーに油を差してくれたりする。ありがたいことだが完全に直ったかどうかは分からないと言われてしまった。そこでせめて、目の前で店員がやっていた強引にギアを切り替える方法（ペダルを回しながらサイドの金具を引っ張るらしい）を教えてもらって店を出た。一応良くはなってるみたいなんだけど、さすがにもうギアを変えようとは思わなかった。ここで小雨。出かけるとき見てきた雨雲レーダーのことを思い出し、不安になるも街へと突き進む、雨は止まない。そして新竪に到着したが何もなし、しかもここで大雨になってしまった。不必要に高い本なんかも見て、五分ぐらいで止まないかな～と思っていたがそんな気配もなく、雨具をかぶってへガレージへ。ここでしばらく物色して大衆の反逆を購入、外を見るとまだ大雨。ここまで来ると空の色も明るいが切れ間のない曇り空という雨雲固定コースになってしたので、また雨具をかぶって帰った。あのさあ、なんで雨？　気象庁の威信をかけた天気予報で曇りときどき晴れだったのになんで雨？？　帰宅してから許されないぞという気持ちになった。膝が壊れて家の鍵も壊されてその上自転車のギアまで壊れたのに、その上さらに予報にない雨？？？　不幸の塊か？？？？　おれはもう人間が一生で浴びる必要のある不幸（あめ）を充分に浴びてきたのでこれ以上不幸（あめ）がやってこないはずだったのだが……。とにかく雨雲は死んでほしいと強く願ったね。天気予報こんなに外れていいならおれが適当に天気予報してやるから給料を振り込んでほしい。