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空中の蜘蛛型の砦を攻めるときにできるだけたくさんのラインから味方のリンクを繋げて蜘蛛の右側にそのリンクを集中させて一気に攻撃することで撃破したのだが味方のジジイが気になることがありますと言ってきたのでその進言通りに一旦以前のマップに戻ってみたら確かに敵がいないのに嫌な予感しかしなくて防御しといた方がいいか軍師に質問したらそうでしょうねと返事されたんだけど味方に防御の命令を出す暇もなく地平の彼方から紫の砂嵐がやってきてそれが全体攻撃になっていたので味方全体が大ダメージを受けたし誰も死んでないか確認したあと回復が面倒だし第二波が来ても困るという理由でさっさとその場を離れることにしたんだけどいつの間にか軍師が砂の剣を入手しているしそのお付きの女も砂の壺を持っていたしそれは何と聞く前にサッと背後に隠してしまったので少しずらしてこの砂嵐って何だと思うと聞いてみたらあなたの忘れてしまった過去に関係がありますと言われてそこで初めて王子だった頃の僅かな記憶が呼び覚まされたしこの軍師たちは鉄のカーテンの時代から常に宰相として各国の要人に仕えていたのだったと認識する夢を見た。最後らへんの記憶が薄いけど実はスパイだったみたいな展開だったはずだな。あと車に乗っている夢を見たんだけど忘れちゃった。
起きたときにインターネットラジオにつながらなかったので、まさかと思ったらやっぱりルーターが停止していた。このルーターの停止っていうのは定期的にあるし、電源を入れ直せばいいだけなので何も怖くはないんだが、かねてから思っていたことを試してみるチャンスだと思った。まず、おれがパソコンの目の前にいるときは単純にルーターを再起動すればいい、でもリビングなどにいて、無線でスマホを触っているときに停止したらどうすればいいんだという問題がある。で、ルーターと端末とのリンクが生きていることはこないだ確認したので、それだったらスマホやタブレットから管理画面を開いて、そこからリモートで再起動できるんじゃないかと考えたわけ。これが試してみたかったことだけど、普通にルーターを切ったら端末とのリンクも切れてしまうので、すぐに試せることではない。あくまで自動で切れるのを待たなければならなかったので、むしろ今か今かと待っていた状態だったのだが、そのチャンスがついに訪れたってわけだ。そしてスマホで管理画面を開く、パスワードを入れる、再起動のリンクをクリックする。この再起動するまでをじっと待つというのが結構ストレスなので、その間テレビを見たりしていたが、二分ぐらい間を空けてスマホの画面を見ると回線がつながっていた。つまりルーターの再起動に完全に成功したというわけで、実に簡単だったし、これで離れていても対処できると分かった。現代ってすごいんだな。
ところでここから日常だが、明日明後日が晴れ予報になっている。これは数日前から分かっていたことだけど、昨日も言ったようにセール的にブックオフにはいけないし、古書店は祝日だから当然休んでいるので、まったく意味がない。今日も家にいるというわけで、インターネットや読書を適当にやったあと、いや真面目にやれや、そのあとに掃除もしてやった。それで三十分ぐらい使って、じゃあコーヒーだなと台所に行ったら、柱にハエが止まっている。もうなんつーかギエエとなりましたね。ただ取り乱したら逃げるということは分かっていたので、そっとその場を離れてキンチョールで殺虫、これは成功した。しかし、死んで真下に落ちたハエの死骸に結局触れない。仕方がないのでそれを掃除機で吸う形になったし、非常にみじめな気持ちになった。おれの虫恐怖は一生治らないのかなあ。なんかハエサイズだともう無理なんだよね、死骸に物質感があるから触れない。蚊とかだと触感がないので大丈夫なんだけどハエは触った感じがあるのでダメなんだよ、この文章を書いてるだけでかなりキモい。実際、その後、ハエが目の前に出てきたストレスにより耳鳴りが発生したので、生活というものをやっていく自信がまるでないんだよな。家にゴキブリが出たぐらいで警察を呼んだバカみたいな記事があったときも他人事とは思えなかったし。それで夜には完全にクソ眠い音を延々と作り続けていたけど、録音せずに終わってしまった。意味あるのか？　いや、あるが……。意味はあるがひとつのおもちゃを使いこなそうとして意地になりすべての時間を犠牲にしてでもやり続けてしまうというザコみたいな集中力が出たことが問題なんだよな。まあこれはこれで価値のあることなんだが、すべてを抛ってしまうのが良くない。