ぐ戒

悪い借金取りから電話があって困っているという焼肉店に向かってみたら普通に営業して店員はメイドカフェみたいな格好してたのでギョッとしたけどとりあえず連絡受けた者ですが店長いますかと質問したら若い男が出てきたし店の奥に案内されるのかと思ったら四階の電話ですと言われたので焼肉店の内部見られないんだなーと考えつつ狭い階段を上がっていたら行き止まりになったと思いきや茶室みたいに足元に狭い引き戸がありそこから出たら別の部屋の天袋から出る形になっていてこの仕掛けのおかげで追手を撒けるんですと説明を受けていよいよ四階の私的空間に入ったら即電話がかかってきたし出てみると女の細い声しか聞こえて来なかったのでこれは借金取りというよりいたずら電話ですねと着信拒否を設定してもう大丈夫と告げて一階に戻ろうとしたらさっきの天袋の間にたすきをかけた男が大集合していておれらが姉御を守るんだと意気込んでおり姉御と呼ばれた女も感動していたので気持ち悪かったのでさっさと出たかったけどリュックが天袋に引っかかってなかなか出られなかったしおれは姉御とやらを助ける気がなく無視している形なのでめちゃくちゃ気まずかったがやっと出ることができて店からも出られたのでこれから昼にかかってきた電話は無視してくださいと注意して帰宅したらすぐさまメシの時間になったんだけど食っていたらさっきのいたずら電話がかかってきたのでなんかあっちの電話が転送されてないか絶対に着信拒否にしたのにと訝る夢を見た。この夢は長かったのでかなりよく覚えている。姉御がどうたらというところだけやけに和風だったな。あと古書店の夢と地図の夢を見たけど忘れた。起き抜けには、荷物に名前を書かなきゃと焦ってる子がエルフの里と書かれてしまっていたので辞退者が続出するという夢を見た。完全に記憶にない。何の辞退者だったんだろう。
今日は急に寒くなった。天気予報で予報されていた通りだったが、めちゃめちゃ雨降ってるのに曇り予報崩してないのもまたその天気予報なのであった。何? どういう意味? グラフを見ると昨日から今日にかけてずっと気温が下がり続けている状態なので、この寒さも納得という感じだった、八度を切っているのはかなり辛かったが、まあ曇り予報だと言うなら曇りにしてもらおうじゃないのと考えつつ、ニュースへ。新疆の強制労働には実は確証がないみたいな話を読んだ。そもそも可能性が極めて高いという話じゃなかったっけ? それに、総主張しているひともウイグルで文化的ジェノサイドが起こっていることは認定しているのだから、その現地で作られた透明性の低い新疆綿を使うのはかなりリスクが高いという話なのではという気がする。ジェノサイドが事実と認定されている世界で、でも新疆綿には強制労働の証拠がないから、怪しいけど使いましょうねとなるかというとまあならない。だから、もっと踏み込んで、各企業はそういうことが終わるまで中国を工場として使うのをやめたらよろしいと思っている。だってウイグルのひとは中国各地の工場に派遣されて同化が進められているんだし。まあだからといって既に出来上がってる中国製の商品を捨てろとか買うなというつもりは毛頭ないけどね、すべての不買運動には意味がないからね。
とりあえず雨がやんでいるようだったので準備をして出かけたのだが、ハゲのところに行ったら大雨になり、自転車もビショビショになった。ムカついたのでそのまま外出を続行して歯磨き粉を買い、ブックオフに行こうとしたらさらに勢いが増して大雨に。それでもブックオフに向かい、買うものもなく、店を出たらようやく晴れてきたのだが、既に全面的に濡れていたので完全に意味のない晴れ間だった。気象庁はエイプリルフールでもないのに嘘をついてもいい組織!! 冗談抜きで金沢の天気予報外れまくってるしこれぐらいは言ってもいいんだと思う。ちなみに冗談抜きというのは冗談抜きという意味です。しかし出かける前までは雨雲レーダーに雨雲が映ってなかったんだよな。帰宅後は時間が経過しまくっていたので発生直後と思しきデータは見られなかった。そこでできる限り時間を遡って調べたところ、おれの周囲に大雨をもたらした雨雲は、富山の南にある山にぶつかって消滅していた。なにそれ? なんでおれだけを不幸にして消えるんだ。消えるならもっとはよ消えろや。あと天気予報サイトは実際に雨は降ったんだから降らなかったみたいなことにするのをやめろ 。夜にはニュースを見ながら晩御飯を食べた。石川県で捕まった覚醒剤の運び屋、中身が覚醒剤とは知らず、中国だから急須だと思ったとか言ってるけど、中国からこっそり急須輸入して報酬もらうとかどんな世界だよ。あとさあ本屋大賞ってあるでしょ。書店員が選ぶってやつさあ、おれ気に入らないんだよね。じぶんらで売りたい作品で順位決めて発表直後にじぶんらの店頭に並べるっていうの、やってることが直球で資本主義してるのはコソコソやるより正直でいいとは思うけれども、何をしてるんですかという気持ちにもなる。