ぐ戒

午前七時の起き抜けには、普通に攻略すれば最後に来れる縦長の森の海側の山脈に最後の攻略ポイントであるジパング城があって入ってみると国王が謎の数字を口走っていてバグみたいで怖いし無数にある穴に落ちると攻撃を全部反射してくる最強幽霊戦車がいる夢を見た。これ強く覚えているけど、多分情報量が少ないからだろうな、二次元見下ろし型のRPGだったし。あと、外からは被害の程を確認することができないが数十人が犠牲になっていると思われる火災が発生しているビルの外にいる夢を見たが詳しく思い出せない。これは詳しく思い出せないだけで、この場面だけはよく覚えている。だから頭を捻ればかなり思い出せたと思うんだよな。もったいないことしたぜ。正午過ぎの起き抜けには、動画を投稿している英語堪能な日本人が逆にありがとうを日本語で言えないという事態が発生していてなぜかというとありがとうという気持ちになったことがないからだという夢を見た。これはよく分からないが、最近英語に親しもうとあれこれ試していることが反映されているのかもしれない。
「俳優 竹内結子自殺」っていうニュースをテレビで見た。さすがに芸能界に疎いおれでも名前知ってるひとだ! と思ったし、また女優のこと俳優って言ってる~~!! とも思ったよね。純粋に疑問なんだけど、女優のことを俳優って言い換えるNHKとか他のメディアは、女王のことも国王って言い換えるんですか?? ポリコレ勢には知ったこっちゃない話なんだろうけど、配慮の結果例えば女王を国王に言い換えると単語の情報量が減るし、それに単語の音が無駄に一個増える(「女」は「ジョ」なので一音であり使いやすい)んだよね。小池百合子の本も「女帝」だから情報量的に充分なのであって、「帝王」だと意図しているものが伝わりづらくないですか? それに、女優が女優って呼ばれかたを嫌っているみたいな話をあまり聞いたことがない。男優という言葉が使われないのは確かで、そこにアンバランスさを感じたことならあるけど、女優を俳優と呼ぶことに価値を見出したことなど一度もない。ところで今日の天気はといえば晴れているのだが、周囲に雨雲がある。インターネットニュースを読みおえたら改めて出かけるかどうか決めようと考えていたが、結局出かけることにした、昨日も一昨日も出かけられてないのでね。ちなみに俳句雑誌の次号がひっそりアップロードされていたが、じぶんの作品は採用はされてなかった。悲しいね。
出かける直前に豪雨レーダーを見たら雨雲かする感じになっていたが、もう準備もしてあとには引けなくなっていたので、出かけることにした。ところが出かけるべく部屋を出ようとしたときに、えーっと今日はブックオフに行って、それからリサイクルショップ、その流れで古着屋でズボンを……とか考えていたら、あれ? 歯医者も単なるイベントじゃね? という気持ちになった。一瞬だけだったけど、確かになったので、これにはビックリした。この気持ちが永続する方法を考えているよ、今でもずっと。今日はブックオフで、今はない松任というところに明治時代に存在した学校の校長について書かれた本を買った、で普段着のズボンの尻が限界だったのでセカストで頑丈そうなジーンズを買った。なぜ外出着のズボンが尻から破れるかというと異常なほど自転車に乗るからなので、部屋着のズボンは尻から破れることなどないのであった。ここでも思ったね、なんで歯医者が怖いのに古着屋で何着もズボンを試着するのは怖くないんだ? って。答えろクロカワ!! 家族は服を買うときに試着をするのが怖くて怖くて適当に服を買ってきて入らずに誰かにあげたりする、これはアホだと思っているのだがおれが歯医者を怖がっている様子もハタから見れば程度が同じなのでは? という感じなんだよね。理屈では分かるんだなあ、賢いので。