ぐ戒

ドラッグストアにでかい声出しながら飛び込んで大声でコンドームを買う男がいたので引いていたんだけどしまむらの前でその大量のコンドームを盗まれたと騒いでいたのでとりあえずこっちも警察だから探すことにしたんだけど調査すると田舎のジジイがコンドームの箱だけ持っていたのでこれどうしたのって聞いたら車で来た女からもらったと言っているし女は仲間を引き連れていて車もその女の運転ではなくあっちの方に走っていったよと直線道路を指差したのでまあ解決かなと酒屋の前にへたり込んでいたら同僚にジーンズがビリビリに破けてることを指摘されたので本当だいつの間にこんなことになったんだとビックリする夢を見た。コンドームを買う男に不快感があったのでよく覚えている。ただ今考えたら不快ではない、夢の中にのめり込みすぎていたときに抱いた感想は当てにならんな。正午過ぎの起き抜けには、正月特有のどんちゃん騒ぎが始まってみんなへべれけになっており足の踏み場もないほど泥酔していたしヘビ女たちも着物を脱いで風呂に入ろうとしていたのだがおれは比較的頭が冴えていたし脳内で呼ばれている気もしたのでガヤガヤしている屋敷の中を妖怪女たちを引き連れながら奥へ奥へと進んで言ったらその屋敷というのは親戚のもので若干の見覚えがあるはずなのにまったく知らない形見の間という和室に辿り着いてそこでおれを呼んでいた預言者の女が待っていてタンスを開けなさいと言われたのだが妖怪女のひとりがそのタンスは開けたことがあるわよ何も入っていなかったと主張していたし実際開けても普通に着物とかしか入っていなかったのだが預言者がパンパンとタンスの横を平手打ちすると二重底が開いて中から隠されていたお菓子が出てきたんだけどここって形見の間でしょ食えるものが入ってないでしょとか言いつつもみんなで漁っていると賞味期限切れぎりぎりで食えそうなお菓子見つけたよと言われたしそれはおかしなことで最近補充されたのではないかと推理できたので隅の机でひたすら形見のリストを作っているオッサンに報告したら以前絵馬を見つけたのは君だねあの絵馬をもう一度見せてほしいんだがと言われたし持ってくるには戦闘準備が必要だなと考え共に戦う仲間を探しに行ったらひとりは親戚の家に住んでおりどんちゃん騒ぎに参加せずにずっと部屋の掃除をしていたので正月なのにつまらんことしてるなと言いつつ仲間に入れてあのときどうやって絵馬を確認したか考えていたけど戦闘しても勝てなかったから中断して絵馬だけ見て帰ったんだったと思い出したしほかにも家中の仲間を集めて戦いに行こうとしたら親戚のジジイもなかなか好意的で車を出してくれたり抜け道の階段を使わせてくれたりしたしその抜け道には故障中の電話機があるんだけどこれはおれの家から持ってきた やつだから故障の原因も仕組みも分かると言っているのにジジイは電話をかけ始めてまんが家に調子はどうとか声をかけていたので担当気取りかと思っていたら単純に今の作品面白いですよとしか言わなかったしとりあえずその抜け道を使ってボスの部屋に行ったけどやはり和室であり手前には大量のまんが本が積まれていてそこにはおれたちの過去の活躍やその後元の世界に戻ったみんなが機械に乗って楽しく戦いを続けている様子が描かれていたのでみんな元気そうだなと目を細めたが今は現実逃避に見えるので読むべきではないと言われそれもそうだなと決意を新たにボス戦に臨みまず目の前の引き戸を開けたらボスが出てくるわけなのでその前に装備を確認していると久しぶりに剣を装着するのでどこに差していたかも忘れたりして焦ったがとりあえず準備は整ったのでまず当時を再現するために喫茶店コントから始めたのだが無視してゆっくりボスが出てきたし我々はそのコントを囮にして闇討ち気味に襲いかかったところ大亀なので硬いが攻撃をよけもしないのでガンガンダメージが通ってあっという間に倒せたし手に入れた絵馬は約束通りオッサンに見せてから大亀のいた場所に一番近い神社に奉納したんだけどよく見たらその絵馬には岸壁に打ち付ける波と赤青緑の紙吹雪が描かれていたし角も風化で丸くなっていて近隣住民の若いやつらはこんな絵馬あったっけと大騒ぎしていたしニュース番組ですらすぐさま報じていて大亀が住んでいたのは粘土質の洞窟でという説明が入ったためそうだっけと思っていたところキャスターは大亀は死亡しましたとドライな言い方をしているという夢を見た。起き抜けの夢だがめちゃくちゃ長いパートを思い出せた名でよくよく覚えている。ゲーム系が混じってる気がするがゲーム画面的な描写は特になかったな。
今日はとりあえず夢が長大だったためニュースを見る時間が少なかったしとりあえず出かける準備だけはパッパッとした。それからワールドニュースを見始めたけど、タイでは宝くじを当てた成年がすぐさま覚醒剤にハマって逮捕というテンポのいい記事が出ていたので良かった。というかタイの文化がそもそも覚醒剤を忌避的に見てない、疲れを取るぐらいの感覚で覚せい剤をやっちゃうみたいなことをこないだ読んだ嗜好品の本で見たような覚えがあるが、今でもそうなんかな。宝くじ当たった、よっしゃ覚醒剤やという風にすぐさまなるということはあんまり考えられないので風土的な物があるのかなと思った、タイニュースを見てても頻繁に覚醒剤の密輸が摘発されているし。
今日は街の方に出かけた。新竪に行ってみたが、特に年始からラインナップに変更がなかった、いやーやっぱりセールを逃したのが惜しい。マンションも同じ感じだったが、こっちは今年初めて行ったので年末からラインナップ変更なしと言える。少しぐらい変化があるものだと思っていたんだが。で最後にガレージへ行き、しばらく悩んだ結果、箱の隅にあった本を購入、これは最近読んでる自由間接話法のことが一部書かれた本(線引きあり)だった。いやいい本だとは思うが、また鉛筆のラインを消すのか……。夕方いただいたパンには八十亀ちゃんかんさつにっきのシールがついていたので、へーアニメ続編やるほど人気なんだと思った。あの作品に対して一切の不満はないのだが、まんが4コマぱれっとがワイド四コマ雑誌化するときの穴埋めとして使われたので若干嫌な思い出がある。まあそれを言ったら私に天使が舞い降りた!もそうなんだが、両方とも人気の作品ってことになりますね。その後リリースもしたのだが、それよりドローンを録音せずに垂れ流しにして満足する一時間を過ごしてしまったのが良くなかった、録音しとけば良かったなと思った。たまにそういうことがあるが、だからといって試しに音を出しているときまで録音してたら負荷が高くなり過ぎるし、これからもこういうことは続いていくんだろう深夜にはさっき買った、無茶苦茶付箋が挟み込まれ鉛筆による書き込みも多数ある本から人間の痕跡を消していく作業を延々としていた。簡単に言うと消しゴムかけです。終わった頃には一時間が経過していて、本を読むより重労働だなと思った。