■ - ぐ戒

おれの家の前で変なニワトリが逃げたんだけどどちらかというとハトに近く人間によくなつくため回収は楽そうだし怖いからおれは触らないでおこうと思ったらガキどもが大量に逃がしてしまったためおいおいこれはもう集めなきゃと思い直して一通り集めたつもりだったがなんか一羽足りない気がするしもう一度探して一番小さい奴を車の下から回収して飼い主に渡すとそのまま結婚してくださいと言われたので急に怖いなとビックリしたけど偽装結婚に使えば便利そうだし部屋も余っていることだし了承したらこれを受け取ってくださいと大きな岩を差し出されて割ってみると中はジオードみたいになってる夢を見た。なんでハト集めたぐらいで結婚ということになるのかよく分からないし、おれもおれでなぜ偽装結婚を従っているんだろう。覚えてはいるが同期に関してはまったく意味が分からないな。起き抜けには、学校終わってバスの時間見てたら次のバスは一時間後とか書いてあったしさっさと帰りたいので徒歩を選択したけどひょっとして徒歩って一時間以上かかるんじゃないだろうかと考えつつももう行く先にバス停すらも見当たらないという夢を見た。これは悲しかったので起き抜けの割によく覚えている。
今日はとりあえず動画のことに全力で集中していたので、まず日中のうちにやりたかったこと、これを完成させるために全力を注いだ。その結果、望み通りのことはできたんだが、手がボキボキになりそうだったので、なんか別の方法を探すかということにもなった、まあ切り出しをやってみたんだよね。とにかくそれもそれとして早めに切り上げておいて、それからインターネットニュースに頭から突っ込んでいった。なんか社会の荒れ地ことインターネット出身のひとが随分とまあ清らかな発言をしていたけど、社会的に地位が上がるとその社会に認められるように倫理道徳ポリコレを完全に守らざるをえなくて、日本ではいわばその社会のトップに君臨する天皇みたいに上品であることが求められるので皮肉ですねえ。なんかそれ芸人も言ってたな。結局売り出すときは狂犬よろしく暴れまわって注目を集めたけど、いざ注目を集めて地位が上がると、今度はその地位が収入を保証するため、その地位にしがみつくために倫理的な人間にならざるを得ないという。じゃあ、暴れてたのはファッションだったんですね、という感じだよね、受け止め側からすると。おれはどっちかというとそういう社会的な倫理道徳ポリコレ上品が嫌いなので壊せるなら壊しておいてもらいたいんだが、一体誰がやるというのだろう。例えばスポーツ選手もなんか極度に善人であることを強要されてるのがキモいよね。とにかく社会はインターネットの自由奔放さが嫌い。そういう感じでインターネットのノリを社会に持ち込むと怒られるんだし、おれたちも社会のノリをインターネットに持ち込む不届き者を怒る権利があるよな。やれボランティアが美しいだとか、労働は責務とか、勉強がどうたらとか、善人とか。
労働と言えばなんか中高生が働き方改革を否定したみたいな記事が上がっていたので、そんなことあるか、急に労働賛歌でも歌い始めたのかと思ったら、二者択一で「給料は高いけれど残業時間が長い会社」を選んだという話だった。もう一方の選択肢はもちろん低・短なのだが、なぜ労働することが前提となっているんだ？　こうやって、中高生が過残業・高収入社会を望んでいる、みたいな誤った論調を導いているみたいだけど、この記事の下部の方にあった「将来なりたい職業」はユーチューバーにゲーマーに社長という残業と収入が比例しない職業が半分ぐらいあるんだし、完全に金いっぱい欲しいぐらいの気持ちしかないと思う。だから多分あの労働二択にベーシックインカム入れたら結構の中高生がベーシックインカム選ぶと思うんだよね。若者に変な幻想抱くなよ。
今日は新竪とガレージに行ったけど変化すらなかった。すこし時間は空けたはずなのだが。そういうときはただ単純に帰宅するしかないため、帰り道は淋しくもあったが、実際の問題を言えば自宅に本を置く場所は常にないため、買えなければ買えないで良いという気持ちもあるのだ。夜にテレビのニュースを見ていたら阿波踊りがどうたらとか言っていたので、おっまた揉めてんのかと思ったら、今年は業務を民間に委託しているという話だった。なーんだと残念がりつつ見続けていると、ほら台風が、と言いつつパソコンの液晶をグイーと押す阿波踊り運営スタッフがいて、こいつ嫌い！！　と思った。パソコンの画面指差すときに液晶グイーって押す奴、図書館で見つけた本のページちぎって持ってきそう、野蛮過ぎるだろ、触んなや。深夜はいくつかの動画の説明サイトをハシゴして、ようやく編集がキマったので、さすがおれだな～などと独り言を言っていた。自作の音源をツイッターにアップするときにどうしたらいいのかって話なんだが、結局適当な静止画を張り付けた動画をアップロードするのが一番楽だった。とにかくツイッターは絵も動画もアップロードできるのに音楽をポイッとアップロードできる機能がないので動画を静止画にするという裏技を使うしかないってのが面倒だ、著しく時間を浪費してしまった。そして何も考えずに動画出力したら、容量の話なのでアラビア数字を使うが、10GBのファイルができてマジで焦った。それは即刻捨てて空き容量を回復したが、失われた時間を回復する手立てはない。しょうがない、せっかく時間がなくなったことだし、と動画編集環境の最小構成に取り組むこととなり、夜は更けていくのであった。