ぐ戒

初めて挨拶しますねとニコニコ話しかけてきた女神の図を全部コピーしないでレイヤーを使うのが普通だぞと指摘する夢を見た。今のは起き抜けの夢だ。どう考えても明らかに画像編集ソフトの話だが、その夢の中でコンピューター的な描写は一切登場していなかった。あとは優しい男が登場する夢も見たはずだが忘れてしまった。優しい男の意味が分からないがまあ厳しいことをされなかったということだろう。これはなぜかというと十一時に十五分頃に目が覚めて完全に目を覚ますタイミングだと勘違いして一度部屋を出てしまった衝撃で夢を全部忘れたからなんだよね。たまにある勘違いだ、それほど熟睡しているともいえるが。
昼ごはんのときにテレビでワールドニュースを見ていたら、オーストラリアの番組でなんかの制度を許したら人殺しや小児性愛者が入ってきて危険とか言ってたが、なんで殺人と小児性愛を同列に扱っているのか分からなかった。どこの報道だったかな、ざっくり検索しても思い出せないが、ひょっとして日本には翻訳して輸入するまでもない中型のニュースなのかもしれない。特に欧米豪の人間がそうだけど、小児性愛者イコール性犯罪者みたいな見方が多いのがマジでキモい、同性愛者の中にも性犯罪者はいるし、性犯罪者は性犯罪者としてのみくくるべきだろ。「すべてのガキに対して性的同意を取り付けることは完全に不可能」という条件があるだけで、それ以外の条件はほかの性愛人間となんら変わらないはずなのに、ポリコレ社会はどこでどうやって小児性愛者のすべてを性犯罪者と規定しているんだろうか。とにかく寛容な社会は子供に手を出さない小児性愛者、つまり普通の小児性愛者をすべて受け入れなきゃならないはずなのに、何かと理由をつけて逃げ回ってるのが気に食わない。そりゃ性犯罪を起こす同性愛者もいるけど基本的に性善説に従って(つまり同性愛者は性犯罪を犯すものだという視点に「立たずに」)受け入れてるわけでしょ、なんでそれが小児性愛者になると急に性悪説を採用し始めるのか。
ところでニュースだったかなそれともローカルな話題だったかな、もうよく覚えてないけど、液糖って文字列を見て、「果糖ぶどう糖液糖」って名前がめちゃくちゃ好きだったことを思い出した。これはガキの頃からずっと好きだった、その頃はそういう意識がなかったけど、多分猛烈に韻を踏んでいるからだと思う。めちゃめちゃ言いやすいもんな。そういうわけでおれもリズミカルに出かけることにした。まずブックオフへ行くと、珍しく欲しい本が四冊ほどもある。しかし当然すべてを買うわけにはいかなかったので、玉ねぎを剥くように徐々にほしいものを減らして、最終的に全ページカラーの妖怪の本だけを買った。当然ということで済ませているが、予算の面という話より先に、置き場所がないという話がある。いや、つーか、哲学の本を買おうかなと思ってたんだけど、なんちゃらの流派はダメと題名に直接書いてあったしそういうのは読みたくねーなと思ったので買わなかった、そういうのはあったとしても内容で主張するもんじゃないの。それからリサイクルショップの方へ向かったけど、こちらには何も買うべきものがなかった。最近収穫がないな、別に悪いことではないが、ラインナップがちょっと悪くなってる気がしてる、特に店内を改装し始めてからはそうだな。
帰宅直後に掃除をさぼっていたことに気付いたので急いで掃除をし、それからコーヒーを作った。コーヒーを作ってからだと剥き出しのコーヒーカップにホコリがジャンジャン入ることになるから絶対に掃除が先になっちゃうんだよね、まあ面倒なことを先に終わらせるという意味ではいいことなんだが。それでそれでコーヒーを作っていたときに気付いたんだけどどうも頭痛が来ている。これはまずいなと感じながらもインターネットに興じていたんだが、夕飯前のランニングをキツめにしたら治ったみたいだったので良かった。だいたいこの方法で治るけど、とは前も書いたか、治らなかった場合は二重苦みたいになるんだよね、良くないよね。夜はテレビのニュースを見ていたんだけど、死人が出ない地震だと報道が十五分で終わるの本当に良くないと思う、新潟はナメられている。だって死人が出なくてもそれが東京だったとしたら全時間を使って報道するでしょ。お前たちはサイテーだよ。そして深夜は暑過ぎた。あまりに暑いので床に座り太平記のネタバレを読んでいた、なぜネタバレするんだ、許せない! あとインターネット上からダウンロードしようと思っている著作権の切れた作品を適当にhらいてみたらそのページに土佐の人間は尻大なる妻を選ぶみたいなことが書かれていた。