ぐ戒

午前四時なのにコンビニ行きたいとか知り合いの男がいってきたのでマジかよもう寝る時間だぞと思いながら着の身着のままで家を出て鍵を閉めたんだけど外が異様に寒かったし羽織るもの取りに行ってもいいかと確認したらいいよと言いつつその男がニヤリとしたのでなんだろうと思いつつ鍵を開けたら家の中が学生だらけで知り合いは女子高生をジロジロみていたしあいつこれが目的かよと呆れながら七階へ行くためにエレベーターに乗り込んだら知り合いの男や男教師も乗ってきてその教師がまた便利ですねえとか言いつつ何度もドアを開け閉めしたのでなかなか七階に辿り着けないし知り合いとふたりきりになったところで閉じ込めを食らって天井に近い場所の緊急用ボタンを押すが動かないのでこのまま下手したら一日ぐらい閉じ込められてしまうのかと不安になったが(ここで一瞬だけ目が覚めて)それから七階に到着してお前は性欲が強すぎるから風俗に行けと知り合いにアドバイスしてから喪服に着替えることになったんだけどおれの分の喪服はないみたいだったのでじゃあいいよねとリラックスしてたのに謎の男から体にピッタリの喪服を渡されたので渋々着て一階に下りると完全に朝になってて結局こんな時間かと一連の行動を恨みながら牛乳の余りなどをガバガバと飲んでいたけどちょっと行動が変わるだけでこんなに生活が乱れるのかとじぶんの情けなさに落ち込む夢を見た。喪服を着ているところは今住んでいる場所の二階の階段の前だったような気がする。それより、一回目覚めて再び同じ夢に戻れているのはすごい、これははっきり覚えているが、起きたのが非常に浅い、眠りが浅いとはよく言うが起床が浅かったので再び夢に戻れたんだという実感があった、それがまたすごい。というか構造的には、悪夢の部分だけ瞬時に目が覚めてまた夢の中に戻ったんだよな。そういう回避が可能だったというのが画期的だ。あと、ゲームのリプレイを楽しんでいたのだが適当に流していたらラスボス後のパスワード入力画面を間違えてスキップしてしまいゲームオーバーになったしセーブも三時間ぐらいしていなかったのであの巨大な泥人形を幻術で騙して倒したのもやり直しかよと思ったら最初からやり直した方がマシということになり主人公をメイキングしていたんだけど声を選ぶ画面で後ろから見ていた女が声優の声なんか邪魔とオフにしてしまいなんだこいつとムカつきながらスタートしたら主人公の顔が完全にブサイクになってしまっていたのでボコボコに殴ったら急に敵ということになってじゃあ主人公はどこなんだひょっとして視点のおれなのかと考えているところにサポートキャラから招待状として黒いカミソリカードを渡されてこれが初期装備の武器となる夢を見た。なんか女をボコボコにしてたはずなのに敵になったら男だった気がする。あと泥人形のくだりは東南アジアの雰囲気がありましたね。
起きてすぐウィンドウズのテーマを自作の大自然にした、理由はない、と言いたいところだが普通に飽きてしまったことが理由だな、それを理由と大々的に掲げていいものかどうかという疑問はあるが、理由であることに間違いはないだろう。テーマは自作しているというほどでもないが配色と壁紙ぐらいはじぶんで選んでおりそれが数種類ある。しかもその壁紙画像もウィンドウズのスポットライトとかいうやつから抜き出してきているのでほとんど労力を使っていないがそれでもいいものができているという自負がある、そのためなくなっては困るからとバックアップまでしてある、これはクソださいがしょうがない、いいものはいいんだし。それでいよいよパソコンの準備が整ったので、満を持して揉め事を見ていた、ぼくの性格が狂っているためこのような事態が発生しております。そうしているうちに足で足を触るようなことも、無意識下では起こり得るんだけど、何かガサガサする、乾燥しているんだ。もう冬は乗り切ったので保湿などしなくていいのだが、せめてノーマルな状態に戻さないとマズいだろという判断が脳内に下ったので、しょうがなく足の裏にワセリンを塗った、こんな明るいうちからワセリンを塗ることになろうとは思ってもみなかった。まあ裸足で出かけるわけでもないからいいんだけど。
今日は近所のブックオフとリサイクルショップに行ったが、一昨日残してきたものはすべて売れていた、これが後悔の始まりでしたね、しょうがないといえばしょうがない、ムカつくといえば、キーッ!! 仕方がないので帰りに酒屋で何かないか何かないかと粘っていたら、中国語が書かれたマレーシアの謎の格安大容量ウエハースがあり、しかも残りが少なかったのでこれはと思い三百グラム購入した。グラム数で暴力が表現できるレベルの菓子はだいたい良い。帰宅してからはもちろんコーヒーを作ったのだが、おれがコーヒーを挽くタイミングを見計らってAmazonがザッセンハウスのミルを広告してきた。おいおい一万円だぞ、お前が買ってくれるのか? 昔、アマゾンがサンタ企画をやって、ウィッシュリストを晒してくれたら抽選で中のものを買ってやると豪語していたとき、その誘いにまんまと引っかかってミルだらけのウィッシュリストを作ったもので、そこにはザッセンハウスやプジョーなどじぶんの金では到底買えない商品ばかりを詰めておいたのだが、見事に当選せず、怒りながらウィッシュリストを消した、そういう記憶が思い出されましたね。夜ごはんのときには核兵器と戦争のない青空を子供たちに届けるとか言ってる老人がテレビに出ていた。そうだね、核兵器も戦争も労働もない青い空を子供たちに届けることが全世界の大人たちの使命だね。しかしこれは醜い、子供や青空って表現を無神経に使っている。だって核兵器と戦争に青い空がどうして結び付くのかまったく分からないでしょ。核兵器と戦争があっても空が青い場所はあるわけだし。普通に「平和な世界」とかで良くない? 変なポエジーを発揮したらこうなっちゃうっていう実例みたいなニュースだった。
それでは少年ガンガンの感想を書きます。戦×恋もついに付録進出か~と思ってたらアニメ化決定だった。ビビる。スケベ枠が一個減って、スケベ枠一個がアニメ化というのも随分と先鋭化した未来だな。しかしアニメ化の準備期間あったはずなのにアニメ化決定まで表紙とか巻頭カラーで盛り上げるとかじゃないのよく分からんな、バレるからなんだろうか、こういうパターンって芳文社系のやり口なんだが、ワイド四コマといい、三号連続ゲストといい、ガンガンもその手法に大手を振って乗ってきてるのは、なんつーかちょっとダサいんだよな。『戦×恋』、病弱な子がメイン、柔らかい服なので身体に張り付いてボディースーツみたいになってる、分かる~。メインヒロインがいる中でこの子はどういう立ち回りを見せるんだろう。不思議だが今月は小刀を男性器に見立てたフェラシーンがあった。『金装のヴェルメイユ』、前回の話の続きではあるが前後編の前編になっているので大きな盛り上がりである模様。一応ヒロインってメチャクチャ強い設定なのにあんなにすぐ背後を取られるんだな。それで暴走する。生徒会長みたいなのが助けに来るけどまた別の敵が出てきて意味深な発言をしながら阻害、さて主人公はというところで、サブヒロインが脱ぎながら迫ってて笑った。『英雄教室』、褐色の子って性欲強そうで男女の機微にも詳しい感じなのにデートしたことないんだな。でもみんなに勘違いされて主人公とデート。もう最初の物真似でこころを掴まれているよね、いい描写だ。嫉妬で街が犠牲になっているシーンもウケる。『魔女の下僕と魔王のツノ』、過去編。何か新キャラが来たりもするが、基本的には子供時代の魔女の奔放な性格が前面に出ている展開。えらいババアに名を騙られてるな。幼い魔女は冒険のさなかにそのババアの牢屋で主人公を見つける、といった具合。『ヨシノズイカラ』、久しぶりに作品内作品が描かれているが、これはその中の一キャラを点出するためのもの。そいつをもっと出せと、ちょっと前にも来た女子が本格参戦。投網で捕まえんなよ、ウケる。しかも手紙音読とか処刑に近いな。いい空気感。『おじさまと猫』、主人公のトラウマが語られるシーンなので、何となく筋が見えてきた、しかし後半にまた知らないオッサンが出てきた。もうちょっと謎だな。『FINAL FANTASY LOST STRANGER』、乳房でかい女とのイザコザがついに解決。魔法を全体化して分散って、それ単体魔法だけで、常に全体攻撃のホーリーに関係あるんか? まあ最近のFFではホーリーが単体攻撃になってる可能性もあるけど。とにかく最後は「想い」が勝つ。やったね。『無能なナナ』、じぶんが焚き付けた相手は善か悪か。逡巡しているうちに相手が秘めたる悪意をもって近付き、主人公がそれを暴露する、その手並みは素晴らしい、けれども主人公はもうちょっと自責の念に駆られてほしいな、今回のもやっぱりきっかけを作ったのは主人公でしょ。『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』、サブキャラ同士の恋、ツンデレ女の主観。まあ恋愛ものにありがちな、と言ってしまえばそれまでだけど、綱引きが繰り広げられててもどかしいところに、友人の気取ったアドバイスが来たので、それがひどく面白かった。『俺の彼女に何かようかい』、ヒロイン激怒なんだけど、この場合頭に血が上るような怒り方ではないので、肉体的には非常に良いというすごい展開。母親の力はすごいのだが、武力じゃなくて口喧嘩で勝つというのも意外だった、確かにメンタルは母親の方が弱そう。『裏世界ピクニック』、今回は動きがなく、主人公の葛藤がメイン。じぶんが写っている写真の仕組みは不明だが主人公の嫉妬をありありと表現していて、それが胸をつくようだった。あとひとりで行くことが怖い、相手役はこんな怖いことを今まで……という共感シーンなど。『不徳のギルド』、幼児化してバーサクなサブヒロインを訓練するがどんな魔物よりも強いので苦戦する。全編に渡って、乳房乳房乳房な展開なんだけど、幼児か理性かといった趣。飛び越えるときの乳房の動き、凝ってて笑ってしまった。あとラストの邪魔者発言も良い。『ロクショウ!』、やっとオタク? が出てくる、土下座してるときのケツが良い。敵か味方かって、まあ味方だけど、それより後半を見るに、今作でも大家さんが強い設定なんだな、こういうのが好きなのかも。『エルフと狩猟士のアイテム工房』、長い展開、目が黒いメチャクチャ強い敵がどんどん追い詰めてくる。相手がオニ余裕で状態異常も効かないのでついに相棒が呪いに飲み込まれる。しかし敵が余裕過ぎるので打倒は難しいか、という状況。『旅とごはんと終末世界』、前回泊めてもらって、まっすぐな悪意を受けたので金置いて帰ろうとしたら昨日食ったメシのレシピを聞かれる。思い出が支配する空間と住人が料理を通してうまく描写されていて良かった。レシピ全部復活は相当時間がかかりそうだけど。『ながされて藍蘭島』、探検とばかりに地下へ乗り込む面々。奥様の使っていた武器がサラッと出てきたけどどんだけ武装してたんだよ、怖い。ドジっ子が適度にパンツを見せながら進むと、推理的に主人公の頭が冴える。『スライム転生(略)』、貴族の家に到着したがさすがに昔の知り合いのオッサンには主人公たるスライムの正体がバレる。昔話には恋敵だったことが出てきて、妻も死んだとあるが、えーっと、知り合いのオッサンはこの主人公が若い女と混浴してること気付いてるよな? お前の娘だぞ?? 『弩アホリズム』、檻に入れられたメンバーに駄菓子などを届ける主人公だが、今回は脇役。むしろ閉じ込められたメンバーが殺されてしまうのが本筋で、黒幕がついに出てくる。目撃者は全部殺されてるんだな。あとキャラがとんでもない数死んでいるのでサスペンス感が強いが、このあと話が成立するほど残ってるのか? 『梅衣堂ひよと旦那様の野望』、簡単に書くと大砲を撃って失敗するまでの流れだが、もう途中から完全に失敗する空気なのにやたら騒いだりそのノリで募金したりするのがウケる、ウケるけど事態は一切改善してない。そしてあとは、オンライン向けキングダムハーツ予告とオンライン出張二作品があった。以上です。