ぐ戒

ゲームを低レベルクリアしたんだけど逃げまくりだったので敏捷性が問題だったしラスボスもだまし討ちみたいに倒すことになるのでエンディングでは主人公が歯切れの悪い台詞を吐くことになるので今度はしっかりクリアしようと最初からやり直したんだけど仲間の職業のパターンによっては必ず先制攻撃が取れるハートマークと呼ばれるアクセサリーがもらえずどうでもいい違う武器になってしまう夢を見た。なんかそれありきで捗る攻略ルートというものがじぶんの頭の中にあったから困惑しちゃったんだよね。あと、大魔王とリビングで寝ることになったんだけど台所に近いマットレスで大魔王が瞬時にいびきをかき始めたのでおれはしょうがなく床にタオルを敷いて寝ることになったんだけど寝始めてすぐ大魔王がスッと近寄ってきた気配が読み取れたので色んな意味で怖くなる夢を見た。犯される!! ってことなのかな。でもこのリビングってのは完全に今住んでいる自宅だったんだよな。つーかこのふたつ両方共ファンタジーの夢だし、どこかで接着できる点があるのかもしれないと思って、ラーメンを食いつつ考えに考えていたんだけど、ついに分からなかった。起き抜けには、失敗カレーって二日分もあるのかとげんなりしていたらその事実をごまかすようにジブリの映画の冒頭の町並みはすべて後ろから描写されるという情報を教えられる夢を見た。へーっと感心した記憶があるんだけど、夢なのですべて嘘です。
今日も今日とて国旗を掲揚してから、パソコンの前へ。意気揚々とインターネットをしていたら東南アジアニュースというかタイランドニュースで、多くの受刑者たちがHIVと肺結核にダブル感染という表記がなされていた、ダブル受賞みたいな書き方するんだな。まあ日本語のうまいタイ人がこの記事を書いているんだとしたら日本語の微妙なニュアンスが分からないだけかもしれない。それより、「肉体労働者の約95%が大きな借金を抱えている」という記事の方が気になってしまった。最低賃金を引き上げたんだけど物価がそれ以上に早く上がってしまって追い付いていないんだとか。最低賃金を上げたら問題が発生したってのは韓国でも起こっていたことだけどあっちは上げ過ぎたら賃金が払えなくなって日本とは別の意味で人手不足だという状況だったかな。でも、どのみち雇用側が悪い話だよね、それって。労働力という、人間の生命を搾り取って受け取るような尊いものを、二束三文で買い叩こうなんてもってのほかだ。せいぜい苦しんで高い金を払ってもらおうじゃないの、それは日本でも韓国でもタイでも同じだ、儲けを最大化するために人件費を削ってはいけない。
今日のお出かけは街の方面だったけど、まず雑誌の受け取りがある。これいつも受け取りを行きにするか帰りにするかで悩むんだけど、結局帰りに回したら受け取り忘れた、みたいなことが度々あったので悩んでも悩んでも結局行きに受け取ることになるんだよな。荷物になったとしても受け取らずに帰った時の絶望感をまるで雑誌の代わりとばかりに丸ごと受け取るより断然マシなので。それでそのあと引き返すような形でブックオフに向かったけど、セール中だったからか、いや間違いなくそうだが、むちゃくちゃに荒らされていた挙句商品も増えていなかったので、仕方なくというか前から欲しかったことには間違いのない地名のエッセイを一切だけ買った。リサイクルショップと酒屋には何もなかった。酒屋は新元号かつゴールデンウィークというめでたさからもうちょっと何かあってもおかしくないと見込んでいたんだけどな。それはいいんだよ。ただ、帰り道で横浜ナンバーの車と路線バスにめちゃくちゃな幅寄せ食らって死ぬかと思ったので怒っているし横浜は滅びろ、こんな田舎に来てまで都会お得意の乱暴な運転を、しかも小学校の前で繰り広げてんじゃねーよ。とはいえそいつには後出しで文句を言えない。ところが路線バスには所属している会社というものがあり、しかも時刻表と場所を特定すれば運転手も特定できることは確実なので、情報を調べてクレームを出した。ただクレームを出したら三十分ぐらい経過してたのでアホかという気持ちになりましたね、ぜんぶ幅寄せする車のせいだし横浜は滅びろ。しかも自動で届いた確認メールを見たら一部文字化けしてるんだが、これちゃんと届いているのか? とにかく路線バスのせいでこんな時間になったし家族がなんか揉めてるし令和になってから嫌なことばっかり発生してるな。
使ったお金を記録してコーヒーを作って酒も飲んだ。ストリートビューもした、激しく抱いた。なんかの間違いでウクライナを回っているんだけど、この辺ってタイヤ余ってんのかな、公園に花壇に電柱に車止めにタイヤが大活躍しているんだが。有効活用は美しいんだが、いかんせん見た目が完全にゴムなので、行為の美しさほどには外見は美しくない。電柱なんかにどうやってタイヤを巻いているんだと裏側に回ってみたら切れ込みが入ってたので納得した、そこまでしてタイヤを巻きたいか。そういやさっきは怒りで忘れていたけど、今日もガンジーの本が売れ残っていたので立ち読みしたんだった。すると「どんな宗教でも寛容に受け入れる、だが無宗教は許さん」みたいなこと書いてあったので、ブックオフという公共空間にいるのに笑いそうになってしまった、どこが寛容だよ。今はどうなのかな。宗教に所属しない、神を信じないものを神を信じる者たちは受け入れられるのか、いやなんだっけ、イスラム教は「いずれイスラム教を信じる者」として受け入れてくるんだったっけ? そういうのズルいよな、相手を変えようとはするなよ、おれは無宗教無神論で、宗教を信じている人間に信仰を捨てろともいずれ信仰を捨てるとも思っていないし、まあ信じて救われるひとがいるんならいいんじゃない、おれは一切信じないから布教するなよ、というところで一線を引いているわけだし。夜中にはヤングガンガンを読んでて、まあ感想は例のごとく書かないんだけど、ある作品で「先住民」を「先に家に住んでたひと」という意味で使っていたので混乱した。普通先住民といえば先住民族のことを指すよな、念のために辞書で調べたけどやはりそのような意味はなかったし。先客とかさあ、まあいろいろ表現はあるわけでしょ、なんで先住民なのか、編集もおかしいと思わなかったのか?