ぐ戒

妹思いの兄が実家建て替えのために実質的にふたり暮らしを始めてそれぞれが学校へ行くっていうときにその妹が寂しいと言い出したので集団登校を追跡することとなったんだけど他の保護者に率先して自転車を進ませて雪道を車輪で踏み固めるなどのボランティア的行動も取りつつ調子こいてどんどん先に進んだら後ろに誰もいないし気付いたら横断歩道を渡られていたので赤信号になる前に急いで引き返してギリギリで渡ったはいいものの集団登校の一群は学校ではなくガラス張りの変な公民館に入って言ったのでガラスにへばりついて見ていたところ背後からババアがへばりついていてもしょうがないワシの店に来んかすぐそこじゃと言われて断ったにもかかわらず強引に連れて行かれて妹を守る力がほしいかと言われたので妹を引き合いに出されると弱いので完全に防毒装備をして死体の横の粉を見たがあまりに怖かったので逃げ出し重箱の奥にいるゲイの友達に相談しに行くとそれは断らないとダメだと言われたので再びババアに会いに行くと何がそんなに嫌なのかハハーン金かと勘違いされこのバイオシリアルを一日十個売ったら粉の力をタダで使わせてやる単価も安いし給料も払うぞと丸め込まれて兄がその場にとどまろうとするがこの話知ってるぞ最終的にこの兄がゾンビになるやつだろとテレビを消す夢を見た。これは午前十時四十五分の起き抜けの夢で、耳栓してたので別にそれで目が覚めたわけではないと思うが外を見ると選挙カーが止まっていてババアがでかい声を張り上げていた。それとリンクしていたのかな? ともかく割と怖かったのでよく覚えている。横で人間が死んでいたら誰だって怖いだろ。あと、まんが雑誌のぱれっとがえらく落ちぶれてしまってめちゃくちゃ薄いししかも芸能人の写真集みたいな大きさで九百円になっており中を立ち読みしてみたら最終回も多いしこれはもう本当にダメかもと思いつつ横にある別のまんが雑誌を手に取ったらこっちにも最終回があったがこれは大人気作品のはずでどうして今のタイミングで終わるのかが分からず強いて言えばゲーム宣伝が目的だったからなのかもと頭を悩ませていたがふと扉絵を見てみるとそこに全ページJPG化計画進行中と書いてあったのでそれはすごいと驚く夢を見た。電子化じゃなくてJPG化だっていうのがおれのボキャブラリーの少なさを表していますね。あとあと、携帯ゲームをやっていたら何々ケーブルだけ確認させてくださいとキャラがゲームをしているおれに直接話しかけてきたが少し放置したところやっぱり大丈夫でしたと言われたのでこんなことキャラに言わせるんだなと思う夢を見た。これスパロボっぽかった気がする。起き抜けには、アイテムをためらいなく使うので隣にいたやつにびっくりされる夢を見た。エリクサーとかをな。
今日は手元に作りかけの音楽があり、その作成作業が大体終了しているものの、分割しないと奇妙に聞こえるかもしれん、という状況下で、ひとつ分割位置を間違えるという失態を犯してしまったので、これを直すためにさらなる時間を注ぎ込んでいたら、いつもなら読んでいるはずのインターネットニュースがまるで読めなかったので非常に苦しい思いをした。なんで苦しいんだよ。時事に触れてないと頭おかしくなるのか。ともかく分割作業が終わってみると本当に何をする時間もなく、せめて、せめてニュースをひとつだけでも! とニュース一覧の一番上の記事をバッと開いたら、新元号の令和ルービックキューブが発売とかいう非常にどうでもいいニュースだったので強いため息が出た。いや、音楽分割とニュース欲で一瞬頭がおかしくなって、このルービックキューブ欲しいとなりかけたけど、すぐに気付いたよね、タダじゃないと欲しくないって。
今日は出かけるときには全然気付いていなかったんだけど出かけて書店の前を通った瞬間、不意の閃きによりすんでのところで思い出したので、まず雑誌を受け取った。それからガレージの古書店に行ったけどここではジジイがまるでおれが普段やっているような感じで古本を求めて這いつくばっていたので軽く見るだけにしてマンションへ逃れる。こんな様子を見せられたらまた夢に見てしまう。とにかくマンションに到着して、ここでは当初からの目的であった男女の本を買った。帰宅したら側溝でパンとコーヒーを横においてストロング清酒をいただく。日本列島は広く晴れるようだが、それでも明日の金沢は雨らしい。明日は投票があるんだ、困る。明日は投票があっておれが小学校に入学する日なんだ!! 困る!!!
深夜にもまた音楽の作業をしていた、今度はジャケ作成だ。いつもはそんなに手間取らないんだけど、今回はパブリックドメインの画像を探していたらのっけからグロ画像を見せられてしまうなどかなり強い衝撃がありしかもどれもこれもしっくりこないという事情も重なったため作業が困難を極めて午前二時になっても一歩も進んでいないという有様だった。これはまずいと直感したね、なぜなら今日はヤングガンガンを読む日だったから。それで、しょうがなく音楽の方の最終調整を自動処理で行うことにし、おれという人体はまんが雑誌を読むことにした。ヤングガンガンの感想はいつも通り書かないが、そういえば死んだ作家の作品ってスピンオフもあったから大変だよな。あっちは構想が残っていてまだ書けるとかいうことはないのだろうか。スマホ版限定のサイトでやってる連載だから全然分からないんだよな。いや、おそらくタブレットでも読めるんだろうけど、手持ちの性能が低いタブレットでわざわざまんがとか読みたくねーし。