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寝た状態でこぐチャリことリカンベントをしかも水色と白色の二色使い分けて全員を追い抜いたんだけどこんなに寝ちゃってて大丈夫かなあ警察に怒られないかなあなどと余計なことを考えていたらバランスを崩して転倒したし体勢を持ち直そうともたもたしてたら全員に抜き返されたし一番遅れてきた男子高校生ふたりは話しながら自転車を漕いでいて工場地帯に入ったときに日本円を大量の銅に変えるより純金で持っていた方が嬉しいとかいう話をしていてそりゃそうだが日本の通貨が純金だった時代っていつだよと思っていたら片方が下水道みたいな極端に狭くて暗い場所に入って真上にものを投げると天井を貫通して友達のところに転送されるらしく友達からも当然ものが送られてくるのだがゴミのようなものしか転送されてこないし見かねたおれがいい古本を持たせてやったところ悪いッスという返事をされたが明らかにいらないという目つきだったしその本はおれも持っていたんだけどその場のノリでそのまま古書店から買って帰ってしまい店を出たところで気付いて返品できるかなあと心配だったんだけど挑戦してみたらあっさりオッケーと言われて他のやつより全然マシという愚痴になり以前ライバル店がオープンするときに仕入れのためにまとめて買っていく業者がいたんだけど大変に素行が悪くて何回か追い返してるのに手を変え品を変えやってくるという話を聞きながら返品処理を終わらせたらサービス券をもう一枚もらえた上ビニール袋ももう一枚もらえて異様にかさばる状態になったがこっちが悪いのでそのままもらって帰りスーパーの中を通過してたらそこにいた集団のひとりが家族っぽかったけどあえて無視して駐輪場に向かったけどないしチャリどこに止めたっけとなったがそうかそうか思い出したと裏の駐輪場に行ったらおれの赤いチャリがなくなっているように見えて実は徹底的に分解されてあちこちに引っ掛けられている状態でパーツを集めることはできても組み立て方が分からないので途方に暮れていたし心配して見に来るひとはいるが手の出しようがないからかそのまま去っていくし手持ちの金額じゃ自転車屋も呼べないなと百円玉五枚を握り締めて呆然とする夢を見た。これ起き抜けの夢だけど自転車を分解されるという悪夢であるため強く記憶に残っていたし、しばらく五百円の入っていた左手を握り締め続けていたので、夢からは覚めているが手の中に五百円は確かにあるという奇妙な感覚に襲われた。落ちる夢とかもそうだな、最近は見てないけど落ちてる途中で目が覚めたら目が覚めていてベッドに横たわってる自覚があるのに落ちていく感覚が残っていて変になっちゃうやつ。
人様がクリーミーなコーヒーを飲んでいる様子を写真で見て思ったんだけど、そろそろベトナムコーヒーを作って快適に過ごしたいな。そのためには練乳が必要なのだが、はっきり言って練乳みたいなそのほかに使いようのないどうでもいいものを買うのは非常に腰が重いし、そのせいでスーパーの前を通ったときは必ず忘れている。しかも前回、練乳を買ったらしばらく使わない期間が発生したんだよな。コーヒーは結局そのまま飲んだ方がうめえってなるから。でも、不意に飲みたくなる瞬間もある。多分そのときは、脳に糖分が足りていないんだろう。ところでインターネットニュースを読んでいたら、政治の話題を避けるのも政治的だと主張する意見に出会った。こういうのとかさあ、宗教を否定するのも無宗教という信仰だとか言うなら、労働を拒否することも労働の一形態として給料を支給するべきでしょ。労働に関してはマジでそうなればいいとはいえこの主張のキモはそこではなく、要するに否定派をやっつけたい奴らがお手軽に使う武器が「○○をしないのもまた○○」理論だって話。でもこれはお手軽だからすぐにひっくり返されちゃうしバカバカしいんだよね。だって遊びは重要で、政治の話をするのも一種の遊びみたいなものって言い返せるじゃん。まったく不毛なやり取りに過ぎない。ともかく労働は嫌なんだ！　やりたいことや知りたいことがたくさんあって働いている場合じゃない！！　タイの八十二歳の労働男性は廃品回収の途中で暴行を受けて死ぬし、しかもそのシーンが放送までされてしまう。厳密にはその監視カメラの無音映像を見たんだけど、蹴ってヒットした瞬間だけそのヒットした部分をモザイク処理してて意味不明だった。間違いとは思えないし、どういう慣習があるんだろ。タイ人の頭撫でちゃダメみたいな感じで禁忌が存在するのかな。
今日は神社に行った。それは街に行くルート上にあるためいつもならそのまま街へ出かけるんだが、今日は気分が変わったので踵を返して近所のブックオフへ向かった。が何もない。本当に何もなくて後悔したので、珍しく高い本のコーナーを眺めていたら不意に欲しいものを発見した、しかし高いコーナーなだけあってマジでメチャクチャ高い。Amazonでは値下げされていない四千円超えの本であるとは言え、中古で三千円というのはあまり安くなっている印象がない。ブックオフって最近そんな本多いよね、二割ぐらいしか安くなってなくて、その値段でブックオフの中に保管というより立ち読みに任せる完全なる放置状態にさらされているものを買うぐらいなら、新品を買った方が絶対にマシでしょと思える。いやー高い高いと言いながら店を出て、そのあとリサイクルショップに行く。まだ残っていた、あの、オシャレクソキントーのコップを見てから、近所の酒屋で安い茶と安いワインを買って帰宅。茶はかねてから買わねばならないものだったので、やっと買えたという感じ。晩飯食ってるときにテレビを見てたけど、ずっとふんどしの男たちが映っていて不快だった。
夜中は頭痛があったのでブルーライトを物理的にカットしたりしてたけど、まったく引かない。引きそうで引かない。即ちやる気が減少している。しかも午前二時を超えた辺りから頭痛が本気を出してきたが、あとちょっとで寝るわけだし、今から薬を飲む気にもなれない、このような状況下では床でゴロゴロする他なく、時間が無駄に過ぎていくことをただただ恨み、呪っていた。寝る直前に一円の本買ったら少し頭痛収まったんだけどなんだよ、まあ多分少し興奮したからだと思うが……。