ぐ戒

おれの隣の部屋の景色がぜんぜん違うのは最近できたこの障子一枚隔てただけの隣の部屋が高級ホテルだからだが位置的にそこまで変わってないのにこんなに景色って変わるんだなと感心していたら寝台も頭の上がドーム状のガラス天井になってるしおれの部屋のそれは足の部分なんだよなと羨ましがる夢を見た。なんで足の部分に天窓があるんだとも思うんだが、足の部分なら枕を足の部分とやらに置いて寝れば良くない? あと、車に乗せてもらった赤信号ギリギリを攻められて結構怖い思いしたし昔のバイト先の酒屋のハイエースもメチャクチャ信号無視してたけどお互い渋滞に捕まってどうやっても先に進めなくなったので降りて渋滞の先の温泉に別の団体と争うようにチェックインしたら黒い影が見えたんだけどそれは黒髪のガキでどうにかしてチェックインに割り込もうとするも無残に失敗しおれが冷徹なおばさんと書類を取り交わしていたら普通に失敗して申し訳ない気持ちになったけどどうしてマークシート式に好きな食べ物五十種類も答える必要があるのか分からない夢を見た。比較的よく覚えているが、それにしてもまたマークシートみたいな試験的なものを受けているな。あとあと、テストの点数が悪かったんだけど一年後に学力が上がっている気がしないし一年後また卒業試験でふざけてたら今度こそ退学を食らいそうだなと真剣になっていたら同じく試験に落ちた奴が図書館から借りてきたでかいクイズの本からめちゃくちゃ問題を出してくるしこいつも来年卒業試験組のはずなのにこれで付け焼き刃を施しているのかと白い目を向ける夢を見た。またテストの夢を見ている!!! 多分十一時すぎに強すぎる風の音で目が覚めたんだけど西から青空になってきているし今日の午後は快適そうだなと思う夢を見た、これがどこから夢になったのか分からんが、明らかにカーテンを開けた形跡がないので青空は確実に夢だ。
梅宮辰夫がレイバンの元締めみたいになってる写真を見て爆笑したのでとても爽快感のある目覚めとなってしまった。でもあの周辺のひとはあのグラサンかけるよなあ。むしろ現代の若者みたいなスマートな、と書こうとしたけど現代の若者もおそらくは「逆に」的な意味合いであのでけーグラサンかけてるか。とにかく、ついつい、じぶんの関わらないケンカを見てしまって、その結果興奮してしまったので、人生の位置ページとして完全に素行が悪い。その上カブトムシを食うアイドルの情報が流れてきてどいつもこいつも素行が悪い。ただし、これに限っては単純に話題作りだろうけど、カブトムシを食うアイドルという情報ばかりが流れてきて本人の名前もアイドルグループの名前も事務所の名前も流れてこないし、多分マーケティングに失敗してると思う。
めちゃくちゃ風が強くて寒い、この日しか雨の降らない日はないのになんて天気だよ〜とグチグチ文句を言いながら出かけた。まず本屋へ行き、雑誌を受け取る。続いてガレージに行って買うつもりのない江戸の本を少し立ち読みしてから、マンションへ向かう。ここは特に変わりなかったので、結局魔界図書館で異世界の書を抜き書きするといういつものパターンになった。グチった通り風が非常に強くてつらかった印象しか残ってないな。冷たい向かい風がおれの顔面と眼球を冷やし続けていてヤバかった。帰宅して大きいパンを食って満足していたら、Amazonマケプレで狙っていた商品が値上がりしていた。これはただ狙っていたというわけではなく、一定の金額になったら値段上昇、で再び値段が下がるという変な推移を見せる商品で、それ故どこで値段にストッパーをかけているんだ、いやらしい奴だ、見極めてやると思っていたものなんだよね。それで昨日は五十円まで下がっていたわけだから、どうもそこでストッパーをかけているんだろう。こういうの嫌いだし、最大限の嫌がらせとして次回は五十円で買ってやろうと思っていたんだが、その時まで商品が残っているかどうかは不明。
セフレこと世界ふれあい街歩きは、タイのチェンマイチェンマイは前も行ったよな、まあそれでも東南アジアだから許しちゃうところがあるが……と考えている内に早速城壁の中に入る、ストリートビューが動いている!! セブンイレブンと思しきコンビニの前が市場化している、これもストリートビューと一緒だな、なんでああいうところを市場化しちゃうんだろうな。その市場では放生会っぽく放すウナギやナマズがビニール袋に入れて売られていた。みんなが金運に恵まれますように、とか優しいじゃん。おれは恵まれてないけど、ウナギは焼くんだ。しかしこの様子を見ていると本当にストリートビューに音が付くと最高なんだろうなという気持ちになる。ちょっとした裏道に入り、長屋っぽい建物の少し向こうの寺の前に屋台が陣取っていてコーヒーを売っている。寺の前でこんな事すること自体はいいのか? しかも土地の精霊に赤いシロップをお供えしていて非常にパワーがある、精霊はシロップっていうものの存在を知っているのかな? また別のショップハウスには千羽鶴が吊り下げられていて、外れた宝くじを千羽鶴にしているとのことだったがなぜ千羽鶴の形状なのか、タイにも千羽鶴というものがあるのか、という疑問は解消されなかった。こんなの広島に送ったらブチ切れられそうだな、供養みたいな気持ちがあるんだろうか、鳥をぶら下げるだとか魚をぶら下げるみたいな話こないだもしてたもんな。西洋人が肉というか肌をむき出しにして歩いてる道路に出ると、向こうにまた寺が見える。入ってみるとでっかいホトケ・フェイス。五つの目があるキレたパンダみたいなのはシーフーハーターというらしく、霊界の父親が息子を心配してこの怖い獣に変身して降りて行ったらちゃんと世話してくれたので純金の糞をして帰り、その糞を売って裕福な暮らしをしたという報恩譚があるようだった。で寺の池に回ってみると異常な量のナマズが一帯を埋めていて、突き出した足場の上には餌をやる人々がおり、これもまた徳を積む行為であるらしかった。ここで励起子コーナーかと思いきやテレサテン博物館の話。流石に興味ないのでよく見ていなかった。謎のコーナーが終わり、道路の反対側に渡るカメラの足音がめちゃ聞こえる中、ミャンマーで出家してタイに来たアメリカ人女性という、字面からして面倒なひとに話を聞いてサワディカーてな感じだったが、そもそもその辺りは白人だらけであった、日本で言う中華街みたいなものか。洋書を売る店の白人の腕の毛もすごくて、ここだけマジでアメリカンな雰囲気ある。ケシの栽培地を巡る探偵物語みたいなのを紹介されたあとで店を出て、何らかの栽培地を発見し、謎の緊張感を持たせるくだりが発生。近付いてみれば野菜であり、趣味で作っているとのこと、その割にはすごい量作ってんじゃんと思ったら普通に売ってるし、趣味なのかそれは。また小洒落てはないが裏道的な雰囲気が多少ある場所にはギャラリーを兼ねたカフェがあり、なんか入り口近くの席でギター弾いてる奴がいるところからして西洋化されてはいるが、言うところのギャラリーは思ったよりでかくて感心した。デブはきれいだと主張する展示であるとのことで、ちょっと前に美しいデブを決めるコンテストみたいなのあったはずだし、その関連の展示じゃないのかなと思った、時期的にはこっちが先だろうし。そしてグルメコーナーになったけど虫料理は来ませんでした。ファック。シコシコする麺がおいしいらしいです、カノンジーン・ナーム・ンニャオという字面は結構良かったけどな。グルメコーナーから戻ると突然少年僧をつけ回すスタッフ、キモい!! 教育のための金がないから出家と言っていたしこれはよくあるパターンだな。感覚的にはよく分からんがよく聞く話だということは分かる。また、同じ道にある民家の前で通りすがりのひとが壷から水を出して飲んでいた。これが自由に使っていい水入りの壷らしく、手を洗うとかならともかく飲んでいるというのがすごい、苔がメチャクチャ乗ってる壷だぞ、概念がまるごと違うんだろうか、清潔な感じがしないんだが。しかもその誰かが飲んだあとに、これは昨日の水だからといって入れ替えていたけど、昨日の水を飲んでいたのかよとも思った。続いて向かった公園からは白人がもりもり出てきたが、どうも広場が騒がしい。足でやる羽根つきみたいな奴で大変に盛り上がっていたが、これって前もやってただろ、その頃見ていたモヤさまでやっていたのを見てその後セフレでも見たからよく覚えてるぞ、毎回映すな。寄り道コーナーはサンカムペーン温泉。あのさあこれは街歩きと直接関係ないんだが、「カメラあるからみんな緊張してる」って世界ふれあい街歩きはそういうこと言っちゃダメなルールなんだよ中村玉緒!!! さて温泉だが足湯的な川の流れみたいなものが作ってあって、そこにまあみんなが足を浸しているわけ、それは分かるがなんかレジャーシート敷いてるし、話によると一日中滞在してるみたいなんだが、そんなもんなのか? ピクニック感覚か?? 同じその足湯の川の横で作業をしていたので、一瞬その足湯で温泉卵作ってるのかと思ったが、流石に源泉を使うらしい、別の場所に案内される。つーか、タイ人も温泉卵食うんだな。タイの卵安全なのかな。最後に個室の風呂に案内されて寄り道は終わり。チェンマイは夜になったが、思ったよりネオンがない。減ったのかな? そんなこともないか、単純に運悪く暗い場所なのでしょう。夜の街を歩くのかと思ったらムエタイジムに入ってしまった、呼吸もできないほど疲れたムエタイムキムキ女に強引に話を聞く。それだけ。親指立てるオッサンがフレームインしてきて終わり。さすが東南アジア、普通に良かったけど、別の都市が良かったな。
それではまんがタイムきららMAXの感想を書きます。『こみっくがーるず』、カラーの扉が新キャラでしかもエロ枠だ。同期の絆をあれだけ羨ましがってたのにいざあてがわれるとキョドるのかわいいな。しかも唐突なキャラ登場じゃなくてちゃんと伏線を張っている。キャラが一気に崩れるところも微笑ましくて良かった。『ステラのまほう』、短時間エゴサ、分かる〜、そして勝手に落ち込んでいく。ネット上の知り合いのプライベートまで詳しくなるのキモくてウケる。話はどんどんシリアスになり、じぶんの好きなものに胸を張る展開へ。しかしここからまさかのガチレズ展開!! 『きんいろモザイク』、水着着たまま勉強という過酷な現場。しかも嘘をついている!? という流れるようなツッコミ、爆笑してしまった。後半は結構エエ話に移行しつつある中、飛行機を拒否するキャラに対する手当てが物理的で笑った。『私を球場に連れてって!』、あんなにメシ食ってるから金の概念ないと思ってたらちゃんと金欠になってる。というわけでバイトだが普通にビールの売り子だと思ってたらお茶売らされてて笑った。ビールは子供に売れないからな。本当は見下してる発言とかダフ屋ツッコミなど小技もいいていた。『彼女がお兄ちゃんになったらしたい10のこと』、前回のチビが主人公の座を奪いに来る。オラオラ系なのに威勢が悪いのが面白いが、意外と家族には慣れていくので主人公が居場所をなくす、からの妹アタックが見事だった。しかしチビも一応女なはずなのにスケコマシエピソードで鼻血出すんか。『タベモノガタリ』、豪華な食堂に行く話。五千円のセットとか学生の空値段じゃねーだろというポイントを華麗にスルーしてて面白い。今回の題材はクロワッサンだが、後半の鳥界の北京ダックは北京ダック、キャラを見せないやり口、髪型の気付き方がいずれも良かった。『どうして私が美術科に!?』、絵の具を作る授業だがみんながはちみつに食いつく。声だけで隣の教室の様子を表してるのいいな。あとブルースクリーン色の絵の具作ってるところで笑った。友情は泥臭いみたいな展開になるのかと思っちゃった。『サジちゃんの病み日記』、うーんこの作品たまにこの手の展開あるな、主人公組は猫にササミをやるというほのぼのシーンなんだが、明らかにシリアスを匂わすように「道具」を準備してるシーンが何度も挟み込まれていて、怖さを演出している。『ご注文はうさぎですか?』、受験の日だが重苦しさは一切なし。おまじないは姉直伝ということで通話するのも巧みな展開だし、それで過去のエピソード掘り起こされるのも微笑ましい。布団に食べられる表現もいいよね。『魔法少女のカレイなる余生』、主人公と同級生以外結構な高齢者なはずなのに甘えたりゴネたりする、めちゃくちゃな年上がゴネを引きずる話。ヤケミルクって何だよウケる、ヤクっぽいな。作戦が思いの外効き過ぎるっていうのかわいいんじゃないですか。最後のカップリングも良い。『本日わたしは炎上しました』、炎上狙いというかただのヤンキーっぽくて笑える、花壇踏み荒らすって何だよ。でも一番良かったのはパコりましょうってコメントの部分だな、日常系四コマでパコるって文字列見るとは思わなかった。犯される発言とセットで一本。『ももいろジャンキー』、ヤンキーだと思っていた相手と昼飯を食って打ち解けていく話。幼児エピソードでヤンキーのかわいい顔が見られて主人公もテンション上がるといういい流れなのだが、やはり冒頭の女児服着る異常者がすべてをブチ壊していて最高だと思った。『ぼっち・ざ・ろっく!』、連載開始カラーで風呂シーンだが風邪をわざと引くための氷風呂なので笑った、その後の風邪引け連呼も強さがある。何かに気付いた様子だったのに仕事しろって怒るのも面白いし、千歩進んだと思ってたのに一歩扱いというのも良かった。マンゴー仮面ひどすぎるのに喜んでる……。『しろいぬシンドローム』、犬なのに日本語は喋れて文字は書けない感じだったが文字の上達がスピーディーだ。先生の受け答えの刺し身部分はウケた、いわゆる刺し身にたんぽぽってやつだな。あと口に入れても大丈夫なクレヨンを選んでるところがかわいい。『合体アイドル!スノウちゃん』、憧れがすぐ目の上のたんこぶ扱いとかゲラゲラ笑った。その憧れの存在がじぶんたちの真似をした話、流れ的に歌詞を書く奴が徹底的にバカにされていて良かった、ハブんなや。あと出る杭を乳房と捉えて揉みまくるの面白いな。そこから終始乳だったし。『のけもの少女同盟』、メインキャラのひとりのロシア人気取りを一般?? の生徒が観察気味にナレーションしていく、セミが来たら誰だって怖いだろうが! それにしてもアイドルのカードで釣りをするとは卑怯だ。後半の三人が集うシーンのロシア人の主導権取った感可愛くて面白い。ゲーム自体は下手だし。『ななかさんの印税生活入門』、テンプレと言えば池の事件といえば逆さまの足だな。メインテーマは小説のネタさがしか、観光地はひとが多い、から逆にそういう奴らが被害者になる話が書けるという発想の転換が良かった。どこから出したか分からないシャベルも良い。戦前の排水口は別のひとの好みの場所では……。ツッコミ役不在の心配を真剣な目でしているところも爆笑してしまった、今月は濃度が高い。『はんどすたんど!』、まだまだ大会は続いている。バラ科多年草ネームという遠回しな言い方に自らの名前への嫌悪度が伺えてウケる。今回は努力が報われて案外演技がうまくいく流れなんだが、それでも顔面や動きに荒削りな部分があって面白い。想像上のやさぐれ感すごすぎだろ。『JKすぷらっしゅ!』、水着を貸したらスカートも下着もなかったって、それ下半身丸出しになるまで気付かないのいくらなんでもおかしすぎるのでは、爆笑した。この水着貸す・貸さないの話から生徒会に流れが及ぶの、結構見事なストーリーで感心した。『ばーど☆わーくす』、アイドルの買ってきた鳥が主人公だがアイドルが部屋を出ていくと片割れが人間に変身してビックリ、という流れを見るとアイドルには秘密なのか? 店を経営しているらしいがいきなり使いっ走りさせられてて笑った。一貫して声がでかいのもいい。『魔王よ、我が母となれ!』、ちょうど別のサイトで魔王のママになる話を見ているからその逆バージョンだなと思った。一足遅く現実世界に転送された女勇者が女魔王に救われる話、いきなり美容室行ってよく髪切ってもらえたな。あと和食への馴染み方がすごくて笑える。最後には十七歳小学生を誕生させるために魔力を使っているのでそこも良かった。『TCGirls』、突然のご都合夢展開、しかも明晰夢だ。とにかく主人公が夢だと認識しているため徹底的にご都合主義に傾いているのが清々しくて笑った。というか途中のナイスバディーの敵が結局自分自身だったんだけど、あんなにスタイルいいのか主人公。『こをり堂ロマンチカ』、妖怪の里みたいなところに人間の陰陽師が流れ込んでくる話。悪霊退散と商売繁盛の札を間違えているところがキモだな。主人公のつらら女が全編に渡って活躍していて良い。しかしかき氷で腹は膨れない気がする。『メスネコ輪廻』、発情期が来た! と言ってもネコ的にそうなので、そこまで激しいことにはならないが学校へは行く。ライバルとの絡みのあと、性欲を果たさないとオス猫に戻るというきつい設定を付与されていて笑った。しかもライバルが実はレズ大好きだし。『ゴスロリJK無人島漂流記』、でかい奴が帰っていくときに普通にバリアがなくてみんなが狼狽する、これは帰れちゃう流れか、と思ったところにバリアの張り直しの様子を見てしまう。まあでもそれはこの作品のノリなので、寂しかっただけというところに落ち着いちゃうのがかわいい。これからも一緒だよ! とか言ってるので最終回が極めて近そうではある。以上です。