ぐ戒

あれさっきまで夢覚えてたのになっていう違和感がまず朝起きてすぐの感覚。こういうことはままあることでシャワーを浴びると思い出すこともあれば他のちょっとした動作のついでに突然思い出すこともあるしまったく思い出さないこともある、これが記憶力のせいだと説いていた新書があって、記憶力は速読術を高めれば自然に備わるとも書いてあり、キミの読書はおかしいとも断言されていた。つまるところおれの読書を改善すれば夢をもっとたくさん覚えてこれるとのことだったので、安心して無視した。ただ明らかにバイトしてたときより夢のパターンが減ってるんで(金を返さない)他人と喋ってたことは夢のパターンを増やす手助けになっていたんだなーとしみじみ考えたけど、いま求人雑誌とか見ても全部のうち半分以上が嫌いな飲食系だし、裏側白かったらメモにしたいぐらいの欲望しか芽生えない。
外食、本当に興味ないと思うのは、多分交遊範囲が狭いっつうか、外食に行くような友達がいなかったからだと思うんだけど、結果的に金かからないし今のじぶんには好都合な結果をもたらしていることから導くと、ああよかったなっていう強がりが出てくる。その強がりはあくまで交遊範囲に置けるものであって本当に外食には興味がないのでなんでわざわざいづらい外なんかに行って普段よりも高いメシを食うのか意味が分からないんだけど、家の中にいづらいひとが外食に行くのかなとという風に前提を裏返してみれば、食事を軸に動いてるひとの心理も窮屈だなと思うとともに、外食嫌いという感覚の根っこにはそもそもいろんな種類の食事に興味がないと言った方がいいのかもしれない。毎日クラッカーしか食えない料理人みたいなやつとか、毎日サンドイッチみたいな奴しか食ってない外人のガキとかいたけど、大変だなーと思うより羨ましいなーと思う。少なくともじぶんの食事についてはまったく考えなくていいというのが楽そう。
夢、今になって思い出した場面がファックス受け取る部分で、別に現実にもある普通の出来事で恐縮です。白地に緑のプリントがなされていた。
出かけて雑誌と本一冊買って帰った。そもそも天気予報が不安定で、晴れの予報でレーダーにも雨雲が写ってなくて降水量の記録もゼロばっかりなんだけどどう見ても窓に水滴が残っていて空は黒くうねっている、という状態でどちらを信用すればいいかといえばもちろん当たらない天気予報よりじぶんの直感を信じて出かけない方が吉だし、そう考えているうちにも一雨降ってきたりしてるので、出かけないでおきたいところを実際は雑誌の発売があるので出かけなくてはならず、せめて空が明るくなるまでと待っていたら15時半、例の、出かけるには遅過ぎる時間帯の15時半になってしまったのでやや暗かったのではあるがでかけ、そして最初に書いた物品を調達したのだけど、どうやら降ったらしい雨をブックオフの中で無意識にやり過ごせていたので雨は降ったけど濡れなかったというじぶんにしては珍しい撃退感があったので悠々と自宅に帰ったというわけ。
あとは雑誌の感想を書くとして、最後に一点書くとすれば飯食ってる途中にパソコンに用事があったのでちょっとだけ付けて作業して飯に戻って十分後ぐらいに戻ってきたらパソコンのファンが爆音をあげておりディスプレイを見るとフリーズしている。それ自体は驚くことじゃなかったけども再起動するとどこからか明らかに耳障りな、オーブントースターで食パン焼いてるときみたいな音が常にする。それがやけにうるさくてその後の集中力を欠いたばかりか、なおす手段がまったく見つからなくて常にイライラして、もうこれから先ずっとこの音と暮らすのかと思うとうんざりすることこの上無しといった有様であった。
それではコミックブレイドアヴァルスの感想を書きます。新連載&巻頭カラー、焔の柩、カラーの力み具合から見て期待したんだけどそれと白黒ページのギャップが激しい絵柄の典型的なパターンだった。粗い絵に安定感がないと馬脚って感じする。内容はタイムスリップしたとはまだ書いてないとはいえそれっぽい、先の展開がすんなり予想できないのでいい。docca、今までで一番物語らしい話。それでも無理矢理なのかもともとなのか突然強烈な男色が入ってくるのは何。イルゲネス、アクションから主人公の懊悩に姿を変えてから密度が濃くなったとはいえ先月の抱き合いっぱなしの展開から実家というフレーズが危険をともないがち。忘却のクレイドル、あれだけ特殊な設定なのに行為自体が暴走という言葉でくくられてるのはもったいないけど、危機感がよく出てていい。でも食料の話してると後で辻褄会わなくなるかも。番狗、なんだろ、コメディ回? ちょっと無難に話を引っ張ってる感じもするし、ファンサービスなのかも知れないけど本筋が遠い。なかよし公園、出世きつい!!! 蜜柑次郎、再連載開始でしかも突如続きから。小人のクオリティを見る限りこの作者には無理矢理読み切りを引っ張らずに別のまんがを書かせた方が面白いのでは。狂車掌、読み切り、主人公死なないのかよと思う傍ら、あれって無罪放免じゃないよなとも思う。全面的ではないとはいえ細部を書いてあったのがよい心地。うさひよ、オタク的趣向の面にネタが集約しつつあった。NOBLE SAVAGE、いつも物足りなさを感じる話だったけど今回は展開が読めなかった。その他、特にひとの表情なんかに物足りなさは感じるけど、毎回こういう驚かしがあればいい作品になるのになーとぼんやり考えた。パンゲア・エゼル、話が結構進んでるから安定感はあるけどクライマックスが未だ見えないな。謎の男の素性はまだ謎のままだし。全体的には、いい。ハートの国のアリス、連載期間にして半年前からやろうと思って田であろうことに関する決着。いろんな恋のパターン見せられてるみたい。カウントダウン7days、意外とエロい展開! アヴァルスにしては珍しい。ババくさいといえばそれまでだけど、7日限定の設定をうまく抜けてどう話をつなぐのか気になってるし期待してる。東京ラストチカ、新連載、大正ロマン恋愛模様みたいな話、設定は明治末期だけど。直球恋物語という感じがする。とりあえずじぶんのルーツを巡っての一悶着。最果警察、賞取ったので読み切りの四コマ何だけど、たまに面白いところがあるとはいえ力が抜けすぎててダルい面もそこそこある。tactics、番外編とはいえ一個の話として書かれていた、むしろ久しぶりに話が閉じたので清々しさすらある。エレメンタルジェレイド、まったく予想通りの展開。この辺で終わるのかな、まだ続けるにしてはあまりにも展開を引っ張り過ぎ。仮寓のペレルマン、見方によっては終わりそうにも見える、雑誌内のまんがのパターン的にいってもこのまんがは残って欲しいし、はぐらかしが想像を誘うのでそもそも好き。モノクローム・ファクター、ウッまた回想になるんじゃねーだろうな。ステージクリア型の最終決戦はよほどキャラを引き出してないとダレる。せんがく、重版出来とか書いてある、売れてるんだなー、でもこの掲載位置。話としてはうまく受け取れるけど逃げ惑う生徒に必死さが見えないのが多少気になり、あとうちの百万石大将を変なキャラにするのやめろ。めくるめくはいつもどおりでした。以上です。